JPS5842528Y2 - 吸気用バルブ - Google Patents

吸気用バルブ

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Publication number
JPS5842528Y2
JPS5842528Y2 JP2180980U JP2180980U JPS5842528Y2 JP S5842528 Y2 JPS5842528 Y2 JP S5842528Y2 JP 2180980 U JP2180980 U JP 2180980U JP 2180980 U JP2180980 U JP 2180980U JP S5842528 Y2 JPS5842528 Y2 JP S5842528Y2
Authority
JP
Japan
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valve
cylinders
piston
water
valve body
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Expired
Application number
JP2180980U
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English (en)
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JPS56125443U (ja
Inventor
成弘 加藤
Original Assignee
株式会社 光合金製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 光合金製作所 filed Critical 株式会社 光合金製作所
Priority to JP2180980U priority Critical patent/JPS5842528Y2/ja
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  • Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、寒冷地における配管の水抜時に使用される吸
気用バルブに関するものである。
従来、寒冷地において高架水槽から各階に給水するよう
な場合、水槽から下流側の配管の水抜きのため、少なく
とも3個のバルブが必要であった。
1つは水槽から下流側配管への水の遮断用バルブ、1つ
は配管の末端に取付けられた排水用バルブ、もう1つは
上記遮断用バルブの近傍下流側にもうけられる吸気用の
バルブである。
この3個のバルブの操作順序は、まず遮断用バルブを閉
じ、次に排水用バルブを開き、最後に吸気用のバルブを
開いておこなわれる。
このように操作に手間かがかるし、また操作順序を1つ
でも間違えると吸気用のバルブからの水の噴出事故にな
る。
本考案は、上記の欠点を解消して操作をより簡単にし、
しかも操作順序の如何に関係なく、水の噴出することの
ない、吸気用バルブを提供するものである。
以下、本考案を図面に掲げる実施例に即して説明する。
第1図において、1は本考案吸気用バルブの弁箱であり
、側方には、下方に流入口2、上方に流出口3を有し、
内部には、上から順に4個のシリンダ4.5,6.7を
有している。
8はピストン状弁体であり、外方に、上記シリンダ4,
5,6.7に沿ってそれぞれ摺動する4個のリング状パ
ツキン9,10,11.12を装着している。
内部には弁室13を形威し、弁室13内にもうけた弁座
14に、吸気弁体15がバネ16により軽く押圧されて
いる。
更に、弁座14の上側に連通孔17を、ピストン状弁体
8の軸心方向にもうけ、弁座14の下側に貫通孔18を
横方向にもうけている。
19は、ピン20によりピストン状弁体8に連結された
スピンドルであり、弁本体1に接続、固定されたボンネ
ット21内を、ネジ22により回転しながら上下動する
ようにしている。
23は、ボンネット21の側方に穿設した空気取入口で
あり、ピストン状弁体8にもうけた空気取入れのための
横穴24を介して連通孔17と連通している。
25は、弁体の底部にもうけた逃し穴であり、ピストン
状弁体8が上下動する際、空気の圧縮、負圧状態を避け
て、作動をスムーズに行なわせるためのものである。
次に、本考案の作動態様について説明する。
第1図は給水状態を示しており、リング状パツキン11
がシリンダ6から外れているため、高架水槽内の水は流
入口2から流出口3を通って下流側配管へと流れている
このときには、リング状パツキン10がシリンダ5に、
リング状パツキン12がシリンダ7に密着しているため
、住処への流出はない。
次に下流側配管内の水を抜きたいときには、スピンドル
19に回転を与えるとよく、ネジ22によりスピンドル
19は回転しながら上昇する。
それに伴なってピン20によりスピンドル19に連結さ
れたピストン状弁体8も上昇していく。
このとき、リング状パツキンの摩擦力によりピストン状
弁体8は回転せずに上昇する。
そして、まずリング状パツキン11がシリンダ6に密着
して高架水槽からの水を遮断し、しかる後にリング状パ
ツキン10がシJンダ5から離脱する。
このとき、高架水槽から、下流側配管の末端にいたるヘ
ッド差分の水圧力により、下流側配管内の水が貫通孔1
8を通って空気取入口23へと流れようとする。
しかし、バネ16により弁座14に押圧された吸気弁体
