JPS6362614A - ワイヤカツト放電加工装置 - Google Patents

ワイヤカツト放電加工装置

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JPS6362614A
JPS6362614A JP61202740A JP20274086A JPS6362614A JP S6362614 A JPS6362614 A JP S6362614A JP 61202740 A JP61202740 A JP 61202740A JP 20274086 A JP20274086 A JP 20274086A JP S6362614 A JPS6362614 A JP S6362614A
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JP
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wire
electrode wire
discharge machining
electrode
broken
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JP61202740A
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English (en)
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Toshiyuki Asao
利之 浅生
Tamotsu Ishibashi
保 石橋
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Fanuc Corp
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Fanuc Corp
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Publication date
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Priority to US07/196,198 priority patent/US4877935A/en
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H7/00Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
    • B23H7/02Wire-cutting
    • B23H7/08Wire electrodes
    • B23H7/10Supporting, winding or electrical connection of wire-electrode
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23HWORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
    • B23H7/00Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
    • B23H7/02Wire-cutting

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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はワイヤカット放電加工中に関し、特に放電加工
中における電極ワイヤの断線発生時に断線端を放電加工
域から離れた修正位置において修正処理してからワイヤ
ガイドを内蔵した1−1];ヘッド間に電極ワイヤを自
動張設し、被加工ワークに対する放電加工の開始準備を
自動的に遂行するようにしたワイヤカット放電加工中に
関する。
〔従来技術〕
ワイヤ形状又は帯形状の電極ワイヤを用いたlツイヤカ
ット放電加工機において、加工中に電極ワイヤが断線し
たときに供給側の電極ワイヤ部分をクランプするクラン
プ機構と、この供給側の電極ワイヤ部分の先端が予め定
めた位置に一致するように電極ワイヤを移動させる電極
マノイヤ送り機構とを備え、供給側の電極ワイヤ部分の
ワークへの挿通を自動化させ得るようにしたワイヤカッ
ト放電加工機が既に提供されている(特開昭56314
6号)。この公知のワイヤカット放電加工機は、上述し
たクランプ機構によって電極ワイヤの断線端のクランプ
を確認してから、ワークの電極ワイヤ挿通孔に向けて該
