JPH018605Y2 - - Google Patents

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JPH018605Y2
JPH018605Y2 JP1983019309U JP1930983U JPH018605Y2 JP H018605 Y2 JPH018605 Y2 JP H018605Y2 JP 1983019309 U JP1983019309 U JP 1983019309U JP 1930983 U JP1930983 U JP 1930983U JP H018605 Y2 JPH018605 Y2 JP H018605Y2
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JP
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valve
water
drain
valve stem
stem
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JP1983019309U
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JPS59125663U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冬の季節とか寒冷地方において、水栓
器具又は上水道配管に装着されて流通路に介在さ
せる逆止弁を、本来の逆流防止作用と併せて凍結
防止の水抜きのできるように改良したものであ
る。
従来、水栓器具とか上水道配管に装着されて流
通路に介在させた管体(接続クランク)に逆止弁
を備え、凍結防止の際には二次側及び水栓器具内
の水抜きのできるものとして実開昭57−56848号
公報の第3図(本願図面の第1図)のものがあ
る。
上記第1図に就いて説明すると、一次側の流入
口31と二次側の流出口32の間の弁口33及び
この弁口33を水圧で開閉する逆流防止の弁体3
4を備えた管本体35を形成し、この管本体35
に弁棒36をバネ37を有して支持するガイド部
38、排水孔39及びこの排水孔39を開放して
同39′から排水をする水抜栓40を備えた栓体
41を設けたものである。
上記のものにあつては、凍結防止の水抜きの際
に流出口即ち二次側の残水を抜くことはできて
も、一次側の流入口の水抜きができないために、
寒冷地にあつては一次側と通じる屋内の露出部分
の配管が、凍結するのを防止できなかつた。従つ
て水抜きの都度栓体をねじ戻すか、取外すかしな
ければならず、その煩わしさにも増して部品を落
失したり、締め忘れによる水浸しなどの不具合な
点があつた。
本考案は、上記の問題を解決し、凍結防止の水
抜きを、単一の水抜栓を操作するのみで、一次側
と二次側の排水を同時に行なうことにより機能部
分及び屋内配管の凍結を防止することを目的とす
る。
本考案の基本的な構成は、水栓器具とか上水道
配管に装着されて流通路の弁保持部に介在させ、
一次側の流体を周面の流入側から導入して二次側
と向合う弁口を経て流出させる管体(接続用のク
ランク)を設け、この管体の弁保持部には、弁
座、弁口、弁軸弾装室及び該室と一次側とに通じ
る排水孔を備えた弁筒を介在させ、この弁筒を水
抜栓を有する盲蓋により管体に装着し、その弁筒
の弁座には二次側から対応する弁体を、一次側か
ら弁座に弾力的に引付けるようにした弁棒に連結
したものである。
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明す
る。
この実施例は、第2図に示すように管体1は、
水栓器具とか上水道配管、特に寒冷地方の屋内配
管(何れも図示しない)などに装着されて流体の
流通路2及び該流通路2を一次側の流入口3と、
二次側の流出口4とに区分した中間に、弁保持部
5を設けた弁筒6を介在させ、この弁筒6は、前
記流出口4と向合う弁座7及び弁口8を設け、そ
の弁座7に弁体9を対応させ、この弁体9は、弁
口8の弁棒弾装室10とに連通して介在させた弁
棒11に取付けられており、弁棒11の座12に
加えられるスプリング13の弾性により、弁座7
側へ常時弾力的に接するようになつている。排水
孔14は前記弁筒6の弁棒弾装室10と流入口3
とを連通するように僅かに傾斜させ、その上傾の
孔端は流入口3の底面と同一の高さか、僅かに低
目にすることが望ましい。盲蓋15は雄ねじ16
を介して前記管体1のねじ孔17に取付け、雌ね
じ18により前記弁筒6と夫々結合されており、
この盲蓋15のねじ孔19には排水孔14′を有
する水抜栓20を装着し、この水抜栓20の弁頭
部21を前記弁棒11の端面に押付けてねじ込む
ことにより、前記弁体9を弁座7から離脱させて
二次側の流出口4と、一次側の流入口3とを連通
するようにされている。
この管体1を水栓器具とか上水道配管に装着し
て凍結防止の水抜きを行なうときは、水道配管の
元栓を止め、水栓器具の弁を開放たのち、水抜栓
20を第2図のようにねじつて弁棒弾装室10内
