JPH0785849B2 - ワイヤー電極edm機械 - Google Patents
ワイヤー電極edm機械Info
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- JPH0785849B2 JPH0785849B2 JP63253945A JP25394588A JPH0785849B2 JP H0785849 B2 JPH0785849 B2 JP H0785849B2 JP 63253945 A JP63253945 A JP 63253945A JP 25394588 A JP25394588 A JP 25394588A JP H0785849 B2 JPH0785849 B2 JP H0785849B2
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- JP
- Japan
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- wire
- wire electrode
- electrode
- clamp
- wire guide
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H7/00—Processes or apparatus applicable to both electrical discharge machining and electrochemical machining
- B23H7/02—Wire-cutting
- B23H7/08—Wire electrodes
- B23H7/10—Supporting, winding or electrical connection of wire-electrode
- B23H7/102—Automatic wire threading
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はワイヤー電極EDM機械に関するもので、同EDM機
械はワイヤー電極を把持する装置を具える。この装置は
(使用済又は処理済のワイヤーの部分を除去した後)ワ
イヤーの遊端に張力を加えるように構成されていて、こ
れによりワイヤーの偶発的な切断後、ワイヤーを真直ぐ
直線状にして加工すべき被加工品及び/又は下部ワイヤ
ー案内を貫通して通線することを容易にしている。
械はワイヤー電極を把持する装置を具える。この装置は
(使用済又は処理済のワイヤーの部分を除去した後)ワ
イヤーの遊端に張力を加えるように構成されていて、こ
れによりワイヤーの偶発的な切断後、ワイヤーを真直ぐ
直線状にして加工すべき被加工品及び/又は下部ワイヤ
ー案内を貫通して通線することを容易にしている。
(従来技術とその問題点) 2個の閉鎖案内を貫通するワイヤー電極を使用して切断
するEDMの場合、生ずる問題の1つは2個の案内の間に
ある加工領域においてワイヤーが偶発的に切断すること
である。このことは既知のことである。このような切断
が起きた後、再びワイヤーを通線することが必要であ
る。すなわち、下部ワイヤー案内及び若し必要ならば被
加工品にワイヤーが形設した狭い切れ目又は機械加工運
転の始期に行う通線操作中に切断が生じたときはこの被
加工品に既に設けてある案内孔にワイヤーを再通線する
ことが必要である。この再通線はオペレータが介在しな
いと困難である。それは孔の開口が小さく、かつワイヤ
ーは曲線の形状を取ろうとする自然な傾向があるからで
ある。このため、オペレータはある長さのワイヤーを真
直ぐ直線状にしそれを伸長して径を細くし再通線できる
ようにしなければならない。ワイヤー電極を使用する機
械加工の自動化を更に進めるには、ワイヤーの偶発的切
断後のワイヤーの再通線を自動化しなければならない。
この目的のため、欧州特許出願第201773号はある装置を
加工領域の外に配設して、同装置がワイヤーを引張り、
その端部を真直ぐ直線状とし、このようにして形成され
た直線状部分の始点でワイヤーを切断し、切れ端を取除
くことによりワイヤーを保持することができるようにな
っている。被加工品と又は被加工品を保持するクランプ
とこの装置との間で干渉が生じないように、同装置は上
部ワイヤー案内の前に位置している。この装置を機械の
設計段階で設けるのならば、コストは低いが既存の機械
又は寸法に制限のある機械にこの装置を取付けるのは容
易ではない。それは、特に真直ぐにするワイヤーの部分
を伸ばすための空間を必要とするからで、この空間は一
定の長さが必要で、且つ把持装置の前に配置する必要が
あり、この把持装置自体も上部ワイヤー案内の前に配置
する必要があるからである。
するEDMの場合、生ずる問題の1つは2個の案内の間に
ある加工領域においてワイヤーが偶発的に切断すること
である。このことは既知のことである。このような切断
が起きた後、再びワイヤーを通線することが必要であ
る。すなわち、下部ワイヤー案内及び若し必要ならば被
加工品にワイヤーが形設した狭い切れ目又は機械加工運
転の始期に行う通線操作中に切断が生じたときはこの被
加工品に既に設けてある案内孔にワイヤーを再通線する
ことが必要である。この再通線はオペレータが介在しな
いと困難である。それは孔の開口が小さく、かつワイヤ
ーは曲線の形状を取ろうとする自然な傾向があるからで
ある。このため、オペレータはある長さのワイヤーを真
直ぐ直線状にしそれを伸長して径を細くし再通線できる
ようにしなければならない。ワイヤー電極を使用する機
械加工の自動化を更に進めるには、ワイヤーの偶発的切
断後のワイヤーの再通線を自動化しなければならない。
この目的のため、欧州特許出願第201773号はある装置を
加工領域の外に配設して、同装置がワイヤーを引張り、
その端部を真直ぐ直線状とし、このようにして形成され
た直線状部分の始点でワイヤーを切断し、切れ端を取除
くことによりワイヤーを保持することができるようにな
っている。被加工品と又は被加工品を保持するクランプ
とこの装置との間で干渉が生じないように、同装置は上
部ワイヤー案内の前に位置している。この装置を機械の
設計段階で設けるのならば、コストは低いが既存の機械
又は寸法に制限のある機械にこの装置を取付けるのは容
易ではない。それは、特に真直ぐにするワイヤーの部分
を伸ばすための空間を必要とするからで、この空間は一
定の長さが必要で、且つ把持装置の前に配置する必要が
あり、この把持装置自体も上部ワイヤー案内の前に配置
する必要があるからである。
特開昭56−82133号及び特開昭56−82134号により公開さ
れた日本特許出願は別異の構成の再通線装置を記載して
いる。同装置は垂直方向に動く円筒形案内を使用し、そ