ワイヤ断線端を再び送り込み、次いでワークのワイヤ挿
通孔から突出した電極ワイヤの断線端をモータ駆動の電
極引き取り機構で把持しながら引き戻して放電加工域の
一]二、下部に設けた一ヒ、下ヘツド間に電極ワイヤを
張設し、これによってワイヤカット放電加工の再開を準
備する構成が採られている。そしてこの公知のワイヤカ
ット放電加工機は、ワイヤカット放電加工工程と共に−
J二連した電極ワイヤ断線時の加工再開準備工程もマイ
クロコンピュータを利用したCNC装置(コンピュータ
数値制御装置)によって制御実施するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
然しなから、ワイヤカット放電加工機においては、電極
ワイヤと被加工ワークとの間の放電作用、或いはテーバ
孔加工時における電極ワイヤの傾き走行等に起因して電
極ワイヤの断線時には断線部分に曲りぐせや表面荒れが
生じ、故に断線後の電極ワイヤ端を何んらかの修正処理
を施さずにワークのワイヤ挿通孔に再送すると正しく挿
通できない事態がしばしば発生する。依って上連したC
NC装置を利用して自動的に電極ワイヤを結線処理し、
加工再開準備をするためには電極ワイ)・の断線部に発
生している曲りぐせや表面荒れ部分を除去し、しかも除
去部分をワーク−Lに残置することのないようにして修
正処理を行うことが必要とされる。
依って、本発明の目的は斯る必要を充足することのでき
る自動的な断線電極ワイヤの修理′ト段を具備したワイ
ヤカット放電加工機を提供せんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は例えば第1図に示す如きX、Y平面内で自動送
りされる被加工ワークW載設用のワークテーブル24と
、電極ワイヤ14を前記液加[″ワークWとの放電加工
領域を経て送給する電極ワイヤ供給装置と、前記ワーク
テーブルの上、下両部に設けられワイヤガイドを内蔵し
た上、下ヘッド22 、26と、前記電極ワイヤ供給装
置から送給される電極ワイヤ14を一ト、下両ヘッド間
に加工液のジェット流を用いて自動張設して加工開始を
自動準備させる電極ワイヤの自動張設機構とを備えたワ
イヤカット放電加工中において、第2A。
2B図に示す如く放電加工中に前記放電加工領域で発生
した電極ワイヤの断線端を該放電加工領域から引き戻す
と共に該電極ワイヤ断線端を繰り出し可能に保持する電
極ワイヤ送り機構40と、前記電極ワイヤの断線端を前
記放電加圧領域外で検出するワイヤ端検出手段と、前記
ワイヤ端検出手段による電極ワイヤの断線端の検出に応
じて該電極ワイヤの断線端を放電加工領域外から相対的
に離隔した所定の電極ワイヤ修正位置に移動させると共
に該位置から復帰させる相対移動手段と、前記電極ワイ
ヤ修正位置で前記電極ワイヤの断線端を前後動運動によ
り切断修正するカッタ手段と、カッタの後退時に、電極
ワイヤ切断端がカッタに引きずられて追従することを防
止するだめのワイヤ受は板とを具備して前述の如き従来
装置の問題点を解決又は改善したワイヤカッ1へ放電加
7「装置を提供するものである。
〔実施例〕
第1図は本発明によるマノイヤカット放電加工中の実施
例の構成を示ず略示機構図である。
同第1図において、マノイヤカット放電加工中は機体工
0にモータ駆動の電極ワイヤイバ給装置12を有し、こ
の電極ワイヤ供給装置12が送給される電極ワイヤ14
はガイド11−ル16a、Z軸コラム18上のガイドロ
ール16bを介して該Z輔コラムI8の下端に設けられ
たテーバ加E用テーブル装置20に取付けられた」−ガ
イド内蔵のト・\ラド22に達し、次いで水平面内のX
、Y輔ワークテーフ゛ル24に掴持される波力[I T
LワークWとの放電加工領域を経て、Fガイドを内蔵し
7たF・\ラド26に挿通され、アー1.2)(+のガ
イ+;’ l:l−ラ16Cを経て、適宜の回収装置に
回収される構成が具備され、被加工ワークWをX、Y軸
ワークテーブル24の制御移動に応じて電極ワイヤ14
に対して横移動させ、この間に放電加工領域で所望軌跡
を通過するワイヤカット放電加工作用を進捗させるもの
である。しかも、このワイヤカット放電加工中に加工条
件の不適切等によって電極ワイヤ14の断線が発生ずる
と、該電極ワイヤ14の断線部分の修正処理を行う修正
処理ユニット30が具01hされており、この修正処理
ユニット30の構成2作用については後に詳述する。第
1図において、上述したX、Y軸ワークテーブル24は
X軸駆動モータMXとY軸駆動モータMyとによって水
1斜!i内でX、Y両軸方向に移動可能に構成され、こ
れらのX軸駆動モータMxとY軸駆動モータMyは第4
