JP3057772U - トイレ水槽の節水装置 - Google Patents

トイレ水槽の節水装置

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JP3057772U JP1998007202U JP720298U JP3057772U JP 3057772 U JP3057772 U JP 3057772U JP 1998007202 U JP1998007202 U JP 1998007202U JP 720298 U JP720298 U JP 720298U JP 3057772 U JP3057772 U JP 3057772U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トイレ水槽の節水装置の提供。 【解決手段】 第1引き縄28がバルブてこ棒24を引
上げてバルブ23を開くと、該バルブてこ棒24の施力
端がL形てこ棒3の斜辺凸部31の下方に突き当たり並
びに引き縄フロート30の浮力により引き上げられた状
態を維持し、水槽10内の水の水位が引き縄フロート3
0より下がると、バルブ23が排水管22を再び閉じ少
量の排水がなされ、第2引き縄29が可動端蓋27を引
き上げてバルブてこ棒24の端部斜面26を露出させる
と共にバルブてこ棒24を牽引して持ち上げその端部斜
面26にL形てこ棒3の斜辺凸部31を通過させて該施
力端を該斜辺凸部31の上辺に支持させてバルブ23を
開き、水槽10の水位がてこ棒フロート32より下がる
とバルブ23が排水管22を再び閉じるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は一種のトイレ水槽の節水装置に関し、特にトイレ水槽に設けられて、 大便用と小便用に、排水量を制御して便器への排水が行えるようにして、用水の 節約を達成できる装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図1に示されるように、伝統的なトイレの水槽10は、給水部材と排水部材を 具え、該給水部材は、一つの給水管20と該給水管20に連結されたフロート3 0を具えて、水槽内への給水と水槽内の最高水位の制御構造とされ、排水部材は 、オーバーフロー管40及び該オーバーフロー管40に連通する排水管50を具 え、満水位と給水の制御構造とされている。給水時には、水槽外の排水ハンドル 60を操作して引き棒70を介してバルブ80が引き上げられ、フロートの制御 する水位の水量が排水管50より一回排出され、排出完了後、バルブ80が排水 管80を閉じ、排水が停止し、給水管20より水槽10内に水が補給されて次回 の排水に備える。
【0003】 前述の従来のトイレ水槽は、排水水量制御において重大な欠点を有していた。 即ち、このようなトイレ水槽は、排水の必要量の多寡に係わらずいずれも同様に 大量の水を排出し、即ち一回排水ハンドル60が操作される度に水槽内の水が全 部排出されてしまい、大便を流す時にはちょうどよいが、小便を流すには過多の 水が排出された。毎日の排尿の回数は排便の回数に較べて何倍も多く、その浪費 される排水は非常に多く、水資源を浪費するほか、夏期の水不足の主要な原因と なった。このため従来のトイレ水槽には改善の必要があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、上述の従来のトイレ水槽の排水量制御上、大便用と小便用に排水量 を制御できないという重大な欠点を改善しうる、一種のトイレ水槽の節水装置を 提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案は、給水部材1と排水部材2を具え、該給水部材1が給水管1 1を含み、該排水部材2がオーバーフロー管21と排水管22及び排水管22を 開閉するバルブ23を具え、該バルブ23にバルブてこ棒24が取り付けられて 該バルブてこ棒24の一端がオーバーフロー管21下端の適当な位置に枢接され ているトイレ水槽の節水装置において、 該バルブてこ棒24の別端が施力端とされて端部斜面26を具えると共に対応 する可動端蓋27が回転自在に連接され、該施力端の棒体24a上及び可動端蓋 27上それぞれに第1引き縄28と第2引き縄29が結び付けられ、該第1引き 縄28に並びに引き縄フロート30が取り付けられ、別に一つのL形てこ棒3が 