JP4666745B2 - 排液装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、同一の水平位置に設置された貯液タンクどうしを連結配管で連結した各貯液タンクから液体を排液する排液装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、電気温水器では、耐圧性を確保するため一般的にタンクは円筒状に形成されているが、一つのタンクによって必要な貯湯量を確保しようとすると貯湯槽の形状の自由度が損なわれるため、貯湯タンク102、103どうしを連結配管101で連結している(図8参照)。
【0003】
この電気温水器の排湯装置100は、逃がし弁104を介設したドレン配管105の基端106を貯湯タンク102の上部に接続し、排水バルブ107を介設した排水配管108の基端109を貯湯タンク102の下部に接続し、排水バルブ110を介設した排水配管111の基端112を貯湯タンク103の下部に接続し、連結配管101の一端113を貯湯タンク103の上部に接続し、他端114を排水配管108の排水バルブ107より上流側に接続している。
なお、連結配管101は、負圧弁115を介設したドレン配管116を接続している。
【0004】
逃がし弁104は、貯湯タンク103内に導入された水が加熱装置(ヒートポンプ)によって加熱されて貯湯タンク102に戻った時に、その温度変化に伴う体積膨張によるタンク内圧の上昇を制限するために設けられている。
具体的には、貯湯タンク102内の圧力が所定圧力を越えると開弁して大気に連通することにより、貯湯タンク102、103内の圧力を所定圧以下に調節する。なお、開弁時には、僅かであるが、温水も排出されるためドレン配管105がドレンに接続されている。
【0005】
貯湯タンク102、103内に湯(水)を貯めた状態で、電気温水器を長期間使用しない場合には、衛生上の問題等から貯湯タンク102、103内の湯(水)を排水する必要がある。
この場合には、逃がし弁104および負圧弁115を開き、更に、排水バルブ107、110を開く。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の排湯装置100では、負圧弁115とドレン配管116に係る部品代分のコスト、その配設スペース、およびメンテナンスが必要である。
本発明の目的は、第2の貯液タンク(貯湯タンク102)側に、負圧弁を介設した配管を取り付けることなく、各貯液タンク内の液体を完全に抜くことができる排液装置の提供にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
[請求項1について]
排液装置は、大気開放弁を介設したドレン配管の基端を第1の貯液タンクの上部に接続し、第1の排水バルブを介設した第1の排水配管の基端を第1の貯液タンクの下部に接続し、第2の排水バルブを介設した第2の排水配管の基端を第2の貯液タンクの下部に接続し、連結配管の一端を第2の貯液タンクの上部に接続し、第1の排水配管の第1の排水バルブより上流側に他端を接続している。
そして、連結配管の他端の第1の排水配管への接続位置を第2の排水配管の第2排水バルブの高さ位置よりも高い位置にしている。
【0008】
第1、第2の貯液タンク内の液体を排液する際には、大気開放弁、および第1、第2の排水バルブを開く。
まず、第1の貯液タンク内の液体の排水が行われる。
そして、連結配管の他端の第1の排水配管への接続位置を第2の排水配管の第2排水バルブの高さ位置よりも高い位置に有るため、第1の貯液タンク内の液体の液位がその接続位置より下回ると、第2の貯液タンク内の液体が第2の排水配管を介して排水され始めるので、連結配管内の液体が第2の貯液タンク内に引き込まれる。
連結配管内の液体が第2の貯液タンク内に全て引き込まれると、第2の貯液タンク内が大気に開放されるので第2の貯液タンク内の液体が一気に排水される。
【0009】
排液装置は、第2の貯液タンク側に、負圧弁を介設した配管を取り付けることなく、連結配管および各貯液タンク内の液体を完全に抜くことができる。
このため、排液装置は、負圧弁を配管に介設した負圧配管構造に係る部品代分のコストが削減できるとともに、その配設スペースが不要であり、更にそのメンテナンスが不要である。
【0010】
〔請求項2について〕
