JPS6048448A - 湯沸器の排水弁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は湯沸器の排水性能の改良を図り、湯沸器の凍結
防止の向上を目的とする。

従来、凍結を防止する方法としては■水抜きを行なう方
法、＠配管にヒータ等を組込み内部の水温度を所定温庇
取」二に保つ方法、Ｏ所定量の水を流し配管内の温度低
下を防止する方式、等があった。Ｏの水を流すものとし
ては蛇口を若干開き、２００ｃｃ程度の流水で、−１０
℃程度１で凍結の防止が可能であるが、しかし寒冷地に
おいては効果は十分でなく、従って、■水抜き、０ヒー
タを組込むの三方法が行なわれる。しかし、＠ヒータを
組込む場合は省エイ・ルギに反し、従って■水抜きを行
なう方法が最適である。

しかし、従来水抜きの方法としては必ず器具の排水栓を
数本間かねばならず、しかも屋外設置器具では水抜き操
作のため屋外に出て行なわなければならず、大変な手間
であった。本発明は屋外設置器具においても、室内より
容易に水抜きができ、しかも水抜きが行なわれなかった
場合にも器具を凍結から防止するものである。

以下に図面と共に本発明の一実施例を説明する。

第１図は本発明の湯沸器で給水口１より流入した水は水
ガバナー２で所定の圧力に減圧され、熱交換器３で加熱
され給湯口４により給湯される。熱交換器３はバーナ５
で加熱される。バーナ５のガス供給はガス制御機構６で
制御される。なお水ガバナー２はフロースイッチを兼ね
、流水時にはガス制御機構６に連動し、バーナ６を点火
させる。

給水口１．給湯口４にはそれぞれエアーチャージ弁７，
８を取付けである。エアーチャージ弁７゜８はボール９
の働きにより、水圧が有る場合は閉。

無い場合は開となる弁である。また給水口１と水ガバナ
ー２の中間の水通路の最下部には排水弁１０が取付けら
れている。第２図は本発明の排水弁１０であり、排水弁
１０はエアーチャージ弁７，８と同様に水圧で開閉する
弁である。水通路の一部に挿入又は連通ずるように一ト
ポデー２４が設けられ、上ボデー２４と対向する位置に
フランジ２３で固定される下ボデー２５がある。下ボデ
ー２６には大気に連通ずる排水口１６と、内側に弁座１
４が設けられている。

弁座１４にはバッキング１２が固着しにくい５ＵＳ３０
４等の非固着性金属２８が固定されている。又排水口１
６の先端は水切れを良くするために水平に対し斜めに開
口している。もし、排水口１６の先端を水平に開口して
いると水の表面張力により排水口の先端が凍結して排水
ができなくなる。上ボデー２４と下ボデー２５のフラン
ジ部に周辺耳部を挾持され中央部が開口しているダイヤ
フラム１１がある。ダイヤフラム１１の中央部には弁部
２アが設けられており、ダイヤフラム１１の下ボデー２
６側に中央部が開口している受け板３１と上ボデー２４
．側に中央部が開口しているスペーサ３０と、スペーサ
３０とダイヤフラム１１を挾持するダイヤフラム押え２
９とから構成されている。

ダイヤフラム押え２９の凸部は、排水弁１０が開時のス
トッパになる。弁座２７中央部には、高圧室１６と低圧
室をつなぐ開口部がある。受は板３１の端には、弁部１
４と対向する位置に中央部が開口しているバッキング１
２が固定されている。

受は板３１と弁座１４の間には外径を案内にし、で、バ
ッキング１２と弁座１４が常時開になるように水圧応動
スプリング１３が挿入されている。

水圧がかかると高圧室１已に水圧がかかり、ダイヤフラ
ム１１によりバッキング１２と弁座１４は閉となる。水
圧がなくなれば開となり排水口１６より水は排水される
。

第３図は湯沸器の設置図で湯沸器１７には給水栓１８．
蛇口２０．ンヤヮー２１が接続されている。給水栓１８
は室内のつ捷み１９によって開閉される。この給水栓は
よく寒冷地で用いられるものである。

排水方法はつ才み１９を閉じることにより給水栓１８が
閉じられる。つぎに蛇口２０がシャワー２１を開くと排
水弁１ｏに加わる圧力は水頭差Ｈである。一般にＨは蛇
口２０が１階にある場合は１ｍ〜２ｍ程度である。

一方排水弁１ｏの設定圧力はダイヤフラム１１の面積と
水圧応動スプリング１３の荷重によって決まる。ダイヤ
フラム１１の直径をＤ１水圧応動スプリング１３の荷重
をＷ１弁座２７の開口部の直径をｄとすると、 Ｗ＝−（［）−ｄ）２ＸＰ Ｐ＝Ｗ、／−（Ｄ−ｄ） となる。Ｐは高圧室１５にがかる圧力で排水時にはＨに
相当し、０．１〜０．２　Ｋｇ　／　７程度である。従
ってスプリング１３の荷重を適当に選定し設定圧力を０
．１〜０．２　Ｋｇ　／　７程度にすれば給水栓１８を
閉じ、蛇口２０を開くことにより排水弁１０は開きエア
ーチャージ７．８よりエアーチャージされ排水される。

一般に供給水圧は最低０．６　Ｋ９７７程度なので排弁
の設定圧力は０．１〜０．５　ＫＬ！／　ｒ、ａ程度が
最適である。

弁部２アの開口部の穴径は２陥より小さいと水の表面張
力により排水しにくくなる。又穴径が１０記より大きく
なるとダイヤフラム１１か大型になるとともに、通水初
期に排水弁１０の閉止布の水洩れ量が多くなるため開口
部の穴径は２〜１０ｍｍ程度が最適である。

以上述べたように本発明によれば室内からの排水操作が
容易に行なえ、しかも給水栓のみを閉じた場合も確実に
排水を行い、器具を凍結から防止する構造が簡単で安価
な排水弁を提供できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における湯沸器の排水弁の構
成図、第２図は同抽水弁の断面図、第３図は同湯沸器の
設置状態を示す図である。 ３　熱交換器、５・・・バーナ、６・　ガス制御機構、
１ｏ・・・・・排水弁、２４・・・上ボデー、２６・・
・・・下ボデー。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）湯沸器の水通路に挿入又は連通ずる上ボデーと、
   排水口を持つ下ボデーと、−１＝記上ボデーと上記下ボ
   デーに周辺耳部を挾持される中央部に穴のあるダイヤフ
   ラムと、上記ダイヤフラムの中央部を保持する中空の開
   口部を持つ弁部と、上記弁部の下ボデー側に固定された
   中空のバッキングと、−１−配下ボデーの内側で上記バ
   ッキングと対向する位置に設けられた弁座と、上記弁部
   と上記弁座の間に挿入された水圧応動スプリングとから
   なり、高圧室に期定圧より大きい水圧がかかると閉にな
   り、規定圧より小さくなると開になり開口部より排水口
   へ湯沸器の水を排水する湯沸器の排水弁。
2. （２）上記弁部の中火の開口部の穴径を２喘〜１０胴と
   した特許請求の範囲第１項記載の湯沸器の排水弁。
3. （３）排水弁開圧力をｏ、１Ｋｇ　／　ｃｌ　〜ｏ、　
   ｅｓ　Ｋｇ　／　ｃｒｌとした特許請求の範囲第１項記
   載の湯沸器の排水弁０（４）　上記弁座を非固着性金属
   とした特許請求の範囲第１項記載の湯沸器の排水弁。