設けられ、該L形てこ棒3が該バルブてこ棒24の施力端に対応する位置に取り 付けられ、該L形てこ棒3に斜辺凸部31が設けられると共にてこ棒フロート3 2が取り付けられ、第1引き縄28が少量の排水を制御し、即ち第1引き縄28 がバルブてこ棒24を引上げてバルブ23を開くと、該バルブてこ棒24の施力 端がL形てこ棒3の斜辺凸部31の下方に突き当たり並びに引き縄フロート30 の浮力により引き上げられた状態を維持し、水槽10内の水が排水管22より排 出され、水位が引き縄フロート30より下がると、バルブ23が排水管22を再 び閉じ、第2引き縄29が大量の排水を制御し、即ち第2引き縄29が可動端蓋 27を引き上げてバルブてこ棒24の端部斜面26を露出させると共にバルブて こ棒24を牽引して持ち上げその端部斜面26にL形てこ棒3の斜辺凸部31を 通過させて該施力端を該斜辺凸部31の上辺に支持させてバルブ23を開き排水 を行わせ、水槽10の水位がてこ棒フロート32より下がるとバルブ23が排水 管22を再び閉じるようにしてあり、以上の構成を有することを特徴とするトイ レ水槽の節水装置としている。
【0006】 請求項2の考案は、請求項1のトイレ水槽の節水装置において、別に連接水管 42、水槽管43、便器管44を具えると共に開閉引き棒52を設けてある制御 弁4が設けられ、該制御弁4は、該連接水管42により給水部材1の給水管11 に連接され、該開閉引き棒52の施力端とバルブてこ棒24より延伸された抗力 端間に開閉引き縄56が介装され、排水操作によりバルブてこ棒24が引き上げ られると、該バルブてこ棒24の抗力端が開閉引き縄56を透過して制御弁4を 引き動かし、もとの水槽管43を開き便器管44を閉じた状態から、水槽管43 を閉じ便器管44を開いた状態に変換させ、排水時に、給水管から水槽内に流入 するはずの水を便器の注水管路に流入させて、排水量を増すようにしてあること を特徴とする、トイレ水槽の節水装置としている。
【0007】 請求項3の考案は、請求項2のトイレ水槽の節水装置において、制御弁4にケ ース41が設けられ、該ケース41内に弁体45が設けられ、該弁体45に大小 の通水口46、47と大小の止水周辺48、49が設けられ、該弁体45に一つ の中心軸57が固着され、該中心軸57の弁体カバー51より突出する部分に開 閉引き棒52が固定され、該開閉引き棒52の施力端に係止口53が設けられて 、該係止口53とバルブてこ棒24より延伸された抗力端間に開閉引き縄56が 介装され、平常時に、制御弁4の便器管44が大止水周辺48により閉じられ、 水が連接水管42より大通水口46及び水槽管43を通り水槽10に流入し、開 閉引き縄56が弁体45を引き動かすことで、制御弁4の水槽管43が大止水周 辺48に閉じられ、水が連接水管42より大小の通水口46、47と便器管44 を通り便器の注水管路に流入するようにしてあることを特徴とする、トイレ水槽 の節水装置としている。
【0008】 請求項4の考案は、請求項2又は請求項3のトイレ水槽の節水装置において、 開閉引き棒52の抗力端にウエイト54が取りつけられ、バルブてこ棒24の引 張り力が消失した後にもとの水槽管43が開き便器管44が閉じた制御状態に戻 るようにしてあることを特徴とする、トイレ水槽の節水装置としている。
【0009】 請求項5の考案は、請求項1のトイレ水槽の節水装置において、第1引き縄2 8及び第2引き縄29は操作装置6に連接し、該操作装置6は、二つの操作ボタ ン61、2本の動作棒62、2本の管状引き棒63及び一つのスクリュー管座6 4を包括し、2本の動作棒62の一端はそれぞれ二つの操作ボタン61に固定さ れ、別端はそれぞれ2本の支管状引き棒63に挿入され、スクリュー管座64に は二つの並列する貫通孔641が設けられ、2本の動作棒62はそれぞれ該二つ の貫通孔641を貫通し、スクリュー管座64の側面を貫通する連接軸642で 枢接され、該スクリュー管座64はナット643で水槽10の壁体に固定され、 第1引き縄28と第2引き縄29がそれぞれ二つの引き棒63の末端に連接され 、該操作装置6により第1引き縄28と第2引き縄29が制御されるようにして あることを特徴とする、トイレ水槽の節水装置としている。
【0010】 請求項6の考案は、請求項1又は請求項5のトイレ水槽の節水装置において、 第1引き縄28と第2引き縄29を制御する制御装置6の動作棒62と管状引き 棒63の挿嵌式の連接が、係止突起621と嵌め孔631の相互係止によりなさ れることを特徴とする、トイレ水槽の節水装置としている。
