JP2526192Y2 - 便座装置 - Google Patents

便座装置

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JP2526192Y2
JP2526192Y2 JP2560991U JP2560991U JP2526192Y2 JP 2526192 Y2 JP2526192 Y2 JP 2526192Y2 JP 2560991 U JP2560991 U JP 2560991U JP 2560991 U JP2560991 U JP 2560991U JP 2526192 Y2 JP2526192 Y2 JP 2526192Y2
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柴 裕 司 平
原 理 松
渡 美智治 馬
合 伸 治 川
浩 一 林
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Aisin Seiki Co Ltd
Aisin Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、便座装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】本考案に係る従来技術として、特開昭6
3−226420号公報に開示される衛生洗浄装置があ
る。図3に示すように、この衛生洗浄装置の装置本体3
0は便器31の上面に固定されているものであり、装置
本体30内には図示しない洗浄ノズルが進退可能に収納
されている。また、便器31の後方には便器内部を洗浄
する洗浄水の蓄えられたロータンク32が設けられてい
る。このように、衛生洗浄装置の配設されたトイレに
は、装置本体30とロータンク32の両方に洗浄水を給
水する必要があるため、従来は給水源と接続された給水
管33に分岐栓34を取り付け、分岐栓34に第1通水
管35と第2通水管36の2本の通水管を接続し、第1
通水管35をロータンク32へ、第2通水管36を装置
本体30にそれぞれ取り付けることにより給水を行つて
いた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、分岐栓34や
通水管がトイレ壁面側に露出するため見栄えが悪く、ま
た便器後方で通水管の取付け工事を行う必要があるた
め、狭いトイレ室内では取り付け作業が行いにくいもの
となつていた。
【0004】そこで、本考案は給水源との通水管の接続
を容易に行うことができる便座装置を提供することを技
術的課題とするものである。
【0005】
【考案の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本考案において講じた技術的解決手段は、便器上面に
配設される装置本体と、該装置本体に収納され洗浄水を
噴出する洗浄ノズルと、前記装置本体内に配設され一端
が前記洗浄ノズルに接続され他端が前記装置本体壁面に
開口する通水路と、該通水路の他端に接続されるソケツ
トを備えた便座装置において、前記ソケツトは、給水源
より洗浄水を導入する流入路と、該流入路の下流側に設
けられ前記通水路の他端に接続される第1出水路と、該
第1出水路と並列して設けられ便器内面を洗浄する洗浄
水を蓄えるロータンクに連通する第2出水路と、前記流
入路に配設される止水部とを備えていることを特徴とす
る便座装置である。
【0007】
【作用】便座装置の装置本体内に配設された通水路に洗
浄水を給水するためには、給水源に接続された給水管な
どの管を、装置本体のソケツトに接続することで給水す
ることができる。そして、ロータンクへの給水は、ソケ
ツトに設けられた第2出水路とロータンクを接続するこ
とで給水することができる。このように、給水源との接
続部が作業者により近い装置本体に設けられるため、取
付け作業がしやすい。
【0008】
【実施例】本考案の一実施例を図1乃至図2に基づいて
説明する。図1は便座装置1の斜視図を示す。便座装置
1の装置本体2は、便器3の後方上面に配設されてお
り、便蓋4と便座5を回動可能に支承している。装置本
体2は、便器後部の上面に固着されるプレート2aと、
プレート2aの上面を覆うプレートカバー2bより構成
されている。プレートカバー2b内には、先端より洗浄
水を噴出して局部洗浄を行うノズルと、ノズルを装置本
体2内に収納された状態から洗浄位置まで進退可能に駆
動させる駆動モータと、駆動モータの作動を制御する制
御装置と、ノズルに洗浄水を送水する通水路等が内設さ
れている。通水路の一端はノズルに接続されており、他
端はプレート2aの手前側の下面に向けて開口してい
る。そして、この通水路にソケツト7が接続されてい
る。通水路とソケツト7の接続方法は従来と同じ方法を
用いることができるため、ここでは詳述しない。ソケツ
ト7は下方に流入路8を備えており、流入路8より洗浄
水が供給される。
【0009】トイレ壁面には給水源と連通する給水管9
が突出しており、この給水管9には止水栓10が固着さ
れている。止水栓10には給水管11の一端が接続され
ており、給水管11の他端はソケツト7の流入路8に接
続されている。こうして、ソケツト7内に洗浄水が供給
されるようになつている。図2に示されるように、ソケ
ツト7には第1出水路28と第2出水路12が形成され
ており、流入路8より供給された洗浄水は、第1出水路
28から装置本体2内の通水路へ送水され、また第2出
水路12から通水管13を経てロータンク14へ送水さ
れるようになつている。ロータンク14は便器3内を洗
浄する洗浄水を蓄えるものであり、本実施例では便器3
の後方に配設されている。
【0010】次にソケツト7について図2に基づいて説
明する。ソケツト7は上方に向けて開口する第1出水路
28を装置本体2内の通水路に接続されて、装置本体2
に固定されているものである。下方に向けて開口する流
