JPS6211814Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6211814Y2
JPS6211814Y2 JP1982039776U JP3977682U JPS6211814Y2 JP S6211814 Y2 JPS6211814 Y2 JP S6211814Y2 JP 1982039776 U JP1982039776 U JP 1982039776U JP 3977682 U JP3977682 U JP 3977682U JP S6211814 Y2 JPS6211814 Y2 JP S6211814Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
emergency
water
pressure
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982039776U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58143387U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3977682U priority Critical patent/JPS58143387U/ja
Publication of JPS58143387U publication Critical patent/JPS58143387U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6211814Y2 publication Critical patent/JPS6211814Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は貯水タンク用水量確保装置に関する。
地震その他の原因によつて本管が破裂した場合
において当該地域住民のための水量を確保してお
く必要があるが、一般的には貯水タンクに常時一
定量の水を留めておく方法が採られていたところ
である。
しかしながら、留水は種々の原因によつて腐敗
してしまうものであり、飲料用等として使用する
には適しないものであつた。
そこで、本考案は斯かる点に着目してなされた
もので、通常時には本管と貯水タンクを連結して
水を循環させて、貯水タンク内の水を腐敗するこ
となく保ち、緊急時に本管との連結を断つて貯水
タンク内に水量を確保することができる貯水タン
ク用水量確保装置を提供するもので、その要旨と
するところは本管に設けられた少なくとも一対の
枝管の端部に貯水タンクを設け、前記した枝管の
各々に通常開放され、緊急時に閉鎖する緊急遮断
弁を有し、少なくともその緊急遮断弁より本管寄
りに貯水タンク循環用流路を設けるため通常閉鎖
され緊急時に開放して直送流路に切替える緊急開
放弁を有している貯水タンク用水量確保装置にお
いて、前記緊急遮断弁及び緊急開放弁は管内水圧
の圧力差によつて自動的に開閉するものとしてあ
ることを特徴とする貯水タンク用水量確保装置に
存する。
次に、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
図中1は本管であり、この本管1には仕切弁2
が取り付けられている。この仕切弁2を跨ぐよう
に本管1には枝管3,4が設けられており、この
枝管3,4の先端は貯水タンク5と連結されてい
る。
この枝管3,4には各々緊急遮断弁6,7が備
えられており、この緊急遮断弁6,7は通常開放
され、緊急時に閉鎖する働きをするものとなつて
いる。
即ち、緊急遮断弁6,7は第2図に示す如く、
二箇のパイロツト弁8,9と、ニードル弁10と
スプリング11aを内蔵した主弁11とより構成
されているもので、パイロツト弁8を通り、ニー
ドル弁10を経て主弁11内に入り、更にパイロ
ツト弁9を通つて排水されるものとなつており、
パイロツト弁8,9はダイヤフラムの下側に管内
圧力水が導入され、予め設定された圧力を基準と
して開閉するように内部のスプリングで調整され
ているもので、この場合は設定された圧力以上で
パイロツト弁8は閉、9は開、以下で8は開、9
は閉を保持するものとなつている。
又、前記した枝管3,4の緊急遮断弁6,7よ
り本管1寄りの箇所には両管を結ぶ連結管12が
設けられており、この連結管12には緊急開放弁
13が備えられており、この緊急開放弁13は通
常閉鎖され、緊急時に開放する働きをするものと
なつている。
即ち、この緊急開放弁13は第3図に示す如
く、ニードル弁14と二箇のパイロツト弁15,
15aと主弁16とより構成されているもので、
ニードル弁14を経て主弁16内に入り、パイロ
ツト弁15,15aを通つて排水されるものとな
つており、パイロツト弁15,15aはダイヤフ
ラムの下側15′,15′aに弁前後より管内圧力
水が導入され、設定された圧力を基準として開閉
するように調節されており、以上で閉、以下で開
を保持するものとなつている。
又、パイロツト弁15,15aは上部にロツク
機構を内蔵しており、一且開となるとその状態を
保持するもので、ロツクピンを手動で引き戻すこ
とにより復帰するものとなつている。
尚、図中Hは消火栓を示す。
本考案に係る貯水タンク用水量確保装置は上記
の如く構成されているが、緊急開放弁13は連結
管12を設けて備えずとも、第4図に示す如く、
本管1に仕切弁2の代りに配設しても同効であ
る。
緊急遮断弁6,7は常用流量時(設定された圧
力以上の時)に於ては主弁11への圧力水はパイ
ロツト弁8で遮断されて流入せず、パイロツト弁
9が開となつているので主弁11内は大気圧とな
り、主弁11下部への管内圧力の作用によつて主
弁11は全開状態を保持している。又、本管1が
破壊されて管内圧力が低下して設定された圧力以
下になると、パイロツト弁8,9が各々開、閉
し、管内圧力水はパイロツト弁8を通つてニード
ル弁10を経て主弁11内に入り、外部排水路は
パイロツト弁9により遮断されるため、主弁11
内圧力は管内圧力と同圧となり、主弁11は上
部、下部の面積比の関係から自動的に閉となり、
更に急激な圧力低下によつて管内圧力が0になつ
たとしてもスプリング11aによつて閉弁作動
し、閉弁保持し、貯水圧を確保することができ、
主弁11の閉弁速度はニードル弁10の調整によ
り可能となつている。
又、緊急開放弁13は常用流量時に於ては主弁
16への圧力水はニードル弁14を経て入るが、
外部排水路はパイロツト弁15,15aにより遮
断され、主弁16内圧力は管内圧力と同圧となり
主弁16は上部、下部の面積比の関係から閉の状
態を保持する。管内圧力が設定された圧力以下と
なるとパイロツト弁が開き、主弁16内圧力水は
外部へ排水され、主弁16内は大気圧となつて主
弁16下部への管内圧力の作用によつて全開とな
る。
本考案は上述したように、貯水タンクを本管と
連結させて水を循環させながら、緊急時には水圧
の低下を利用して流路を遮断し、貯水タンクに新
鮮な水を確保することができるものである。
このように、本考案は極めて優れた利点を有し
ているものであり、本考案を実施することはその
実益的価値が甚だ大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の概略図、第2図は緊急遮断弁
の概略図、第3図は緊急開放弁の概略図、第4図
は別の実施例を示す概略図である。 1……本管、3,4……枝管、5……貯水タン
ク、6,7……緊急遮断弁、12……連結管、1
3……緊急開放弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本管に設けられた少なくとも一対の枝管の端部
    に貯水タンクを設け、前記した枝管の各々に通常
    開放され、緊急時に閉鎖する緊急遮断弁を有し、
    少なくともその緊急遮断弁より本管寄りに貯水タ
    ンク循環用流路を設けるため通常閉鎖され緊急時
    に開放して直送流路に切替える緊急開放弁を有し
    ている貯水タンク用水量確保装置において、前記
    緊急遮断弁及び緊急開放弁は管内水圧の圧力差に
    よつて自動的に開閉するものとしてあることを特
    徴とする貯水タンク用水量確保装置。
JP3977682U 1982-03-20 1982-03-20 貯水タンク用水量確保装置 Granted JPS58143387U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3977682U JPS58143387U (ja) 1982-03-20 1982-03-20 貯水タンク用水量確保装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3977682U JPS58143387U (ja) 1982-03-20 1982-03-20 貯水タンク用水量確保装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58143387U JPS58143387U (ja) 1983-09-27
JPS6211814Y2 true JPS6211814Y2 (ja) 1987-03-20

