JP2506925B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

衛生洗浄装置

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JP2506925B2
JP2506925B2 JP9864988A JP9864988A JP2506925B2 JP 2506925 B2 JP2506925 B2 JP 2506925B2 JP 9864988 A JP9864988 A JP 9864988A JP 9864988 A JP9864988 A JP 9864988A JP 2506925 B2 JP2506925 B2 JP 2506925B2
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sanitary washing
washing device
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圭介 小野
宏之 松井
茂 山崎
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は人体局部を洗浄する衛生洗浄装置に関する。
従来の技術 従来この種の衛生洗浄装置はたとえば、実公昭59−41
265号公報に示されているようになっていた。
すなわち、第3図に示すように便器50上に衛生洗浄装
置本体51を設置している。そして給水、配管端部に取り
付けられたアングル水栓52に分岐水栓53を接続し、連結
管54を介して、分岐水栓53と衛生洗浄装置本体51を接続
し、また給水管55を介して、分岐水栓53と便器洗浄タン
クであるロータンク56を接続している。前記ロータンク
56はボールタップ57と排水レバー58を備えている。アン
グル水栓52は第4図に示すように、給水配管端部に接続
される流入口59と、分岐水栓と接続される流出口60と、
流入口59と流出口60と連通する通水路中に設けた止水弁
61からなる。また分岐水栓53は第5図に示すように、ア
ングル水栓52に接続される流入口62と、衛生洗浄装置本
体51へ連通する流出口63と、ロータンク56へ連通する流
出口64がある。前記流入口62と流出口63は、逆止弁65、
止水弁66、ストレーナ67を介して連通し、流入口62と流
出口64は常時連通している構造となっている。なお図中
の68は止水弁金具、69はストレーナキャップ、70はスプ
リングである。
発明が解決しようとする課題 しかし、このような構成であると、アングル水栓52の
止水弁61を操作しロータンク56への通水を止めると、衛
生洗浄装置本体51への通水も断たれてしまうため、衛生
洗浄装置の施工を行なう場合、または修理等で、ロータ
ンク56と衛生洗浄装置本体51への通水を独立して行なう
必要が生じた場合、対応不可能であった。
また、衛生洗浄装置本体51で局部を洗浄中、ロータン
ク56内の水を排水レバー58を操作して便器50内へ排水す
ると、衛生洗浄装置本体51の洗浄水量が低下し、十分な
局部洗浄が行なえなくなるという問題があった。
これは下記の理由による。
衛生洗浄装置へは給水配管に取り付けられたアングル
水栓52を介して、分岐水栓53により衛生洗浄装置本体51
と、ロータンク56へ分岐給水する構成となっている。し
かし分岐水栓53のロータンク56への通水路中には止水手
段が設けられていないので、同部への止水を行なうには
アングル水栓52の止水弁61を閉じる必要がある。分岐水
栓53はアングル水栓52の2次側に設置されているので同
時に衛生洗浄装置本体51への通水も止まってしまう。よ
ってロータンク56と衛生洗浄装置本体51の止水をそれぞ
れ独立して行うことは不可能であった。
また、衛生洗浄装置本体51で局部洗浄中にロータンク
56の排水を行なうと、ボールタップ57が開き、ボールタ
ップ出口が大気圧開放となるので給水元からの流量の大
半がロータンクへ流入し、衛生洗浄装置本体51へ印加さ
れる水圧が大幅に低下し、よって局部洗浄水量が不足し
てしまうのであった。
そこで本発明は、ロータンクと衛生洗浄装置本体の通
水を互いに独立して実施できるようにするとともに、局
部洗浄中にロータンクの排水を行なっても、衛生洗浄装
置本体へ十分な水圧が印加されるようにし、常に十分な
洗浄流量が得られるようにするものである。
課題を解決するための手段 そして前記課題を解決するための本発明の技術的な手
段は、分岐水栓の流入口から並列分岐し、2つの流出口
と連通する2つの通水路中に、各々互いに独立して操作
可能な止水手段を設けるものである。
作用 この技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、分岐水栓は、流入口から2つの流出口へ至
る並列な通水路と、各々、独立な2つの止水手段を備え
ており、したがって、ロータンク、衛生洗浄装置への通
水・止水操作を、同時または個別に自在に実施すること
ができる。
また、ロータンクへの通水路中に設けた止水手段を全
閉とせず、適切な開度に設定し、流体抵抗とすること
で、ロータンク排水時の洗浄水量低下を防止できる。つ
