JP2817614B2 - 温水洗浄装置付き便座ボックス及び水抜栓 - Google Patents
温水洗浄装置付き便座ボックス及び水抜栓Info
- Publication number
- JP2817614B2 JP2817614B2 JP2654994A JP2654994A JP2817614B2 JP 2817614 B2 JP2817614 B2 JP 2817614B2 JP 2654994 A JP2654994 A JP 2654994A JP 2654994 A JP2654994 A JP 2654994A JP 2817614 B2 JP2817614 B2 JP 2817614B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- push rod
- water supply
- casing
- washing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
- Safety Valves (AREA)
Description
ックス及び水抜栓に係り、特に、汽車便型の和風トイレ
を洋風に改造した場合に設置するのに好適な温水洗浄装
置付き便座ボックスと、それに好適に用いられる水抜栓
とに関する。
の床面60に段部をつけ、この上段側に和風便器62を
設置した、いわゆる汽車便型の和風トイレに対し、和風
改造用洋風便器64を設置することがある。
床面に固定され、その上に便座ボックス68、便座68
A及び便蓋68Bが設置される。
洗浄用の温水洗浄装置(図示略)が内蔵されており、こ
の温水洗浄装置の給水ソケット70に対し給水管72が
接続されている。この給水管72は、止水栓74に連結
された分岐栓76に接続されている。符号78はロータ
ンク、80は洗浄管である。
置には水抜栓が取り付けられる。この水抜栓は、通常は
給水ソケット70に接続される。
シュロッドを押して水抜栓内の弁体を押し上げ、給水ソ
ケット70や給水管72内の水を水抜栓の水抜口(プッ
シュロッド挿通口)から流出させる。なお、この際、温
水洗浄装置側の配管内の水も流出される。
ッドは上下方向に可動とされ、上方に向かって突き上げ
られるよう構成されている。
風改造用洋風便器の場合、便座ボックス68の張出部の
下面とトイレルーム床面との間隔がきわめて狭い。この
ため、プッシュロッドを上方に向かって突き上げるよう
構成した従来の水抜栓では、給水ソケットに接続できな
かったり、仮に接続できてもプッシュロッドの突き上げ
操作を行ないにくいなどの問題があった。
トイレルーム床面との間隔が小さい場合でもプッシュロ
ッドを容易に操作できるようにすることを目的とする。
付き便座ボックスは、温水洗浄装置を内蔵した便座ボッ
クスであって、便器の側方へ張り出す張出部を有してお
り、この張出部の下面に該温水洗浄装置からの水抜き用
の水抜栓が設けられており、該水抜栓は、略水平方向な
いし斜め方向に進退される水抜き操作用のプッシュロッ
ドと、該プッシュロッドに押されて弁体が弁座から離反
される弁機構とを有しているものである。
が封じられ、他端側にプッシュロッドの挿通口が設けら
れた筒状のケーシングと、該ケーシング側面のうち、該
一端側に開口された給水導入孔と、該ケーシング側面の
うち、該給水導入孔よりも前記他端側に開口された給水
流出孔と、該ケーシング内のうち、該給水導入孔と給水
流出孔との間の部分に配置された弁座と、該弁座に対し
前記他端側から着座する弁体と、該弁体を着座方向に付
勢する付勢部材と、前記挿通口から該ケーシング内に挿
入された、該弁体を離座方向に押すためのプッシュロッ
ドと、該プッシュロッドの長手方向の途中の外周に設け
られており、プッシュロッドが該弁体から離反した状態
にあっては該挿通口に内嵌して該挿通口を水密的に閉鎖
し、プッシュロッドが該弁体に向って前進した状態にあ
っては該挿通口から離脱し、該挿通口を開通させるシー
ル部材と、を備えてなるものである。
は、請求項1において、前記水抜栓は請求項2の水抜栓
であり、該水抜栓の給水導入孔に給水管が接続され、該
水抜栓の給水流出孔が前記温水洗浄装置に連結されてい
ることを特徴とするものである。
においては、プッシュロッドを略水平方向ないし斜め方
向に進退させるようにしているため、便座ボックスの張
出部の下面とトイレルームの床面との間隔が小さい場合
でも、プッシュロッドを操作し易い。
水平方向ないし斜め方向となるように設置できる。この
設置姿勢においては、水抜栓の上下方向の機長は小さな
ものとなり、便座ボックスの張出部とトイレルーム床面
との間隔が小さくても、該張出部の下面に十分に取り付
けることができる。
る。第1図は実施例に係る水抜栓を示す縦断面図、第2
図は水抜き作動時における該水抜栓の縦断面図、第3図
は水抜栓の側面図である。
部10内に温水洗浄装置12が設置されており、この温