れによりワイヤーの端部を誘導して被加工品を貫通させ
る。休止位置と運転位置との間に水平に回動する部品が
上部機械加工ヘッドに固定されている。その部品は案内
(案内が上部位置にあるとき)と被加工品との間に位置
し、ワイヤーを把持し、切断し、その部分が休止位置に
戻る前にワイヤーを落下する。特開昭62−18291号の下
に公開された日本特許出願は上部機械加工ヘッドと被加
工品との間に位置するクランプ形状の着脱自在なワイヤ
ー案内を記載している。このクランプ(これはワイヤー
案内であって現実にはワイヤーを把持しない。)は長い
全長を有し縦形支持体に固定されていて、この支持体自
体も上部機械加工ヘッドを保持するアームに固定されて
いる。ワイヤーを切断するための第2の部品は被加工品
と下部ワイヤー案内との間に存在する。この両装置とも
幾つかの欠点を有する。すなわち、回動部品の横方向移
動は支持アーム(第1の装置)の回転により、又は“ク
ランプ”(第2の装置)の開放により実現されて、これ
らの部品が適切に機械加工領域から脱出するようになさ
れているが、それらの支持体の高さや位置は変化しな
い。この結果、それは大きな空間を占め、機械加工領域
に接近し難くなり、かつその領域の見通しが悪くなる。
更に、被加工品(又はそれを保持するクランプ)と把持
部品との又は把持部品を支えるアームとの衝突の危険が
それだけ増大する。このような衝突は機械加工中にも生
じうるものである。被加工品の上面が水平でないときは
特にそうであって、被加工品及びクランプの正確な形状
を考慮する電子制御装置の使用又は把持部品及びその支
持体を上方に引戻すことによってのみ、このような衝突
を防止できる。更に、第1の装置は不必要に複雑で、作
動モータ及びその関連部品を必要とし、それらは高価で
かつ嵩が大きい。第2の装置はワイヤーに引張りをかけ
る部品を有せず、かつ“クランプ”保持器の高さを調節
して上部機械加工ヘッドの位置に適合させる必要があ
る。更に、いずれの装置も機械加工タンクからワイヤー
の切断片を取り除くことはできない。
れた日本特許出願は別異の構成の再通線装置を記載して
いる。同装置は垂直方向に動く円筒形案内を使用し、そ
れによりワイヤーの端部を誘導して被加工品を貫通させ
る。休止位置と運転位置との間に水平に回動する部品が
上部機械加工ヘッドに固定されている。その部品は案内
(案内が上部位置にあるとき)と被加工品との間に位置
し、ワイヤーを把持し、切断し、その部分が休止位置に
戻る前にワイヤーを落下する。特開昭62−18291号の下
に公開された日本特許出願は上部機械加工ヘッドと被加
工品との間に位置するクランプ形状の着脱自在なワイヤ
ー案内を記載している。このクランプ(これはワイヤー
案内であって現実にはワイヤーを把持しない。)は長い
全長を有し縦形支持体に固定されていて、この支持体自
体も上部機械加工ヘッドを保持するアームに固定されて
いる。ワイヤーを切断するための第2の部品は被加工品
と下部ワイヤー案内との間に存在する。この両装置とも
幾つかの欠点を有する。すなわち、回動部品の横方向移
動は支持アーム(第1の装置)の回転により、又は“ク
ランプ”(第2の装置)の開放により実現されて、これ
らの部品が適切に機械加工領域から脱出するようになさ
れているが、それらの支持体の高さや位置は変化しな
い。この結果、それは大きな空間を占め、機械加工領域
に接近し難くなり、かつその領域の見通しが悪くなる。
更に、被加工品(又はそれを保持するクランプ)と把持
部品との又は把持部品を支えるアームとの衝突の危険が
それだけ増大する。このような衝突は機械加工中にも生
じうるものである。被加工品の上面が水平でないときは
特にそうであって、被加工品及びクランプの正確な形状
を考慮する電子制御装置の使用又は把持部品及びその支
持体を上方に引戻すことによってのみ、このような衝突
を防止できる。更に、第1の装置は不必要に複雑で、作
動モータ及びその関連部品を必要とし、それらは高価で
かつ嵩が大きい。第2の装置はワイヤーに引張りをかけ
る部品を有せず、かつ“クランプ”保持器の高さを調節
して上部機械加工ヘッドの位置に適合させる必要があ
る。更に、いずれの装置も機械加工タンクからワイヤー
の切断片を取り除くことはできない。
(発明の目的) 本発明の目的は以上のような欠点を除去し、既存の機械
に容易に適用することができ大きな空間を占めず、加工
作業を妨害することなく、安価に製造することができる
ワイヤー電極EDM機械を得るにある。
に容易に適用することができ大きな空間を占めず、加工
作業を妨害することなく、安価に製造することができる
ワイヤー電極EDM機械を得るにある。
本発明の他の目的はEDM加工中に、偶発的にワイヤー電
極が破断した時、この破断転の近くの機械加工に既に使
用されたか、少なくとも既に張力を受けたワイヤー電極
の部分を排除して、いまだ機械加工に使用されたことが
なく、またこれ迄に張力を受けて冷間処理されたことも
ない全く新たなワイヤー電極を、迅速、正確に供給し、
しかもその際、この新たなワイヤー電極の部分に引張り
力を加えて直線状にし、更に、破断前に機械加工に使用
され、又はこれ迄に張力を受けたワイヤー電極の部分を
速やかに機械の外に排出することができるワイヤー電極
EDM機械を得るにある。
極が破断した時、この破断転の近くの機械加工に既に使
用されたか、少なくとも既に張力を受けたワイヤー電極
の部分を排除して、いまだ機械加工に使用されたことが
なく、またこれ迄に張力を受けて冷間処理されたことも
ない全く新たなワイヤー電極を、迅速、正確に供給し、
しかもその際、この新たなワイヤー電極の部分に引張り
力を加えて直線状にし、更に、破断前に機械加工に使用
され、又はこれ迄に張力を受けたワイヤー電極の部分を
速やかに機械の外に排出することができるワイヤー電極
EDM機械を得るにある。
(発明の構成) この目的を達成するため、本発明ワイヤー電極EDM機械
は「使用電極除去装置」と称する装置を具える。
は「使用電極除去装置」と称する装置を具える。
本明細書中、「使用電極」と称するのは「ワイヤー電極
が破断する前に、機械加工、即ち放電加工に直接使用さ
れたワイヤー電極の部分だけでなく、破断前に少なくと
も、くせとりのため張力を受けて常温加工され、又はく
せとりのため加熱されながら加工された破断点に近いワ
イヤー電極の部分」をも包含する。従って、「使用電極
除去装置」はこのような「ワイヤー電極の部分」を速や
かに除去する装置を意味する。
が破断する前に、機械加工、即ち放電加工に直接使用さ
れたワイヤー電極の部分だけでなく、破断前に少なくと
も、くせとりのため張力を受けて常温加工され、又はく
せとりのため加熱されながら加工された破断点に近いワ
イヤー電極の部分」をも包含する。従って、「使用電極