排液装置は、大気開放弁を介設したドレン配管の基端を第1の貯液タンクの上部に接続し、第1の排水バルブおよび第2の排水バルブを介設した排水配管の一端を第1の貯液タンクの下部に接続し、他端を第2の貯液タンクの下部に接続し、連結配管の一端を第2の貯液タンクの上部に接続し、排水配管の第1の排水バルブより上流側で、且つ排水部位より高い位置に他端を接続している。
そして、排水配管の第1の排水バルブと第2の排水バルブとの間の排水部位に排水口を設けている。
【0011】
第1、第2の貯液タンク内の液体を排液する際には、大気開放弁、および第1、第2の排水バルブを開く。
先ず、第1の貯液タンク内の液体の排水が行われる。
【0012】
連結配管の排水配管への接続位置が排水部位より高い位置に有るため、第1の貯液タンク内の液体の液位がその接続位置より下回ると、第2の貯液タンク内の液体が排水配管を介して排水され始めるので、連結配管内の液体が第2の貯液タンク内に引き込まれる。
連結配管内の液体が第2の貯液タンク内に全て引き込まれると、第2の貯液タンク内が大気に開放されるので第2の貯液タンク内の液体が一気に排水される。
【0013】
排液装置は、第2の貯液タンク側に、負圧弁を介設した配管を取り付けることなく、連結配管および各貯液タンク内の液体を完全に抜くことができる。
このため、排液装置は、負圧弁を配管に介設した負圧配管構造に係る部品代分のコストが削減できるとともに、その配設スペースが不要であり、更にそのメンテナンスが不要である。また、排水が一カ所から行える。
【0014】
[請求項3について]
排液装置は、大気開放弁を介設したドレン配管の基端を第1の貯液タンクの上部に接続し、第1の排水バルブを介設した第1の排水配管の基端を第1の貯液タンクの下部に接続し、第2の排水バルブを介設した第2の排水配管の基端を第2の貯液タンクの下部に接続し、連結配管の一端を第2の貯液タンクの上部に接続し、他端を第1の貯液タンクの下部に接続している。
そして、水抜き栓を介設した水抜配管を連結配管の最下部に接続している。
【0015】
第1、第2の貯液タンク内の液体を排液する際には、大気開放弁、および第1、第2の排水バルブ、および水抜栓を開く。
先ず、第1の貯液タンク内の液体の排水が行われる。
そして、水抜き栓を介設した水抜配管を連結配管の最下部に接続しているので、第1の貯液タンク内の液体が抜けると、連結配管内の液体が水抜配管から抜け始め、抜け切ると第2の貯液タンク内が大気に開放されるので第2の貯液タンク内の液体が第2の排水配管から一気に排水される。
【0016】
排液装置は、第2の貯液タンク側に、負圧弁を介設した配管を取り付けることなく、連結配管および各貯液タンク内の液体を完全に抜くことができる。
このため、排液装置は、負圧弁を配管に介設した負圧配管構造に係る部品代分のコストが削減できるとともに、その配設スペースが不要であり、更にそのメンテナンスが不要である。
【0017】
〔請求項4について〕
排液装置は、請求項1乃至請求項3の何れかに記載の構成を有し、第2の貯液タンクの第1の貯液タンクへの接続と同じ構造を有するタンク配管構造体を第2の貯液タンクの後段に一つ以上直列に接続している。
排液装置は、第2の貯液タンク側、およびその後段に接続する貯液タンク側、負圧弁を介設した配管を取り付けることなく、連結配管および各貯液タンク内の液体を完全に抜くことができる。
このため、排液装置は、負圧弁を配管に介設した負圧配管構造に係る部品代分のコストが削減できるとともに、それらの配設スペースが不要であり、更にそれらのメンテナンスが不要である。
【0018】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の第1実施例(請求項1に対応)を図1および図2に基づいて説明する。
図1、2に示す如く、給湯装置Aは、給湯用の湯を貯湯する貯湯タンク1、2と、湯を作製する加熱装置(図示せず)とを備え、後述する排水機構を採用している。
【0019】
貯湯タンク1、2は、円筒状であり、それぞれ、150リットルの容積を有する。
貯湯タンク1の上部には、逃がしバルブ11(大気開放弁)を介設したドレン配管12が接続され、該ドレン配管12からは給湯用の温水配管13が分岐している。また、加熱装置の出湯配管31がタンク上部側に接続されている。
【0020】
貯湯タンク1、2は、熱湯化によって水の体積が膨張してタンク内圧が高まるが、逃がしバルブ11により一定圧力以下に保たれる。