へ押入れると、水抜栓20の弁頭部21を以つて
弁棒11に押圧力を加えるので、弁棒11はスプ
リング13の弾性に抗つて流出口4側へ変位す
る。従つて弁棒11と一体の弁体9が弁座7から
離脱して弁口8を開放するので、流出口4側の流
通路2内の残水は弁口8、弁棒弾装室10及び水
抜栓20の排水孔14′を経て外部に排除され、
同時に流入口3側の流通路2内の残水も弁筒6の
排水孔14から水抜栓20の排水孔14′を通つ
て同じように排除される。水抜きが終了した直後
か、次の通水の前に水抜栓20をねじ戻し方向に
操作すると、弁頭部21はねじ孔19内へ後退す
るので、弁棒11が復元して弁体9により弁口8
を閉じ、通常の逆流防止の弁関係に復帰して次の
通水に備える。
本考案は、上記の構成によるものであるから、
次の利点を有する。
(1) 弁筒を組付けて管体の弁保持部に装着する盲
蓋に水抜栓を設けたので、この水抜栓を単にね
じ入れるのみの簡単な操作により、管体の流通
路内の残水をことごとく排除できる。
(2) 弁筒の周面に、一端を流入口の底面と同じ高
さが少し低目にすると共に、下傾した他端を弁
棒弾装室に連通させた排水孔を設けたので、水
抜栓の開放により流入口側の流通路内の残水を
流出口側の残水と同時に排除できる。
(3) 従来の二次側のみより排水できなかつたもの
と異なり、一次側と二次側の流通路内の残水を
残らず排除できるので、凍結による水栓器具と
か上水道の屋内配管の凍結及び凍結による破損
又は使用不能などの故障を確実に防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来技術の説明図、第2図は本考案
を装着した逆止弁の縦断面図で水抜きの要領を示
したものである。 主要部分の符号の説明、1……管体、2……流
通路、5……弁保持筒、6……弁筒、7……弁
座、8……弁口、9……弁体、10……弁棒弾装
室、11……弁棒、14,14′……排水孔、1
5……盲蓋、20……水抜栓。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水栓器具とか上水道配管に装着されて流通路に
    介在させ、一次側の流体を側面から導入して二次
    側と向合う弁口を経て通水せしめる管体を設け、
    該管体の弁保持部には弁座、弁口、弁軸弾装室及
    び該室と一次側とに通じる排水孔を備えた弁筒を
    水抜栓のついた盲蓋を以つて装着し、その弁筒の
    弁座に、二次側から対応する弁体を、一次側から
    弁座に弾力的に引付けるようにした弁棒に連結
    し、凍結防止の水抜きの際に水抜栓を以つて弁棒
    を二次側へ押し出すことにより、一次側と二次側
    の残水を同時に排除することを特徴とする水抜栓
    と組合せた逆止弁の構造。
JP1930983U 1983-02-10 1983-02-10 水抜栓と組合せた逆止弁の構造 Granted JPS59125663U (ja)

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JPS59125663U JPS59125663U (ja) 1984-08-24
JPH018605Y2 true JPH018605Y2 (ja) 1989-03-08

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ID=30150463

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JP1930983U Granted JPS59125663U (ja) 1983-02-10 1983-02-10 水抜栓と組合せた逆止弁の構造

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5221917B2 (ja) * 2007-09-12 2013-06-26 本田技研工業株式会社 燃料電池システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413617U (ja) * 1977-06-29 1979-01-29
JPS5510711U (ja) * 1978-07-04 1980-01-23
JPS5738867B2 (ja) * 1972-05-10 1982-08-18

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JPS5498620U (ja) * 1977-12-23 1979-07-12
JPS5842535Y2 (ja) * 1980-07-31 1983-09-27 株式会社イナックス 寒冷地用水栓

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JPS59125663U (ja) 1984-08-24

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