JPH0579145U - 分岐栓 - Google Patents

分岐栓

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JPH0579145U
JPH0579145U JP2809392U JP2809392U JPH0579145U JP H0579145 U JPH0579145 U JP H0579145U JP 2809392 U JP2809392 U JP 2809392U JP 2809392 U JP2809392 U JP 2809392U JP H0579145 U JPH0579145 U JP H0579145U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
branch
outlet
outflow
passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP2809392U
Other languages
English (en)
Inventor
育哉 井戸田
浩彦 藪田
幹也 浅井
Original Assignee
株式会社イナックス
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イナックス filed Critical 株式会社イナックス
Priority to JP2809392U priority Critical patent/JPH0579145U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 局部洗浄装置を設置するに際して用いる分岐
栓と止水栓とを1つにまとめた形態とし、局部洗浄装置
用の水の取出部位の外観を良好とし、またコストを安価
とすることを目的とする。 【構成】 分岐栓の形態を、(イ)流入口14と、
(ロ)第一及び第二流出口16,18と、(ハ)該流入
口14から流入した水を第一流出口16に導く主通路2
2,24と、(ニ)該主通路から分岐して該主通路の水
を前記第二流出口に導く分岐通路26,28,30と、
(ホ)前記第一流出口16からの水の流出を止める第一
止水弁部40と、前記第二流出口18からの水の流出を
止める第二止水弁部42とを共通のハウジング12に設
けた形態とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は人体局部を洗浄する局部洗浄装置を取り付ける際等に用いられる分 岐栓に関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来より、人体局部を洗浄するための局部洗浄装置を設置するに際して、図3 に示しているようにロータンク(便器洗浄水タンク)100への給水通路上に分 岐栓102を止水栓104に連ねて取り付け、ロータンク100に導かれる水の 一部を分岐させて局部洗浄装置106用に取り出すといったことが一般に行われ ている。
【0003】 ここで止水栓104はその通路内の水の流れを遮断するための止水弁体108 を備えており、また分岐栓102は分岐通路内の水の流れを遮断する止水弁体1 10を備えている。
【0004】 しかしながらこの場合、通常の止水栓104と分岐栓102とが連なった形と なって、局部洗浄装置106用の水の取出部位が外観的に煩雑な感じとなり、ま た止水栓104と分岐栓102の2つの器具を使用することとなるためコストも 高くなる等の不都合があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の分岐栓はこのような課題を解決するために案出されたものであり、そ の要旨は、流入口と、第一及び第二流出口と、該流入口から流入した水を該第一 流出口に導く主通路と、該主通路から分岐して該主通路の水を前記第二流出口に 導く分岐通路と、前記第一流出口からの水の流出を止める第一止水弁部と、前記 第二流出口からの水の流出を止める第二止水弁部とが共通のハウジングに設けら れていることにある。
【0006】
【作用及び考案の効果】
本考案の分岐栓を用いれば、局部洗浄装置を設置するに際して従来のように止 水栓と分岐栓との2つの器具を用いなくても、単一の分岐栓を用いるだけで足り るようになる。
【0007】 本考案の分岐栓は、流入口に流入した水を第一流出口と第二流出口とに分流す る分岐栓としての機能を有しているとともに、第一流出口及び第二流出口からの 水の流出を止める止水弁部をそれぞれ備えており、図3に示す止水栓104と分 岐栓102との2つの機能を有しているからである。
【0008】 これにより局部洗浄装置用の水の取出部位の外観をすっきりとしたものとでき るとともに、単一の分岐栓を用いるだけですむことからコストも安価となる。
【0009】 本考案は、便器と局部洗浄装置とを同時に設置する際に或いは局部洗浄装置付 便器を設置する際に適用して特に効果が大である。
【0010】 本考案においては、前記分岐通路の分岐部位にストレーナを設け、該ストレー ナを通った水を前記第一流出口と第二流出口とに導くように成すことが望ましい 。
【0011】 このようにすると、第一流出口及び第二流出口の何れから流出する水をも単一 のストレーナにて異物除去し、清浄化することができる。
【0012】
【実施例】
次に本考案の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。 図1及び図2において、10は分岐栓であって正面形状がほぼ三角形状を成す ハウジング12を有している。
【0013】 ハウジング12の後面には流入口14が設けられる一方、上面と下面とにはそ れぞれ第一流出口16及び第二流出口18が設けられ、給水管20からの水が流 入口14からハウジング12内部に流入した上、後述の内部通路を通じて第一流 出口16及び第二流出口18に導かれるようになっている。
