JPH05322317A - 貯湯式給湯器の排水装置 - Google Patents
貯湯式給湯器の排水装置Info
- Publication number
- JPH05322317A JPH05322317A JP12729292A JP12729292A JPH05322317A JP H05322317 A JPH05322317 A JP H05322317A JP 12729292 A JP12729292 A JP 12729292A JP 12729292 A JP12729292 A JP 12729292A JP H05322317 A JPH05322317 A JP H05322317A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- water storage
- drainage
- water
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の貯湯タンクを直列に接続してなる貯湯
式給湯器において、排水時の操作が容易な排水装置を得
る。 【構成】 複数の貯湯タンク１ａ，１ｂを直列関係に接
続してなる貯湯式給湯器の排水装置であって、それぞれ
の貯湯タンク１ａ，１ｂからの排水管５ａ，５ｂを逆流
防止弁を介して互いに接続し、この接続部より止水弁を
介して排水口に連通させるようにした。 【効果】 排水時の操作をバルブ１つでできるので、煩
わしい操作することなく排水を行える。
式給湯器において、排水時の操作が容易な排水装置を得
る。 【構成】 複数の貯湯タンク１ａ，１ｂを直列関係に接
続してなる貯湯式給湯器の排水装置であって、それぞれ
の貯湯タンク１ａ，１ｂからの排水管５ａ，５ｂを逆流
防止弁を介して互いに接続し、この接続部より止水弁を
介して排水口に連通させるようにした。 【効果】 排水時の操作をバルブ１つでできるので、煩
わしい操作することなく排水を行える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の貯湯タンクを直
列関係に接続してなる貯湯式給湯器の排水装置に関し、
それぞれの貯湯タンク内の水を同時にかつ容易に排水で
きるようにするためのものである。
列関係に接続してなる貯湯式給湯器の排水装置に関し、
それぞれの貯湯タンク内の水を同時にかつ容易に排水で
きるようにするためのものである。
【０００２】
【従来の技術】従来における複数の貯湯タンクを直列関
係に接続した貯湯式給湯器の排水装置の例を図５に示
す。ここでは、貯湯タンクが二つで、各々の貯湯タンク
を直列に接続してある給湯器を例にとっている。以下、
図５にそって説明する。１ａ，１ｂは湯を沸き上げる貯
湯タンク、２は貯湯タンク１ａと１ｂを直列に接続する
接続管、３は前方の貯湯タンク１ａに水を給水する給水
管、４は後方の貯湯タンク１ｂから湯を採湯する給湯
管、５ａ，５ｂは貯湯タンク１ａ，１ｂ内の水を排水す
るためのＬ字形の排水管、７ａ，７ｂは排水管５ａ，５
ｂに接続された止水バルブ、８は止水バルブ７ａ，７ｂ
間に接続され、それぞれの排水を混合するＴ字形パイ
プ、９はＴ字形パイプ８で混合された排水を排水受に導
く排水口、１０は排水受、１１ａ，１１ｂは排水時に貯
湯タンク１ａ，１ｂ内に空気を取り入れる吸気弁であ
る。
係に接続した貯湯式給湯器の排水装置の例を図５に示
す。ここでは、貯湯タンクが二つで、各々の貯湯タンク
を直列に接続してある給湯器を例にとっている。以下、
図５にそって説明する。１ａ，１ｂは湯を沸き上げる貯
湯タンク、２は貯湯タンク１ａと１ｂを直列に接続する
接続管、３は前方の貯湯タンク１ａに水を給水する給水
管、４は後方の貯湯タンク１ｂから湯を採湯する給湯
管、５ａ，５ｂは貯湯タンク１ａ，１ｂ内の水を排水す
るためのＬ字形の排水管、７ａ，７ｂは排水管５ａ，５
ｂに接続された止水バルブ、８は止水バルブ７ａ，７ｂ
間に接続され、それぞれの排水を混合するＴ字形パイ
プ、９はＴ字形パイプ８で混合された排水を排水受に導
く排水口、１０は排水受、１１ａ，１１ｂは排水時に貯
湯タンク１ａ，１ｂ内に空気を取り入れる吸気弁であ