除去装置」はこのような「ワイヤー電極の部分」を速や
かに除去する装置を意味する。
この「使用電極除去装置」は、本願の第3図に示す装置
がその主要な構成部材であって、ワイヤー電極が偶発的
な破断した時、ワイヤー電極の供給側に残ったその破断
端である遊端を把持するための把持装置(実施例で爪4
4、45)と、破断前に機械加工に使用されたか、少なく
とも既に張力を受けたワイヤー電極の部分を周りに巻き
付けられる巻取り部材(実施例のキャプスタン25)と、
数値制御指令ユニットによって制御され、上記巻取り部
材(キャプスタ25)に上記ワイヤー電極の部分を巻き付
ける巻付け装置(実施例の第2テーブル10)(第3図に
図示せず、第1図、及び第2図に図示)と、使用電極除
去装置を作動位置と、機械加工区域の外の休止位置との
間に回動させる回動手段(実施例のアーム31、ピニオン
35、アクチュエータ37等)とを具える。
がその主要な構成部材であって、ワイヤー電極が偶発的
な破断した時、ワイヤー電極の供給側に残ったその破断
端である遊端を把持するための把持装置(実施例で爪4
4、45)と、破断前に機械加工に使用されたか、少なく
とも既に張力を受けたワイヤー電極の部分を周りに巻き
付けられる巻取り部材(実施例のキャプスタン25)と、
数値制御指令ユニットによって制御され、上記巻取り部
材(キャプスタ25)に上記ワイヤー電極の部分を巻き付
ける巻付け装置(実施例の第2テーブル10)(第3図に
図示せず、第1図、及び第2図に図示)と、使用電極除
去装置を作動位置と、機械加工区域の外の休止位置との
間に回動させる回動手段(実施例のアーム31、ピニオン
35、アクチュエータ37等)とを具える。
なお、第2テーブル10は直角の2方向に摺動できるか
ら、このテーブルが支持する上部ワイヤー案内16を方
形、又は長方形の通路に沿い巻取り部材の周りに動か
し、上部ワイヤー案内16に通っているワイヤー電極を巻
取り部材の周りに巻き付けることができる。
ら、このテーブルが支持する上部ワイヤー案内16を方
形、又は長方形の通路に沿い巻取り部材の周りに動か
し、上部ワイヤー案内16に通っているワイヤー電極を巻
取り部材の周りに巻き付けることができる。
またワイヤー電極が偶発的に破断し、破断前に機械加工
に使用されたか、少なくとも既に張力を受けたワイヤー
電極の部分が上記巻取り部材に巻き付けられた時、ワイ
ヤー電極供給装置(実施例のベルトプーリ駆動機構9)
から巻取り部材に巻き付けられた部分に隣接する部分ま
でのワイヤー電極の新たに供給された部分を上下のワイ
ヤー案内と被加工品とに通すためこの新たに供給された
部分に引張り応力を加えてくせとりする必要がある。そ
こでこの新たに供給された部分に引張り応力を加えるよ
う前記ワイヤー電極供給装置を構成する。実施例ではベ
ルトプーリ駆動機構9を逆回転することができるように
構成してワイヤー電極に引張り応力を加えている。
に使用されたか、少なくとも既に張力を受けたワイヤー
電極の部分が上記巻取り部材に巻き付けられた時、ワイ
ヤー電極供給装置(実施例のベルトプーリ駆動機構9)
から巻取り部材に巻き付けられた部分に隣接する部分ま
でのワイヤー電極の新たに供給された部分を上下のワイ
ヤー案内と被加工品とに通すためこの新たに供給された
部分に引張り応力を加えてくせとりする必要がある。そ
こでこの新たに供給された部分に引張り応力を加えるよ
う前記ワイヤー電極供給装置を構成する。実施例ではベ
ルトプーリ駆動機構9を逆回転することができるように
構成してワイヤー電極に引張り応力を加えている。
使用電極除去装置がその作動位置に移動する際、その回
動のみに依存せず、電極除去装置を支持するテーブル
(実施例のテーブル3)が移動すれば一層有利である。
そこでこの使用電極除去装置を取り付けたテーブルの移
動範囲を十分大きく構成する。
動のみに依存せず、電極除去装置を支持するテーブル
(実施例のテーブル3)が移動すれば一層有利である。
そこでこの使用電極除去装置を取り付けたテーブルの移
動範囲を十分大きく構成する。
このように構成することによって、EDM加工中に、偶発
的にワイヤー電極が破断した時、使用電極除去装置はそ
の作動位置に回動し、破断して垂下している供給側のワ
イヤー電極の自由端を把持装置(爪44、45)によって把
持し、巻付け装置(第2テーブル10)を巻取り部材(キ
ャプスタン25)に協働させることによってこの巻取り部
材に或る長さのワイヤー電極を巻き付ける。これは、破
断前に機械加工に使用されたか、少なくとも既に張力を
受けたワイヤー電極の部分を巻き取って捨てるためであ
って、このようなワイヤー電極の部分は数回続けて張力
を受け、その関連で加熱された部分であり、次の機械加
工に使用することは好ましくないからである。
的にワイヤー電極が破断した時、使用電極除去装置はそ
の作動位置に回動し、破断して垂下している供給側のワ
イヤー電極の自由端を把持装置(爪44、45)によって把
持し、巻付け装置(第2テーブル10)を巻取り部材(キ
ャプスタン25)に協働させることによってこの巻取り部
材に或る長さのワイヤー電極を巻き付ける。これは、破
断前に機械加工に使用されたか、少なくとも既に張力を
受けたワイヤー電極の部分を巻き取って捨てるためであ
って、このようなワイヤー電極の部分は数回続けて張力
を受け、その関連で加熱された部分であり、次の機械加
工に使用することは好ましくないからである。
この状態で、ワイヤー電極供給装置(実施例のベルトプ
ーリ駆動機構9)を使用電極除去装置に協働させて後
退、即ち逆回転させ、巻取り部材に巻き取られているワ
イヤー電極の後に続いている新たなワイヤー電極に張力
を加えてくせとりを行う。
ーリ駆動機構9)を使用電極除去装置に協働させて後
退、即ち逆回転させ、巻取り部材に巻き取られているワ
イヤー電極の後に続いている新たなワイヤー電極に張力
を加えてくせとりを行う。
次に、巻取り部材に巻き取ったこのワイヤー電極の後端
をカッター装置(実施例のカッター14)によって切断
し、使用電極除去装置をこの作動位置から休止位置に回
動し、巻取り部材に巻き取られているワイヤー電極を機
械の外に捨てる。
をカッター装置(実施例のカッター14)によって切断
し、使用電極除去装置をこの作動位置から休止位置に回
動し、巻取り部材に巻き取られているワイヤー電極を機
械の外に捨てる。
このように、本発明によれば、EDM加工中に、偶発的に
ワイヤー電極が破断した時、この破断点の近くの以前の
機械加工の影響を受けたワイヤー電極の部分を排除し
て、全く新たなワイヤー電極の部分のみに引張り力を加
えて直線状にし、更に、機械加工の影響を受けたワイヤ
ー電極の部分を速やかに機械の外に排出する一連の操作
を迅速、正確に行うことができる。
ワイヤー電極が破断した時、この破断点の近くの以前の