水洗浄装置12の給水ソケット14が該張出部10の下
面から下方に突出している。この給水ソケット14に水
抜栓16が連結されている。
方向を略水平方向としたケーシング18と、このケーシ
ング18内に設置された弁座20及び弁体22と、この
弁体22を押して後退させるためのプッシュロッド24
とから主として構成されている。
ラグ26が螺じ込まれることにより封じられている。ケ
ーシング18の他端側にはプッシュロッド24の挿通口
28が開口されている。ケーシング18の側周面のう
ち、この挿通口28側の部分に給水導入孔30が開口さ
れている。また、ケーシング18の側周面のうち、長手
方向の中間の上面部分に給水流出孔32が開口されてい
る。ケーシング18からは、上方に向かってコラム34
が突設されており、給水ソケット14がこのコラム34
内に挿入され、かつ螺じ込まれている。
軸心部分に沿ってガイド穴36が穿設されており、弁体
22から後方に延在するガイドロッド38がこのガイド
穴36に遊嵌されている。弁体22は、バネ40によっ
て弁座20に着座する方向に付勢されている。
には鍔部42が設けられており、この鍔部42の外周面
にOリング44が装着されている。
した状態にあっては、Oリング44は挿通口28の内周
面に水密的に接している。また、第2図に示す如く、プ
ッシュロッド24が前進された際には、Oリング44は
挿通口28から離脱し、挿通口28が開放した状態とな
る。
8外に突出しており、この端部にプルリング46が装着
されている。
の内周面との間にOリング48が介在され、プラグ26
の外周面とケーシング18との間にもOリング50が介
在されている。さらに、コラム34の内周面と給水ソケ
ット14との間にもOリング52が介在されている。
方に枝管部54が突設されており、この枝管部54に給
水管が接続される。
温水洗浄装置付き便座ボックスにおいては、給水管から
給水導入孔30を介して水がケーシング18内に導入さ
れる。この水は、弁体22を押して給水流出孔32に到
り、給水ソケット14を介して温水洗浄装置12に供給
される。
ケットあるいは温水洗浄装置12などから水抜きを行な
うには、給水管の上流側の止水栓(図示略)を閉める。
そして、プッシュロッド24をケーシング18内に押し
込む。そうすると、弁体22が弁座20から離反すると
共に、鍔部42が挿通口28から離脱する。これによ
り、温水洗浄装置12、給水ソケット14及びケーシン
グ18内の水が挿通口28を通ってケーシング18外に
抜き出される。
っ張ってプッシュロッド24を後退させ、鍔部42を挿
通口28に嵌合させる。
ッド24は略水平方向に進退されるため、便座ボックス
張出部10の下面とトイレルームの床面との間隔が狭く
ても、プッシュロッド24を容易に操作することができ
る。また、プッシュロッド24が略水平方向に配置され
ているところから、水抜栓16の上下方向の機長が小さ
い。従って、張出部10の下面とトイレルーム床面との
間隔が狭くても、この水抜栓16を十分に装着すること
ができる。
水平に対して斜め方向(例えば45°方向)に進退させ
るよう構成しても良い。
座ボックスに装着しているが、本発明の水抜栓は、便座
ボックス以外の水回り装置にも適用できることは明らか
である。
ックスにあっては、プッシュロッドを略水平方向ないし
斜め方向に進退させるようにしており、便座ボックスの
張出部の下側のスペースが狭くても、水抜栓のプッシュ
ロッドを容易に操作することができる。
く、狭いスペースにも容易に設置することができる。
縦断面図である。
斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 温水洗浄装置を内蔵した便座ボックスで
あって、便器の側方へ張り出す張出部を有しており、こ
の張出部の下面に該温水洗浄装置からの水抜き用の水抜
栓が設けられており、 該水抜栓は、略水平方向ないし斜め方向に進退される水
抜き操作用のプッシュロッドと、該プッシュロッドに押
されて弁体が弁座から離反される弁機構とを有している
温水洗浄装置付き便座ボックス。 - 【請求項2】 筒軸心方向の一端側が封じられ、他端側
にプッシュロッドの挿通口が設けられた筒状のケーシン
グと、 該ケーシング側面のうち、該一端側に開口された給水導
入孔と、 該ケーシング側面のうち、該給水導入孔よりも前記他端
側に開口された給水流出孔と、 該ケーシング内のうち、該給水導入孔と給水流出孔との
間の部分に配置された弁座と、 該弁座に対し前記他端側から着座する弁体と、 該弁体を着座方向に付勢する付勢部材と、 前記挿通口から該ケーシング内に挿入された、該弁体を
離座方向に押すためのプッシュロッドと、 該プッシュロッドの長手方向の途中の外周に設けられて
おり、プッシュロッドが該弁体から離反した状態にあっ
ては該挿通口に内嵌して該挿通口を水密的に閉鎖し、プ
ッシュロッドが該弁体に向って前進した状態にあっては