【0011】 請求項7の考案は、請求項1又は請求項5のトイレ水槽の節水装置において、 第1引き縄28と第2引き縄29を制御する制御装置6の管状引き棒63がL形 に設けられ、該管状引き棒67上の係止孔621が二つの異なる挿入端と相互に 対応する位置に設けられて、操作ボタン61が水槽10の側面或いは正面のいず れにも取り付け可能とされたことを特徴とする、トイレ水槽の節水装置としてい る。
【0012】
【考案の実施の形態】
本考案は、排水管を開閉するバルブてこ棒の施力端に端部斜面を形成氏並びに 一つの可動端蓋を回転自在に連接し、該施力端の棒体上及び可動端蓋にそれぞれ 第1引き縄と第2引き縄を結び付け、該第1引き縄を並びに引き縄フロートに結 び付け、別にL形てこ棒を設け、該L形てこ棒を該バルブてこ棒の施力端に対応 する位置に取付け、該L形てこ棒に斜辺凸部とてこ棒フロートを設けて、小便用 の排水を行う時、第1引き縄がバルブを引上げて引き縄フロートの浮力を利用し てバルブを引き上げられた状態に保持するようにしてバルブてこ棒の施力端をL 形てこ棒の斜辺凸部の下方に圧持させ、水槽内の水を排水管より流出させ、水位 が引き縄フロートの位置より下がった時にバルブで排水管を閉じて排水を停止さ せるようにし、また大便用に排水する時、第2引き縄で可動端蓋を引き上げてバ ルブてこ棒の端部斜面を突出させ、並びにバルブてこ棒を牽引してその施力端に 該端部斜面によりL形てこ棒の斜面凸部を通過させ、並びに該斜辺凸部の上辺で 支持し、バルブを第2引き縄で引き上げて排水を行わせ、水位が該てこ棒フロー トの下の位置に至ると、L形てこ棒をその浮力の消失により降下させ、バルブに 対する支持を失わせてバルブに排水管を閉じさせ、排水を停止させるようにして ある。
【0013】 前述の節水構造を一体形トイレ(ユニットトイレ)の水槽或いは貯水量の比較 的小さい水槽に使用する時には、もともとある給水部材の給水管に、連接水管、 水槽管及び便器管を包括すると共に開閉引き棒が延設された制御弁を取り付け、 該開閉引き棒とバルブてこ棒より延伸した抗力端間に開閉引き縄を連接し、排水 使用時に、バルブてこ棒の施力端が引き上げられると同時に、該バルブてこ棒の 抗力端が開閉引き縄を介して制御弁を引き動かし、水槽管を閉じ並びに便器管を 開けて、もともと水槽内に流入するはずの水を、排水と同時に水槽内の水と共に 直接便器に流入させるようにすることで、その排水効果を増進する。
【0014】
【実施例】
図2に示されるように、本考案は、水槽10内の給水部材1と排水部材2を包 括する。
【0015】 前述の給水部材1は、周知の構造であり、一つの給水管11とフロート12を 具えたフロートアーム13で組成されている。
【0016】 前述の排水部材2は、周知のオーバーフロー管21と排水管22を含む。
【0017】 本考案の構造は、バルブ23に一つのバルブてこ棒24が取付けられ、バルブ てこ棒24の一端が支点25とされてオーバーフロー管21の下端の適当な位置 に回転自在に連接され、別端は施力端とされて端部斜面26を具えると共に対応 する可動端蓋27が回転自在に連接されている。該施力端の棒体24a上及び可 動端蓋27上それぞれに第1引き縄28と第2引き縄29が結び付けられ、該第 1引き縄28に並びに引き縄フロート30が取り付けられ、これら第1引き縄2 8と第2引き縄29の操作端は水槽10の操作装置(後述する)と相互に連接さ れている。
【0018】 本考案は別に一つのL形てこ棒3を具え、該L形てこ棒3は前述のバルブてこ 棒24の施力端に対応する位置に取り付けられ、該L形てこ棒3には斜辺凸部3 1が設けられると共にてこ棒フロート32が取り付けられている。
【0019】 本考案において少量の排水を行う時(図3参照)、第1引き縄28がバルブて こ棒24を引上げ、即ちバルブ23が開かれ、該バルブてこ棒24の施力端がL 形てこ棒3の斜辺凸部31の下方に突き当たり並びに引き縄フロート30の浮力 により引き上げられた状態を維持し、即ち水槽10内の水が排水管22より排出 され、水位がWL1より下がり引き縄フロート30より下の水位WL2に到ると 、該フロート30がその浮力を失い、バルブ23がフロートの浮力の消失に伴い 下降して元に戻り、排水を停止させる。
