JP2869700B2 - 給湯装置 - Google Patents

給湯装置

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JP2869700B2
JP2869700B2 JP6253673A JP25367394A JP2869700B2 JP 2869700 B2 JP2869700 B2 JP 2869700B2 JP 6253673 A JP6253673 A JP 6253673A JP 25367394 A JP25367394 A JP 25367394A JP 2869700 B2 JP2869700 B2 JP 2869700B2
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    • F24D2220/044Flow sensors

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、給湯装置、特に、バイ
パスミキシング方式の熱交換器を具備する給湯装置に関
するものである。
【0002】
【従来技術及び課題】最近の給湯装置では、熱交換器の
ドレンによる腐食を防止するため、又は、再出湯時の冷
水サンド現象(再出湯時に温水が出た後一時的に冷水が
出る現象)を防止する為に、熱交換器への給水回路を、
熱交換器を介する被加熱回路と、熱交換器を迂回するバ
イパス回路に分岐して熱交換器の下流側で合流させるよ
うにした所謂バイパスミキシング方式が採用されてい
る。このものでは、被加熱回路の流量とバイパス回路の
流量との比率を制御することにより、出湯量や出湯温度
の如何にかかわらず、熱交換器部の温度を比較的高温に
維持できることから、当該熱交換器でのドレンの発生が
防止できる。また、制御の仕方によって、上記冷水サン
ド現象も防止し易い。
【0003】ところが、この種の給湯器では、前記被加
熱回路とバイパス回路が常時開放した状態なる。一方、
総流量がごく少ない場合においては、熱交換器を加熱す
る為のガスバーナが燃焼停止状態となっている場合もあ
り、かかる場合には、熱交換器にドレンが発生し易い。
【0004】かかる不都合を解消するために、被加熱回
路に於ける前記バイパス回路の分岐点の下流側に常閉型
の制御弁を、バイパス回路には常開型の制御弁を夫々挿
入し、出湯条件等に応じて前記制御弁を開閉制御するよ
うにしたものが、特開平5−180510号として提案
されている。このものでは、ガスバーナが燃焼しない程
度のごく少量の流量条件においては、被加熱回路に挿入
した制御弁を閉弁させることによって熱交換器側通路を
遮断することから、当該熱交換器でのドレンの発生が防
止できる。
【0005】また、バイパス回路の制御弁が常開型と
し、被加熱回路の制御弁を常閉型としているから、給湯
装置の運転を停止した状態で、冷水を給湯装置からその
まま取り出すことができる。このとき冷水が被加熱回路
側に流れないから、この状態でのドレンの発生が防止で
きる。ところが、この従来のものでは、被加熱回路の上
流端が常閉型の制御弁によって閉塞されているから、給
湯装置の運転停止状態で水回路の凍結を防止するために
水抜きをしたとしても、前記被加熱回路の部分の水抜き
ができず、当該回路部分の凍結による破損の心配があ
る。
【0006】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、『ガスバーナ(B) によって加熱される熱交換器
(J) への給水回路(1) を熱交換器(J) の上流側で当該熱
交換器(J) を介する被加熱回路(1a)と前記熱交換器(J)
を迂回するバイパス回路(1b)とに分岐させると共に、前
記熱交換器(J) の下流側で前記被加熱回路(1a)とバイパ
ス回路(1b)を合流させるようにし、これら2回路の夫々
に開閉制御弁を挿入して出湯条件に応じて開閉制御弁制
御装置により開閉制御できるようにした給湯装置』にお
いて、運転停止状態での各回路の凍結防止の為の水抜き
が確実に行えるようにすることをその課題とする。
【0007】[請求項1の発明]
【0008】
