JPH0311494Y2 - - Google Patents

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JPH0311494Y2
JPH0311494Y2 JP882385U JP882385U JPH0311494Y2 JP H0311494 Y2 JPH0311494 Y2 JP H0311494Y2 JP 882385 U JP882385 U JP 882385U JP 882385 U JP882385 U JP 882385U JP H0311494 Y2 JPH0311494 Y2 JP H0311494Y2
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JP
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waterway
valve
water
solenoid
upstream
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JP882385U
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JPS61124771U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は高位置に設置された浴槽等から上水道
等への逆流を防止する水路の逆流防止装置に関す
るものであり、特に高所あるいは遠隔地にある浴
槽に給湯する場合に有用な装置に関する。
(従来の技術) 従来において水路の逆流を防止するには逆止弁
を装着する方法が一般に用いられている。
しかしながらこの方法では逆止弁が故障した場
合等には水路に逆流が生じる危険があり、十分に
安全な方法とは言えなかつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は以上の従来の問題を解決し、水路の逆
流を確実に防止出来る水路の逆流防止装置の提供
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するるために本考案の水路の
逆流防止装置は次のような構成としている。すな
わち、水路に装着される該水路を上流側水路と下
流側水路とに分離する弁、該弁の下流側水路から
分岐したドレン路に装着された弁、及び両弁を一
方の弁が開くとき他方の弁が閉じるように連動さ
せる少なくとも一つのソレノイドからなる遮断装
置と、該遮断装置の上流側水路に装着され水路の
流れの異常を検出する水流センサーと、該水流セ
ンサーの検出信号を入力とし前記ソレノイドの駆
動信号を出力とするコントローラーとから構成し
ている。
尚、水路を開閉する弁とドレン路を開閉する弁
とを共通のソレノイドで連動させるには、従来周
知の手段で両弁を連結すればよく、また、両弁そ
れぞれにソレノイドを設ける場合には、2つのソ
レノイドを同期して作動させることにより両弁を
連動させる。
(作用) 通水時、水路に装着された弁は開かれ、ドレン
路に装着された弁は閉じられているる。この状態
において給水源の断水等により水が逆流しようと
すると、水流センサーが水路の流れの異常を検出
し、検出信号がコントローラーに入力されてコン
トローラーから両弁に共通のソレノイドもしくは
両弁それぞれのソレノイドの駆動信号が出力さ
れ、上記共通のソレノイドもしくはそれぞれのソ
レノイドが両弁を駆動し、水路の弁が閉じドレン
路の弁が開かれる。したがつて下流側水路はドレ
ン路に接続されることになり、逆流はドレン路に
排出されて上流側水路に到ることはない。
(実施例) 以下本考案の水路の逆流防止装置(以下本考案
の装置という)を図面に示す実施例に従い説明す
る。
第1図は本考案の装置が用いられた水路の一例
を示し、該水路5は市水道等の給水源4と高位置
に設置された浴槽1とを接続するものである。
又水路5には給湯加熱器6及び該水路5を開閉
する水電磁弁7が装着される。
更に水路5には遮断装置16及び該遮断装置1
6の下流側において逆止弁15が装着される。
遮断装置16は第2図に詳細を示す様に、水路
5に装着され該水路5を上流側水路5aと下流側
水路5bとに分離する弁19を有する。
次に前記下流側水路5bから分岐し、弁21が
装着されたドレン路18が設けられる。
前記弁19はソレノイド20により、弁21は
ソレノイド22により各々開閉される。
次に前記上流側水路5aには水流スイツチ、水
量計等の水流センサー25が装着される。
一方コントローラー26が設けられ、該コント
ローラー26は水流センサー25の検出信号を入
力としソレノイド20,22の駆動信号を出力と
する。
以上の実施例に示した本考案の装置の作用を次
に説明する。
すなわち浴槽1に給湯する場合、コントローラ
ー26は弁19を開く一方、弁21を閉じる。
この状態で水電磁弁7が開かれて水路5に湯
(給湯加熱器6により加熱される)が流される。
湯は弁19及び逆止弁15を通つて浴槽1に流
れ込むことになる。
以上は正常な運転状態であるが、例えば運転時
水電磁弁7が開いている時において給水源4とし
ての上水道が断水することがある。
この場合給水源4の水圧が低下して浴槽1の湯
が水路5を逆流しようとする。
この逆流は逆止弁15が正常に作動する場合は
該逆止弁15において防止される。
一方給水源4の水圧低下に伴う水路5の流れ状
態の異常な水流センサー25によつて検出され
る。
この異常の検出によりコントローラー26は弁
19を閉じると共に弁21を開く。
これにより下流側水路5bはドレン路18に接
続されることになる。
従つて逆止弁15が故障した場合等において
も、該逆止弁15を通過してしまう逆流はドレン
路18に排出されて上流側水路5aに到ることは
ない。
すなわち水路5における逆流は確実に防止され
ることになる。
第3図は本考案の装置の他の遮断装置を示し、
該遮断装置16は第2図のものと比較して次の特
徴を有する。
すなわち弁19と弁21とは共通のソレノイド
23により連動して開閉される。
以上の特徴以外は第1図のものと同様であり、
すなわち弁19が開かれた際に弁21が閉じら
れ、弁19が閉じられた際に弁21が開かれるの
である。
(考案の効果) 本考案の水路の逆流防止装置は以下に示すよう
なすぐれた効果を奏するものである。すなわち、
一般に水路に設けられている逆止弁が故障した場
合等、通水中に逆流の危険が生じたとしても、水
路の流れの状態の異常を確実に検出し、逆流をド
レン路に排出して上流側水路への逆流を確実に防
止することができる。
また、正常の通水時は上流側水路と下流側水路
とが直結されるので、、例えば上水道から浴槽へ
水道圧で給水でき、ポンプを用いずとも2階等高
所あるいは遠隔位置にある浴槽に対しても充分な
流量で給水が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の装置の適用例を示す給湯シス
テムの概略図、第2図は本考案の実施例を示す要
部の概略構成図、第3図は本考案の他の実施例を
示す要部の概略構成図である。 1…浴槽、4…給水源、5…水路、5a…上流
側水路、5b…下流側水路、6…給湯加熱器、7
…水電磁弁、15…逆止弁、16…遮断装置、1
8…ドレン路、19…弁、20…ソレノイド、2
1…弁、22…ソレノイド、23…ソレノイド、
25…水流センサー、26…コントローラー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水路に装着された該水路を上流側水路と下流側
    水路とに分離する弁、該弁の下流側水路から分岐
    したドレン路に装着された弁、及び両弁を一方の
    弁が開くとき他方の弁が閉じるように連動させる
    少なくとも一つのソレノイドからなる遮断装置
    と、該遮断装置の上流側水路に装着され水路の流
    れの異常を検出する水流センサーと、該水流セン
    サーの検出信号を入力とし前記ソレノイドの駆動
    信号を出力するコントローラーとからなる水路の
    逆流防止装置。
JP882385U 1985-01-24 1985-01-24 Expired JPH0311494Y2 (ja)

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JP882385U JPH0311494Y2 (ja) 1985-01-24 1985-01-24

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JP882385U JPH0311494Y2 (ja) 1985-01-24 1985-01-24

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JPS61124771U JPS61124771U (ja) 1986-08-06
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KR20030059922A (ko) * 2002-01-03 2003-07-12 배재호 솔레노이드 밸브 어셈블리

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JPS61124771U (ja) 1986-08-06

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