JPS646453Y2 - - Google Patents

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JPS646453Y2
JPS646453Y2 JP1984061653U JP6165384U JPS646453Y2 JP S646453 Y2 JPS646453 Y2 JP S646453Y2 JP 1984061653 U JP1984061653 U JP 1984061653U JP 6165384 U JP6165384 U JP 6165384U JP S646453 Y2 JPS646453 Y2 JP S646453Y2
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JP
Japan
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valve
closing
opening
hole
cap
Prior art date
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JP1984061653U
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English (en)
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JPS60173775U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、通常ソレノイドによつて弁を開閉
し、停電時には手動開閉装置を使用し、弁を開閉
するパイロツト作動式自動開閉弁に関するもので
ある。
〔従来技術〕
一般に、パイロツト式自動開閉弁は第1図にお
いて弁口5を開閉する弁体6の上部に圧力室7を
設け、該圧力室7と、弁箱流入室2側は、流入側
オリフイス9を介して連通すると共に、圧力室7
とキヤツプ17に形成された、流通孔21及び流
出側オリフイス10とを制御用開閉弁8を介して
連通するように構成されている。上記制御用開閉
弁8を閉じることにより、流入室2側の圧力が圧
力室7内に蓄積され、この圧力によつて弁体6が
弁口5を閉じ、又制御用開閉弁8を開けることに
よつて、圧力室の圧力が流出室3側へ放出され、
弁体6が開くものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来のパイロツト式
自動開閉弁では、停電時にソレノイドに通電する
ことができないため、弁を開閉することが出来な
かつた。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本考案においては、これにさらに手動開
閉装置を組込んでこの欠点を改良し、停電時にお
いても弁の開閉を可能とするパイロツト作動式自
動開閉弁を提案するものである。すなわち実用新
案登録請求の範囲記載のとうり、本考案における
パイロツト作動式自動開閉弁は、弁箱1の流入室
2より流入側オリフイス9、弁体6とキヤツプ1
7とで構成される圧力室7、前記キヤツプ17の
内部流通孔21、制御開閉弁8のオリフイス1
0、前記弁箱1に設けた放出側流通孔14を経て
弁箱流出室3に連通するパイロツト流路を備え、
前記制御開閉弁8のオリフイス10の開閉作動に
よつて開閉するパイロツト作動式自動開閉弁にお
いて、前記キヤツプ17には、側壁より前記オリ
フイス10と前記放出側流通孔14とを連通せし
めるように手動開閉装置11の挿入孔18、該挿
入孔18と前記圧力室7とを連通する手動開閉流
通口22を設け、前記手動開閉装置11の内部流
通孔12と前記放出側流通孔14とを連通するよ
うに設けたキヤツプ17の接続孔に連設してキヤ
ツプ17の軸中心に関し円周上に円形溝20を凹
設し、前記挿入孔18と前記円形溝20とを連通
する側壁部の接続孔を設けると共に、前記キヤツ
プ17の挿入孔18には、前記内部流通孔12
と、前記制御開閉弁のオリフイス10側に設けた
放出側パイロツト流路のシート部16に螺進して
密接に着座せしめるシート部15と、前記内部流
通孔12と前記円形溝20とを連通する側壁部の
流通孔13とを設けた前記手動開閉装置11を有
することを特徴とするものである。
〔作用〕
本考案では、通常時は、ソレノイド弁等の制御
開閉弁の開閉によつて遮断、連通されるパイロツ
ト流路の一部に、また停電時などの非常時におい
ては、制御開閉弁をバイパスするパイロツト流路
を構成せしめるように手動開閉装置を配したもの
である。すなわち、通常時にあつては、キヤツプ
の手動開閉装置挿入孔の制御開閉弁側に設けたパ
イロツト流路のシート部と、手動開閉装置の内部
流通孔先端部に設けたシート部とが密に着座し、
圧力室に連通する手動開閉用の流通孔を遮封せし
め、弁流入室より圧力室、制御開閉弁を介して弁
流出室に至るパイロツト流路を構成し、制御開閉
弁の作動により弁口が開閉する。
また、非常時にあつては、手動開閉装置を螺退
することにより、前述のシート部が解放され圧力
室のパイロツト圧力は、手動開閉用の流通口によ
り制御開閉弁をバイパスしてパイロツト流路を構
成するので、制御開閉弁の作動とは関係なく弁口
を開閉することができる。
〔実施例〕
次に図示の実施例により本考案を詳細に説明す
る。第1図中1は弁箱で、この弁箱1内には、流
入配管側に接続される流入室2と流出配管側に接
続される流出室3とが形成され、これら流入室2
と流出室3とは、隔壁4によつて仕切られ、この
隔壁4には流入室2と流出室3とを連通する弁口
5が形成されている。そして弁口5には上方から
弁体6が着座し、該弁口5を開閉するように構成
されている。弁体6の上方には圧力室7が形成さ
れ、圧力室7内の圧力を調節することによつて弁
口5を弁体6で開閉するものである。
制御開閉弁8で弁を操作する場合のパイロツト
流路は、弁体6側壁に穿孔された小口径のオリフ
イス9を通り、圧力室7、キヤツプ17の流通孔
21を経て、制御用開閉弁8下方に設けられたオ
リフイス10、手動開閉装置11の内部流通孔1
2、並びに手動開閉装置11の側壁に穿孔された
流通孔13及びキヤツプ17の裏側に凹設した円
形溝20を通り、放出側流通孔14を経て、流出
室3に連通する。又手動開閉装置11によつて、
弁を開閉する場合のパイロツト流路は、第2図に
示すように手動開閉装置11の先端のシート部1
5を流通路のシート部16より離して通路とし、