入路8の外周面には雄ネジが形成されており、パツキン
15を介して接続された給水管11が、袋ナツト16で
螺着されている。また第1出水路28と流入路8との間
のソケツト7の外周には、筒状の第2出水路12が便器
3の後方に向けて開口するよう形成されている。第2出
水路12にはロータンク14に接続される通水管29が
挿入されており、第2出水路12の端部に配設されるパ
ツキン17を介して、袋ナツト18で螺着されている。
第1出水路28には逆止弁19が配設されており、装置
本体2内の通水路に供給された洗浄水が逆流しないよう
になつている。また、流入路8には、止水部20が設け
られている。止水部20はソケツト7の外周から外側に
向けて突出した筒部21内に設けられ、この筒部21に
は、端部にフランジ部22aを備え、外周面には雄ネジ
の形成されたキヤツプ22が配設されている。このキヤ
ツプ22の雄ネジを筒部21の内周に形成された雌ネジ
と螺着させ、また筒部21とキヤツプ22との間にOリ
ング23を配設することにより、キヤツプ22は筒部2
1に水密的に配設される。キヤツプ22の中央には穴部
22bが穿設されている。そして、この穴部22bには
一端にマイナス溝およびネジの形成されたスピンドル2
4が軸方向に進退可能に螺合されている。スピンドル2
4の他端にはパツキン25がネジ26で固着されてい
る。パツキン25が、ソケツト7の内周から突出しソケ
ツト7内の通水路を形成する凸部27に当接することに
より、流入路8より給水される洗浄水が第1出水路28
および第2出水路12へ送水されないよう止水される。
【0011】次に洗浄水の流れを説明すると、給水源か
ら給水された洗浄水は、止水栓10を通つて装置本体2
のソケツト7に送水される。ソケツト7の流入路8から
入水した洗浄水は、止水部20のパツキン25と凸部2
7の間の隙間を通り、第1出水路28の逆止弁19およ
び第2出水路12内に挿嵌されている通水管29より出
水される。
【0012】本実施例によれば、装置本体2内に配設さ
れた通水路に洗浄水を給水するためには、給水源に接続
された給水管11を装置本体2のソケツト7に接続する
だけで給水することができる。このように給水源との接
続部を作業者により近い装置本体に設けることができ、
取付け作業がしやすい。また、従来では給水管とソケツ
トの間に分岐栓が存在していたが、本実施例では予めロ
ータンクへも洗浄水を分岐するための第2出水路が設け
てあるため分岐栓が不必要であり、分岐栓の取付け作
業、及び分岐栓と止水栓との間の連結管も不要となり、
施工性が向上する。特に、トイレ室内が狭くロータンク
の横のスペースが狭い場合には有効である。
【0013】
【考案の効果】本考案によれば、給水源に接続された給
水管を装置本体のソケツトに接続することで、装置本体
内に配設された通水路に洗浄水を給水することができ
る。このように給水源との接続部を作業者により近い装
置本体に設けることができ、取付け作業がしやすい。ま
たソケツトに予め第2出水路が設けてあるために分岐栓
が不要であり、分岐栓の取付け作業、及び分岐栓と止水
栓との間の連結管も不要となり、施工性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示し、便座装置の斜視図を
示す。
【図2】本実施例のソケツトの断面図を示す。
【図3】従来の便座装置の正面図を示す。
【符号の説明】
2 装置本体 3 便器 7 ソケツト 8 流入路 12 第2出水路 20 止水部 28 第1出水路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 川 合 伸 治 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイ シン精機株式会社内 (72)考案者 林 浩 一 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイ シン精機株式会社内 審査官 西田 秀彦 (56)参考文献 実開 平4−108665(JP,U) 実開 昭61−163588(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便器上面に配設される装置本体と、該装
    置本体に収納され洗浄水を噴出する洗浄ノズルと、前記
    装置本体内に配設され一端が前記洗浄ノズルに接続され
    他端が前記装置本体壁面に開口する通水路と、該通水路
    の他端に接続されるソケツトを備えた便座装置におい
    て、前記ソケツトは、給水源より洗浄水を導入する流入
    路と、該流入路の下流側に設けられ前記通水路の他端に
    接続される第1出水路と、該第1出水路と並列して設け
    られ便器内面を洗浄する洗浄水を蓄えるロータンクに連
    通する第2出水路と、前記流入路に配設される止水部と
    を備えていることを特徴とする便座装置。
JP2560991U 1991-04-16 1991-04-16 便座装置 Expired - Fee Related JP2526192Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006257703A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Toto Ltd 衛生洗浄装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006257703A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Toto Ltd 衛生洗浄装置
JP4662344B2 (ja) * 2005-03-16 2011-03-30 Toto株式会社 衛生洗浄装置

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