【技術的手段】上記課題を解決するための本発明の技術
的手段は、『給湯器内の水流停止状態を検知する水流停
止検知手段(300) を設け、前記開閉弁制御装置には水流
停止検知手段(300) からの水流停止信号出力により被加
熱回路(1a)及びバイパス回路(1b)の開閉制御弁を共に開
弁させる手段を具備させた』ことである。(図1参照)
【0009】
【作用】上記技術的手段は次のように作用する。開閉制
御弁(2a)(2b)が出湯条件に応じて開閉制御弁制御装置に
より開閉制御されるから、既述従来のものと同様に、冷
水を取り出す場合を含めて種々の出湯条件において、開
閉制御弁(2a)(2b)が制御され、制御態様によっては熱交
換器(J)にドレンが生じない態様で使用できる。
【0010】また、水流停止検知手段(300) からの出力
が入力されると、開閉制御弁制御装置によって開閉制御
弁(2a)(2b)が共に開弁されるから、給湯器の水抜きをす
る場合には、被加熱回路(1a)とバイパス回路(1b)が共に
水抜き部に連通した状態に維持される。
【0011】
【効果】給湯器の水抜きをする場合には、被加熱回路(1
a)とバイパス回路(1b)が共に水抜き部に連通した状態に
維持されるから、凍結防止の為の水抜きの際に、給湯器
内の水回路の全体からの水抜きが可能となり、死に水が
生じる心配がない。従って、確実に凍結防止が出来る。
【0012】[その他の発明]請求項2に定義する発明
は『被加熱回路(1a)及びバイパス回路(1b)の分岐点(11)
の上流側には前記2回路への総流量を計測するための流
量センサ(3) を設け、この流量センサ(3) を水流停止検
知手段(300) とし、前記流量センサ(3) のゼロ出力信号
を水流停止信号とした』ものである。
【0013】請求項1の発明における水流停止検知手段
(300) としては、水流スイッチのように水流の有無のみ
が検知できるに過ぎないものも採用出来るが、この請求
項2の発明では、出湯条件を検知する為の流量センサ
(3) を水流停止検知手段(300)としたものであり、検知
手段が簡素化出来る利点がある。請求項3に定義する発
明は、前記請求項2の発明において『ガスバーナ(B)
は、この流量センサ(3) の検知水流及び出湯設定温度に
よってその火力が制御され且前記検知水量が最小設定流
量以下では燃焼を停止させる構成とし、開閉弁制御装置
は、流量センサ(3) の検知水量が最小設定水量以上で且
出湯設定温度が通常使用温度域では被加熱回路(1a)に設
けた開閉制御弁(2a)とバイパス回路(1b)に設けた開閉制
御弁(2b)を共に開弁させると共に、高温給湯時には前記
開閉制御弁(2b)のみを閉弁させ、流量センサ(3) の検知
水量がガスバーナ(B) の燃焼が停止される設定流量域で
は前記開閉制御弁(2a)のみを閉弁させる構成とした』も
のである。
【0014】このものでは次のように作用する。通常温
度域の湯を使用するときには、開閉制御弁(2a)(2b)が共
に開弁状態に維持されて、被加熱回路(1a)側の高温湯と
バイパス回路(1b)側の冷水とがこれらの2回路の合流点
で混合されて出湯される。一方高温出湯時には、開閉制
御弁(2b)のみが閉弁されて被加熱回路(1a)側のみを介し
て給水されるから、被加熱回路(1a)側の高温湯がそのま
ま出湯される。流量センサ(3) の検知水量が最小流量状
態になると、これの出力により、開閉制御弁(2a)のみが
閉弁されて、この流量の水はバイパス回路(1b)側を介し
て給湯装置から排出される。
【0015】このとき、ガスバーナ(B) は燃焼しておら
ず、熱交換器は非加熱状態にあるが、この熱交換器を含
む被加熱回路(1a)には水の流れがないから、ドレンの発
生も防止できる。運転停止状態では、開閉制御弁(2a)(2
b)は共に開弁状態に維持されるから、凍結防止の為に水
抜きをするとき、上記被加熱回路(1a)とバイパス回路(1
b)の分岐点の上流側を開放させると、被加熱回路(1a)と
バイパス回路(1b)の下流側か水抜きできる。
【0016】以上の作用により、上記請求項2の発明の
効果に加えて次の効果がある。流量センサ(3) の検知水
量が最小設定流量以下になった時に被加熱回路(1a)側の
