JP2668319B2 - バイパスユニット - Google Patents
バイパスユニットInfo
- Publication number
- JP2668319B2 JP2668319B2 JP5092322A JP9232293A JP2668319B2 JP 2668319 B2 JP2668319 B2 JP 2668319B2 JP 5092322 A JP5092322 A JP 5092322A JP 9232293 A JP9232293 A JP 9232293A JP 2668319 B2 JP2668319 B2 JP 2668319B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outlet
- inlet
- cock
- control device
- fluid control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Multiple-Way Valves (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
- Valve Housings (AREA)
- Taps Or Cocks (AREA)
Description
配管に配設して、スチームトラップ、バルブ等の流体制
御機器の装着姿勢に自由度を与えると共に、バイパス配
管を設けずとも流体経路の流れを止めることなく流体制
御機器を装脱着可能にしたバイパスユニットに関するも
のである。
ームトラップには、特公昭57ー28839号公報の他
に、実公昭48ー9229号公報、実公昭49ー399
44号公報、実公昭53ー32364公報等、種々のも
のがあるが、これらのスチームトラップはいずれもトラ
ップ本体の入口及び出口がケーシングの相反する側面に
設けられているため、スチームシステムへの配置が横配
管に限定され、縦配管には対応出来ない欠点を有し、又
何らかの原因によりトラップ本体に故障が生じた場合に
は、トラップ全体をスチームシステムのドレンラインか
ら取り外して良品のトラップを取り付けるためにドレン
ラインが分断されしまい、よってシステム全体を停止さ
せて交換作業をする必要があって甚だ面倒であった。
側を継続するバイパス管を設け、該バイパス管の中間部
及びスチームトラップとバイパス管の連結部間の配管の
夫々にバルブを設けることにより、バイパス管側のバル
ブを閉じると共に配管側の両バルブを開けて通常運転を
行い、スチームトラップの交換或いはメンテナンス時に
はバイパス管側のバルブを開けると共に配管側の両バル
ブを閉じて流路を確保する様にして、システムが稼働中
であってもトラップ本体の取り外しを可能にする方法が
採られていたが、かかる方法にあっては作業時に3個の
バルブの開閉を行う必要があって甚だ面倒な欠点を有
し、而も上記手段を達成するためにはスチームトラップ
の他にバイパス管及び3個のバルブが必要となるため、
かかる部品の組付け作業が甚だ面倒な欠点を有してい
た。
は無関係にスチームトラップ、バルブ等の流体制御機器
の取り付けを可能にし、又バイパス配管を設けずともシ
ステムを停止させずに流体制御機器の取り外しを可能に
する様にしたバイパスユニットを提供せんとするもので
ある。
基づく、従来のスチームトラップ、バルブ等の流体制御
機器はシステムにおける配設位置が限定される課題に鑑
み、弁箱の収容室と弁箱底部側の取付面における中央部
及び環状凹溝とを連通する送出孔及び送入孔を夫々設
け、一方取付面に装着する流体制御機器を取付面に対し
て回動させた際にも、入口と送出孔及び出口と送入孔を
常に連通状態と成る様にして上記欠点を解消せんとした
ものである。
全体を停止させずに流体制御機器を取り外せない課題に
鑑み、収容室に回動自在に介装したコックには、周面よ
り横方向へ貫設するバイパス路、及び該バイパス路の開
口位置より所定角度変位させたコック周面より底面へと
貫設した2本の中継路を夫々形成し、コックを回転させ
て流体を流入口からコックのバイパス路を介して直接流
出口へ流通させることによって、取付面に装着した流体
制御機器を介さずとも流体の流通を可能にする様にして
上記欠点を解消せんとしたものである。
すると、1は本発明に係るバイパスユニットの本体であ
り、該本体1は略T型に形成した弁箱2、該弁箱2に回
動自在に装着したコック3及び弁箱2上部に固設する蓋
体4により構成されている。
流出口6、上面中央部にはシリンダー状の収容室7、下
端面には取付面8を夫々形成し、流入口5及び流出口6
は同軸線上に形成すると共に収容室7にて開口連通し、
取付面8には同心状の2条の環状凹溝9、9aを形成して
いる。
柱形状と成し、コック3の上面中央部には丸棒状の操作
杆10を一体立設すると共に、該操作杆10の頂端面には四
角レンチ部11を形成しており、かかる操作杆10の上端部
を蓋体4より突出させている。
あり、該送出孔12は収容室7の底面における流入口5側
より取付面8中央部に至るまで蛇行させて貫設してい
る。
連通する送入孔であり、該送入孔13は収容室7の底面に
おける流出口6側より取付面8の内方の環状凹溝9まで
貫設している。
容室7側の口縁部に凹設した座繰りであり、該座繰り1
4、14a に環状のパッキン15、15a を嵌設すると共に、
該パッキン15、15a の上面とコック3の底面を密接状態
と成している。
設したバイパス路であり、該バイパス路16の両開口部は
流入口5と流出口6に対応する位置に設定され、又バイ
パス路16は中間部が両開口部より上方になる様に蛇行し
ている。
0度変位させたコック3の周面より底面へ貫設した中継
路であり、該中継路17、17a における周面の開口部は流
入口5と流出口6、底面の開口部は送出孔12と送入孔13
に夫々対応する位置に設定されている。
状に形成されているが、中継路17、17a とバイパス路16
