JPS6032777B2 - 凍結防止装置 - Google Patents

凍結防止装置

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JPS6032777B2
JPS6032777B2 JP11878779A JP11878779A JPS6032777B2 JP S6032777 B2 JPS6032777 B2 JP S6032777B2 JP 11878779 A JP11878779 A JP 11878779A JP 11878779 A JP11878779 A JP 11878779A JP S6032777 B2 JPS6032777 B2 JP S6032777B2
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water
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JP11878779A
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清 福沢
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  • Temperature-Responsive Valves (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水管路内に封じ込められた水を自動的に流動排
出させて、凍結に起因する水管路の破損、制御装置の故
障などを未然に防止する二弁式凍結防止装置に関する。
\従来の先止め式湯沸器などの凍結防止法は、器具元水
栓の下流の水管路に水抜栓を設けて気温低下の都度、手
動により器具元水栓を閉成したる後、水抜栓を開成ごせ
て水管路内に封じ込められた水(以下封水という)を排
水するものが殆んどであった。
しかし、このような手動によるものでは、使用者の忘却
や怠慢のために適時水抜きが実行されるとは限らず、不
慮の凍結により器具が使用不能に墜いることが多々あっ
た。このような偶発的事故を防止するために、近来、封
水の温度を感知して自動的に流動排出を行なう装置が提
案され、かつ実用に供されているが、いまだ満足するも
のではない。
この種のものは、多くは一弁式であり、短時間で排水で
きる大径の流水口を開閉制御するには次のような問題が
ある。
すなわち弁口を閉塞している弁の押圧荷重よりも大なる
給水圧が水管路に加わった場合、例えば日本水道協会指
導の水道用(ユニット)特殊器具の型式承認基準および
型式承認検査方法に基づく最高水圧17.5k9/仇な
る水圧を弁が受けると、その圧力で強制的に弁が開成状
態になり器具が使用できなくなる。従って、このような
状態になることを防ぐには、弁の押圧荷重を大きくした
り、弁機構部を堅牢に構成する必要があり、必然的に装
置が大型化し、コスト高となる。また、この自動水抜弁
にべローズ式の感温弁を用いたものがあるが、この弁が
全ての給水圧条件下(最高17.5k9/係まで)にも
満足に機能を果たすには、大径の弁口によって弁の受圧
面積が大きいから、弁の閉塞荷重を大きくして置かなけ
ればならず、また弁のストロークが大きい感温体を選定
しなければらない。
従って、設定開閉温度の差が大きく、閉復帰時の動作時
間が長くなって必要以上に水が垂れ流しされるという問
題がある。本発明は、上述のような問題を抜本的に改善
するため、主水路と補助水路の二弁式からなり、主水路
に水圧作動弁を設け、補助水路に感温弁を設けた構成に
することにより、感溢弁の設定開閉温度差を少なくして
応答を鋭敏にすると共に、コンパクトな凍結防止装置を
提供しようとするものである。以下、本発明の凍結防止
装置の実施例を添付図に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る凍結防止装置を水管路に取付けた
先止め式瞬間傷沸器の概略構成図を示し、水管路aは吸
熱部bの上流側に器具元水栓cおよび水圧作動部dを、
また下流側に凍結防止装置eを順次介菱して、終端の給
湯栓fに至っている。
gはガス導管h‘こ設けたガス弁で、前記水圧作動部d
によって開閉動作される。次に、第2図に基づいて本発
明の凍結防止装置eの構成を詳細に説明する。
1は略々T字型を呈した弁庫体で、上方に接続部2,2
′を有する本水路3を形成し、その本水路3の中間に垂
下状に分岐する導水路4および流入路5により蓮通した
水室6を並列状に形成している。
前記水室6は内部をダイアフラム9により一次水室7と
二次水室8とに区画され、前記一次水室7は前記流入路
5を介して本水路3に蓮通されると共に、壁部の後述す
る主弁15が着座する位置に流出口10を開設して主水
路を構成している。前記導水路4の下流は狭窄状の差圧
発生部11とそれに続く小径の出水路12の下端に弁座
13を設けて補助水路を構成している。14は前記差圧
発生部11の頚部と前記二次水室8を蓮通させる極めて
小径の低圧導水路である。
15は前記ダイアフラム9の中央で前記−次水室7側に
固着させた主弁で、前記二次水室8内に圧縮して介菱さ
せたスプリング16の付勢により常態では前記流出口1
0を閉塞している。
17は止水弁17aと感温体17bとからなる感温弁で
、前記弁厘体1の下部を水密状に囲線し隊着された有底
の筒体18内で前記弁座13に対設されている。
19は前記弁陣体1の一次水室7側壁部と前記筒体18
との間に形成された排出路、20は前記筒体18の底部
に開設された排出口である。
尚、前記感温弁17は、弁のストロークが小さいもので
よく、従って例えば気温が5℃以上では前記補助水路を
閉塞し、2℃に低下すると補助水路を閥成するような感
温体17bを選定し、かつ前記弁座13と前記止水弁1
7aの関係位置を定める。
また、前記筒体18は熱浪導材で成形されることが望ま
しい。
次に上述のように構成された凍結防止装置の作用を説明
する。
この凍結防止装置eを第1に示すように先止め式湯沸器
の水管路aに配設すれば、通常の使用中もしくは気温が
高い時(例えば5℃以上)には感溢弁17が補助水路を
閉塞しているために二次水室8内の水圧は本水路3内と
等圧になり、スプリング16の付勢によってダイアフラ
ム9が定常位置にあり、流出口10が主弁15によって