貯湯タンク1の下部には、排水バルブ14を介設した排水配管15の基端16が接続されている。
【0021】
貯湯タンク2には、タンク下部に連結した、減圧バルブ(図示せず)を介設した給水配管21を介して水が給水源から供給される。
減圧バルブは、給水源から供給される水の給水圧を下げて所定圧力以下に保持する役目を有する。
また、貯湯タンク2の下部の他の位置には、加熱装置の給水配管32や、排水バルブ22を介設した排水配管23の基端24が接続されている。
【0022】
4は連結配管であり、一端41を貯湯タンク2の上部に接続し、排水配管15の排水バルブ14より上流側に他端42を接続している。なお、連結配管4の他端42の排水配管15への接続箇所は、排水配管23の排水部位231(排水配管23の水平延出部分)より高い位置であり、排水機構の主要部分を形成している。
【0023】
加熱装置は、水を給水配管32から貯湯タンク2内に供給し、作製した湯を出湯配管31を介して貯湯タンク1の上部に送り込む。
タンク上部に送り込まれた湯は、湯と冷水との比重差のため貯湯タンク1の上部に臨み、上部から順に貯湯される。
【0024】
貯湯タンク1、2内の熱湯は、貯湯タンク1、2の各容積位置に配したサーミスタ(図示せず)によって、その大凡の貯湯量が検出される。
【0025】
つぎに、給湯装置Aにおける、貯湯タンク1、2内の湯(水)を排水する際の排水機構の作動について述べる。
貯湯タンク1、2内に湯(水)を貯めた状態で、給湯装置Aを数日以上使用しなかった場合には、衛生上の問題等から貯湯タンク1、2内の湯(水)を排水する必要がある。
この場合には、逃がしバルブ11を手動で開弁状態にし、排水バルブ14、22を共に開く。
【0026】
これにより、先ず、貯湯タンク1内の湯の排水が行われる。
連結配管4の排水配管15への接続位置が排水配管23の排水部位231(排水配管23の水平延出部分)より高い位置に有るため、貯湯タンク1内の湯の液面がその接続位置より下回ると、貯湯タンク2内の湯が排水配管23を介して排水され始めるので、連結配管4内の湯が貯湯タンク2内に引き込まれる。
連結配管4内の湯が貯湯タンク2内に全て引き込まれると、貯湯タンク2内が大気に開放されるので貯湯タンク2内の湯が一気に排水される。
【0027】
本実施例の給湯装置Aは、以下の利点を有する。
給湯装置Aは、負圧弁を介設した配管を貯湯タンク2側に設けることなく、連結配管4および貯湯タンク1、2内の湯(水)を完全に抜くことができる。
このため、給湯装置Aは、負圧弁を配管に介設した負圧配管構造に係る部品代分のコストが削減できる。
【0028】
負圧弁を配管に介設した負圧配管構造が占める突起部分がなくなるので断熱が行い易くなり保温性能が向上する。
負圧弁の固着による排水不良の虞がなく、且つ、負圧弁がないので負圧弁のメンテナンスが不要である。
【0029】
つぎに、本発明の第2実施例(請求項2に対応)を図3に基づいて説明する。
図3に示す給湯装置Bは、下記の構成が給湯装置Aと異なる。
排水バルブ14および排水バルブ22を介設した排水配管20の一端201を貯湯タンク1の下部に接続し、他端202を貯湯タンク2の下部に接続し、排水配管20の排水バルブ14、22間の排水部位203(排水配管20の水平部分)に排水口を設けている。
【0030】
4は連結配管であり、一端41を貯湯タンク2の上部に接続し、排水配管20の排水バルブ14より上流側に他端42を接続している。なお、連結配管4の他端42の排水配管20への接続箇所は、排水配管20の排水部位203より高い位置であり、排水機構の主要部分を形成している。
【0031】
つぎに、給湯装置Bにおける、貯湯タンク1、2内の湯(水)を排水する際の排水機構の作動について述べる。
貯湯タンク1、2内の湯(水)を排水する場合には、逃がしバルブ11を手動で開弁状態にし、排水バルブ14、22を共に開く。
【0032】
先ず、貯湯タンク1内の湯(水)の排水が行われる。
連結配管4の排水配管20への接続位置が排水部位203より高い位置に有るため、貯湯タンク1内の湯の液面がその接続位置より下回ると、貯湯タンク2内の湯が排水配管23を介して排水され始めるので、連結配管4内の湯が貯湯タンク2内に引き込まれる。
連結配管4内の湯が貯湯タンク2内に全て引き込まれると、貯湯タンク2内が大気に開放されるので貯湯タンク2内の液体が一気に排水される。
【0033】
本実施例の給湯装置Bは、以下の利点を有する。
