JPS6234069Y2 - - Google Patents

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JPS6234069Y2
JPS6234069Y2 JP18507281U JP18507281U JPS6234069Y2 JP S6234069 Y2 JPS6234069 Y2 JP S6234069Y2 JP 18507281 U JP18507281 U JP 18507281U JP 18507281 U JP18507281 U JP 18507281U JP S6234069 Y2 JPS6234069 Y2 JP S6234069Y2
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water
valve
chamber
water stop
draining
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JP18507281U
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JPS5889652U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、衛生機器のうち上水用の給水,給
湯器具と同配管との流通経路の途中に設けた凍結
防止の水抜きの改良に関する。
(従来技術) 従来、流体の流入通路と流出通路とを有する弁
筐体内に逆流を防止するための弁座及び弁体を有
し、真空破壊弁と逆流防止弁とを連動させて弁筐
体内の排液を兼ね行なうようにしたものとして、
特公昭47−33449号公報の図(本願図面中第6
図)のものがある。上記第6図に就いて簡単に説
明すると流入通路31と流出通路32を有する弁
筐体33の中間に弁座34を設け、この弁座34
に流体の一方向の流れに対して離座し逆方向の流
れに対して着座する逆止弁体35を設け、前記弁
座34と向合う弁座36に、真空破壊弁37をバ
ネ38により弾装し、その真空破壊弁37は、前
記弁座36、弁口39及び挿口40を有する弁筒
体41に弁棒42を介して弾装されており、その
弁筒体41は、前記弁筐体33の螺孔43に進退
自在に螺挿されている。
上記弁筐体により凍結防止のための水抜きを行
なう場合に、弁棒42を押入れて逆止弁体35
を押上げることにより流出通路32側の残水を排
除できるし、弁筒体41をねじ込んで置くこと
によつても排水できる。しかしながら、上記の
場合は、残水が排出する間(少なくとも2〜3
分)は指先で弁棒を加圧しておらねばならず、こ
の間弁口から流出する冷水に指先が瀑されるた
め、寒気も加わつてその作業は苦痛を伴なうばか
りでなく、これが毎日繰返すとなれば、残水を完
全に排除するまで待つことができずに中途で止め
たりして凍結させてしまうような不都合が生じ
る。またの場合は、弁筒体をねじ込んで放置し
ておき、そのまま復元するのを忘れることがある
と、翌朝の通水時に弁口からもろに放水してしま
い建物内部を水浸しにしてしまうなどの不都合を
防止することができない。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案が解決しようとする問題点は、凍結防止
のための水抜きを完全に行なうのと同時に、通水
時の水濡れを防止し、併せて水抜きの作業を簡略
にすることである。
(問題点を解決するための技術的手段) 上記問題点を解決するために本考案が講じた技
術的手段は、流路と斜方向、又は直角方向に対応
する弁座を挾んで二次圧側に逆止弁を弾装により
対応させ、弁座の一次圧側には浮弁を内装した止
水部を有する止水弁を臨ませた栓本体を形成し、
浮弁を内装した弁室に、一次圧側と二次圧側を連
通する通孔を設け、別の止水弁を案内溝のあるパ
ツキング押えにより栓本体に取付けるようにした
ものである。
(作用) 上水管系の流路が凍結の恐れのある場合に、該
流路の途中に設けた栓本体の止水弁を押し入れ、
該止水弁の止水部をもつて弁口に臨ませた逆止弁
を後退させることにより、止水部の通孔を介して
一次圧の室と二次圧の室とを連通させて排水する
ものである。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図に基づいて説明
する。
この考案の実施例は、第1図乃至第8図に示す
ように栓本体1は、流路2を斜方向に遮断する隔
壁3を有し、該隔壁3に一次圧側の室4及び二次
圧側の室4aを連通させる弁口5を設け、該弁口
5の両面に弁座6,6aを形成し、この弁口5と
同一軸線上の前記室4,4aに螺孔7,7を同心
に設ける。別に設けた止水弁8は、一端に径を順
次小さくした止水部9及び作用部10を備え、そ
の止水部9に弁室11を設けて後記する浮弁12
を介在させ、この弁室11は、止水時に通孔13
により室4と一方で通じ、他方の通孔13aによ
り室4aと通じるように構成し、この止水弁8
は、他端に操作用の摘み14を設けて周面の雄ね
じ15により前記螺孔7に進退自在に螺挿してあ
る。逆止弁16は通常のもので、前記螺孔7aに
取付けた栓17を介して前記弁座6aに対応さ
せ、この逆止弁16と栓17の間にスプリング1
8を弾装してある。前記浮弁12は、発泡樹脂そ
の他の基材によりほぼ円柱状に形成し、周面には
前記弁室11の内壁と対応するリブ19の複数を
軸方向の等間隔に突設し、上面(図に於いて)に
は前記通孔13aを開閉する環状の止水部20を
形成する。第4図及び第5図に示すものは別の実
施例で栓本体1aは、内部をほぼ直角に区切つた
隔壁3の弁口5に、同じく逆止弁16と向合せて
止水弁8aを備え、該止水弁8aは、案内溝21
を有するパツキング押え22により栓本体1aの
螺合部23に装着し、この止水弁8aの周面には
前記案内溝21及び係止部24に出入りするピン
25を取付けてある。スプリング26は、前記止
水部9aとパツキング押え22の間に介在させて
あつて、摘み14の操作によりピン25を案内溝
21に臨ませながらスプリング26の弾性に抗し
て押入れ、この操作で止水部9aを弁座6に押付