閉塞された第2図イに示す状態にあって封水の排出は起
らない。
湯沸器の不便用時で、例えば冬季の夜間などで気温が低
下し、封水が凍結する温度に近づいた場合(例えば2℃
)、熱良導材製の筒体18を介して感温弁17bが冷気
を感知して収縮することにより止水弁17aが弁座13
から離隔して補助水路を開成し、補助水路にづ・流量の
流水がおこる。
この流水により差圧発生部11にベンチュリー効果が生
じ、二次水室8内の圧力が下がって一次水室7との間に
圧力差が生ずる。この差圧によりダイアフラム9がスプ
リング16に抗して二次水室8側に変位し、同時に主弁
15が共動して流出口10を閥成し、第2図口に示すよ
うに、一方では補助水路を経て実線矢印の如く小流量の
流水があり、同時に主水路を経て鎖線矢印の如く大流量
の流水がおこって、両者が合流して筒体18の排出口2
0から流動排出される。従ってこの水の流動排出により
水管路aは凍結することがない。かくして後、気温が再
び上昇し、それにつれて水温が上昇し例えば5℃以上に
なると、感温弁17が補助水路を閉塞して流水を止める
ので、一次水室7と二次水室8が等圧状態になり、ダイ
アフラム9がスプリング16の弾発力により元の位置に
押し戻されて、主弁15が排出口20を閉塞し、封水の
流出は完全に停止する。以上、本発明は傷磁器に疎謙吉
防止装置を用いた実施例として説明したのであるが、図
示はしないが、水道管等の先止め式流水路の適所に設け
て凍結が生じることを未然に避けるように使用できるこ
とは言うまでもない。
以上述べたように、本発明の凍結防止装置は、主水路と
補助水路の二流出路を形成し、補助水路を感温弁で自動
的に開閉させ、主水路に水圧作動弁を設けて、その開閉
を補助水路の開閉に従動させる如く構成してあるので、
次のような効果が得られる。
1 初動する感温弁の受圧面積を小さくすることができ
、それにより給水圧の作用を最小に抑えるから、弁の閉
塞押圧荷重を大きくする必要がなく、従って設定開閉温
度差の小さい感温弁を使用することができ、応答を鋭敏
にすることができる。
2 従動する主弁側は排出路を十分大きくすることがで
き、しかも機構全体がコンパクトになる。
3 感溢弁が小型のものでよいから装置が廉価に製作す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は凍結防止装置を水管路に取付けた湯沸器の概略
機成図、第2図は本発明凍結防止装置の一実施例を示し
、イは止水弁と主弁が閉成状態を示す縦断面図、口は止
水弁と主弁が開成状態を示す縦断面図である。 a・・・水管路、b・・・吸熱部、c・・・器具元水栓
、d・・・水圧作動部、e・・・凍結防止装置、f・・
・給濠栓、g・・・ガス弁、h…ガス導管、1…弁庫体
、2,2′・・・接続部、3・・・本水路、4・・・導
水路、5・・・流入路、6・・・水室、7・・・一次水
室、8・・・二次水室、9・・・ダイアフラム、10・
・・流出口、11・・・差圧発生部、12・・・出水略
、13・・・弁座、14・・・低圧導入路、15…主弁
、16・・・スプリング、17・・・感温弁、17a・
・・止水弁、17b・・・感温体、18・・・筒体、1
9・・・排出路、20・・・排出口。 第1図第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 水管路に接続すべき本水路から主水路と小流量の補
    助水路とを垂下状に形成し、前記主水路に水圧作動弁を
    設けて補助水路に流水がない限り流出口を閉塞すべくな
    し、他方、前記補助水路を感温弁によつて開閉すべくし
    、前記補助水路の気温に基づく自動的な開閉に従動させ
    て前記主水路の流出口を開閉させるようにしたことを特
    徴とする凍結防止装置。 2 本水路および主水路、補助水路を形成した弁匣体の
    下部を熱良導材で成形した筒体で水密状に囲繞嵌着させ
    、主水路と補助水路を通る流水を合流して排水させるよ
    うにすると共に、その内部に感温弁を配設した特許請求
    の範囲第1項記載の凍結防止装置。
JP11878779A 1979-09-18 1979-09-18 凍結防止装置 Expired JPS6032777B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11878779A JPS6032777B2 (ja) 1979-09-18 1979-09-18 凍結防止装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11878779A JPS6032777B2 (ja) 1979-09-18 1979-09-18 凍結防止装置

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Publication Number Publication Date
JPS5644548A JPS5644548A (en) 1981-04-23
JPS6032777B2 true JPS6032777B2 (ja) 1985-07-30

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ID=14745071

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JP11878779A Expired JPS6032777B2 (ja) 1979-09-18 1979-09-18 凍結防止装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5898547U (ja) * 1981-12-26 1983-07-05 株式会社柳澤製作所 凍結防止装置
CN107019467B (zh) 2011-04-29 2019-08-23 艾罗伯特公司 机器人真空吸尘器

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Publication number Publication date
JPS5644548A (en) 1981-04-23

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