機械加工の影響を受けたワイヤー電極の部分を排除し
て、全く新たなワイヤー電極の部分のみに引張り力を加
えて直線状にし、更に、機械加工の影響を受けたワイヤ
ー電極の部分を速やかに機械の外に排出する一連の操作
を迅速、正確に行うことができる。
以上のような効果の他に、本発明によれば次のような利
点がある。
点がある。
EDM機械において通常使用されるワイヤー電極は例えば
直径0.25mm、又はそれ以上の亜鉛メッキの銅ワイヤー等
をくせとりし、伸長するには、15N〜20N程度の相当な引
張り力を要し、このワイヤーの一端を例えばクランプを
利用して把持するとき、大きな寸法の強力なクランプが
必要である。本発明においてはキャプスタンをワイヤー
の巻取り部材として使用し、キャプスタンの周りにワイ
ヤーを巻き付けるから、クランプは必要でなく、ほんの
数百グラム程度の把持力が把持装置(爪)にあればよ
く、この爪に滑り止めの溝を設ける必要もない。しか
も、把持装置(爪)での把持力が小さいから、ワイヤー
のくせとりを行っている間に爪の位置でワイヤーが破断
する危険もない。
直径0.25mm、又はそれ以上の亜鉛メッキの銅ワイヤー等
をくせとりし、伸長するには、15N〜20N程度の相当な引
張り力を要し、このワイヤーの一端を例えばクランプを
利用して把持するとき、大きな寸法の強力なクランプが
必要である。本発明においてはキャプスタンをワイヤー
の巻取り部材として使用し、キャプスタンの周りにワイ
ヤーを巻き付けるから、クランプは必要でなく、ほんの
数百グラム程度の把持力が把持装置(爪)にあればよ
く、この爪に滑り止めの溝を設ける必要もない。しか
も、把持装置(爪)での把持力が小さいから、ワイヤー
のくせとりを行っている間に爪の位置でワイヤーが破断
する危険もない。
本発明の付加的な利点は、EDM機械として当然具えてい
る構造を大幅に利用することができる点である。例え
ば、ワイヤー電極供給装置としてのベルトプーリ駆動機
構(9)を逆回転することができるように構成すると
か、巻付け装置として、場合により他の目的で機械に付
属する第2テーブル(10)を利用することができ、既存
のEDM機械を一部改造して本発明を適用することがで
き、極めて安価に本発明を実施することができる。
る構造を大幅に利用することができる点である。例え
ば、ワイヤー電極供給装置としてのベルトプーリ駆動機
構(9)を逆回転することができるように構成すると
か、巻付け装置として、場合により他の目的で機械に付
属する第2テーブル(10)を利用することができ、既存
のEDM機械を一部改造して本発明を適用することがで
き、極めて安価に本発明を実施することができる。
(実施例) 添付図面を参照して実施例の一を説明することにより本
発明を開示する。第1図は本発明に係る装置を装備した
ワイヤー式EDM機械の一部を図解的に示したものであ
る。参照番号1は機械のフレームを指し、同フレームは
相互に摺動するテーブル(3)の上にワークタンク
(2)を支えている。テーブルが相互に摺動運動をする
ので、ワークタンクはモータ(4)及び(5)により直
交する2方向X及びYに動くことができる。ワークタン
ク(2)の内側では支持体(6)が加工すべき被加工物
(7)を支持している。
発明を開示する。第1図は本発明に係る装置を装備した
ワイヤー式EDM機械の一部を図解的に示したものであ
る。参照番号1は機械のフレームを指し、同フレームは
相互に摺動するテーブル(3)の上にワークタンク
(2)を支えている。テーブルが相互に摺動運動をする
ので、ワークタンクはモータ(4)及び(5)により直
交する2方向X及びYに動くことができる。ワークタン
ク(2)の内側では支持体(6)が加工すべき被加工物
(7)を支持している。
ワイヤー状電極(8)が被加工物(7)の頂部から底部
迄連続的に通過して機械加工が行なわれる。ワイヤーは
リール(図示していない)から矢印の方向に既知の技術
でブレーキモータ及びベルトプーリ駆動機構(9)によ
り供給される。このベルトプーリ駆動機構(9)によっ
てワイヤー電極供給装置を構成する。後に説明するよう
にワイヤー電極に張力を加えるために、この機構を逆転
可能に構成する。それから、ワイヤーは垂直管(12)を
通過して上部機構加工ヘッド(13)に到達する。尚、ヘ
ッド(13)は図面では図解的に拡大して示されている。
このヘッドにはカッター(14)、電流接点(15)及び上
部ワイヤー案内(16)が設けてある。上部機械加工ヘッ
ド(13)と管(12)とユニット(9)とにより形成され
る組立体はモータ(11)により垂直方向すなわち相互に
摺動運動をするテーブル(3)のX−Y平面に直交する
Z方向に動くことができる。更に、第2のテーブル(1
0)はモータ(20)及び(21)により作動し、相互に直
角方向に摺動運動する。これにより、上部ヘッドと管は
X−Y平面に平行な平面を小さな振幅で動くことができ
る。この相互の摺動運動を加工区域にあるワイヤーを傾
けるためである。
迄連続的に通過して機械加工が行なわれる。ワイヤーは
リール(図示していない)から矢印の方向に既知の技術
でブレーキモータ及びベルトプーリ駆動機構(9)によ
り供給される。このベルトプーリ駆動機構(9)によっ
てワイヤー電極供給装置を構成する。後に説明するよう
にワイヤー電極に張力を加えるために、この機構を逆転
可能に構成する。それから、ワイヤーは垂直管(12)を
通過して上部機構加工ヘッド(13)に到達する。尚、ヘ
ッド(13)は図面では図解的に拡大して示されている。
このヘッドにはカッター(14)、電流接点(15)及び上
部ワイヤー案内(16)が設けてある。上部機械加工ヘッ
ド(13)と管(12)とユニット(9)とにより形成され
る組立体はモータ(11)により垂直方向すなわち相互に
摺動運動をするテーブル(3)のX−Y平面に直交する
Z方向に動くことができる。更に、第2のテーブル(1
0)はモータ(20)及び(21)により作動し、相互に直
角方向に摺動運動する。これにより、上部ヘッドと管は
X−Y平面に平行な平面を小さな振幅で動くことができ
る。この相互の摺動運動を加工区域にあるワイヤーを傾
けるためである。
ワイヤー案内を通過した後、ワイヤーは被加工品(7)
及び次いで下部ワイヤー案内(18)を通過する。同下部
ワイヤー案内(18)は下部機械加工ヘッド(17)の中に
位置している。尚、同ヘッド(17)は上部ヘッド(13)
と同様な描き方で図面に示してある。続いて、ワイヤー
は図面には唯図解的に示してある駆動機構(22)に係合
する。この機構はワイヤーをユニット(9)と大体同様
な方法で送出し、更にワイヤーを図示してない使用済ワ
イヤー置き場に放出する。
及び次いで下部ワイヤー案内(18)を通過する。同下部