【0020】 本考案において大量の排水を行う時(図4参照)、第2引き縄29が可動端蓋 27を引き上げてバルブてこ棒24の端部斜面26を露出させ、並びにバルブて こ棒24を牽引してその施力端に端部斜面26を以てL形てこ棒3の斜辺凸部3 1を通過させ、並びに該施力端を該斜辺凸部31の上辺により支持させる。即ち 、バルブ23が第2引き縄29により引き上げられて排水が行われ、水位がWL 1よりてこ棒フロート32より下の水位WL3に到ると、L形てこ棒3がその浮 力を消失して倒れ、バルブ23がフロートの支持力を失いもとに戻り、排水が停 止する。給水部材1よりさらに給水がなされるとL形てこ棒3とてこ棒フロート 32が起立位置に回復し、次の制御作用を循環する。
【0021】 前述の節水構造を一体型トイレ(ユニットトイレ)或いは貯水量の少ないトイ レ水槽に使用する時には、もともとある給水部材1の給水管11に一つの制御弁 4(図5及び図6参照)を取付け、この制御弁4のケース41に連接水管42、 水槽管43及び便器管44を設けて、ケース41内に弁体45を設け、該弁体4 5に大小の通水口46、47と大小の止水周辺48、49を設け、該弁体45に また一つの中心軸57を固着し、該中心軸57のバルブカバー51より突出する 部分に開閉引き棒52を設けて、該開閉引き棒52の施力端に係止口53を設け て、抗力端にウエイト54を取りつける。該制御弁4は連接水管42と給水部材 1の給水管11とを相互に結合させ(図5参照)、さらにオーバーフロー管21 にリング体55を套設し、開閉引き棒52の施力端の係止口53とバルブてこ棒 24より延伸された抗力端間を開閉引き棒52の耳部を貫通する開閉引き縄56 で連接する。
【0022】 上述の制御弁4は平常時には、その便器管44が弁体45の大止水周辺48に より閉じられ、水は連接水管42より大通水口46及び水槽管43を通って水槽 に流入する(図7参照)。ただし排水が行われて第1引き縄28と第2引き縄2 9でバルブてこ棒24の施力端が引き上げられると、相対的に該バルブてこ棒2 4の抗力端が沈み、同時に開閉引き縄56が制御弁4の弁体45を引き動かし、 上述の制御弁4の出水状態は変換されて、水槽管43が大止水周辺48に閉じら れ、水が連接水管42より大通水口46、小通水口47及び便器管44より便器 に流れ、これにより、このとき水槽10内の水が排水管22より便器に供給され るだけでなく、給水管11より水槽内に進入するはずの水もまた同時に、制御弁 4の便器管44より直接便器に流され、排水効果が増進されている。便器への排 水後、バルブ23が再び閉じると、開閉引き棒52は抗力端の重力により弁体4 5を連動させて水槽管43を開き便器管44を閉じる状態とせしめ、給水管11 が再度水槽に給水して次回の使用に供する。
【0023】 上述の第1引き縄28及び第2引き縄29は操作装置6に連接し、これら引き 縄の牽引は操作装置により制御され、該操作装置6の最良の実施例は図9、10 、11に示されるように、二つの操作ボタン61、2本の動作棒62、2本の管 状引き棒63及び一つのスクリュー管座64を包括する。
【0024】 前述の2本の動作棒62の一端はそれぞれ二つの操作ボタン61に固定され、 別端はそれぞれ2本の支管状引き棒63に挿入されている。スクリュー管座64 には二つの並列する貫通孔641が設けられ、2本の動作棒62はそれぞれ該二 つの貫通孔641を貫通し、スクリュー管座64の側面を貫通する連接軸642 を支点とし、該スクリュー管座64はナット643で水槽10の壁体に固定され 、第1引き縄28と第2引き縄29がそれぞれ二つの引き棒63の末端に連接さ れる。
【0025】 前述の動作棒62と管状引き棒63の挿嵌式の連接は、係止突起621と嵌め 孔631の相互係止によりなされ、管状引き棒は、実施力上L形とされえて、管 状引き棒63の嵌め孔631は二つの異なる挿入端が対応する位置に設けられる ことで、操作ボタン61が水槽10の側面(図10参照)或いは水槽10の正面 (図11参照)に取りつけられる。
【0026】
【考案の効果】
総合すると、本考案は使用時に第1引き縄及び第2引き縄がそれぞれ大と少の 排水量を制御し、これにより実際の使用の必要に応じ、この構造をもし一体形の トイレ水槽或いは貯水量の比較的小さい水槽に使用するときには、もとの給水部 材の給水弁をバルブてこ棒で制御して、排水が行われると同時に、水槽に流入す るはずの水を便器内に流入させるようにすることで、排水効果を増進できる。本 考案の構造は従来にはなく、新規性と進歩性及び実用性を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のトイレ水槽の構造図である。