回路が遮断されるから、ガスバーナ(B) が燃焼しない状
態、つまり、熱交換器が加熱されない状態でバイパス回
路(1b)に通水されることによるドレンの発生が防止でき
る。
【0017】
【実施例】次に、上記した本発明の実施例を図面に従っ
て詳述する。実施例1は、図2に示すように、熱交換器
(J) を加熱するガスバーナ(B) の燃焼量を比例弁(V) に
よって制御するものである。また、熱交換器(J) への給
水回路(1) に於ける被加熱回路(1a)とバイパス回路(1b)
の分岐点(11)の上流側には流量センサ(3) が挿入され、
この給水回路(1) に継手(32)によって接続される入口側
回路(10)には元弁(31)が挿入され、給水回路(1) への供
給水量が前記流量センサ(3) によって検知されている。
【0018】熱交換器(J) を通る被加熱回路(1a)には電
磁弁とした開閉制御弁(2a)が挿入され、熱交換器(J) を
迂回するバイパス回路(1b)には同様に電磁弁とした開閉
制御弁(2b)が挿入され、前記開閉制御弁を共に常開型の
電磁弁としたものである。そして、前記被加熱回路(1a)
とバイパス回路(1b)の合流点(12)の下流側に水栓(13)が
接続される。
【0019】この実施例では、前記合流点(12)の下流側
の温度が温度センサ(S) によって検知され、図3に示す
ように、これの検知温度と、出湯温度を35℃〜85℃
の間で設定できるようにした出湯温度設定器(4) からの
設定値と、流量センサ(3) の検知水量が制御装置(C) に
入力され、この制御装置(C) からの出力により、比例弁
(V) の開度が制御されると共に、開閉制御弁(2a)(2b)が
制御される。
【0020】例えば、出湯温度が通常使用温度に設定さ
れている場合には、開閉制御弁(2a)(2b)が開弁状態に維
持されて、流量センサ(3) の検知水量と、前記設定温度
との関係から制御装置(C) ではガスバーナ(B) の燃焼ガ
ス量を演算して、比例弁(V)の開度がこれに見合った開
度に設定される。これにより、設定温度の湯が合流点(1
2)から取り出せる。この合流点(12)の下流側にて水栓(1
3)の開度が変えられて出湯量が変化しても、これに追随
して制御装置(C) では上記演算が逐次実行されることか
ら、出湯温度が設定温度に維持される。
【0021】合流点(12)の下流側にて水栓(13)の開度が
極端に絞られて、流量センサ(3) の検知水量が最小設定
水量になるとこのときには制御装置(C) の出力により、
開閉制御弁(2a)が導通状態となってこれが閉弁され、開
閉制御弁(2b)のみが非導通で開弁状態に維持されて、熱
交換器(J) には通水されない状態となる。従って、余熱
がある状態で冷水が通過することによるドレンの発生が
防止できる。
【0022】次に、設定温度が所定の高温度(例えば8
0℃以上)に設定されると、開閉制御弁(2a)が非導通に
されて開弁状態に維持され、開閉制御弁(2b)が導通状態
となって閉弁状態に維持される。これにより、被加熱回
路(1a)側のみを介して通水されることとなり、この条件
での燃焼ガス量が演算されて、比例弁(V) の開度がこれ
に見合った開度に設定される。
【0023】運転停止すると、開閉制御弁(2a)(2b)が共
に常開型の電磁弁であることから、開弁状態に復帰す
る。この状態で凍結防止の為に水抜きするには、元弁(3
1)を閉じて、蛇口(13)を開放する。この元弁(31)は、閉
弁状態ではその下流側を大気側に連通させて上流側の回
路を遮断する形式の公知のものである。従って、蛇口(1
3)からは被加熱回路(1a)とバイパス回路(1b)の回路内の
水が排出されることとなる。死に水が残る心配がない。
【0024】なお、図2の想像線で示すように、空気吸
引用の弁体(33)を元弁(31)の下流側に別個に設けた構成
とすれば、元弁(31)を上記したような特殊な構成とする
必要がなく、通常の開閉弁であっても良い。また、水抜
きの為に、蛇口(13)とは別に水抜き専用の排水弁を設け
てもよい。また、この実施例1では、図2、図3に示す
ように、リモコン装置に設けた運転スイッチSWが投入さ