ワイヤー案内(18)は下部機械加工ヘッド(17)の中に
位置している。尚、同ヘッド(17)は上部ヘッド(13)
と同様な描き方で図面に示してある。続いて、ワイヤー
は図面には唯図解的に示してある駆動機構(22)に係合
する。この機構はワイヤーをユニット(9)と大体同様
な方法で送出し、更にワイヤーを図示してない使用済ワ
イヤー置き場に放出する。
支持体(6)に固定された台座(30)はアーム(31)を
支えている。同アーム(31)はXY平面に直角な軸(33)
の周りを回動することができる。このアームはその遊端
で第1図には概略しか示してないクランプ(32)及びキ
ャプスタン(25)を支えている。アームの回動及びクラ
ンプの開閉は第1図に図示していない液圧式又は空気圧
式アクチュエータにより行なわれる。モータ、並びに電
気的及び液圧式作動装置の全ては既知の種類の数値制御
ユニットにより制御される。尚、同ユニットは適切なソ
フトウエアによりプログラムされ、かつコントロールキ
ャビネット(24)の中に収容されている。以下に本発明
に係る装置の作動を更に詳細に説明する。
支えている。同アーム(31)はXY平面に直角な軸(33)
の周りを回動することができる。このアームはその遊端
で第1図には概略しか示してないクランプ(32)及びキ
ャプスタン(25)を支えている。アームの回動及びクラ
ンプの開閉は第1図に図示していない液圧式又は空気圧
式アクチュエータにより行なわれる。モータ、並びに電
気的及び液圧式作動装置の全ては既知の種類の数値制御
ユニットにより制御される。尚、同ユニットは適切なソ
フトウエアによりプログラムされ、かつコントロールキ
ャビネット(24)の中に収容されている。以下に本発明
に係る装置の作動を更に詳細に説明する。
ワイヤー(8)が加工中に切断すると、EDM機械はその
切断の瞬間に第1図に示す状態になる。切断点(第1図
には図示していない)は機械加工区域、すなわち上部ワ
イヤー案内(16)の下に位置する。切断が生じたという
事実は種々の既知の方法で検知することができる。例え
ば、接点(15)と(19)との間でのワイヤーの電気抵抗
又はワイヤーと被加工物との間での電気抵抗を監視した
り、又はセンサーをワイヤー駆動機構(9)に置いてワ
イヤー供給速度を計測したりする方法がある。制御ユニ
ットが切断を検知すると同時に、機械加工及びワイヤー
供給は中断され、一方切断点より下のワイヤーの部分は
駆動機構(22)により取り除かれる。次いで、上部ヘッ
ド(13)は、それがアーム(31)より高い位置に来る
迄、モータ(11)により上方に移動する。次いで、駆動
機構(9)を反転させて、ワイヤーの端をワイヤーがヘ
ッド(13)を離れる点から約1cm下に持って来る。これ
は、ワイヤーが被加工品と係合しなくなる迄、切断点よ
り上のワイヤーを上方に動かすことにより実現できる。
この目的のため、例えばワイヤーと被加工品との間の電
気抵抗を計測することができる。すなわち、ワイヤーが
被加工品から外れて、従って被加工品に接触しなくなる
とき、この抵抗は突然上昇するから、この時点を検出す
ることができる。次いで、モータ(4)及び(5)とア
ーム(31)の回動を制御する液圧式アクチュエータが同
時に又は次に作動して、クランプ(32)をワイヤー案内
(16)と一線になるようにして第2図に示す状態にす
る。注意すべきことは、この状態では切断点より下のワ
イヤーの部分は既に取り除かれており、アーム(31)の
位置は第1図と第2図とでは180゜異なるということで
ある。尚、明らかなことであるが、この2個の必要とさ
れる状態との間で別の角度も取りうる。
切断の瞬間に第1図に示す状態になる。切断点(第1図
には図示していない)は機械加工区域、すなわち上部ワ
イヤー案内(16)の下に位置する。切断が生じたという
事実は種々の既知の方法で検知することができる。例え
ば、接点(15)と(19)との間でのワイヤーの電気抵抗
又はワイヤーと被加工物との間での電気抵抗を監視した
り、又はセンサーをワイヤー駆動機構(9)に置いてワ
イヤー供給速度を計測したりする方法がある。制御ユニ
ットが切断を検知すると同時に、機械加工及びワイヤー
供給は中断され、一方切断点より下のワイヤーの部分は
駆動機構(22)により取り除かれる。次いで、上部ヘッ
ド(13)は、それがアーム(31)より高い位置に来る
迄、モータ(11)により上方に移動する。次いで、駆動
機構(9)を反転させて、ワイヤーの端をワイヤーがヘ
ッド(13)を離れる点から約1cm下に持って来る。これ
は、ワイヤーが被加工品と係合しなくなる迄、切断点よ
り上のワイヤーを上方に動かすことにより実現できる。
この目的のため、例えばワイヤーと被加工品との間の電
気抵抗を計測することができる。すなわち、ワイヤーが
被加工品から外れて、従って被加工品に接触しなくなる
とき、この抵抗は突然上昇するから、この時点を検出す
ることができる。次いで、モータ(4)及び(5)とア
ーム(31)の回動を制御する液圧式アクチュエータが同
時に又は次に作動して、クランプ(32)をワイヤー案内
(16)と一線になるようにして第2図に示す状態にす
る。注意すべきことは、この状態では切断点より下のワ
イヤーの部分は既に取り除かれており、アーム(31)の
位置は第1図と第2図とでは180゜異なるということで
ある。尚、明らかなことであるが、この2個の必要とさ
れる状態との間で別の角度も取りうる。
この時点で、クランプ(32)は破断したワイヤーの供給
側に保持されているワイヤーの破断端である遊端を把持
する。モータ(20)及び(21)が作動してキャプスタン
(25)の周りに或る一定の長さのワイヤーを巻き付け
る。即ちこのキャプスタンは巻取り部材である。ワイヤ
ーのこの長さとは次のようなものである。すなわち、A
点、これは管(12)の前端に位置するが、このA点を通
過したワイヤーの全部で、すなわち管(12)及びヘッド
(13)を通過するワイヤーの部分に相当し、カッター
(14)を通過した後、取り除かれる。好適には、キャプ
スタン(25)の部分は第3d図に示される通りである。溝
の形状は、ワイヤーの巻開がオーバーラップすなわち重
ね合わせることがなく一旦クランプが開放されると跳ね
出し効果でそれ自身が飛び出すようになっている。なお
キャプスタンの周りにワイヤー電極を巻き付ける巻付け
装置としてテーブル(10)が作用する。即ちこのテーブ
ルが支持している上部ワイヤー案内(16)を方形、又は
長方形の通路に沿ってキャプスタンの周りに動かし、上
部ワイヤー案内に通っているワイヤー電極をキャプスタ
ンの周りに巻き付ける。駆動機構(9)が反転すると、
その際に恐らくは管(12)の内側のワイヤーの一部が加
熱(一般にジュール効果による加熱)され、この結果A