まり、ロータンクへ連通する通水路中に、流体抵抗を設
けたことで、ボールタップが開いて、同部が大気圧開放
となっても、ロータンク内へ流入する水量が制限され、
このため、衛生洗浄装置本体へ印加される水圧が大幅に
低下することがなくなり、常に十分な洗浄流量を得るこ
とができる。
実施例 以下に、本発明の一実施例を添付第1図および第2図
にもとづいて説明する。第1図に衛生洗浄装置の構成を
示す。便器1上には衛生洗浄装置本体2を設置してい
る。給水元である給水配管端部には分岐水栓3を接続
し、連結管4を介して、分岐水栓3と衛生洗浄装置本体
2を接続し、給水管5を介して、分岐水栓3とロータン
ク6を接続している。ロータンク6は排水レバー7と、
ボールタップ8を備えている。
第2図に示すように分岐水栓は、1つの流出口8と2
つの流入口9,10を備え、流入口8を給水配管端部に接続
し、流出口10には給水管5を接続し、流出口9には連結
管4を接続する。また流入口8の2次側で並列に分岐
し、2つの流出口9,10に連通する2つの通水路があり、
それぞれの通水路に、互いに独立して操作可能な止水弁
11,12を備えている。止水弁11,12は、それぞれが設けら
れている通水路を、全閉から全開までの任意の開度に自
在に設定できる。
次にこの一実施例の構成における作用を説明する。
衛生洗浄装置を施工,修理等で、ロータンク6だけを
止水し、衛生洗浄装置本体2にだけ通水する必要がある
場合、分岐水栓3のロータンク6と連通する通水路に設
けた止水弁12を全閉とすることで、目的を達することが
できる。また、ロータンク6は通水状態で、衛生洗浄装
置本体2は止水したい場合、ロータンク6も衛生洗浄装
置本体2も同時に止水または通水したい場合も、止水弁
11,12を操作することで自在に設定可能である。
また、分岐水栓3のロータンクと連通する通水路に設
けた止水弁12を全開とせず、適切な開度になるように絞
って設定しておくと、衛生洗浄装置本体2で局部洗浄中
に、ロータンク6の排水を行なったときの洗浄流量低下
を防止できる。つまり、排水レバー7を操作するとロー
タンク6内の水位が下りボールタップ8が大気圧開放と
なるが、分岐水栓3のロータンク6と連通する通水路に
設けた止水弁12が、流体抵抗として働くので、ロータン
ク6へ流入する水量が制限され、衛生洗浄装置本体に印
加される給水圧が大幅に低下することがなくなる。この
ため、ロータンク6の排水操作に関りなく、常に十分な
洗浄流量を得ることができる。
また、衛生洗浄装置を施工する場合、従来、給水配管
にアングル水栓を介して分岐水栓を接続していたが、分
岐水栓3のロータンク6の止水機能を有しているので、
分岐水栓3を直接、給水配管端部に接続でき、アングル
水栓を要しない。このため、アングル水栓相当の省資
源、利用者にとってのコスト低減に寄与することができ
る。また接続か所が一か所減ったことにより、衛生洗浄
装置の給水系統の耐水圧、防水性能が向上するととも
に、施工時の工数低減が図れる効果がある。
発明の効果 前記実施例の説明より明らかなように、本発明は衛生
洗浄装置の給水系統を構成する分岐水栓に、流入口から
並列分岐し、2つの流出口に連通する2つの通水路に互
いに独立して操作可能な止水手段を設けたもので、以下
の効果がある。
(1) ロータンクを通水、衛生洗浄装置本体は止水ま
たは、ロータンクを止水、衛生洗浄装置本体は通水、あ
るいはロータンク、衛生洗浄装置本体を同時に通水,止
水をいうように、必要に応じて、通水状態を自在に設定
できる。
(2) 局部洗浄中にロータンクの排水を行なっても、
洗浄流量が低下することがなくなり、常に快適な局部洗
浄が行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の衛生洗浄装置の全体構成を
示し、第2図は分岐水栓の断面図である。 また第3図、第4図、第5図は従来の技術に関するもの
で、第3図は従来の衛生洗浄装置の全体構成を示し、第
4図はアングル水栓の断面図であり、第5図の(A)は
分岐水栓の断面図であり、A−A矢視断面を同図中
(B)に示す。 2……衛生洗浄装置本体、3……分岐水栓、6……ロー
タンク、8……ボールタップ、11……止水弁、12……止
水弁。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器洗浄タンクと、衛生洗浄装置本体と、
    1つの流入口と2つの流出口を備えた分岐水栓とを有
    し、前記分岐水栓は、前記2つの流出口のうち一方が連
    結管を介して前記衛生洗浄装置本体と連通し、もう一方
    が、給水管を介して便器洗浄タンクと連通し、前記流入
    口から並列分岐され前記2つの流出口と連通する2つの
    通水路に、互いに独立して操作可能な止水手段を備えて
    いる衛生洗浄装置。
  2. 【請求項2】分岐水栓の2つの通水路に設けた2つの止
    水手段はそれぞれの前記通水路を全閉〜全開までの任意
    な開度に設定可能な、特許請求の範囲第1項記載の衛生
    洗浄装置。
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