図に示すCNC装置によって制御されている。同様に、
テーバ加工用テーブル装置20はU軸駆動モータMu、
V軸駆動モータMvによって同じく水平面内で移動可能
に構成され、故にごのテーバ加工用テーブル20に取付
けられた上ヘッド22を通過する電極ワイヤ14に対し
て被加工ワークWとの放電加工領域で傾斜走行路を付与
してテーバ加工を遂行させ得るようにし2ているもので
、これらのU軸駆動モータM tJ、 v +ti+l
+駆動モータ駆動モー2園v示ずCNC装置によって作
動制御が行なわれる。
さて、第2A図を参照すると、上ヘソl522と修正処
理ユニット30との詳細構造がボされており、後者の修
正処理ユニット30は第1図に示した常時の退避位置か
ら上ヘッド22の直下に位置した修正処理位置に回転位
置決めされた状態が示されている。第2A図において、
上ヘッド22は電極ワイヤ14の挿通される七ガ・イド
32を有し、マタこの−Lガイド32を囲繞した−1−
ノスル34を有している。この−トノズル34には加圧
液ボート36から導入される加圧された放電加工液の流
路38が形成され、この流路38を流れる放電加に液に
よって通常のワイヤカッ1ル放電加丁時に放電加工作用
の促進や加重I屑の除去等が達成されると共に後述のよ
うに該放電加工液の噴流を利用して電極ワイヤ14を上
ヘッド22から下ヘッド26(第1図)に向けて張設す
る作用も行なわれるのである。なお、放電加工液の機外
から加工液ボーi・36への導入に就いては周知の手段
によって実行すればよいからここでは詳述しない。また
、上ヘツド22内には電極ワイヤ送り機構40が設けら
れており、この電極ワイヤ送り機構40は例えば既述の
特開昭56i146号にワイヤ送り機構9として開示さ
れた構成を有し、電極ワイヤ14に断線が発生したとき
、その断線端を被加工ワークW(第1図)における放電
加工領域から引き戻して把持したり、修正処理ユニット
30内に具備される後述のワイヤカッターに対して上記
の引き戻し把持位置から電極ワイヤ14の断線端を送り
出して断線部分の切除を可能にする作用を行う。なお、
この電極ワイヤ送り機構40は通常のワイヤカット放電
加工作用には両ローラ42a、42bの後者のローラ4
2bが前者のローラ42aから横方向へ離間するごとに
よって、電極ワイヤ14の一定張力下における自由走行
、つまり上ヘッド22から下ヘソド26 (第1図)に
向けての走行が許容され、この間に被加工ワークWとの
放電加工領域で放電加工作用を行うものである。また、
第1図、第2A図には明示されていないが、上・\ラド
22の近傍には放電加工電力を電極ワイヤ14に通電す
るi+I)電子や電極ワイヤ14の断線発生をその張力
変化を介して検出する断線検出機構が設けられているが
、これらは従来公知のものを利用すれば良く、ここでは
詳述しない。
他方、修正処理ユニット30は、1−ブラケット44と
下旋回ブラケット46とを具(Iff シ、前者の上ブ
ラケット44はZ軸コラム18(第1図)から横に張り
出したアーム18aに対して上、下にのみ移動し、他方
、後者の旋回シラゲット46は回転形エアシリンダ48
によってその出力軸50、ピニオン52、被動歯車54
を経由して回転駆動力を受けることにより、回転軸56
を中心にして上ブラケット44に対して上ヘッド22の
直下位置の既述の退避位置(第1図に図示した状態)と
の間で旋回可能に構成されている。ここで、+プラケッ
ト44と下旋回ブラケット46とは直動エアシリンダ5
8によってそのピストン桿を形成する上記出力軸56と
共に一体となって上、下動可能に形成され、■動位置に
おいて下旋回ブラケソI・46の前記旋回作用が行なわ
れ、下旋回ブラケット46が退避位置に旋回されたとき
、更に上動位置に引き上げられて修正処理ユニット30
が通常の放電加工作用中に上ヘッド22と干渉を起さな
いように形成されている。なお、下旋回ブラケット46
の空気室46aは、修正処理ユニット30が」下ヘッド
22の直下位置にあるとき、該空気室46aに圧力空気
を導入してユニット30を上ヘソF22の」−ノズル3
4に密着させて加工液噴流の漏れを防ぐことができるよ
うにしている。
さて、下旋回ブラケット46にはエアシリンダ装置62
で前後運動して切断作用を行うカッタ60が具備され、
第2B図から明らかな如く、カッタ60の隣接上方には
、カッタ運動と無関係に固定された電極ワイヤ受は板6
1が、受は板端縁Eがカッタ後退時の刃先Pより前方位
置、即ちワイヤ14に近接した点に位置する如く配置し
である。そしてこのカッタ60及び受は板61は、ユニ
ット30が上ヘッド22の直下位置に在るとき、刃受台
