JP2520848Y2 - 給水装置 - Google Patents

給水装置

Info

Publication number
JP2520848Y2
JP2520848Y2 JP1402393U JP1402393U JP2520848Y2 JP 2520848 Y2 JP2520848 Y2 JP 2520848Y2 JP 1402393 U JP1402393 U JP 1402393U JP 1402393 U JP1402393 U JP 1402393U JP 2520848 Y2 JP2520848 Y2 JP 2520848Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
valve
water heater
pipe
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1402393U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0667562U (ja
Inventor
浩 土屋
Original Assignee
エヌテーシー工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エヌテーシー工業株式会社 filed Critical エヌテーシー工業株式会社
Priority to JP1402393U priority Critical patent/JP2520848Y2/ja
Publication of JPH0667562U publication Critical patent/JPH0667562U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2520848Y2 publication Critical patent/JP2520848Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、太陽熱温水機等を流過
した中水が、上水である水道水に逆流するのを確実に防
止する給水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】中水が上水に逆流するようになるのを確
実に防止し得る給水装置について、出願人は、特願平3
−229525号として開発し出願している。
【0003】この手段は、図1に示している如く、水道
管に通ずる管路aと給湯機等の管路bとを、一側に流入
口10を設け他側に流出口11を設け底面側に大気開放
口12を設けた弁箱1a内部の弁室1b内に、流入口1
0から流入してくる水道水の流れを検出する流れセンサ
を兼ねる逆止弁13と、その逆止弁13が閉弁すると大
気開放口12を開放しその逆止弁13が開弁すると大気
開放口12を閉塞する大気開放弁14とを設けて構成さ
れる縁切り弁1を介して連通し、その縁切り弁1より上
流側の管路aには、電気信号により開閉する弁機構V1
を接続し、その縁切り弁1より下流側の管路bには、流
れを検出することでオンに作動するフロースイッチFL
SWと圧力の降下によりオンに作動する圧力スイッチP
SWとを設け、それらフロースイッチFLSWと圧力ス
イッチPSWとにより、前記弁機構V1を制御せしめて
おいて、縁切り弁1より下流側の管路bに設けられる蛇
口等の給水口cを開放すると、弁機構V1が自動的に開
弁し、給水口cを閉じると、弁機構V1が自動的に閉弁
して、中水が上水に逆流するようになるのを、シスタン
クに換えて大気開放弁を具備する縁切り弁1を用いて行
なえるようにし、かつ、この縁切り弁1を給水口cより
も低い位置に設けても、水道水の圧力を利用して給水で
きるようにした手段である。
【0004】そして、縁切り弁1の弁箱1a内に設けた
逆止弁13もしくは管路bに設ける電磁弁・電動弁等の
弁機構V2と前述のフロースイッチFLSWおよび圧力
スイッチPSWとの間に、加圧用のポンプPを接続して
設けることで、中水を上水側への逆流を確実に阻止しな
がら加圧して給水口cに供給し得るようにした手段であ
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上述の如く構成する給
水装置は、中水の上水側への逆流を防止する点において
は充分に機能するが、太陽熱温水機に、補助熱源として
給湯機を組合わせて、混合バルブを用いて湯を取出せる
ようにした給水システムに構成した場合には問題が出て
くる。
【0006】これは、通常の太陽熱温水機には、それの
本体内に、ボールタップを利用した縁切り弁が組込んで
あって、上水側の配管とは縁が切られていることで、こ
の太陽熱温水機を経た中水が上水側に逆流することはな
いが、補助熱源としてボイラー等の給湯機(湯沸器)を
組み合わせて、給水口cから混合バルブを用いて所望の
温度の湯が取り出せるようにした場合には、混合バルブ
の湯入口に湯を供給する管路が太陽熱温水機を経た中水
の管路で、混合バルブの水入口に水を供給する管路が、
上水側の管路と接続する上水の管路となることから、混
合バルブの混合室で水と混合して混合水となった中水
が、混合室を経て上水側に逆流する場合が出てくること
による。
【0007】このため、太陽熱温水機を補助熱源とする
給湯機と組合わせて、混合バルブの使用により、湯と水
とを混合して取出すことが困難になり、太陽熱温水機の
使用範囲を狭め、風呂への落し込み程度にしか使用され
ない現状としている。
【0008】
【目的】本考案は、上述の問題を解決するためになされ
たものであって、太陽熱温水機と補助熱源としての給湯
機とを組合わせた給水システムにおいて、給水口cに混
合バルブを用いて湯と水とを混合させて取出すのが、中
水の上水への逆流を確実に阻止して行なえるようにする
新たな手段を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そして、本考案において
は、この目的を達成するための手段として、太陽熱温水
機の湯取出管を給湯機の水入口の上流側において給湯機
に通ずる管路に接続し、その給湯機の湯出口側を、混合
バルブの湯入口側に接続し、前記給湯機の管路には、大
気開放弁を具備する縁切り弁を設け、この縁切り弁より
下流側に配管の基端側を接続し、その配管の先端側を、
前記混合バルブの水入口側に接続せしめたことを特徴と
する給水装置を提起するものである。
【0010】
【実施例】次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図
面符号は、従前手段のものと同効の構成部材については
同一の符号を用いるものとする。
【0011】図2は、本考案を実施せる給水装置Aの展
開図で、同図において、aは水道管に通ずる上水を導く
管路、bは給湯機等の中水を導く管路、cは給水口、M
Vは混合バルブ、1は大気開放弁を具備する縁切り弁、
FLSWはフロースイッチ、PSWは圧力スイッチ、2
は太陽熱温水機、3は補助熱源として用いるボイラー等
の給湯機を示す。
【0012】水道管に通ずる管路aは、太陽熱温水機2
に導く管路b−1と、給湯機2に導く管路b−2とに分
岐する。
【0013】給湯機3に導く管路b−2には、上流側
に、減圧弁Vと大気開放弁を具備する縁切り弁1とフロ
ースイッチFLSWと圧力スイッチPSWとを接続す
る。
【0014】そして、縁切り弁1より下流側に逆止弁C
Vを接続し、その逆止弁CVと縁切り弁1との間に、混
合バルブMVの水入口に導く水を取り出すための水取出
口4を設け、この水取出口4と混合バルブMVの水入口
とを配管5により接続する。
【0015】また、前記逆止弁CVより下流側に、太陽
熱温水機2の湯取口に連通する湯取出管20を接続する
接続口6を設け、ここに前記太陽熱温水機2の湯取出管
20を接続する。このとき、接続口6には、三方弁60
を設ける場合がある。また、湯取出管20には、ポンプ
Pおよびそれの作動を流れの検出により行なわすよう制
御するフロースイッチFLSWを設け、さらに、太陽熱
温水機2の水入口に連通する前述の管路b−1に設ける
開閉弁21と対応する開閉弁22を接続し、これら開閉
弁21・22の閉弁により、太陽熱温水機2を上水側の
管路aおよび中水側の管路bに対し遮断し得るようにす
る場合がある。
【0016】ここで、太陽熱温水機2は、それの本体2
aの内部に、水入口に水を取入れる管路b−1に対し縁
を切るボールタップ式の縁切り弁が組込まれている通常
のものであるが、このボールタップ式の縁切り弁を具備
していない形態のものであるときは、それの水入口に水
を供給する管路b−1は、図2に置いて破線に示してい
る如く、縁切り弁1の下流側の逆止弁CVおよびフロー
スイッチFLSWおよび圧力スイッチ(PSW)らより
下流側において、管路b−2から分岐するようにする。
【0017】給湯機3に導く管路b−2の、前記太陽熱
温水機2の湯取出管20を接続した接続口6の下流側
は、補助熱源として用いるボイラー等の給湯機3の水入
口30に接続連通する。そして、この給湯機3の湯出口
31を配管7を介して混合バルブMVの湯入口に接続す
る。
【0018】縁切り弁1は、図3に示している如く、そ
れの弁箱1aに、一側に流入口10を設け、他側に流出
口11を設け、底面側には大気開放口12を設けてお
き、かつ、この弁箱1aの内部に装設せる弁室1b内
に、流入口10から流入してくる水道水の流れを検出す
る流れセンサを兼ねた逆止弁13を収蔵して、弁室1b
の天井壁に設けた逆止弁用の弁座13aに対し圧接して
いくようバネ13bで付勢し、かつ、弁室1bの底壁に
形設する大気開放弁用の弁座14aに対向する大気開放
弁14を収蔵し、この大気開放弁14と前記逆止弁13
とを、上下方向の一定の距離の動きを許容して上下に連
繋する連繋機構15を介し連繋することで構成し、これ
により、流入口10からの水道水の流入があるときは、
その水流により逆止弁13が開弁すると同時に大気開放
弁14が閉弁し、また、流入口10からの水道水の流入
が停止すると、逆止弁13がバネ13bより閉弁し、同
時に大気開放弁14を開弁位置に吊り上げ、大気開放口
12を開放して一次側と二次側との縁を切るようにした
従来公知のものである。そして、それの弁箱1a内の流
出口11側には、さらに、逆止弁16が組込まれてい
る。
【0019】この縁切り弁1は、それの弁室1b内に流
入口10側との連通を遮断するように設ける逆止弁13
を、図3にて鎖線に示している如く弁箱1aの上面側に
組付ける電磁石Sにより開閉作動する電磁弁に構成し、
かつ、図4に示している如く縁切り弁1の流出口11の
下流側に配位して管路b−2に設けておく電磁弁SV
と、開閉作動が逆になるように制御せしめて、これらを
管路b−2に設けるフロースイッチFLSWおよび圧力
スイッチPSWの作動により制御させることで、管路b
−2の上流側に設ける減圧弁Vを省略するようにする場
合がある。
【0020】また、この給水システムにおいては、図2
において、鎖線で囲った範囲の各部材が、一体のブロッ
クに組立られる。
【0021】
【作用】このように構成せる実施例装置は次のように作
用する。給水口cから混合バルブMVを経て湯と水とが
混合した混合水を取り出す場合に、その混合水が万一混
合バルブMVの混合室から給水用の配管5に逆流するよ
うになったとしても、この配管5は、縁切り弁1より下
流側に設けた接続口4を介して管路b−2に対して接続
していることから、上水側への逆流は確実に阻止され
る。
【0022】
【考案の効果】以上説明したように、本考案による給水
装置は、太陽熱温水機2に補助熱源として給湯機3を組
合わせた給水装置に組込んだ混合バルブMVが、それの
湯入口側には太陽熱温水機2を経た中水が供給され、そ
れの水入口側には上水が供給されるようになるが、その
混合バルブMVの水入口に導かれる上水が、縁切り弁1
の大気開放弁14より二次側において取水されるのだか
ら、太陽熱温水機2を経た中水と水道管から導く上水と
を、混合水の上水側への逆流がない状態として混合バル
ブを用いて取り出せるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従前の給水装置の展開図である。
【図2】本考案を実施せる給水装置の展開図である。
【図3】同上給水装置に組込まれる大気開放弁を具備す
る縁切り弁の縦断正面図である。
【図4】同上給水装置の、別の実施例の要部の展開図で
ある。
【符号の説明】
A…給水装置、a・b…管路、c…給水口、CV…逆止
弁、V1・V2…弁機構、V…減圧弁、FLSW…フロ
ースイッチ、PSW…圧力スイッチ、MV…混合バル
ブ、P…ポンプ、S・SV…電磁石、1…縁切り弁、1
a…弁箱、1b…弁室、10…流入口、11…流出口、
12…大気開放口、13…逆止弁、13a…弁座、13
b…バネ、14…大気開放弁、14a…弁座、15…連
繋機構、16…逆止弁、2…太陽熱温水機、2a…本
体、20…湯取出管、21・22…開閉弁、3…給湯
機、30…水入口、31…湯出口、4…水取出口、5…
配管、6…接続口、60…三方弁、7…配管。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽熱温水機2の湯取出管20を給湯機
    3の水入口の上流側において給湯機3に通ずる管路b−
    2に接続し、その給湯機3の湯出口側を、混合バルブM
    Vの湯入口側に接続し、前記給湯機3の管路b−2に
    は、大気開放弁14を具備する縁切り弁1を設け、この
    縁切り弁1より下流側に配管5の基端側を接続し、その
    配管5の先端側を、前記混合バルブMVの水入口側に接
    続せしめたことを特徴とする給水装置。
JP1402393U 1993-03-02 1993-03-02 給水装置 Expired - Lifetime JP2520848Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1402393U JP2520848Y2 (ja) 1993-03-02 1993-03-02 給水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1402393U JP2520848Y2 (ja) 1993-03-02 1993-03-02 給水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0667562U JPH0667562U (ja) 1994-09-22
JP2520848Y2 true JP2520848Y2 (ja) 1996-12-18

Family

ID=11849590

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1402393U Expired - Lifetime JP2520848Y2 (ja) 1993-03-02 1993-03-02 給水装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2520848Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0667562U (ja) 1994-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6363549B2 (en) Faucet system for sanitary fixtures
MXPA04005485A (es) Maquina de enjuague automatica para bano.
JP2520848Y2 (ja) 給水装置
MXPA02009840A (es) Grifo con proteccion de rompedor de vacio.
JP2869700B2 (ja) 給湯装置
JP2900015B2 (ja) 給湯装置
JP2004044839A (ja) 機器への注湯装置
JP3920205B2 (ja) 逆流防止装置
JPH07171559A (ja) 混合水栓と浄水器の組み合わせシステム
JPH0311494Y2 (ja)
JPH05180454A (ja) 給湯装置
JP5067080B2 (ja) 逆流防止弁とこれを有する逆流防止装置、給湯装置及び給湯システム
JPS5916605Y2 (ja) 残液排出用電磁弁
JPS5818113Y2 (ja) 混合水栓
JP2612519B2 (ja) 先止用大気開放弁
JPH0289956A (ja) 風呂装置
JPS6028848Y2 (ja) 寒冷地に於ける太陽熱温水器用の混合水栓
KR19980021682U (ko) 정수기의 냉온수탱크 유로개폐장치
JP2003139404A (ja) 混合水栓付先止め式貯湯電気温水器
JPH0293218A (ja) 風呂給湯装置
JPH0239169Y2 (ja)
JPH0218855Y2 (ja)
JPH09329357A (ja) 風呂の逆流防止装置
JP2502422Y2 (ja) 自動風呂釜における水抜け防止装置
JPH0311495Y2 (ja)