け、同時に作用部10によつて逆止弁16を押戻
すように連繋させ、上記の押入れた位置で摘み1
4を所定の方向へ回動すると、ピン25が案内溝
21の係止部24に入り込んでロツクされるよう
に構成する。
この考案に於いて第1図の弁関係から水道の元
栓を開いて通水を行なうと、流体は矢印方向に流
路2内を移動して弁口5の逆止弁16を通常のよ
うに押開いて流出側へ供給され、飲料、洗浄、洗
濯又は湯沸器などに水栓類(図示を略す)を介し
て供給される。次に、夜間の凍結を防止するため
に元栓を止め、同時に屋内配管上の水栓類を順次
開弁すると、屋内配管に外気を導入して真空を破
壊し、同時に栓本体1の室4,同4aが何れも負
圧になる。
その後、摘み14をねじ込み方向に操作して止
水弁8を所定の位置まで螺挿すると、止水部9が
弁座6に達して弁口5を閉じ、同時に作用部10
により逆止弁16を押戻して弁座6aから離脱さ
せ、互いの関係位置を第2図のように対応させる
ので、二次圧側の室4aと一次圧側の室4とが、
弁室11を中心に通孔13a及び同13により連
通して室4aの残水を室4に導入し、そのまま元
栓から外部に排除される。上記の排水が完了(約
2〜3分程度)すれば摘み14を操作して止水弁
8を復元して置くのが正規であるが、万一にもそ
のままの弁関係で翌朝通水を行なうと、室4に達
した水は止水部9の通孔13から弁室11に侵入
しようとするが、弁室11に介在した浮弁12が
その浮力によつて弁室11内を上昇し、頂端の止
水部20により通孔13aの周囲を押えて止水す
るため、流体は室4内に閉じ込められて配管末端
への通水は阻止される。従つて、使用者は止水弁
8の止水に気付いて止水弁8を前記の逆方向に操
作して弁口5を開放する。また、別の実施例の場
合も上記に準じて操作すればよい。
(効果) この考案は、上記のように構成したので、次の
利点を有する。
(1) 湯水の流路に設けた弁口に逆止弁と向合せて
止水弁を対応させ、水抜きの際にのみ止水弁に
より弁口を閉塞するようにしたので、残水の排
除を確実にできる。
(2) 止水弁の通孔の途中に浮弁を有する弁室を設
けたので、弁口を閉じたまま排水することがで
き、同時に水抜きのため各水栓類を開弁のまま
通水することがあつても、水栓類から水が溢れ
出すのを確実に防止できる。
(3) 従来のものと比較して排水時に水漏れするこ
とがないので、屋内配管特に、廊下沿いなどの
配管の途中に栓本体を設けても何等支障がな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本案栓本体の縦断面図、第2図は、
水抜きの要領を示す説明図、第3図は、浮弁の一
部破断した拡大平面斜視図、第4図は別の実施例
の拡大縦断面図、第5図は同じくパツキング押え
の拡大側面図、第6図は従来技術の説明図であ
る。 主要部分の符号の説明、1,1a……栓本体、
2……流路、5……弁口、8,8a……止水弁、
9,9a……止水部、11……弁室、12……浮
弁、13,13a……通孔、16……逆止弁、2
1……案内溝、22……パツキング押え、24…
…係合部、25……ピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 流略2と斜方向に対応させた弁口5の両側
    に、逆止弁16と止水部9を有する止水弁8と
    を向合せた栓本体1を形成し、その止水弁8に
    浮玉12を介在させた弁室11を設け、この弁
    室11を中心に、一次圧側の室4と二次圧側の
    室4aとを結ぶ通水孔13、13aを連通して
    設け、凍結防止の水抜きの際に止水弁8の止水
    部9により弁口5を閉じるのと同時に、室4側
    と室4a側を前記通水孔13、13aにより連
    通させて室4aの残水を排除するようにした上
    水道管系に於ける水抜き装置。 (2) 一端に浮玉12を介在させた弁室11及び該
    弁室11に通じる通孔13、13aを有した止
    水部9aを備えると共に他端に、パツキング押
    え22の端面と通水時に対応するピン25を有
    した止水弁8aを設け、該止水弁8aを前記ピ
    ン25と水抜き時に対応する案内溝21及び係
    止部24を有した前記パツキング押え22を介
    して栓本体1aに取付けたことを特徴とする実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の上水管系に
    於ける水抜き装置。
JP18507281U 1981-12-12 1981-12-12 上水管系に於ける水抜き装置 Granted JPS5889652U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18507281U JPS5889652U (ja) 1981-12-12 1981-12-12 上水管系に於ける水抜き装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18507281U JPS5889652U (ja) 1981-12-12 1981-12-12 上水管系に於ける水抜き装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5889652U JPS5889652U (ja) 1983-06-17
JPS6234069Y2 true JPS6234069Y2 (ja) 1987-08-31

Family

ID=29985793

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18507281U Granted JPS5889652U (ja) 1981-12-12 1981-12-12 上水管系に於ける水抜き装置

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JPS5889652U (ja) 1983-06-17

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