給湯装置Bは、負圧弁を介設した配管を貯湯タンク2側に設けることなく、連結配管4および貯湯タンク1、2内の湯(水)を完全に抜くことができる。
このため、給湯装置Bは、負圧弁を配管に介設した負圧配管構造に係る部品代分のコストが削減できる。
【0034】
負圧弁を配管に介設した負圧配管構造が占める突起部分がなくなるので断熱が行い易くなり保温性能が向上する。
負圧弁の固着による排水不良の虞がなく、且つ、負圧弁がないので負圧弁のメンテナンスが不要である。
排水が一カ所から行えるので、排水管の取り回しが楽である。
【0035】
つぎに、本発明の第3実施例(請求項3に対応)を図4に基づいて説明する。
図4に示す給湯装置Cは、下記の構成が給湯装置Aと異なる。
連結配管4の一端41を貯湯タンク2の上部に接続し、他端42を貯湯タンクの下部に接続し、水抜き栓43を介設した水抜配管44を連結配管4の排水部位45(連結配管4の水平部分)に接続している。
【0036】
つぎに、給湯装置Cにおける、貯湯タンク1、2内の湯(水)を排水する際の排水機構の作動について述べる。
貯湯タンク1、2内の湯(水)を排水する場合には、逃がしバルブ11を手動で開弁状態にし、排水バルブ14、22を共に開き、水抜き栓43を開く。
【0037】
先ず、貯湯タンク1内の湯の排水が行われる。
水抜き栓43を介設した水抜配管44を連結配管4の排水部位45に接続しているので、貯湯タンク1内の湯が抜けると、連結配管4内の湯が水抜配管44から抜け始め、抜け切ると貯湯タンク2内が大気に開放されるので貯湯タンク2内の湯が排水配管23から一気に排水される。
【0038】
給湯装置Cは、負圧弁を介設した配管を貯湯タンク2側に設けることなく、連結配管4および貯湯タンク1、2内の湯(水)を完全に抜くことができる。
このため、給湯装置Cは、負圧弁を配管に介設した負圧配管構造に係る部品代分のコストが削減できる。
【0039】
負圧弁を配管に介設した負圧配管構造が占める突起部分がなくなるので断熱が行い易くなり保温性能が向上する。
負圧弁の固着による排水不良の虞がなく、且つ、負圧弁がないので負圧弁のメンテナンスが不要である。
貯湯タンク1内の湯が二つの経路で排水されるので排水時間を短くすることができる。なお、水抜き栓43を介設した水抜配管44が必要であるものの、貯湯タンク1、2の下方であるので邪魔にならない。
【0040】
本発明は、上記実施例以外につぎの実施態様を含む。
a.貯湯タンク2の貯湯タンク1への接続と同じ構造を有するタンク配管構造体を貯湯タンク2の後段に一つ以上直列に接続しても良い。
例えば、図5に示す様に、給湯装置Aに貯湯タンク5を付加して給湯量を増やした給湯装置Dは、排水バルブ51を介設した排水配管52の基端53を貯湯タンク5の下部に接続し、連結配管54の一端55を貯湯タンク5の上部に接続し、排水配管23の排水バルブ22より上流側に他端56を接続している。なお、連結配管54の他端56の排水配管23への接続位置は、排水配管52の排水部位50より高い位置である(請求項1を引用した請求項4に対応)。
【0041】
貯湯タンク1、2、5内の湯(水)を排水する場合には、逃がしバルブ11を手動で開弁状態にし、排水バルブ14、22、51を共に開く。
これにより、負圧弁を介設した配管を貯湯タンク2、5側に設けることなく、連結配管4、54および貯湯タンク1、2、5内の湯(水)を完全に抜くことができる。
【0042】
また、図6に示す様に、給湯装置Bに貯湯タンク5を付加して給湯量を増やした給湯装置Eは、排水バルブ51を介設した排水配管52の基端53を貯湯タンク5の下部に接続し、連結配管54の一端55を貯湯タンク5の上部に接続し、排水配管23の排水バルブ22より上流側に他端56を接続している。なお、連結配管54の他端56の排水配管23への接続位置は、排水配管52の排水部位50より高い位置である(請求項2を引用した請求項4に対応)。
【0043】
貯湯タンク1、2、5内の湯(水)を排水する場合には、逃がしバルブ11を手動で開弁状態にし、排水バルブ14、22、51を共に開く。
これにより、負圧弁を介設した配管を貯湯タンク2、5側に設けることなく、連結配管4、54および貯湯タンク1、2、5内の湯(水)を完全に抜くことができる。
【0044】