【図2】本考案の構造を示す断面図である。
【図3】本考案による少量排水の動作表示図である。
【図4】本考案による大量排水の動作表示図である。
【図5】本考案の、給水管に制御弁を設けた実施例の断
面図である。
【図6】本考案中の、制御弁の分解斜視図である。
【図7】本考案中の制御弁の、水槽管を開き便器管を閉
じる動作表示図である。
【図8】本考案中の制御弁の、水槽管を閉じ便器管を開
く動作表示図である。
【図9】本考案中の操作装置の分解斜視図である。
【図10】本考案中の操作装置の水槽側面に取りつけた
実施例図である。
【図11】本考案中の操作装置の水槽正面に取りつけた
実施例図である。
【符号の説明】
10 水槽 20 給水管 30 フロート 40 オーバーフロー管 50 排水管 60 操作ボタン 70 引き棒 80 バルブ 1 給水部材 11 給水管 12 フロート 2 排水部材 21 オーバーフロー管 22 排水管 23 バルブ 24 バルブてこ棒 24a 棒体 25 支点 26 端部斜面 27 可動端蓋 28 第1引き縄 29 第2引き縄 30 引き縄フロート 3 L形てこ棒 31 斜辺凸部 32 てこ棒フロート 4 制御弁 41 ケース 42 連接水管 43 水槽管 44 便器管 45 弁体 46 大通水口 47 小通水口 48 大止水周辺 49 小止水周辺 51 バルブカバー 52 開閉引き棒 53 係止口 54 ウエイト 55 リング体 56 開閉引き縄 57 中心軸 6 操作装置 61 操作ボタン 62 動作棒 63 管状引き棒 64 スクリュー管座 621 係止突起 631 嵌め孔 641 貫通孔 642 連接軸 643 ナット

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水部材1と排水部材2を具え、該給水
    部材1が給水管11を含み、該排水部材2がオーバーフ
    ロー管21と排水管22及び排水管22を開閉するバル
    ブ23を具え、該バルブ23にバルブてこ棒24が取り
    付けられて該バルブてこ棒24の一端がオーバーフロー
    管21下端の適当な位置に枢接されているトイレ水槽の
    節水装置において、 該バルブてこ棒24の別端が施力端とされて端部斜面2
    6を具えると共に対応する可動端蓋27が回転自在に連
    接され、該施力端の棒体24a上及び可動端蓋27上そ
    れぞれに第1引き縄28と第2引き縄29が結び付けら
    れ、該第1引き縄28に並びに引き縄フロート30が取
    り付けられ、別に一つのL形てこ棒3が設けられ、該L
    形てこ棒3が該バルブてこ棒24の施力端に対応する位
    置に取り付けられ、該L形てこ棒3に斜辺凸部31が設
    けられると共にてこ棒フロート32が取り付けられ、第
    1引き縄28が少量の排水を制御し、即ち第1引き縄2
    8がバルブてこ棒24を引上げてバルブ23を開くと、
    該バルブてこ棒24の施力端がL形てこ棒3の斜辺凸部
    31の下方に突き当たり並びに引き縄フロート30の浮
    力により引き上げられた状態を維持し、水槽10内の水
    が排水管22より排出され、水位が引き縄フロート30
    より下がると、バルブ23が排水管22を再び閉じ、第
    2引き縄29が大量の排水を制御し、即ち第2引き縄2
    9が可動端蓋27を引き上げてバルブてこ棒24の端部
    斜面26を露出させると共にバルブてこ棒24を牽引し
    て持ち上げその端部斜面26にL形てこ棒3の斜辺凸部
    31を通過させて該施力端を該斜辺凸部31の上辺に支
    持させてバルブ23を開き排水を行わせ、水槽10の水
    位がてこ棒フロート32より下がるとバルブ23が排水
    管22を再び閉じるようにしてあり、以上の構成を有す
    ることを特徴とするトイレ水槽の節水装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のトイレ水槽の節水装置におい
    て、別に連接水管42、水槽管43、便器管44を具え
    ると共に開閉引き棒52を設けてある制御弁4が設けら
    れ、該制御弁4は、該連接水管42により給水部材1の
    給水管11に連接され、該開閉引き棒52の施力端とバ