れると、温度センサ(S) 、流量センサ(3) 及び制御装置
(C) が導通してこの制御装置(C) の出力によって開閉制
御弁(2a)等の出力装置各部が動作する構成となってい
る。従って、流量センサ(3) が請求項1にて定義する水
流停止検知手段(300) となり、前記制御装置(C) が請求
項1に定義した「水流停止検知手段(300) からの水流停
止信号出力により被加熱回路(1a)及びバイパス回路(1b)
の開閉制御弁を共に開弁させる回路を具備する開閉弁制
御装置」に相当し、各開閉制御弁(2a)(2b)が常開型であ
ることから、運転スイッチSWをオフにした状態でも水流
停止時に於ける制御装置(C) による制御状態が維持され
るものとなる。
【0025】上記実施例1に代えて、図4のように、流
量センサ(3) 及び開閉制御弁(2a)には前記運転スイッチ
SWを介することなく電源接続されて流量センサ(3) が常
時流量を検知し、これが流量を検知した時には被加熱回
路(1a)に挿入される開閉制御弁(2a)を導通状態としてこ
れを閉弁させるための補助制御装置(C1)が装備され、こ
れにも常時電気供給されている構成とすることもでき
る。
【0026】この実施例では、電源プラグを引き抜いた
場合や停電の場合以外のときには、運転スイッチSWの接
点の開閉如何にかかわらず、常時、電気供給状態にあ
り、給湯停止後、運転スイッチSWをオフにした直後に蛇
口(13)が開放されても、流量センサ(3) の出力を入力さ
せた補助制御装置(C1)の出力によって開閉制御弁(2a)が
閉弁されることとなり、冷水が熱交換器(J) を装備する
非加熱回路(1a)に流れる不都合が回避される。
【0027】水が流れないとき、つまり、流量センサ
(3) の出力が「0」のときには上記開閉制御弁(2a)は開
閉制御弁(2b)とともに開弁状態に維持される。なお、水
流の有無を判断する為の上記補助制御装置(C1)への入力
装置としては上記流量センサ(3) にかえて水流スイッチ
を採用することも可能である。この場合には、制御装置
(C) と補助制御装置(C1)との組み合わせが、請求項1に
て定義した開閉弁制御装置となる。
【0028】また、開閉制御弁(2a)(2b)を、図5のよう
に、パイロット電磁弁とすることも出来る。同図のもの
では、前記パイロット電磁弁は、電磁石(5) と弁装置
(6) とからなる。この弁装置(6) の弁箱(60)内には主回
路とパイロット回路とが形成されている。前記主回路に
形成した弁座(61)に対向させてこれとの間に間隔を空け
て常開のダイヤフラム弁(62)が設けられ、これと電磁石
(5) の取付け部に形成された空室が仕切板(63)により、
電磁石(5) 側の第1空室(64)とダイヤフラム弁(62)側の
第2空室(65)とに区画されている。
【0029】前記第1空室(64)は弁座(61)の上流側に連
通され、第2空室(65)はこの実施例ではバイパス回路(1
b)に設けた開閉制御弁(2b)の下流側に連通される。この
ため弁箱(60)内には第2空室(65)の周壁にリーク孔(66)
が形成されており、このリーク孔がバイパス回路(1b)に
設けた開閉制御弁(2b)の下流側に連通接続している。ま
た、仕切板(63)には、弁口(67)が貫通形成されており、
電磁石(5) のロッド(51)の先端に取付けた弁体(52)が前
記弁口(67)に対向する。前記ロッド(51)は、バネによ
り、電磁石(5) から進出する方向に付勢されており、電
磁石(5) が導通状態となると前記バネの付勢力により後
退される構成である。
【0030】このパイロット式電磁弁では、電磁石(5)
が非導通のときにはダイヤフラム弁(62)が開弁状態にあ
るが、電磁石(5) が「オン」となって導通するとロッド
(51)が引き上げられるから弁体(52)が開弁して弁座(61)
の上流側→第1空室(64)→弁口(67)→第2空室(65)→リ
ーク孔(66)の経路のパイロット流路が連通する。そし
て、前記リーク孔(66)のリーク量が吸水圧力との関係で
予め所定の値に設定されており、また、開閉制御弁(2b)
の出口側にはオリフィス(69)があることから、弁箱(60)