更に、図7に示す様に、給湯装置Cに貯湯タンク5を付加して給湯量を増やした給湯装置Fは、排水バルブ51を介設した排水配管52の基端53を貯湯タンク5の下部に接続し、連結配管54の一端55を貯湯タンク5の上部に接続し、他端56を貯湯タンク2の下部に接続し、水抜き栓57を介設した水抜配管58を連結配管54の排水部位59に接続している(請求項3を引用した請求項4に対応)。
【0045】
貯湯タンク1、2、5内の湯(水)を排水する場合には、逃がしバルブ11を手動で開弁状態にし、排水バルブ14、22、51を共に開き、水抜き栓43、57を開く。
これにより、負圧弁を介設した配管を貯湯タンク2、5側に設けることなく、連結配管4、54および貯湯タンク1、2、5内の湯(水)を完全に抜くことができる。
【0046】
b.排水バルブ14、22、51、水抜き栓43、57は、電動式であっても良い。
c.液体は水以外であっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る給湯装置の構成図である。
【図2】その給湯装置の要部拡大図である。
【図3】本発明の第2実施例に係る給湯装置の構成図である。
【図4】本発明の第3実施例に係る給湯装置の構成図である。
【図5】本発明の他の実施例に係る給湯装置の構成図である。
【図6】本発明の他の実施例に係る給湯装置の構成図である。
【図7】本発明の他の実施例に係る給湯装置の構成図である。
【図8】従来技術に係る給湯装置の構成図である。
【符号の説明】
A、B、C、D、E、F 給湯装置(排液装置)
1 貯湯タンク(第1の貯液タンク)
2 貯湯タンク(第2の貯液タンク)
4 連結配管
11 逃がしバルブ(大気開放弁)
12 ドレン配管
14 排水バルブ(第1の排水バルブ)
15 排水配管(第1の排水配管)
16、24 基端
22 排水バルブ(第2の排水バルブ)
23 排水配管(第2の排水配管)
41 一端
42 他端
43、57 水抜き栓
44、58 水抜配管
50、231 排水部位

Claims (4)

  1. 大気開放弁を介設したドレン配管の基端を第1の貯液タンクの上部に接続し、
    第1の排水バルブを介設した第1の排水配管の基端を前記第1の貯液タンクの下部に接続し、
    第2の排水バルブを介設した第2の排水配管の基端を第2の貯液タンクの下部に接続し、
    連結配管の一端を前記第2の貯液タンクの上部に接続し、前記第1の排水配管の前記第1の排水バルブより上流側に他端を接続した排液装置において、
    前記連結配管の他端の前記第1の排水配管への接続位置を前記第2の排水配管の前記第2排水バルブの高さ位置よりも高い位置にしたことを特徴とする排液装置。
  2. 大気開放弁を介設したドレン配管の基端を第1の貯液タンクの上部に接続し、
    第1の排水バルブおよび第2の排水バルブを介設した排水配管の一端を前記第1の貯液タンクの下部に接続し、他端を第2の貯液タンクの下部に接続し、
    前記排水配管の前記第1の排水バルブと前記第2の排水バルブとの間の排水部位に排水口を設け、
    連結配管の一端を前記第2の貯液タンクの上部に接続し、前記排水配管の前記第1の排水バルブより上流側で、且つ前記排水部位より高い位置に前記連結配管の他端を接続した排液装置。
  3. 大気開放弁を介設したドレン配管の基端を第1の貯液タンクの上部に接続し、
    第1の排水バルブを介設した第1の排水配管の基端を前記第1の貯液タンクの下部に接続し、
    第2の排水バルブを介設した第2の排水配管の基端を前記第2の貯液タンクの下部に接続し、
    連結配管の一端を前記第2の貯液タンクの上部に接続し、他端を前記第1の貯液タンクの下部に接続し、
    水抜き栓を介設した水抜配管を前記連結配管の最下部に接続した排液装置。
  4. 前記第2の貯液タンクの前記第1の貯液タンクへの接続と同じ構造を有するタンク配管構造体を前記第2の貯液タンクの後段に一つ以上直列に接続した請求項1乃至請求項3の何れかに記載の排液装置。
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JPH05322317A (ja) * 1992-05-20 1993-12-07 Mitsubishi Electric Corp 貯湯式給湯器の排水装置
JPH10205885A (ja) * 1997-01-27 1998-08-04 Toshiba Electric Appliance Co Ltd 温水装置

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