点のワイヤー(14)との間にあってクランプ(32)の上
流側に存在するワイヤーは加熱されながら引張り力がか
けられて直線状になる。所望ならば、この装置は冷間処
理ができ、かつこの長さのワイヤーの直径を均一に減少
して通線しやすくすることができる。このようにして直
線状になったこの長さのワイヤーの部分は新しいワイヤ
ーは、いまだ機械加工に使用したものでもなく、これ迄
に引張られたり又冷間処理されたものでもない。特に、
通線中に切断した場合、この装置は、この長さの部分の
同じワイヤーが数回続けて引張り力を受け更にその関連
で加熱されることを避けることを可能にしている。次い
で、ワイヤーはそれが管(12)を離れる所でカッター
(14)により切断される。アーム(31)を180゜元に戻
して第1図の方位に還し、そこでクランプを開いて、ス
クラップのワイヤーを取り除くこともできる。次いで、
スクラップのワイヤーはクランプの爪の間で保持されな
くなると跳ね返り作用の結果としてキャプスタンから自
動的に飛び出し更にワーク・タンク(2)の外に落下す
る。次いで、モータ(4)、(5)及び(11)が作動し
て上部機械加工ヘッド(13)を被加工品の真上の機械加
工位置に移動させる。次いで、駆動ユニット(9)がワ
イヤーを前進させると、直線状になった多分冷間処理さ
れて径が細くなったワイヤーの部分が上部ワイヤー案内
(16)、被加工品(7)及び下部ワイヤー案内(18)を
通り駆動装置(22)迄通線される。上記の操作は既知の
方法で次のようにされる。すなわち、ワイヤーの遊端を
把持し、更にそれが機械加工に必要とする速度で供給さ
れるようにし、次いで正常の機械加工が再開される。明
らかなことであるが、上述の順序の操作は一般に、コン
トロール・キャビネット(24)に収容されている数値制
御ユニットに記憶されているプログラムにより自動的に
制御される。
側に保持されているワイヤーの破断端である遊端を把持
する。モータ(20)及び(21)が作動してキャプスタン
(25)の周りに或る一定の長さのワイヤーを巻き付け
る。即ちこのキャプスタンは巻取り部材である。ワイヤ
ーのこの長さとは次のようなものである。すなわち、A
点、これは管(12)の前端に位置するが、このA点を通
過したワイヤーの全部で、すなわち管(12)及びヘッド
(13)を通過するワイヤーの部分に相当し、カッター
(14)を通過した後、取り除かれる。好適には、キャプ
スタン(25)の部分は第3d図に示される通りである。溝
の形状は、ワイヤーの巻開がオーバーラップすなわち重
ね合わせることがなく一旦クランプが開放されると跳ね
出し効果でそれ自身が飛び出すようになっている。なお
キャプスタンの周りにワイヤー電極を巻き付ける巻付け
装置としてテーブル(10)が作用する。即ちこのテーブ
ルが支持している上部ワイヤー案内(16)を方形、又は
長方形の通路に沿ってキャプスタンの周りに動かし、上
部ワイヤー案内に通っているワイヤー電極をキャプスタ
ンの周りに巻き付ける。駆動機構(9)が反転すると、
その際に恐らくは管(12)の内側のワイヤーの一部が加
熱(一般にジュール効果による加熱)され、この結果A
点のワイヤー(14)との間にあってクランプ(32)の上
流側に存在するワイヤーは加熱されながら引張り力がか
けられて直線状になる。所望ならば、この装置は冷間処
理ができ、かつこの長さのワイヤーの直径を均一に減少
して通線しやすくすることができる。このようにして直
線状になったこの長さのワイヤーの部分は新しいワイヤ
ーは、いまだ機械加工に使用したものでもなく、これ迄
に引張られたり又冷間処理されたものでもない。特に、
通線中に切断した場合、この装置は、この長さの部分の
同じワイヤーが数回続けて引張り力を受け更にその関連
で加熱されることを避けることを可能にしている。次い
で、ワイヤーはそれが管(12)を離れる所でカッター
(14)により切断される。アーム(31)を180゜元に戻
して第1図の方位に還し、そこでクランプを開いて、ス
クラップのワイヤーを取り除くこともできる。次いで、
スクラップのワイヤーはクランプの爪の間で保持されな
くなると跳ね返り作用の結果としてキャプスタンから自
動的に飛び出し更にワーク・タンク(2)の外に落下す
る。次いで、モータ(4)、(5)及び(11)が作動し
て上部機械加工ヘッド(13)を被加工品の真上の機械加
工位置に移動させる。次いで、駆動ユニット(9)がワ
イヤーを前進させると、直線状になった多分冷間処理さ
れて径が細くなったワイヤーの部分が上部ワイヤー案内
(16)、被加工品(7)及び下部ワイヤー案内(18)を
通り駆動装置(22)迄通線される。上記の操作は既知の
方法で次のようにされる。すなわち、ワイヤーの遊端を
把持し、更にそれが機械加工に必要とする速度で供給さ
れるようにし、次いで正常の機械加工が再開される。明
らかなことであるが、上述の順序の操作は一般に、コン
トロール・キャビネット(24)に収容されている数値制
御ユニットに記憶されているプログラムにより自動的に
制御される。
第3a,3b,3c及び3d図は2枚の縦断面図及び2枚の概略平
面図でそれらはキャプスタン(25)、クランプ(32)、
アーム(31)及びその台座(30)の構成例の一を示して
いる。この台座(30)の上にはシャフト(34)がねじ
(29)により固定して取付けてある。ピニオン(35)が
シャフト(34)に押しばめしてある。アーム(31)はシ
ャフト(34)に軸受(36)をつけて取付である。液圧式
又は空気圧式アクチュエータ(37)はピニオン(35)と
係合するラックを装備していて、アーム(31)がシャフ
ト(34)の周りに回動できるようにする。アクチュエー
タ(37)と反対の端部で、アーム(31)がベアリング
(38)で第2シャフト(39)を支えている。このシャフ
トには第2ピニオン(42)が設けてあって、このピニオ
ン(42)に第2アクチュエータ(43)のラックが作動す
る。爪(44)はシャフト(39)にロックされていて、こ
のためピニオン(42)にアクチュエータ(43)が作動す
ると爪(44)は第2の爪(45)に対して押圧される。2
個の爪がクランプ(32)が形成し、このクランプ(32)
がアーム(31)の端部に位置してあり、破断したワイヤ
ー電極の供給側の遊端を把持する把持装置としての前述
の操作を行う。
面図でそれらはキャプスタン(25)、クランプ(32)、
アーム(31)及びその台座(30)の構成例の一を示して
いる。この台座(30)の上にはシャフト(34)がねじ
(29)により固定して取付けてある。ピニオン(35)が
シャフト(34)に押しばめしてある。アーム(31)はシ
ャフト(34)に軸受(36)をつけて取付である。液圧式
又は空気圧式アクチュエータ(37)はピニオン(35)と