圧力室7、キヤツプ17の手動開閉用流通口2
2、手動開閉装置流通孔12,13、円形溝20
を経て放出側流通孔14、流出室3に至るもので
ある。
手動開閉装置11は第4図に示すように先端部
に円錐形のシート部15を設けてあり、これがパ
イロツト流路のシート部16に密接するようにな
つている。そしてその内側には先端部に開口する
内部流通孔12が穿孔してあり、さらにその側壁
の放出側流通孔14に略一致する位置には流通孔
13が穿孔されている。又該装置11外周には、
O−リングを介し、キヤツプ17に設けられた手
動開閉装置挿入孔18とを封止している。該装置
11の外周には、キヤツプ17の該装置挿入孔1
8のネジ19aと螺合するネジ部19bを有し、
該装置11を回転して、該装置11のシート部1
5をパイロツト流路のシート部16から離してそ
こに通路をつくり、圧力室7内の圧力を流出室3
側へ放出して、停電時手動で弁を開閉することが
できる構造である。
又第3図に示すようにキヤツプ17の裏面に
は、放出側流通孔14に略一致する位置に断面矩
形の円形溝20を構成し、手動開閉装置11をい
ずれの方向に取付けた場合にも、該円形溝を通つ
てパイロツト流路が形成される構造である。
〔考案の効果〕
従来のパイロツト式自動開閉弁は停電時におい
て、ソレノイドに通電することができないため、
制御用開閉弁8を操作することができなかつた
が、本考案では、上述のように2つのパイロツト
流路を形成し、通常は制御用開閉弁8によるパイ
ロツト流路で弁を開閉し、停電時には手動開閉装
置11を回転して手動用のパイロツト流路を構成
し、弁を開閉するようにしたものである。
又、手動開閉装置をいずれの方向にも取付ける
ことのできる構造としたので有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の縦断正面図で、通
常のパイロツト流路の状態を示し、第2図は同上
の手動開閉装置を作動させた時のパイロツト流路
を示す部分断面図、第3図のイは、同上のキヤツ
プの縦断正面図、ロはその裏面図、第4図は同上
の手動開閉装置の縦断正面図である。 1……弁箱、2……流入室、3……流出室、4
……隔壁、5……弁口、6……弁体、7……圧力
室、8……制御用開閉弁、9……流入側オリフイ
ス、10……制御用開閉弁のオリフイス、11…
…手動開閉装置、12……手動開閉装置の内部流
通孔、13……手動開閉装置側壁の流通孔、14
……放出側流通孔、15……手動開閉装置のシー
ト部、16……パイロツト流路のシート部、17
……キヤツプ、18……手動開閉装置挿入孔、1
9a……手動開閉装置挿入孔のネジ、19b……
手動開閉装置外周のネジ部、20……円形溝、2
1……流通孔、22……手動開閉用流通口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁箱1の流入室2より流入側オリフイス9、弁
    体6とキヤツプ17とで構成される圧力室7、前
    記キヤツプ17の内部流通孔21、制御開閉弁8
    のオリフイス10、前記弁箱1に設けた放出側流
    通孔14を経て弁箱流出室3に連通するパイロツ
    ト流路を備え、前記制御開閉弁8のオリフイス1
    0の開閉作動によつて開閉するパイロツト作動式
    自動開閉弁において、前記キヤツプ17には、側
    壁より前記オリフイス10と前記放出側流通孔1
    4とを連通せしめるように手動開閉装置11の挿
    入孔18、該挿入孔18と前記圧力室7とを連通
    する手動開閉流通口22を設け、前記手動開閉装
    置11の内部流通孔12と前記放出側流通孔14
    とを連通するように設けたキヤツプ17の接続孔
    に連設してキヤツプ17の軸中心に関し円周上に
    円形溝20を凹設し、前記挿入孔18と前記円形
    溝20とを連通する側壁部の接続孔を設けると共
    に、前記キヤツプ17の挿入孔18には、前記内
    部流通孔12と、前記制御開閉弁のオリフイス1
    0側に設けた放出側パイロツト流路のシート部1
    6に螺進して密接に着座せしめるシート部15
    と、前記内部流通孔12と前記円形溝20とを連
    通する側壁部の流通孔13とを設けた前記手動開
    閉装置11を有することを特徴とするパイロツト
    作動式自動開閉弁。
JP6165384U 1984-04-26 1984-04-26 パイロツト作動式自動開閉弁 Granted JPS60173775U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6165384U JPS60173775U (ja) 1984-04-26 1984-04-26 パイロツト作動式自動開閉弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6165384U JPS60173775U (ja) 1984-04-26 1984-04-26 パイロツト作動式自動開閉弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60173775U JPS60173775U (ja) 1985-11-18
JPS646453Y2 true JPS646453Y2 (ja) 1989-02-20

Family

ID=30590124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6165384U Granted JPS60173775U (ja) 1984-04-26 1984-04-26 パイロツト作動式自動開閉弁

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JP (1) JPS60173775U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5048220U (ja) * 1973-08-27 1975-05-13

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Publication number Publication date
JPS60173775U (ja) 1985-11-18

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