64と協働して上記エアシリンダ装置62の作動により
カッタの前進で切断作用を行うと共に、刃先の後退時に
は受は板61の端縁Iくが電極ワイヤ14を支承するご
とにより、電極ワイヤ端がカッタに追従して側方に曲げ
られないように形成されている。
また、下旋回ブラケット46にば電極ワイヤ14の断線
端を検出する線端検出装置(i fiが設けられており
、この線端検出装置66ば例えば電気的接触検出方法に
よって導電性の電極ワ・イヤ14の断線端を検出するよ
うに構成され、−Lヘッド22の直下位置で電極ワイヤ
14が電極ワイヤ送り機構40によって断線部分の引き
戻しを受けるとき、その引き戻し路に臨む位;9゛に対
設される1対の導電性の検出板68a、68tlと、ご
の検出板68a、68bに交流電源から交流電圧を印加
する検出電圧印加回路70a、70bと、電極ワイヤ1
4の断線端が−に記検出板68a、68bに接触した際
の電圧低下を検出電圧印加回路70a、70bを介して
検出するディテクタ72とから形成され、上記検出板6
8a、68bは電気絶縁板によって周囲と電気的に絶縁
されている。
下旋回ブラゲット46には更にジェットノズル74が具
備されており、このジェットノズル74は電極ワイヤ1
4の断線端の不良部分の切除が終了してから加工液の噴
流を利用して再び−にヘッド22から下ヘッド26 (
第1図)に向けて電極ワイヤ14を張設する際に該下ヘ
ッド26に向けて電極ワイヤ14を誘導する作用を行う
ものである。
ここで第3A図を参照すると、同図は電極ワイヤ受り板
61を取外した状態の下ブラケット46の水平断面図で
あり、上述したカンタ60、線端検出装置66の導電性
検出板68a、68b、ジェットノズル74の配置関係
と、下ブラケット46に形成された傾斜壁76を有する
電極ワイヤの導入ボーI・78とを示している。すなわ
ち、下ブラケット46が回転軸56を中心に旋回して上
ヘッド22の直下に位置するとき、該−1−ヘッドから
下−\ノド26 (第1図)に向けて下垂している電極
ワイヤ14を傾斜壁76によって大きく開[−1した導
入ボート78から導入できるようにしている。また、電
極ワイヤ14の断線端を検出する導電性検出板68a、
68bとカッタ60および刃受台〔;4とは上、下に重
設されているが、ジェットノズル74はカッタ60から
ずれた位置に設けられ、故に電極ワイヤ14の断線部の
修正処理が線端検出装置66とカッタ60とによって終
丁した後にドブラケット46を回転エアシリンダ48 
(第2A図)で更に旋回させたときジェットノズル74
がが修正処理の完了によって電極ワイヤ送り機構40 
(第2A図)に把持されている電極ワイヤ端の直下に整
合位置決めされるようになっている。
第3B図は、第3A図に於て電極ワイヤ受は板61を止
着した状態を示している。即ち電極ワイヤ受は板61は
傾斜壁76を有する部材にネジ61′で固定した。
次に第4図を参照すると、同図はCN C装置の構成を
示すブロック図であり、このCNC装置の基本的構成自
体は従来からワイヤカット放電加工中に用いられていた
CNC装置と変りはない。
つまりCNC装置は中央処理装置(CPU) 80と、
これにアドレスバス82及びデータバス84を介して接
続された記憶手段86、テープリーダ88、手動データ
入力装置90、補間器92、データ出力装置94、デー
タ入力装置96を具備して構成され、補間器92にはテ
ーバ加工用テーブルのU軸、V軸駆動モータMu 、 
Mvを制御する(J軸サーボ回路98、V軸サーボ回路
100とワークテーブル24のX軸、Y軸駆動モータM
x 、 Myを制御するX軸サーボ回路102、Y軸サ
ーボ回路104が接続されている。
ワイヤカット放電加圧における加工制御データは記録媒
体、例えばテープPTからテープリーダ88を介して読
み込まれ、記憶手段86に予め記憶された制御プログラ
ムに従って補間器92及び各ザーボ回路98〜104を
介して駆動モータMu〜Myを制御することにより、一
定走行する電極ワイヤ14に対し、被加工ワークの載置
したワークテーブル24、テーバ加工用テーブル20を
作動制御して所望のワイヤカット放電加工を遂行するも
のである。この間に電極ワイヤ14に断線故障が発生し
た場合等を含めて各種の検出信号が発せられると、これ
らの検出信号はデータ入力装置96からCPIJ 80
に読み取られ、この検出信号に基いて採られる各種の処
理、例えば電極ワイヤ供給装置12の停止や再開、修正
処理ユニy I−30の処理位置への旋回及び退避位置
への旋回等を指令する制御信号がデータ出力装置94か
ら出力される。
手動データ入力装置90は、本発明に関連しては例えば