る。
【０００３】次に、動作について説明する。通常は、貯
湯タンク１ａ，１ｂ内で沸き上げられた湯を給水管３か
らの水圧を利用し、給湯管４から採湯して使用する。こ
のとき、貯湯タンク１ａ，１ｂ内は常に満水の状態で使
用され、止水バルブ７ａ，７ｂは閉じられた状態となっ
ている。貯湯タンク１ａ，１ｂ内の水を排水するとき
は、あらかじめ給水管３の途中に設けられた止水弁（図
示せず）を閉じてから止水バルブ７ａ，７ｂを共に開
く。このとき前方の貯湯タンク１ａ内の水は、吸気弁１
１ａより空気を吸い込むことにより排水管５ａ、止水バ
ルブ７ａ、Ｔ字形パイプ８、排水口９を順に通過して排
水受１０に導かれ、一方後方の貯湯タンク１ｂ内の水
は、吸気弁１１ｂより空気を吸い込むことにより排水管
５ｂ、止水バルブ７ｂ、Ｔ字形パイプ８、排水口９を順
に通過して排水受１０に導かれる。
湯タンク１ａ，１ｂ内で沸き上げられた湯を給水管３か
らの水圧を利用し、給湯管４から採湯して使用する。こ
のとき、貯湯タンク１ａ，１ｂ内は常に満水の状態で使
用され、止水バルブ７ａ，７ｂは閉じられた状態となっ
ている。貯湯タンク１ａ，１ｂ内の水を排水するとき
は、あらかじめ給水管３の途中に設けられた止水弁（図
示せず）を閉じてから止水バルブ７ａ，７ｂを共に開
く。このとき前方の貯湯タンク１ａ内の水は、吸気弁１
１ａより空気を吸い込むことにより排水管５ａ、止水バ
ルブ７ａ、Ｔ字形パイプ８、排水口９を順に通過して排
水受１０に導かれ、一方後方の貯湯タンク１ｂ内の水
は、吸気弁１１ｂより空気を吸い込むことにより排水管
５ｂ、止水バルブ７ｂ、Ｔ字形パイプ８、排水口９を順
に通過して排水受１０に導かれる。
【０００４】なお、ここで図６に示すように、止水バル
ブ７とＴ字形パイプ８の接続の順番を逆にし、止水バル
ブ７を１つとする構成が考えられるが、このように接続
すると、通常使用の採湯時に前方の貯湯タンク１ａと後
方の貯湯タンク１ｂが接続管２と排水管５ａ，５ｂの両
方で接続されるため、前方の貯湯タンク１ａ内に給水管
３から給水された水が、排水管５ａ，５ｂを通り、後方
の貯湯タンク１ｂに加わるため、前方の貯湯タンク１ａ
で沸き上げられた湯が有効に採湯できず、無駄になると
いう不具合が生じるために、図６のような接続はしな
い。
ブ７とＴ字形パイプ８の接続の順番を逆にし、止水バル
ブ７を１つとする構成が考えられるが、このように接続
すると、通常使用の採湯時に前方の貯湯タンク１ａと後
方の貯湯タンク１ｂが接続管２と排水管５ａ，５ｂの両
方で接続されるため、前方の貯湯タンク１ａ内に給水管
３から給水された水が、排水管５ａ，５ｂを通り、後方
の貯湯タンク１ｂに加わるため、前方の貯湯タンク１ａ
で沸き上げられた湯が有効に採湯できず、無駄になると
いう不具合が生じるために、図６のような接続はしな
い。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】以上のように複数の貯
湯タンクを直列に接続した貯湯式給湯器において、貯湯
タンク１ａ，１ｂ内の水を排水するために従来は、貯湯
タンク１ａ，１ｂと同数の止水バルブ７ａ，７ｂを設け
る必要があり、排水時にはその全ての止水バルブ７ａ，
７ｂをほぼ同時に開く必要があるため、操作が非常に煩
わしいという問題点があった。
湯タンクを直列に接続した貯湯式給湯器において、貯湯
タンク１ａ，１ｂ内の水を排水するために従来は、貯湯
タンク１ａ，１ｂと同数の止水バルブ７ａ，７ｂを設け
る必要があり、排水時にはその全ての止水バルブ７ａ，
７ｂをほぼ同時に開く必要があるため、操作が非常に煩
わしいという問題点があった。
【０００６】本発明はこのような煩わしさを軽減するた
めになされたものであり、排水時に簡単な操作で排水が
行えるようにした貯湯式給湯器の排水装置を得ることを
目的とするものである。
めになされたものであり、排水時に簡単な操作で排水が
行えるようにした貯湯式給湯器の排水装置を得ることを
目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の排水装置は、複
数の貯湯タンクを直列関係に接続してなる貯湯式給湯器