該挿通口から離脱し、該挿通口を開通させるシール部材
と、を備えてなる水抜栓。 - 【請求項3】 請求項1において、前記水抜栓は請求項
2の水抜栓であり、 該水抜栓の給水導入孔に給水管が接続され、 該水抜栓の給水流出孔が前記温水洗浄装置に連結されて
いることを特徴とする温水洗浄装置付き便座ボックス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2654994A JP2817614B2 (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 温水洗浄装置付き便座ボックス及び水抜栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2654994A JP2817614B2 (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 温水洗浄装置付き便座ボックス及び水抜栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07233554A JPH07233554A (ja) | 1995-09-05 |
JP2817614B2 true JP2817614B2 (ja) | 1998-10-30 |
Family
ID=12196605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2654994A Expired - Fee Related JP2817614B2 (ja) | 1994-02-24 | 1994-02-24 | 温水洗浄装置付き便座ボックス及び水抜栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2817614B2 (ja) |
-
1994
- 1994-02-24 JP JP2654994A patent/JP2817614B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07233554A (ja) | 1995-09-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN102378843B (zh) | 马桶注水阀的防逆流装置 | |
JP2007138984A (ja) | フロート式スチームトラップ | |
JP2817614B2 (ja) | 温水洗浄装置付き便座ボックス及び水抜栓 | |
JP6259968B2 (ja) | 排水栓の水抜き構造 | |
JPS5833185Y2 (ja) | 便器洗浄水の節水装置 | |
US3428965A (en) | Flush valve mechanism | |
JP2555269Y2 (ja) | 水洗式大便器 | |
JPS5921339Y2 (ja) | タンク給水用ボ−ルタツプ | |
JPH07180203A (ja) | 水洗式便器における凍結防止構造 | |
JPH0352866Y2 (ja) | ||
JPH018605Y2 (ja) | ||
JPH1136404A (ja) | 便器設備の給水装置 | |
JP2526192Y2 (ja) | 便座装置 | |
JPH0218855Y2 (ja) | ||
JPH0646256U (ja) | 電気温水器の膨張水排水構造 | |
JPH09203475A (ja) | フラッシュバルブ装置 | |
JPH0320695Y2 (ja) | ||
JPS639644Y2 (ja) | ||
JPS5914551Y2 (ja) | 水洗便所用貯水タンクにおける排水装置 | |
JPS63176173U (ja) | ||
JPH0547804Y2 (ja) | ||
JP3057772U (ja) | トイレ水槽の節水装置 | |
JPS5810799Y2 (ja) | 便器の自動洗浄装置 | |
JP4159086B2 (ja) | 湯水抜栓 | |
JPH057764U (ja) | 便器用洗浄具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080821 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080821 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090821 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090821 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100821 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |