JPH0344250Y2 - - Google Patents

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JPH0344250Y2
JPH0344250Y2 JP1987185690U JP18569087U JPH0344250Y2 JP H0344250 Y2 JPH0344250 Y2 JP H0344250Y2 JP 1987185690 U JP1987185690 U JP 1987185690U JP 18569087 U JP18569087 U JP 18569087U JP H0344250 Y2 JPH0344250 Y2 JP H0344250Y2
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JP
Japan
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hole
passage
small diameter
valve
section
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JP1987185690U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は管路中に取り付けて圧油を浄化するた
めの管路用油圧フイルタに関するものであり、よ
り詳しくは、主通路のフイルタエレメントが目詰
まりを生じた場合、補助通路を介して圧油を流す
管路用油圧フイルタの改良に関するものである。
(従来の技術) 従来の管路用油圧フイルタの構造を第2図に示
す。
第2図において、10はボデイであり、このボ
デイ10の内部にはプラグ11により一端を閉塞
したフイルタ収納室12が形成されいる。フイル
タ収納室12内には、有底筒状のフイルタホルダ
ー13が収納され、プラグ11に螺着されてい
る。このフイルタホルダー13の周壁には通孔1
4が複数本、穿設されており、開口端面15から
フイルタホルダー13内に流入した圧油がこの通
孔14を通過してフイルタ収納室へ流出できるよ
うに構成されている。そしてフイルタホルダー1
3の外周壁には、取付金具16を有したフイルタ
エレメント17が巻着されている。フイルタホル
ダー13の開口端面15はボデイ10に形成した
流通路18に接続され、入口通路19に連通して
いる。
一方、フイルタ収納室12は流通路20により
出口通路21に連通している。これら入口通路1
9と出口通路21は補助通路22により接続さ
れ、この補助通路22内には、入口側圧力と出口
側圧力の差圧が所定の値以上に達したとき開く弁
23が配設されている。
従来の管路用油圧フイルタは上述した構造を有
し、管路中に取り付けて使用される。圧油は入口
通路19、流通路18、通孔14、フイルタエレ
メント17、流通路20、出口通路21から成る
主通路を通つて流れる。圧油中に含まれる異物
は、圧油がフイルタエレメント17を通過すると
き、このフイルタエレメント17によつて除去さ
れる。
フイルタエレメント17の目詰まりが生じ、入
口通路19と出口通路21間の差圧が所定圧力以
上になると弁23が開き、圧油は主通路の他に入
口通路19、通路22の弁23、出口通路21か
ら成る補助通路を通つて流れる。これにより、フ
イルタエレメント17の破損が防止される。
(考案が解決しようとする問題点) 上述した従来の管路用油圧フイルタでは、フイ
ルタエレメント17とは別に、弁23をボデイ1
0に設けたりしているため、構造が複雑となり、
管路用油圧フイルタひいては油圧装置全体の大型
化が避けられず、また保守管理も面倒であつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る管路用油圧フイルタは、小径孔と
大径孔を連設して大径孔と入口通路間に弁座を形
成するとともに大径孔に出口通路を連通して設け
た弁本体と、一端面より軸方向へ窪み形成したね
じ孔を有し小径孔へ摺動自在に嵌入するスプール
部及び截頭円錐面を有した大径の頭部から段部を
介在して小径部とねじ部を連設するとともに截頭
面に開口する軸方向孔と一端が同孔に開口し他端
が小径部の周面に開口する複数の半径方向孔を設
けたポペツト弁部を有し、同弁部のねじ部をスプ
ール部のねじ孔へねじ込んで一体とすることでポ
ペツト弁部の小径部外周にフイルタエレメントを
取付けた弁体と、入口通路と出口通路の差圧が所
定圧力以上に達するまで截頭円錐面が弁座へ着座
して補助通路を遮断する着座方向へ弁体を付勢す
るばねとを備え、入口通路と出口通路の差圧が所
定圧力以上に達するまではフイルタエレメントの
配設された主通路を圧油が流れるように構成した
ことを特徴とする。
(作用) 上記構成によれば、フイルタエレメントの目詰
まりが進行して、入口通路と出口通路間の差圧が
所定圧力以上に達すると弁体が移動して補助通路
が開く。その結果、圧油は主通路の他に補助通路
を通つて流れ、フイルタエレメントの破損が防止
される。
また小径孔へスプール部が摺動自在に嵌入され
ているため弁体の傾きによる作動不良が起こりず
らく、良好な作動を長期間にわたつて得ることが
できる。
さらに、大径孔と入口通路間に形成した弁座へ
ポペツト弁部の截頭円錐面が着座して補助通路が
遮断されるため良好な遮断作用が得られる。
(実施例) 以下に本考案の一実施例を第1図に従つて詳述
する。
第1図において、30は弁本体であり、この弁
本体30は入口通路31、出口通路32、大径孔
33、小径孔34、ねじ孔35、切欠き36を有
している。入口通路31と大径孔33間には弁座
37が形成されている。ねじ孔35にはプラグ3
8が螺着されている。
39は弁体、40は小径孔34へ摺動自在に嵌
入されたスプール部で、一端面より軸方向へ窪み
形成したねじ孔46を有している。41は截頭円
錐面47を有した大径の頭部48から段部49を
介在して小径孔50、さらに小径孔50と同径の
ねじ部51を連設したポペツト弁部で、截頭円錐
面47の截頭面52に開口する軸方向孔42と、
軸方向孔42に一端が開口し他端が小径部49の
外周面に開口する複数の半径方向孔53を有す
る。44は小径部49の外周部に外嵌されたフイ
ルタエレメントで、ポペツト弁部41のねじ部5
1をスプール部40のねじ孔46へねじ込むこと
で小径部49の外周部に段部49とスプール部4
0の端面間で位置決めされ取付けられている。
この弁体39は、プラグ38とスプール部40
間に介装したばね43により、截頭円錐面47が
弁座37に着座する方向に付勢されている。
プラグ38と弁体39のスプール部40により
区画された圧力作用室45と出口通路32、大径
孔33は切欠き36により連通されている。
本実施例は以上の構成よりなり、次にその作動
を説明する。
入口通路31と出口通路32間の差圧が所定圧
力以上に達するまでは、弁体39のポペツト部4
1は弁座37に着座している。この状態では、圧
油は入口通路31、軸方向孔42、半径方向孔5
3、フイルタエレメント44、大径孔33、出口
通路32から成る主通路を通つて流れる。その
際、フイルタエレメント44により圧油中の異物
がろ過される。
フイルタエレメント44の目詰まりが進行して
入口通路31と出口通路32間の差圧が所定圧力
以上になると、ばね43の付勢力に打ち勝ち、弁
体39が図中左方に摺動してポペツト弁部41が
弁座37から離脱する。これにより、圧油は主通
路の他に、入口通路31、大径孔33、出口通路
32から成る補助通路を通つて流れ、目詰まりに
よるフイルタエレメント44の破損が防止され
る。
(考案の効果) 本考案によれば、弁体とフイルタエレメントが
極めて簡単に一体に構成でき、構造も簡略で小型
化が可能となり、構成部品点数も少なくなるので
製造コストが低減する。
また、保守で洗浄する場合は、スプール部、ポ
ペツト弁部、フイルタエレメントをそれぞれ分離
して容易に行える。
さらに、主通路の一部を成す大径孔がポペツト
弁部の弁座からの離脱により補助通路の一部と成
るので、補助通路の形成が容易で、かつ大流量を
流すものが小形に構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による管路用油圧フイルタの一
実施例を示す断面図、第2図は従来の管路用油圧
フイルタの構造を示す断面図である。 30……弁本体、31……入口通路、32……
出口通路、33……大径孔、34……小径孔、3
7……弁座、39……弁体、40……スプール
部、41……ポペツト弁部、42……軸方向孔、
43……ばね、44……フイルタエレメント、4
6……ねじ孔、47……截頭円錐面、48……頭
部、49……段部、50……小径部、51……ね
じ部、52……截頭面、53……半径方向孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 小径孔と大径孔を連設して大径孔と入口通路間
    に弁座を形成するとともに大径孔に出口通路を連
    通して設けた弁本体と、一端面より軸方向へ窪み
    形成したねじ孔を有し小径孔へ摺動自在に嵌入す
    るスプール部及び截頭円錐面を有した大径の頭部
    から段部を介在して小径部とねじ部を連設すると
    ともに截頭面に開口する軸方向孔と一端が同孔に
    開口し他端が小径部の周面に開口する複数の半径
    方向孔を設けたポペツト弁部を有し、同弁部のね
    じ部をスプール部のねじ孔へねじ込んで一体とす
    ることでポペツト弁部の小径部外周にフイルタエ
    レメントを取付けた弁体と、入口通路と出口通路
    の差圧が所定圧力以上に達するまで截頭円錐面が
    弁座へ着座して補助通路を遮断する着座方向へ弁
    体を付勢するばねとを備え、入口通路と出口通路
    の差圧が所定圧力以上に達するまではフイルルタ
    エレメントの配設された主通路を圧油が流れるよ
    うに構成した管路用油圧フイルタ。
JP1987185690U 1987-12-04 1987-12-04 Expired JPH0344250Y2 (ja)

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JP1987185690U JPH0344250Y2 (ja) 1987-12-04 1987-12-04

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JP1987185690U JPH0344250Y2 (ja) 1987-12-04 1987-12-04

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JPH0188715U JPH0188715U (ja) 1989-06-12
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