の排水装置において、それぞれの貯湯タンクに設けられ
た排水管を逆流防止弁を介して互いに接続するととも
に、この接続部より止水弁を介して排水口に連通させた
ものである。また、本発明の排水装置は、複数の貯湯タ
ンクを直列関係に接続してなる貯湯式給湯器の排水装置
において、それぞれの貯湯タンクに設けられた排水管が
接続される複数の接続口と、この複数の接続口を排水口
に連通させる複数の連通孔と、これら複数の連通孔を同
時に開閉可能な弁体とからなる止水弁を具備したもので
ある。
数の貯湯タンクを直列関係に接続してなる貯湯式給湯器
の排水装置において、それぞれの貯湯タンクに設けられ
た排水管を逆流防止弁を介して互いに接続するととも
に、この接続部より止水弁を介して排水口に連通させた
ものである。また、本発明の排水装置は、複数の貯湯タ
ンクを直列関係に接続してなる貯湯式給湯器の排水装置
において、それぞれの貯湯タンクに設けられた排水管が
接続される複数の接続口と、この複数の接続口を排水口
に連通させる複数の連通孔と、これら複数の連通孔を同
時に開閉可能な弁体とからなる止水弁を具備したもので
ある。
【０００８】
【作用】本発明による排水装置においては、それぞれの
排水管を逆流防止弁を介して互いに接続し、この接続部
より止水弁を介して排水口に連通させたことにより、排
水操作を行うバルブを１つで構成することができ、通常
の使用時には逆流防止弁の働きによって貯湯タンク同士
は接続管のみで接続され、排水時には止水弁を操作する
ことで、それぞれの排水管を通して同時に排水される。
排水管を逆流防止弁を介して互いに接続し、この接続部
より止水弁を介して排水口に連通させたことにより、排
水操作を行うバルブを１つで構成することができ、通常
の使用時には逆流防止弁の働きによって貯湯タンク同士
は接続管のみで接続され、排水時には止水弁を操作する
ことで、それぞれの排水管を通して同時に排水される。
【０００９】また、この発明においては、それぞれの貯
湯タンクからの排水管を弁閉時には同時に遮断し、弁開
時には貯湯タンクからの排水管と排水口とを同時に接続
する止水弁により、通常使用時には貯湯タンク同士は接
続管のみで接続され、排水時には止水弁を操作すること
で、それぞれの排水管を通して同時に排水される。
湯タンクからの排水管を弁閉時には同時に遮断し、弁開
時には貯湯タンクからの排水管と排水口とを同時に接続
する止水弁により、通常使用時には貯湯タンク同士は接
続管のみで接続され、排水時には止水弁を操作すること
で、それぞれの排水管を通して同時に排水される。
【００１０】
実施例１．図１に本発明による第一の実施例を示す。図
１において、１ａ，１ｂは湯を沸き上げて貯湯する貯湯
タンク、２は貯湯タンク１ａと１ｂを直列に接続する接
続管、３は前方の貯湯タンク１ａに水を給水する給水
管、４は後方の貯湯タンク１ｂから湯を採湯する給湯
管、５ａ，５ｂは貯湯タンク１ａ，１ｂ内の水を排水す
るための排水管、６ａ，６ｂは排水管５ａ，５ｂに接続
され、逆流を防止する逆止弁、８は逆止弁６ａ，６ｂに
接続され、それぞれの排水を混合するＴ字形パイプ、７
はＴ字形パイプ８に接続された止水弁、９は排水を排水
受１０に導く排水口、１０は排水受、１１ａ，１１ｂは
排水時に貯湯タンク１ａ，１ｂ内に空気を取り入れる吸
気弁である。
１において、１ａ，１ｂは湯を沸き上げて貯湯する貯湯
タンク、２は貯湯タンク１ａと１ｂを直列に接続する接
続管、３は前方の貯湯タンク１ａに水を給水する給水
管、４は後方の貯湯タンク１ｂから湯を採湯する給湯
管、５ａ，５ｂは貯湯タンク１ａ，１ｂ内の水を排水す
るための排水管、６ａ，６ｂは排水管５ａ，５ｂに接続
され、逆流を防止する逆止弁、８は逆止弁６ａ，６ｂに
接続され、それぞれの排水を混合するＴ字形パイプ、７
はＴ字形パイプ８に接続された止水弁、９は排水を排水
受１０に導く排水口、１０は排水受、１１ａ，１１ｂは
排水時に貯湯タンク１ａ，１ｂ内に空気を取り入れる吸
気弁である。
【００１１】次に動作について説明する。通常時の動作
については、従来例で述べた動作と同一の経路で採湯さ
れるが、このとき、逆止弁６ｂの存在により、前方の貯