Family

ID=30051052

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3977682U Granted JPS58143387U (ja) 1982-03-20 1982-03-20 貯水タンク用水量確保装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58143387U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007224589A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Office Sho:Kk 貯水ユニット
JP2019108896A (ja) * 2017-12-15 2019-07-04 旭有機材株式会社 配管部材の遮断開放システム及び、配管部材の遮断開放方法

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60246934A (ja) * 1984-05-22 1985-12-06 町谷 幸男 貯水装置
JP2006274767A (ja) * 2005-03-30 2006-10-12 Kaiho Giken:Kk 貯水装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5730317Y2 (ja) * 1979-02-09 1982-07-02

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007224589A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Office Sho:Kk 貯水ユニット
JP4647517B2 (ja) * 2006-02-23 2011-03-09 有限会社office SHO 貯水ユニット
JP2019108896A (ja) * 2017-12-15 2019-07-04 旭有機材株式会社 配管部材の遮断開放システム及び、配管部材の遮断開放方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58143387U (ja) 1983-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6211814Y2 (ja)
US2756762A (en) Pressure tank air charger assembly
JP3356917B2 (ja) 緊急開放機能付き緊急遮断弁
JP3349071B2 (ja) 流路切換弁装置
US1856333A (en) Dry pipe valve
JP2520484Y2 (ja) 自動風呂釜の逆流防止装置
JPH1061800A (ja) 排水式逆止弁
US1960284A (en) Valve for hydraulic systems
JPS6113821Y2 (ja)
JPH0514055Y2 (ja)
JPH0615292Y2 (ja) 緊急遮断弁
JPH0419095Y2 (ja)
WO2022262153A1 (zh) 隔膜阀阀盖、直通隔膜阀及流体控制系统
JPH0645739Y2 (ja) 高圧ガス容器用弁
JPS583128Y2 (ja) 緊急遮断兼自動調圧弁装置
JPH09222925A (ja) ウエルポイント排水工法用自動調整弁
JP3353628B2 (ja) 耐震貯水槽用緊急弁
US2019134A (en) Sprinkler alarm mechanism
JP3040740B2 (ja) 緊急遮断弁装置
JPH09133236A (ja) ガス遮断装置
JP2552763Y2 (ja) 自動遮断定水位弁ユニット
JP2612519B2 (ja) 先止用大気開放弁
JP3806848B2 (ja) 寒冷地用屋内止水栓
JPH0111809Y2 (ja)
JPH018604Y2 (ja)