、電極ワイヤ14の断線部分の除去処理に当ってカッタ
60をエアシリンダ装置62で作動する場合の繰り返え
し信号を手動的に入力して除去量を任意に変化させる場
合等に使用される。
上述した構成から成る本発明のワイヤカット放電加工機
における電極ワイヤ14の断線端の処理を行って加工再
開を準備するだめの作用を以下に説明する。
ワイヤカット放電加工中に電極ワイヤ14の断線発生が
検出されると、この検出信号はデータ入力装置96から
CNC装置に読みとられる。この結果、CPU 80の
制御のもとにデータ出力装置94から送出される制御信
号により、電極ワイヤ供給装置12による電極ワイヤの
送給が停止され、また、ワイヤカット放電加工工程が停
止される。次いで、被加工ワークWから下ヘッド26に
わたって残存した電極ワイヤの断線部分が回収されると
共に上ヘッド22はZ軸コラム18によって所定量だけ
引き上げられる。また、上ヘッド22の所定量の引き上
げが適宜に検知されると、修正処理ユニット30が回転
形エアシリンダ48の作動で旋回されて上ヘッド22の
直下位置に位置決めされる。このとき、修正処理ユニッ
ト3oはその線端検出装置66の検出板68a、68b
とカッタ6゜とが上ヘッド22の直下位置に来る第1の
位置まで旋回される。この旋回量は回転形ニアシリンダ
48固体の動作量によって決定される。次いで、電極ワ
イヤ送り機構40の1対のローラ42a。
42bが閉じられて断線した電極ワイヤ14の引き戻し
が行なわれる。そして電極ワイヤ14の断線端が線端検
出装置66で検出されると、引き戻し7を停止する。こ
うして電極ワイヤ送り機構40で電極ワイヤ14が把持
停止した状態に達すると、電極ワイヤ14の断線端は被
加工ワークWの放電加工領域から引き戻されているから
、線端検出信号の入力に応じてCPU 80は補間器9
2を経”ζX軸サーボ回路102、Y軸サーボ回路10
4を一定プログラムによって作動させ、ワークテーブル
24を上ヘッド22及び修正処理ユニット30に対して
相対移動をさせることにより、電極ワイヤ14の断線端
を放電加工域外に移行させる。次に電極ワイヤ14の断
線部の曲りぐせや表面荒れを有した不良部分を除去すべ
く、エアシリンダ装jwfi 2が作動されてカッタ6
0、刃先受台64及び電極ワイヤ受は板61によって断
線端の切除去作用が遂行される。このとき、必要に応じ
て電極ワイヤ送り機構40の作動によって電極ワイヤ1
4を線端検出装置66に向けて繰り出すごとにより、複
数回に亘って電極ワイヤ14の下端を切断除去し、完全
に不良部分を除去するようにする。
こうして、電極ワイヤ14の不良部分の除去が所定回数
に亘って遂行さたごとがCPU 80に読み取られると
、再びワークテーブル24の相対移動が行なわれて、所
定の加工再開位置へ上ヘッド22が位置決めされる。こ
の位置に達すると、修正処理ユニット30の下ブラケソ
I・46が再度旋回されてジェットノズル74の中心孔
を電極ワイヤ14の下端位置に整合位置決めする。つま
り、既述した第2の位置に位置決めされる。このとき、
修正処理ユニット30は上ヘッド22の上ノズル34に
密着される。次に電極ワイヤ送り機構40の1対のロー
ラ42a、42bは開離され、電極ワイヤ供給装置12
の作動が再開される。同時に上ヘッド22において加工
液の供給が再開され(加工液は放電加工工程の停止時に
同時に停止されている。)、この加工液の噴流を利用し
てジェットノズル74の案内の下に電極ワイヤ14が下
ヘッドに張設される。この場合に加工再開位置が被加工
ワ−りW上にあれば、該被加工ワークWに予め設けられ
ている加工再開孔を通っ゛ζ電極ワイヤ14が張設され
、また加工再開位置が被加工ワークWの側外部であれば
、上ヘッド22がら下ヘッド26に向けて直接的に電極
ワイヤ14が張設される。
このように電極ワイヤ14の張設が完了すると、修正処
理ユニット30は上ヘッド22の直下位置から退避位置
に向けて回転形シリンダ48の作用で旋回遊回される。
次いで、上ヘッド22はZ軸コラム18の下降によって
放電加工位置までiftび下ろされる。次いで、既に放
電加工によって被加工ワークW内に開口した加工経路が
形成されζいるときには、ワークテーブル24のX、Y
軸方向の加ニブログラムを再生させて、該加]二経路沿
いに電極ワイヤ14との間で相対移動を行なわせ、電極
ワイヤ14を断線発生位置まで移動させる。
こうして断線発生位置まで放電作用を行うことなく移動
させてから、いよいよ放電加工がIIG開されるのであ
る。
以上、本発明を実施例に基いて説明したが、木発明の技
術思想の範囲で種々の改変実施例を構成することが可能
なことは言うまでもない。例えば、修正処理ユニットを