湯タンク１ａの水が排水管５ａ，５ｂを通って後方の貯
湯タンク１ｂへ流れることはない。次に排水時の動作
は、止水弁７を開くことにより、前方の貯湯タンク１ａ
内の水は、吸気弁１１ａより空気を吸い込むことにより
排水管５ａ、逆止弁６ａ、Ｔ字形パイプ８、止水弁７、
排水口９を順に通過して排水受１０に導かれる。一方後
方の貯湯タンク１ｂ内の水は、吸気弁１１ｂより空気を
吸い込むことにより排水管５ｂ、逆止弁６ｂ、Ｔ字形パ
イプ８、止水弁７、排水口９を順に通過して排水受１０
に導かれる。
については、従来例で述べた動作と同一の経路で採湯さ
れるが、このとき、逆止弁６ｂの存在により、前方の貯
湯タンク１ａの水が排水管５ａ，５ｂを通って後方の貯
湯タンク１ｂへ流れることはない。次に排水時の動作
は、止水弁７を開くことにより、前方の貯湯タンク１ａ
内の水は、吸気弁１１ａより空気を吸い込むことにより
排水管５ａ、逆止弁６ａ、Ｔ字形パイプ８、止水弁７、
排水口９を順に通過して排水受１０に導かれる。一方後
方の貯湯タンク１ｂ内の水は、吸気弁１１ｂより空気を
吸い込むことにより排水管５ｂ、逆止弁６ｂ、Ｔ字形パ
イプ８、止水弁７、排水口９を順に通過して排水受１０
に導かれる。
【００１２】ここで、逆止弁６ａについては、後方の貯
湯タンク１ｂのみを沸き上げる場合に貯湯タンク１ｂ内
の水が膨張したとき、接続管２を通して前方の貯湯タン
ク１ａに膨張分を逃すことによって、貯湯タンク１ａの
上部に湯を戻すことと、排水時に前方の貯湯タンク１ａ
から流れ出す水の抵抗と後方の貯湯タンク１ｂから流れ
出す水の抵抗をほぼ同一として、双方の貯湯タンク１
ａ，１ｂからほぼ同じ時間で排水することを目的として
設けているが、必ずしも必要なわけではなく、逆止弁６
ｂのみである程度の効果は得られる。
湯タンク１ｂのみを沸き上げる場合に貯湯タンク１ｂ内
の水が膨張したとき、接続管２を通して前方の貯湯タン
ク１ａに膨張分を逃すことによって、貯湯タンク１ａの
上部に湯を戻すことと、排水時に前方の貯湯タンク１ａ
から流れ出す水の抵抗と後方の貯湯タンク１ｂから流れ
出す水の抵抗をほぼ同一として、双方の貯湯タンク１
ａ，１ｂからほぼ同じ時間で排水することを目的として
設けているが、必ずしも必要なわけではなく、逆止弁６
ｂのみである程度の効果は得られる。
【００１３】実施例２．図２にこの発明による第二の実
施例を示す。図２において、図１と同一符号は同じ構成
なので、説明は省略する。１２は弁閉時には貯湯タンク
１ａ，１ｂからの排水管５ａ，５ｂを遮断し、弁開時に
は貯湯タンク１ａ，１ｂからの排水管５ａ，５ｂを排水
口９と連通させるように切り換える止水弁である。
施例を示す。図２において、図１と同一符号は同じ構成
なので、説明は省略する。１２は弁閉時には貯湯タンク
１ａ，１ｂからの排水管５ａ，５ｂを遮断し、弁開時に
は貯湯タンク１ａ，１ｂからの排水管５ａ，５ｂを排水
口９と連通させるように切り換える止水弁である。
【００１４】図３、図４にこの発明による第２の実施例
の弁装置１２の詳細図を示す。図３において、１２ａは
止水／排水を操作するコック、１３はコック１２ａの回
動操作により上下するシリンダである。１４ａ，１４ｂ
は排水管５ａ，５ｂを接続する接続口で、１５は接続口
１４ａ，１４ｂからの水を混合する混合室、１６ａ，１
６ｂは接続口１４ａ，１４ｂと混合室１５を連通する連
通孔である。１７はシリンダ１３に取り付けられ、シリ
ンダ１３の動きに従って上下移動し、連通孔１６ａ，１
６ｂを混合室１５と連通または遮断する弁体で、実線位
置が弁開状態を示し、破線位置は弁閉状態を示してい
る。１８は混合室１５で混合された水を排水口９に導く
連通孔である。
の弁装置１２の詳細図を示す。図３において、１２ａは
止水／排水を操作するコック、１３はコック１２ａの回
動操作により上下するシリンダである。１４ａ，１４ｂ
は排水管５ａ，５ｂを接続する接続口で、１５は接続口
１４ａ，１４ｂからの水を混合する混合室、１６ａ，１
６ｂは接続口１４ａ，１４ｂと混合室１５を連通する連
通孔である。１７はシリンダ１３に取り付けられ、シリ
ンダ１３の動きに従って上下移動し、連通孔１６ａ，１
６ｂを混合室１５と連通または遮断する弁体で、実線位
置が弁開状態を示し、破線位置は弁閉状態を示してい
る。１８は混合室１５で混合された水を排水口９に導く
連通孔である。
【００１５】次に動作について説明する。図３におい
て、コック１２ａを回すことにより、シリンダ１３が上
下し、シリンダ１３に取り付けられた弁体１７により連
通孔１６ａ，１６ｂが開閉される。今、弁体１７によ
り、連通孔１６ａ，１６ｂが閉じられている時、接続口
１４ａ，１４ｂは共にどことも接続されていないため、
接続口１４ａからの水が接続口１４ｂに流れたり、また
その逆となることはない。また、弁体１７により、連通
孔１６ａ，１６ｂが開放されている時は、接続口１４
ａ，１４ｂからの水は混合室１５で混合され、連通孔１
８から排水される。すなわち、弁閉時には接続口１４ａ
と接続口１４ｂは遮断され、弁開時には接続口１４ａと
接続口１４ｂが連通孔１８と連通する。
て、コック１２ａを回すことにより、シリンダ１３が上
下し、シリンダ１３に取り付けられた弁体１７により連
通孔１６ａ，１６ｂが開閉される。今、弁体１７によ
り、連通孔１６ａ，１６ｂが閉じられている時、接続口
１４ａ，１４ｂは共にどことも接続されていないため、
接続口１４ａからの水が接続口１４ｂに流れたり、また
その逆となることはない。また、弁体１７により、連通
孔１６ａ，１６ｂが開放されている時は、接続口１４
ａ，１４ｂからの水は混合室１５で混合され、連通孔１
８から排水される。すなわち、弁閉時には接続口１４ａ
と接続口１４ｂは遮断され、弁開時には接続口１４ａと
接続口１４ｂが連通孔１８と連通する。
【００１６】通常時の動作については、従来例で述べた
動作と同一の経路で採湯されるが、このとき、止水弁１
２の働きにより排水管５ａと排水管５ｂは遮断されるの
で、前方の貯湯タンク１ａの水が排水管５ａ，５ｂを通
って後方の貯湯タンク１ｂへ流れ込むことはない。次に
排水時の動作は、コック１２ａを開くことにより、止水
弁１２の働きにより排水管５ａ，５ｂと排水口９が連通
孔１６ａ，１６ｂ，１８を介して連通するので、前方の
貯湯タンク１ａ内の水は、吸気弁１１ａより空気を吸い
込むことにより排水管５ａ、止水弁１２、排水口９を順
に通過して排水受１０に導かれ、後方の貯湯タンク１ｂ
内の水は吸気弁１１ｂより空気を吸い込むことにより排
水管５ｂ、止水弁１２、排水口９を順に通過して排水受
１０に導かれる。
動作と同一の経路で採湯されるが、このとき、止水弁１
２の働きにより排水管５ａと排水管５ｂは遮断されるの
で、前方の貯湯タンク１ａの水が排水管５ａ，５ｂを通
って後方の貯湯タンク１ｂへ流れ込むことはない。次に
排水時の動作は、コック１２ａを開くことにより、止水
弁１２の働きにより排水管５ａ，５ｂと排水口９が連通
孔１６ａ，１６ｂ，１８を介して連通するので、前方の
貯湯タンク１ａ内の水は、吸気弁１１ａより空気を吸い
込むことにより排水管５ａ、止水弁１２、排水口９を順
に通過して排水受１０に導かれ、後方の貯湯タンク１ｂ
内の水は吸気弁１１ｂより空気を吸い込むことにより排
水管５ｂ、止水弁１２、排水口９を順に通過して排水受
１０に導かれる。
【００１７】
【発明の効果】このように本発明によれば、複数の貯湯
タンクが直列関係に接続されている貯湯式給湯器の排水
時において、従来のごとく複数の排水バルブを設けて複
数の排水バルブを操作する必要がなく、ひとつの止水弁
を操作するのみで排水が行えるため、排水時の操作が簡
単かつ容易に行える。
タンクが直列関係に接続されている貯湯式給湯器の排水
時において、従来のごとく複数の排水バルブを設けて複
数の排水バルブを操作する必要がなく、ひとつの止水弁
を操作するのみで排水が行えるため、排水時の操作が簡
単かつ容易に行える。
【図１】本発明による貯湯式給湯器の排水装置の第一の
実施例を示す構成図。
実施例を示す構成図。
【図２】本発明の第２の実施例を示す構成図。
【図３】本発明の第２の実施例の止水弁の構成を示す詳
細図。
細図。
【図４】図３の止水弁のＡ−Ａ線断面図。
【図５】従来の貯湯式給湯器の排水装置を示す構成図。
【図６】他の従来例を示す構成図。