【0014】 これら第一流出口16及び第二流出口18には、導管30,32(図1参照) が接続されており、第一流出口16及び第二流出口18からの水が、これら導管 30,32を通じて便器洗浄用の水を蓄えるロータンク及び局部洗浄装置へと導 かれるようになっている。
【0015】 前記流入口14は、ハウジング12の下部を前後方向に延びる通路22及びハ ウジング12前部において縦方向に延びる通路24によって第一流出口16と連 通され、また更にハウジング12上部において前後方向に延びる通路26,ハウ ジング12の後壁に沿って延びる通路28及び前後方向に延びる通路30によっ て第二流出口18に連通している。
【0016】 ハウジング12の前面には3つの開口34,36,38が設けられている。
【0017】 開口34は通路22及び24に連通しており、また開口36は通路24及び2 6に、更に開口38は通路30に連通している。
【0018】 これらのうち開口34,38は止水弁体40,42(図2参照)のねじ込固定 用のもので、ここに装着された止水弁体40,42の弁座44,46への当接よ って止水作用が行われる。
【0019】 ここで止水弁体40による止水作用が行われると、第一流出口16からの水の 流出と第二流出口18からの水の流出とが同時に停止され、また止水弁体42に よる止水作用のみが行われると、第二流出口18からの水の流出が停止される。
【0020】 一方、開口36はストレーナ48のねじ込固定用のものである。 ストレーナ48は底付円筒形状の網状のもので、このストレーナ48を装着し たとき、流入口14から流入した水がこのストレーナ48を通過した上第一流出 口16と第二流出口18とに流れ、各流出口16,18より外部に流出する。
【0021】 このように本例の分岐栓10を用いれば、従来の止水栓及び分岐栓に代えて単 一の分岐栓を用いるだけで局部洗浄装置を設置することができる。
【0022】 これによりロータンク及び局部洗浄装置への水の分岐部の外観をすっきりとし たものとすることができ、また必要な器具が1つだけで済むことからコストも安 価となる。
【0023】 以上本考案の実施例を詳述したがこれはあくまで一例示であり、本考案はその 主旨を逸脱しない範囲において、当業者の知識に基づき様々な変更を加えた形態 で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である分岐栓の正面,側面,
平面の断面構成を示す図である。
【図2】同じ分岐栓の斜視図である。
【図3】本考案の背景説明のための説明図である。
【符号の説明】
10 分岐栓 12 ハウジング 14 流入口 16 第一流出口 18 第二流出口 22,24,26,28,30 通路 40,42 止水弁体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】流入口と第一及び第二流出口と該流入口か
    ら流入した水を該第一流出口に導く主通路と該主通路か
    ら分岐して該主通路の水を前記第二流出口に導く分岐通
    路と前記第一流出口からの水の流出を止める第一止水弁
    部と前記第二流出口からの水の流出を止める第二止水弁
    部とが共通のハウジングに設けられていることを特徴と
    する分岐栓。
  2. 【請求項2】 請求項1の分岐栓において、前記分岐通
    路の分岐部位にストレーナが設けられ、該ストレーナを
    通った水が前記第一流出口と第二流出口とに導かれるよ
    うに成されていることを特徴とする分岐栓。
JP2809392U 1992-03-31 1992-03-31 分岐栓 Pending JPH0579145U (ja)

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JP2809392U JPH0579145U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 分岐栓

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JP2809392U JPH0579145U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 分岐栓

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JPH0579145U true JPH0579145U (ja) 1993-10-26

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JP2809392U Pending JPH0579145U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 分岐栓

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014149001A (ja) * 2013-01-31 2014-08-21 Kitz Corp 二栓式止水栓

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01271552A (ja) * 1988-04-21 1989-10-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 衛生洗浄装置

Patent Citations (1)

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JPH01271552A (ja) * 1988-04-21 1989-10-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 衛生洗浄装置

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