係合するラックを装備していて、アーム(31)がシャフ
ト(34)の周りに回動できるようにする。アクチュエー
タ(37)と反対の端部で、アーム(31)がベアリング
(38)で第2シャフト(39)を支えている。このシャフ
トには第2ピニオン(42)が設けてあって、このピニオ
ン(42)に第2アクチュエータ(43)のラックが作動す
る。爪(44)はシャフト(39)にロックされていて、こ
のためピニオン(42)にアクチュエータ(43)が作動す
ると爪(44)は第2の爪(45)に対して押圧される。2
個の爪がクランプ(32)が形成し、このクランプ(32)
がアーム(31)の端部に位置してあり、破断したワイヤ
ー電極の供給側の遊端を把持する把持装置としての前述
の操作を行う。
注意すべきことは、軸(33)の周りにアーム(31)を回
動してクランプを機械加工ヘッド(13)の真上の位置に
持って来るのは必ずしも必要ではないことである。実際
上便利なことではあるが、相互に摺動運動をするテーブ
ルの行程が十分に大きいならば、モータ(4)、(5)
及び(11)によってこの目的に必要な全ての動きが得ら
れる。これら3個のモータは事実上いずれのワイヤー式
EDM機械にも必須のものであって、これによりクランプ
を設ける余分のコストは軽減される。好適にはアーム
(31)は上部ワイヤー案内(16)の高さ位置の上に固定
される。但し、そのときヘッド(13)は上方に引戻され
ていて被加工品(7)及びその固定用クランプ(図示し
ていない)の最大高さの上にあるものとする。こうすれ
ば台座、アーム及びクランプは被加工品又はその保持用
クランプ(図示していない)と衝突することは決してな
い。これにより、再通線操作のプログラミングを簡単に
することができる。それは、仕事により異なる被加工品
の正確な形状を考慮することが必ずしも必要でなくなる
からである。注意すべきことは、図面では明確にするた
めにそうしているが、クランプをワークタンクの上部端
に位置させたり、又は被加工品の支持体(6)に固定す
ることは必ずしも必要でない。例えば、ワークタンク
(2)の両側にも固定することができる。
動してクランプを機械加工ヘッド(13)の真上の位置に
持って来るのは必ずしも必要ではないことである。実際
上便利なことではあるが、相互に摺動運動をするテーブ
ルの行程が十分に大きいならば、モータ(4)、(5)
及び(11)によってこの目的に必要な全ての動きが得ら
れる。これら3個のモータは事実上いずれのワイヤー式
EDM機械にも必須のものであって、これによりクランプ
を設ける余分のコストは軽減される。好適にはアーム
(31)は上部ワイヤー案内(16)の高さ位置の上に固定
される。但し、そのときヘッド(13)は上方に引戻され
ていて被加工品(7)及びその固定用クランプ(図示し
ていない)の最大高さの上にあるものとする。こうすれ
ば台座、アーム及びクランプは被加工品又はその保持用
クランプ(図示していない)と衝突することは決してな
い。これにより、再通線操作のプログラミングを簡単に
することができる。それは、仕事により異なる被加工品
の正確な形状を考慮することが必ずしも必要でなくなる
からである。注意すべきことは、図面では明確にするた
めにそうしているが、クランプをワークタンクの上部端
に位置させたり、又は被加工品の支持体(6)に固定す
ることは必ずしも必要でない。例えば、ワークタンク
(2)の両側にも固定することができる。
意図しないワイヤーの切断の後のワイヤーの自動的直線
化及び通線に加えて、本発明に係る実施例は前述の通り
ワイヤーの新しい長さの部分のみが通線のために用意さ
れかつワイヤーの使用できない長さの部分が取り除かれ
ることを可能にしている。更に、これは簡易で極く小さ
い場所しか必要としないので、容易に既存の機械に適合
させることができる。
化及び通線に加えて、本発明に係る実施例は前述の通り
ワイヤーの新しい長さの部分のみが通線のために用意さ
れかつワイヤーの使用できない長さの部分が取り除かれ
ることを可能にしている。更に、これは簡易で極く小さ
い場所しか必要としないので、容易に既存の機械に適合
させることができる。
第1図は本発明に係る装置を装備したワイヤー式EDM機
械の系統図; 第2図は部品のあるものが第1図と異なる状態にある第
1図の機械を示す; 第3a,3b,3c及び3d図はクランプ及びそれを支えるアーム
の詳細図である。 1……フレーム 2……ワークタンク 3……テーブル 4,5……モータ 6……支持体 7……被加工品 8……ワイヤー状電極 9……駆動機構 10……第2のテーブル 12……垂直管 13……上部機械加工ヘッド 14……カッター 15……電流接点 16……上部ワイヤー案内 17……下部機械加工ヘッド 18……下部ワイヤー案内 19……電流接点 20,21……モータ 22……駆動機構 24……キャビネット 25……キャプスタン 29……ねじ 30……台座 31……アーム 32……クランプ 33……XY平面に直角な軸 34……シャフト 35……ピニオン 36……ベアリング 37……アクチュエータ 38……ベアリング 39……第2シャフト 42……第2ピニオン 43……第2アクチュエータ 44……爪 45……第2の爪
械の系統図; 第2図は部品のあるものが第1図と異なる状態にある第
1図の機械を示す; 第3a,3b,3c及び3d図はクランプ及びそれを支えるアーム
の詳細図である。 1……フレーム 2……ワークタンク 3……テーブル 4,5……モータ 6……支持体 7……被加工品 8……ワイヤー状電極 9……駆動機構 10……第2のテーブル 12……垂直管 13……上部機械加工ヘッド 14……カッター 15……電流接点 16……上部ワイヤー案内 17……下部機械加工ヘッド 18……下部ワイヤー案内 19……電流接点 20,21……モータ 22……駆動機構 24……キャビネット 25……キャプスタン 29……ねじ 30……台座 31……アーム 32……クランプ 33……XY平面に直角な軸 34……シャフト 35……ピニオン 36……ベアリング 37……アクチュエータ 38……ベアリング 39……第2シャフト 42……第2ピニオン 43……第2アクチュエータ 44……爪 45……第2の爪
Claims (7)
- 【請求項1】上部ワイヤー案内と、下部ワイヤー案内
と、前記上部ワイヤー案内の上流側に位置しワイヤー電
極をこの上部ワイヤー案内と被加工品とに供給するワイ
ヤー電極供給装置と、ワイヤー電極を切断するカッター
装置とを具え、上部ワイヤー案内と下部ワイヤー案内と
に通るワイヤー電極により被加工品を機械加工するワイ
ヤー電極EDM機械において、この機械の縦横に移動でき
るテーブル上に主要な構成部材を取り付けた使用電極除
去装置を設け、ワイヤー電極が偶発的に破断した時前記