１ａ 貯湯タンク １ｂ 貯湯タンク ２ 接続管 ５ａ 排水管 ５ｂ 排水管 ６ａ 逆止弁 ６ｂ 逆止弁 ７ 止水弁 ９ 排水口 １２ 止水弁 １４ａ 接続口 １４ｂ 接続口 １６ａ 連通孔 １６ｂ 連通孔 １７ 弁体 １８ 連通孔
Claims (2)
- 【請求項１】 複数の貯湯タンクを直列関係に接続して
なる貯湯式給湯器の排水装置において、それぞれの貯湯
タンクに設けられた排水管を逆流防止弁を介して互いに
接続するとともに、この接続部より止水弁を介して排水
口に連通させたことを特徴とする貯湯式給湯器の排水装
置。 - 【請求項２】 複数の貯湯タンクを直列関係に接続して
なる貯湯式給湯器の排水装置において、それぞれの貯湯
タンクに設けられた排水管が接続される複数の接続口
と、この複数の接続口を排水口に連通させる複数の連通
孔と、これら複数の連通孔を同時に開閉可能な弁体とか
らなる止水弁を具備したことを特徴とする貯湯式給湯器
の排水装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12729292A JPH05322317A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 貯湯式給湯器の排水装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12729292A JPH05322317A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 貯湯式給湯器の排水装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05322317A true JPH05322317A (ja) | 1993-12-07 |
Family
ID=14956357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12729292A Pending JPH05322317A (ja) | 1992-05-20 | 1992-05-20 | 貯湯式給湯器の排水装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05322317A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002139251A (ja) * | 2000-10-31 | 2002-05-17 | Denso Corp | 排液装置 |
| JP2006250506A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Corona Corp | 排液装置 |
| JP2006250502A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Corona Corp | 排液装置 |
| JP2007064493A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 貯湯タンクユニット |
| JP2007247955A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Mitsubishi Electric Corp | 貯湯式給湯器 |
| JP2011252658A (ja) * | 2010-06-02 | 2011-12-15 | Mitsubishi Electric Corp | 貯湯式給湯機 |
| JP2012181002A (ja) * | 2011-03-03 | 2012-09-20 | Corona Corp | 貯湯式給湯装置 |
-
1992
- 1992-05-20 JP JP12729292A patent/JPH05322317A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002139251A (ja) * | 2000-10-31 | 2002-05-17 | Denso Corp | 排液装置 |