間に十分な肉厚があれば直線状に形成しても良い。
あり、該パッキン18の内側面はコック3の外周面に対応
する凹面状と成すと共に、パッキン18と流入口5内周面
間にOリング19を設け、該Oリング19をパッキン18外周
面に周設された凹溝20内に装着すると共に、該Oリング
19の外周部と流入口5内周面を密接状態と成している。
ネであり、該バネ21は一対の皿バネ体の小径側を合わせ
る様に重ねると共に、流入口5の中間部に周設したバネ
止め突条22の内側に配設し、又パッキン18とバネ21間に
座金23を配設し、かかるパッキン18の内側面とコック3
の外周面、外周面と流入口5の内周面を夫々密接状態と
成している。
あり、該パッキン24の内側面はコック3の外周面に対応
する凹面状と成すと共に、パッキン18と流入口5内周面
間にOリング25を設け、該Oリング25をパッキン24の外
方の周縁部に周設された段差部26に装着すると共に、該
Oリング25の外周部と流出口6内周面を密接状態と成
し、パッキン24の内側面とコック3の外周面、外周面と
流出口6の内周面を夫々密接状態と成している。。
ネジであり、該止めネジ27はパッキン24の内側面をコッ
ク3の外周面に押圧する様に設けている。
の上面に当接する固定板28の略中央部に、下方部が固定
板28裏面より若干下方突出した円筒体29を設けて成り、
円筒体29の内周面下方部には内周鍔部30を周設してお
り、円筒体29の下方突出部を収容室7上部に嵌め込むと
共に固定板28を弁箱2に螺子止めする様にして、蓋体4
を弁箱2に固設し、コック3の操作杆10は円筒体29の中
央部に配置されている。
であり、固定板28における円筒体29周囲部に環状凹溝32
を設けると共に、該環状凹溝32内にOリング31を装着し
ており、該Oリング31と弁箱2上面は密接状態と成して
いる。
あり、該バネ33は一対の皿バネ体の小径側を合わせる様
に重ねると共に、コック3をパッキン15、15a 側に押圧
している。
内周面間に配設した環状のパッキンであり、該パッキン
34、34a は操作杆10の外周面及び円筒体29の内周面に密
接すると共に、下方のパッキン34a の下面と内周鍔部30
を密接状態と成している。
固定螺子であり、該固定螺子35の中央部にはコック3を
挿通させる通孔36を設けると共に、上方部には六角形状
のナット部37を設けており、かかる固定螺子35下端部と
上方のパッキン34間に座金38を設けると共に、パッキン
34、34a を内周鍔部30上面側へ押圧している。
チームトラップ、バルブ等の流体制御機器であり、該流
体制御機器39における弁箱2との接続部40端面の中央部
に機器本体41への入口42を開口すると共に、該入口42の
近傍に機器本体41からの出口43を開口し、入口42と出口
43間の距離は取付面8における送出孔12開口部と環状凹
溝9間の距離と同寸となる様に設定されている。
材であり、該固定部材44は接続部40に外嵌したリング体
45、45a 間に配置され、又46、46a は流入口5及び流出
口6に接続された配管である。
用について説明すると、スチームシステムにおける配管
46、46a を弁箱2の流入口5及び流出口6に接続してバ
イパスユニットを配設し、弁箱2の取付面8にスチーム
トラップ、バルブ等の流体制御機器39の接続部40端面を
当接させると共に、ボルトにて固定部材44を弁箱2に固
設すると、弁箱2の取付面8と流体制御機器39の接続部
40が圧接状態になると共に、弁箱2と接続部40をリング
体45を介して固定状に締着することにより流体制御機器
39を弁箱2に装着している。
端面における入口42と出口43の距離と、取付面8におけ
る送出孔12開口部と環状凹溝9間の距離は同じであるた
め、流体制御機器39における入口42及び出口43は、弁箱
2に対する流体制御機器39の角度に拘らず、常に送出孔
12及び送入孔13と連通している。
及び流出口6と中継路17、17a を連通させる様にコック
3を回転させると、流入口5から弁箱2内に流入した流
体は中継路17、送出孔12及び流体制御機器39の入口42を
経由して機器本体41に送り込まれると共に、該機器本体
41内を通過して流体制御機器39の出口43、送入孔13及び
中継路17a を経由して流出口6より弁箱2外へ流出する
様にして流通する。
ると、流入口5と送出孔12間及び流出口6と送入孔13間
が遮断されて流体が流入口5より先に流通せず、システ
ム全体が停止する。
ック3を同方向に更に45度回転させて流入口5及び流
出口6とバイパス路16を連通状態にすると共に、流体制
御機器39側へ流体が流れ込まない様にし、流体は流入口
5から弁箱2内に流入した流体はコック3のバイパス路
16を経由して直接流出口6より弁箱2外へ流出する様に
して流通する。
口するシリンダー状の収容室7を形成し、該収容室7と
連通する流入口5及び流出口6を横方向に形成し、収容
室7には回動自在にコック3を介装し、該コック3には
周面より横方向へ貫設するバイパス路16を形成すると
共に、該バイパス路16の開口位置より所定角度変位さ
せたコック3周面より底面へと貫設した2本の中継路1
7、17aを形成して、流入口5及び流出口6に配管を
接続し、弁箱2底面に形成した取付面8と密接状態で連
結する接続部40の端面の2箇所に出入口42、43を
開設したスチームトラップ、バルブ等の流体制御機器3
9を装着する様にしたことによって、通常運転中のシス
テムにおいて、コック3を所定角度回転させるだけで、
流入口5と流出口6及びバイパス路16を連通状態にす
ると共に、流入口5と送出孔12、流出口6と送入孔1
3は分断され、弁箱2内に流入する流体は流体制御機器
39側へは流れ込まず、バイパス路16を経由して流出
口6から下流側へ流出するため、流体制御機器39を取
り外しても配管は分断されずシステムは稼働を続け、よ
ってシステム全体を停止させなくても流体制御機器39
を簡単に取り外すことが出来る。
取付面8の中央部及び環状凹溝9と収容室7とを夫々送
出孔12及び送入孔13にて連通し、該送出孔12及び
送入孔13間の距離を、流体制御機器39の接続部40
端面における入口42と出口43間の距離と同寸とし、
且つ送出孔12及び送入孔13を、流入口5及び流出口
6と連通状態としたコックにおける2本の中継路と連通
する様に形成したので、かかるバイパスユニット1に対
し流体制御機器39を直接装着することが出来、而も取
付面8に装着された流体制御機器39における入口42
と出口43間の距離を、取付面8における送出孔12と
環状凹溝9間の距離とを対応させれば、流体制御機器3
9を取付面8に対して回動させても、入口42と送出孔
12及び出口43と送入孔13は夫々常に連通状態であ
るため、本発明に係るバイパスユニットを配設する配管
形態に拘らず流体制御機器39を正常に機能する姿勢で
弁箱2の取付面8に装着出来ると共に、取付面8におけ
る送出孔12と送入孔13と流体制御機器39の入口4
2と出口43が連通可能であればどの様な機種の流体制
御機器39にも対応出来る。
を接続するだけで、バイパス機能を具備した本体1のシ
ステムへの組付けが完了するため、従来のバイパス配管
を不要にして組付け作業の簡易化を図ることが出来る等
その実用的効果甚だ大なるものである。
縦断面図である。
トの縦断面図である。
スユニットの縦断面図である。
トの縦断面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 弁箱中央に上方開口するシリンダー状の
収容室を形成し、該収容室と連通する流入口及び流出口
を横方向に形成し、収容室には回動自在にコックを介装
し、該コックには周面より横方向へ貫設するバイパス路
を形成すると共に、該バイパス路の開口位置より所定角
度変位させたコック周面より底面へと貫設した2本の中
継路を形成して、流入口及び流出口に配管を接続し、弁
箱底面に形成した取付面と密接状態で連結する接続部の
端面の2箇所に出入口を開設したスチームトラップ、バ
ルブ等の流体制御機器を装着する様にしたハルブにおい
て、上記取付面に環状凹溝を形成し、取付面の中央部及
び環状凹溝と収容室とを夫々送出孔及び送入孔にて連通
し、該送出孔及び送入孔間の距離を、流体制御機器の接
続部端面における入口と出口間の距離と同寸とし、且つ
送出孔及び送入孔を、流入口及び流出口と連通状態とし
たコックの2本の中継路と連通する様に形成したことを
特徴とするバイパスユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5092322A JP2668319B2 (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | バイパスユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5092322A JP2668319B2 (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | バイパスユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06281075A JPH06281075A (ja) | 1994-10-07 |
JP2668319B2 true JP2668319B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=14051162
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5092322A Expired - Lifetime JP2668319B2 (ja) | 1993-03-25 | 1993-03-25 | バイパスユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2668319B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9312843D0 (en) * | 1993-06-22 | 1993-08-04 | Spirax Sarco Ltd | Condensate traps |
JP5511138B2 (ja) * | 2005-03-01 | 2014-06-04 | アジアワールド シッピング サービシーズ ピーティーワイ エルティーディー | ポータル装置およびその使用法 |
JP5065339B2 (ja) * | 2009-06-15 | 2012-10-31 | 株式会社ヨシタケ | スチームトラップ |
JP6501641B2 (ja) * | 2015-06-15 | 2019-04-17 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 流量制御弁 |
JP6864529B2 (ja) | 2017-04-12 | 2021-04-28 | 日立Astemo株式会社 | 回転式制御弁 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS638356A (ja) * | 1986-06-27 | 1988-01-14 | Nippon Oil & Fats Co Ltd | 高度不飽和長鎖脂肪酸アルキルエステルの分離精製方法 |
-
1993
- 1993-03-25 JP JP5092322A patent/JP2668319B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06281075A (ja) | 1994-10-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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