ワイヤー電極供給装置側に保持されているワイヤー電極
の破断端である遊端を把持する把持装置と、このワイヤ
ー電極の遊端から前記ワイヤー電極供給装置まで延在す
るワイヤー電極の部分を周りに巻き付けられる巻取り部
材と、このEDM機械の数値制御指令ユニットによって直
角な2方向に駆動され前記巻取り部材の周りに前記ワイ
ヤー電極の部分を巻き付ける巻付け装置と、前記上部ワ
イヤー案内の下方の作動位置と機械加工が行われる区域
の外の休止位置との間に前記使用電極除去装置を回動さ
せる回動手段とを前記使用電極除去装置に設け、前記ワ
イヤー電極供給装置から前記巻取り部材に巻き付けられ
たワイヤー電極の部分に隣接する部分までの新たに供給
されたワイヤー電極の部分に引張り応力を加えるため供
給方向の反対方向に作動し得るように前記ワイヤー電極
供給装置を構成し、この使用電極除去装置がその作動位
置に移動するのを助けるためこの使用電極除去装置の主
要な構成部分を取り付けたテーブルの移動範囲を十分大
きくしたことを特徴とするワイヤー電極EDM機械。 - 【請求項2】前記使用電極除去装置の回動を空気アクチ
ュエータ、又は液圧アクチュエータによって行うよう構
成した特許請求の範囲1に記載の機械。 - 【請求項3】一方の爪に他方の爪が押圧されるクランプ
によって前記使用電極除去装置の前記把持装置を構成し
た特許請求の範囲1に記載の機械。 - 【請求項4】前記クランプの前記爪の開閉を液圧アクチ
ュエータ、又は空気アクチュエータによって行うよう構
成した特許請求の範囲3に記載の機械。 - 【請求項5】前記クランプの一方の爪に取り付けたキャ
プスタンで前記巻取り部材を構成し、前記上部ワイヤー
案内の上流側でこの上部ワイヤー案内を支持し直角な2
方向に駆動されるテーブルで前記巻付け装置を構成した
特許請求の範囲3に記載の機械。 - 【請求項6】ワイヤー電極の巻回を重複することなく巻
き付けることができ、しかも前記クランプを開放すると
これ等巻回が飛び出すような形状の円周溝を前記キャプ
スタンに設けた特許請求の範囲5に記載の機械。 - 【請求項7】ワイヤー電極の破断点の上流側に延在する
ワイヤー電極が被加工品に掛合しなくなると直ちに信号
を前記数値制御指令ユニットに送信する検出器を設けた
特許請求の範囲1に記載の機械。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH398187 | 1987-10-12 | ||
CH110288 | 1988-03-23 | ||
CH3981/87-0 | 1988-03-23 | ||
CH1102/88-8 | 1988-03-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01193128A JPH01193128A (ja) | 1989-08-03 |
JPH0785849B2 true JPH0785849B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=25686651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63253945A Expired - Fee Related JPH0785849B2 (ja) | 1987-10-12 | 1988-10-11 | ワイヤー電極edm機械 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4980531A (ja) |
EP (1) | EP0311918B1 (ja) |
JP (1) | JPH0785849B2 (ja) |
DE (1) | DE3877310T2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2686796B2 (ja) * | 1988-11-28 | 1997-12-08 | 西部電機株式会社 | ワイヤ放電加工機の自動ワイヤ供給方法 |
JP3084879B2 (ja) * | 1992-01-27 | 2000-09-04 | ブラザー工業株式会社 | ワイヤ放電加工機 |
ES2073346B1 (es) * | 1993-05-24 | 1998-05-01 | Alecop | Maquina electroerosionadora de sobremesa. |
ES2073997B1 (es) * | 1993-05-24 | 1998-02-16 | Alecop S Coop | Sistema de traccion del electrodo-hilo en maquinas de electroerosion por hilo. |
JP6465972B2 (ja) * | 2015-06-12 | 2019-02-06 | 株式会社牧野フライス製作所 | 細穴放電加工機 |
CN113600945B (zh) * | 2021-10-08 | 2021-12-17 | 南通格美工业数控设备有限公司 | 一种可精度调式的智能型中走丝线切割机床 |
CN114932278B (zh) * | 2022-06-24 | 2023-07-18 | 皖西学院 | 单向走丝电火花线切割机床 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3987270A (en) * | 1973-08-15 | 1976-10-19 | A.G. Fur Industrielle Elektronik Agie Losone B. Locarno | Automatic set-up electroerosion machining method and apparatus |
DE2755777C2 (de) * | 1977-12-14 | 1983-12-01 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Verfahren und Vorrichtung zum automatischen Schnittstellen-Wechsel bei der elektroerosiven Bearbeitung mit draht- oder bandförmiger Elektrode |
JPS5676344A (en) * | 1979-11-27 | 1981-06-23 | Mitsubishi Electric Corp | Method and apparatus for wire cut discharge type machining |
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