    ルブてこ棒24より延伸された抗力端間に開閉引き縄5
    6が介装され、排水操作によりバルブてこ棒24が引き
    上げられると、該バルブてこ棒24の抗力端が開閉引き
    縄56を透過して制御弁4を引き動かし、もとの水槽管
    43を開き便器管44を閉じた状態から、水槽管43を
    閉じ便器管44を開いた状態に変換させ、排水時に、給
    水管から水槽内に流入するはずの水を便器の注水管路に
    流入させて、排水量を増すようにしてあることを特徴と
    する、トイレ水槽の節水装置。
  3. 【請求項3】 請求項2のトイレ水槽の節水装置におい
    て、制御弁4にケース41が設けられ、該ケース41内
    に弁体45が設けられ、該弁体45に大小の通水口4
    6、47と大小の止水周辺48、49が設けられ、該弁
    体45に一つの中心軸57が固着され、該中心軸57の
    弁体カバー51より突出する部分に開閉引き棒52が固
    定され、該開閉引き棒52の施力端に係止口53が設け
    られて、該係止口53とバルブてこ棒24より延伸され
    た抗力端間に開閉引き縄56が介装され、平常時に、制
    御弁4の便器管44が大止水周辺48により閉じられ、
    水が連接水管42より大通水口46及び水槽管43を通
    り水槽10に流入し、開閉引き縄56が弁体45を引き
    動かすことで、制御弁4の水槽管43が大止水周辺48
    に閉じられ、水が連接水管42より大小の通水口46、
    47と便器管44を通り便器の注水管路に流入するよう
    にしてあることを特徴とする、トイレ水槽の節水装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3のトイレ水槽の節
    水装置において、開閉引き棒52の抗力端にウエイト5
    4が取りつけられ、バルブてこ棒24の引張り力が消失
    した後にもとの水槽管43が開き便器管44が閉じた制
    御状態に戻るようにしてあることを特徴とする、トイレ
    水槽の節水装置。
  5. 【請求項5】 請求項1のトイレ水槽の節水装置におい
    て、第1引き縄28及び第2引き縄29は操作装置6に
    連接し、該操作装置6は、二つの操作ボタン61、2本
    の動作棒62、2本の管状引き棒63及び一つのスクリ
    ュー管座64を包括し、2本の動作棒62の一端はそれ
    ぞれ二つの操作ボタン61に固定され、別端はそれぞれ
    2本の支管状引き棒63に挿入され、スクリュー管座6
    4には二つの並列する貫通孔641が設けられ、2本の
    動作棒62はそれぞれ該二つの貫通孔641を貫通し、
    スクリュー管座64の側面を貫通する連接軸642で枢
    接され、該スクリュー管座64はナット643で水槽1
    0の壁体に固定され、第1引き縄28と第2引き縄29
    がそれぞれ二つの引き棒63の末端に連接され、該操作
    装置6により第1引き縄28と第2引き縄29が制御さ
    れるようにしてあることを特徴とする、トイレ水槽の節
    水装置。
  6. 【請求項6】 請求項1又は請求項5のトイレ水槽の節
    水装置において、第1引き縄28と第2引き縄29を制
    御する制御装置6の動作棒62と管状引き棒63の挿嵌
    式の連接が、係止突起621と嵌め孔631の相互係止
    によりなされることを特徴とする、トイレ水槽の節水装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1又は請求項5のトイレ水槽の節
    水装置において、第1引き縄28と第2引き縄29を制
    御する制御装置6の管状引き棒63がL形に設けられ、
    該管状引き棒67上の係止孔621が二つの異なる挿入
    端と相互に対応する位置に設けられて、操作ボタン61
    が水槽10の側面或いは正面のいずれにも取り付け可能
    とされたことを特徴とする、トイレ水槽の節水装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108517927A (zh) * 2018-05-31 2018-09-11 杭州洁浦科技有限责任公司 水槽式清洗机
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