回転形エアシリンダによる旋回構造体に形成したが、旋
回動作に替えてモータを利用した直動構造体にしてもよ
い。また、線端検出装置は電気的接触検知方法に限るも
のでないことは言うまでもない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ワイヤカット放電加工中に電極ワイヤ
の断線故障が発生したときには、断線端の不良部分を完
全除去してから再度、上ヘッドと下ヘッドとの間に結線
張設が行われ、しかもカッタの前後運動による切断作用
であるにかかわらず、電極ワイヤ端部の側方へのカッタ
追従運動を完全に阻止出来るから、その結線張設の自動
化に当っても確実に上ヘッド、下ヘツド間に張設されて
放電加工再開の準備を間違い無く達成できるという効果
があると共に断線端の不良部分の除去が加工領域外で実
施されるから、除去ワイヤが被加工ワ−ク面に残存して
、加工再開後にその残存ワイヤに起因して再度、断線が
発/jhするという危惧を解消することができる。以上
から究極的にワイヤカット放電加工作用の円滑なCNC
制御が達成されることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるワイヤカッ1〜放電加工方法を実
施するワイヤカット放電加工中の実施例の構成を示す機
構図、第2A図は同装置におtJる上ヘッドと修正処理
ユニットとの構造例を示す断面図、第2B図はカッタ部
分の要部拡大断面図、第3A図は、電極ワイヤ受は板を
取外した状態の平面説明図、第3B図は、電極ワイヤ受
は板を載置固定した状態の平面説明図、第4図は同放電
加工中の作動制御に用いられるCNC装置のブ111ツ
ク図。 12・・・電極ワイヤ供給装置、 14・・・電極ワイヤ、  18・・・Z軸コラJ1.
20・・・テーバ加工用テーブル装置、22・・・上ヘ
ッド、   24・・・ワークテーブル、26・・・下
ヘッド、  30・・・修正処理ユニ・ノド、40・・
・電極ワイヤ送り機構、 48・・・回転形エアシリンダ、 46・・・下旋回ブラケット、 60・・・カッタ、    61・・・電極ワイヤ受は
板、62・・・エアシリンダ装置、 64・・・刃受台、   66・・・線端検出装置、6
8a、68b・・・導電性の検出板、74・・・シェツ
トノズル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、X、Y平面内で自動送りされる被加工ワーク載設用
    のワークテーブルと、電極ワイヤを前記被加工ワークと
    の放電加工領域を経て送給する電極ワイヤ供給装置と、
    前記ワークテーブルの上、下両部に設けられワイヤガイ
    ドを内蔵した上、下ヘッドと、前記電極ワイヤ供給装置
    から送給される電極ワイヤを上、下両ヘッド間に加工液
    のジェット流を用いて自動張設して加工開始を自動準備
    させる電極ワイヤの自動張設機構とを備えたワイヤカッ
    ト放電加工装置において、放電加工中に前記放電加工領
    域で発生した電極ワイヤの断線端を該放電加工領域から
    引き戻すと共に該電極ワイヤ断線端を繰り出し可能に保
    持する電極ワイヤ送り機構と、前記電極ワイヤの断線端
    を前記放電加工領域外で検出する線端検出手段と、前記
    線端検出手段による電極ワイヤの断線端の検出に応じて
    該電極ワイヤの断線端を放電加工領域から相対的に離隔
    した所定の電極ワイヤ修正位置に移動させると共に該位
    置から復帰させる相対移動手段と、前記電極ワイヤ修正
    位置で前記電極ワイヤの断線端を前後動運動により切断
    修正するカッタ手段及びカッタの後退時にワイヤ端部の
    追従を防止するワイヤ受け板とを具備して構成されたこ
    とを特徴とするワイヤカット放電加工装置。 2、前記カッタ手段によって切断修正した前記電極ワイ
    ヤを前記加工液のジェット流によって前記上、下両ヘッ
    ドの一方のヘッドから他方のヘッドに向けて案内するジ
    ェットノズルが具備されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項に記載のワイヤカット放電加工装置。 3、前記相対移動手段は、前記被加工ワーク載設用のワ
    ークテーブルを前記上ヘッドに対してX、Y平面内で移
    動させるX、Y移動機構によって兼用されている特許請
    求の範囲第1項又は第2項に記載のワイヤカット放電加
    工装置。
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