| JP4666745B2 (ja) * | 2000-10-31 | 2011-04-06 | 株式会社デンソー | 排液装置 |
| JP2006250506A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Corona Corp | 排液装置 |
| JP2006250502A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Corona Corp | 排液装置 |
| JP4551250B2 (ja) * | 2005-03-14 | 2010-09-22 | 株式会社コロナ | 排液装置 |
| JP4607627B2 (ja) * | 2005-03-14 | 2011-01-05 | 株式会社コロナ | 排液装置 |
| JP2007064493A (ja) * | 2005-08-29 | 2007-03-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 貯湯タンクユニット |
| JP2007247955A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Mitsubishi Electric Corp | 貯湯式給湯器 |
| JP2011252658A (ja) * | 2010-06-02 | 2011-12-15 | Mitsubishi Electric Corp | 貯湯式給湯機 |
| JP2012181002A (ja) * | 2011-03-03 | 2012-09-20 | Corona Corp | 貯湯式給湯装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA2170428A1 (en) | Ball Valve with a Strainer and Integrated Means for Flushing the Strainer | |
| JP2545843B2 (ja) | 人体局部洗浄装置の水回路 | |
| CN105299262B (zh) | 一种带泄水功能的分水阀及具有该分水阀的便器盖板 | |
| CN205155250U (zh) | 一种带泄水功能的分水阀及具有该分水阀的便器盖板 | |
| JPH05322317A (ja) | 貯湯式給湯器の排水装置 | |
| JPH08159564A (ja) | 貯湯式温水器の排水装置 | |
| JPH0332310Y2 (ja) | ||
| JP2506925B2 (ja) | 衛生洗浄装置 | |
| JP2005509770A (ja) | 衛生水栓ブロック | |
| JPH08144356A (ja) | 真空下水道システム及び前記真空下水道システムに用いる真空系統結合装置 | |
| CN218440828U (zh) | 一种补水阀底阀 | |
| KR100222212B1 (ko) | 교통수단용 급수 탱크와 이에 적합한 급수 시스템 | |
| JP6497499B2 (ja) | 湯水混合水栓装置 | |
| JPS6015096Y2 (ja) | 製氷機 | |
| JP2002212936A (ja) | 取水・排水方法と取水・排水装置 | |
| JP2563384B2 (ja) | 分岐水栓 | |
| JPS6323354Y2 (ja) | ||
| KR200440794Y1 (ko) | 4웨이 밸브 | |
| KR100348649B1 (ko) | 교통수단용 급배수제어밸브 | |
| JPS6028848Y2 (ja) | 寒冷地に於ける太陽熱温水器用の混合水栓 | |
| JPS6028847Y2 (ja) | 温水タンク用のシヤワ−ヘツド付き湯水混合栓 | |
| JPH02115425A (ja) | 衛生洗浄装置 | |
| JPH067227Y2 (ja) | 分岐水栓 | |
| JP4535476B2 (ja) | 単水栓 | |
| JPH0343525A (ja) | 不凍結水栓 |