15により、下流側配管内の水はそこで遮断され、空気
取入口23から水が噴出するようなことはない。
さらにリング状パツキン9はシリンダ4に密着している
ため、そこからの水の流出はない。
この状態で下流側の排水用バルブを開放すると、配管内
の圧力が大気圧より低下し、空気取入口23から吸入さ
れた空気は、横穴24、連通孔17を通り、吸気弁体1
5を押し開き、貫通孔18から流出口3側へと流れて流
出口3が大気圧になり、下流側配管内の水は、排水用バ
ルブから全て排出されることになる。
次に、第2図について説明する。
第2図は本考案の他の実施例を示す吸気状態における縦
断面図であり、第1図示の実施例との相違点は以下の通
りである。
なお、第1図示の実施例と同様な部分には同じ符号を附
している。
即ち本実施例においては、空気取入口23を弁箱1の下
端にもうけており、ピストン状弁体8内に形成した弁室
13に、下向きに弁座14をもうけ、吸気弁体15を収
容している。
さらに、弁座14より空気流に対して上流側に、ピスト
ン状弁体8の下端から弁室13に開口する連通孔17を
もうけ、弁座14の空気流に対して下流側に、貫通孔1
8を横方向にもうけている。
図の状態では、リング状パツキン11がシリンダ6に、
リング状パツキン12がシリンダ7に密着して流入口2
からの圧力水を遮断しており、リング状パツキン10が
シリンダ5から外れているため、空気取入口23から吸
入された空気は、連通孔17を通って吸気弁体15を押
し上げ、貫通孔18から流出口3側へと流れており、下
流側配管内の水は排水用バルブから排出されている。
排出が終わると吸気弁体15が自重で弁座14に着座す
るため、止水時に流出口3側の圧力水が、空気取入口2
3側へ噴出することはない。
その他の作動態様は第1図と同様である。
以上のように本考案にあっては、従来に比べてバルブが
1何歩なくなるので、取付工事が楽で操作が簡単になり
、操作順序に関係なく水の噴出するようなことはなくな
り、通常の通水状態においては、リング状パツキンの密
封性により弁室に圧力水が入り込むようなことはないの
で、例え吸気弁体の作動が完全でなかったとしても空気
取入口から水が噴出するような事故はない、等の優れた
効果を持つ、構造の比較的簡単な吸気用バルブを提供で
きるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例を示す開栓状態における縦断
面図であり、第2図は本考案の他の実施例を示す吸気状
態における縦断面図である。 1・・・・・・弁箱、2・・・・・・流入口、3・・・
・・・流出口、4,5,6゜7・・・・・・シリンダ、
8・・・・・・ピストン状弁体、9,10,11゜12
・・・・・・リング状パツキン、13・・・・・・弁室
、14・・・・・・弁座、15・・・・・・吸気弁体、
17・・・・・・連通孔、18・・・・・・貫通孔、1
9・・・・・・スピンドル、21・・・・・・ボンネッ
ト、23・・・・・・空気取入口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同軸上に設けた4個のシリンダを有し、該シリンダの上
    方から3番目のシリンダを通る流路を形威せしめ、該流
    路の両端を流入口、流出口として弁箱の側面に開口させ
    、はぼ上下端を大気に開口させる開口部を設けた筒状の
    弁箱と、前記弁箱のシリンダ内を上下動して適止水する
    4個のシリンダに対応する4本のO−リングを装着した
    ピストンとからなり、該ピストンには吸気のための弁室
    を内部に設置し、該弁室に、上方から1番目と2番目の
    O−リング間から貫通孔を、さらに上端あるいは下端か
    ら大気と連通ずる連通孔を設け、該連通孔の弁室に開口
    する開口端に弁座を形威せしめ、スプリングまたは自重
    により閉弁する吸気弁体を設置し、また連通孔の前記開
    口端に対する他端を前記弁箱のほぼ上端または下端から
    大気に開口させた開口部と連通させ、またピストンの4
    本のOノングのうち上下端の2本のO−リングは対応す
    る上下端のシリンダから離脱することはなく、残りの2
    本のO−リングは夫々対応するシリンダから一方が離脱
    しているとき他方はシリンダ内に挿入されてなる寒冷地
    用の吸気用バルブ。
JP2180980U 1980-02-22 1980-02-22 吸気用バルブ Expired JPS5842528Y2 (ja)

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JP2180980U JPS5842528Y2 (ja) 1980-02-22 1980-02-22 吸気用バルブ

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JP2180980U JPS5842528Y2 (ja) 1980-02-22 1980-02-22 吸気用バルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56125443U JPS56125443U (ja) 1981-09-24
JPS5842528Y2 true JPS5842528Y2 (ja) 1983-09-27

Family

ID=29617958

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