内の主回路とパイロット回路との差圧によって、ダイヤ
フラム弁(62)が、閉弁する。
【0031】開閉制御弁(2b)にも同様に差圧応動タイプ
のパイロット電磁弁が採用されて、リーク孔(66)と前記
オリフィス(69)の下流側とが連通接続されているから、
同様にして電磁石(5) が導通した時に閉弁するものとな
る。このように、開閉制御弁(2a)(2b)を差圧応動タイプ
のパイロット電磁弁とした場合には、閉弁時の消費電力
がダイレクトタイプの常開電磁弁に比べて電力消費が少
なくなる。
【0032】なお、上記何れの実施例も、開閉制御弁(2
a)(2b)として、常開の電磁弁を採用しているが、これを
共に常閉の電磁弁としてもよい。この場合、各部は常時
電源接続状態にあるものとする。すると、流量センサ
(3) や上記した水流スイッチ等の水流停止検知手段(30
0) からの出力が、常時、開閉制御弁制御装置に入力さ
れており、水流停止信号が前記開閉制御弁制御装置に入
力されると、当該制御装置の出力によって開閉制御弁(2
a)(2b)が導通状態になって共に開弁し、上記各実施例と
同様に作用するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理の説明図
【図2】本発明の実施例の装置の全体の説明図
【図3】制御系のブロック図
【図4】他の制御系のブロック図
【図5】開閉制御弁(2a)(2b)をパイロット電磁弁とした
場合の全体の概略説明図
【符号の説明】
(B) ・・・ガスバーナ (J) ・・・熱交換器 (1) ・・・給水回路 (1a)・・・被加熱回路 (1b)・・・バイパス回路 (11)・・・分岐点 (3) ・・・流量センサ (2a)・・・開閉制御弁 (2b)・・・開閉制御弁 (300) ・・水流停止検知手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスバーナ(B) によって加熱される熱交
    換器(J) への給水回路(1) を熱交換器(J) の上流側で当
    該熱交換器(J) を介する被加熱回路(1a)と前記熱交換器
    (J) を迂回するバイパス回路(1b)とに分岐させると共
    に、前記熱交換器(J) の下流側で前記被加熱回路(1a)と
    バイパス回路(1b)を合流させるようにし、これら2回路
    の夫々に開閉制御弁を挿入して出湯条件に応じて開閉制
    御弁制御装置により開閉制御できるようにした給湯装置
    において、給湯器内の水流停止状態を検知する水流停止
    検知手段(300) を設け、前記開閉弁制御装置には水流停
    止検知手段(300) からの水流停止信号出力により被加熱
    回路(1a)及びバイパス回路(1b)の開閉制御弁を共に開弁
    させる手段を具備させた給湯装置。
  2. 【請求項2】 被加熱回路(1a)及びバイパス回路(1b)の
    分岐点(11)の上流側には前記2回路への総流量を計測す
    るための流量センサ(3) を設け、この流量センサ(3) を
    水流停止検知手段(300) とし、前記流量センサ(3) のゼ
    ロ出力信号を水流停止信号とした請求項1に記載の給湯
    装置。
  3. 【請求項3】 ガスバーナ(B) は、この流量センサ(3)
    の検知水流及び出湯設定温度によってその火力が制御さ
    れ且前記検知水量が最小設定流量以下では燃焼を停止さ
    せる構成とし、開閉弁制御装置は、流量センサ(3) の検
    知水量が最小設定水量以上で且出湯設定温度が通常使用
    温度域では被加熱回路(1a)に設けた開閉制御弁(2a)とバ
    イパス回路(1b)に設けた開閉制御弁(2b)を共に開弁させ
    ると共に、高温給湯時には前記開閉制御弁(2b)のみを閉
    弁させ、流量センサ(3) の検知水量がガスバーナ(B) の
    燃焼が停止される設定流量域では前記開閉制御弁(2a)の
    みを閉弁させる構成とした請求項2に記載の給湯装置。
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