JPS6352812A - 藺草収穫機における屑藺の自動処理装置 - Google Patents
藺草収穫機における屑藺の自動処理装置Info
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- JPS6352812A JPS6352812A JP19654086A JP19654086A JPS6352812A JP S6352812 A JPS6352812 A JP S6352812A JP 19654086 A JP19654086 A JP 19654086A JP 19654086 A JP19654086 A JP 19654086A JP S6352812 A JPS6352812 A JP S6352812A
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Landscapes
- Chemical And Physical Treatments For Wood And The Like (AREA)
- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
- Threshing Machine Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は藺草収穫機における屑藺の自動処理装置に関す
る。
る。
〈従来の技術〉
一般に、藺草収穫機ではその機体に装備したすぐり装置
により、一定長さくすぐり高さ)以上の正規な藺草を選
び出して収1し、それ以下の短小な藺草は所謂屑藺とし
て、圃場へそのまま落下投棄している通例であり、その
ため藺草収穫後に引続き行なわれる圃場の耕耘作業や、
代掻き作業などに困難を伴なうこととなる。
により、一定長さくすぐり高さ)以上の正規な藺草を選
び出して収1し、それ以下の短小な藺草は所謂屑藺とし
て、圃場へそのまま落下投棄している通例であり、その
ため藺草収穫後に引続き行なわれる圃場の耕耘作業や、
代掻き作業などに困難を伴なうこととなる。
つまり、例えば耕耘作業について言えば、屑藺は比較的
短小であると隨も、未だ相当の長さく約50〜80cm
)を有するので、その投棄状態のままで圃場を耕起しよ
うとすると、その屑藺が耕耘機の回転軸や耕耘爪などに
絡み付き、耕耘馬力のいたづらな増大や作業能率の低下
を招くと共に、小馬力の小型機種では耕耘不能の事態を
起す結果となる。又、板金耕耘作業できたとしても、土
中に埋め込まれてしまった藺草の茎稈は容易に腐蝕せず
、有害なガスを発生することもある。
短小であると隨も、未だ相当の長さく約50〜80cm
)を有するので、その投棄状態のままで圃場を耕起しよ
うとすると、その屑藺が耕耘機の回転軸や耕耘爪などに
絡み付き、耕耘馬力のいたづらな増大や作業能率の低下
を招くと共に、小馬力の小型機種では耕耘不能の事態を
起す結果となる。又、板金耕耘作業できたとしても、土
中に埋め込まれてしまった藺草の茎稈は容易に腐蝕せず
、有害なガスを発生することもある。
そこで、実際上藺草の収穫後に別な機械器具を用いて、
その屑藺を蒐集し、圃場の外部へ放出したり、或いは圃
場で燃やすことが行なわれているけれども、そのような
追加作業には多大の労力と時間を要するため、何れにし
ても藺草収穫の作業と一挙同時に、その屑藺を爾後の諸
作業に対する障害とならぬ短小な長さとして、確実に且
つ自動的に個所処理することが要請されるのである。
その屑藺を蒐集し、圃場の外部へ放出したり、或いは圃
場で燃やすことが行なわれているけれども、そのような
追加作業には多大の労力と時間を要するため、何れにし
ても藺草収穫の作業と一挙同時に、その屑藺を爾後の諸
作業に対する障害とならぬ短小な長さとして、確実に且
つ自動的に個所処理することが要請されるのである。
その要請に応える藺草収Wi機としては、例えば特開昭
60−120915号が既に提案されている。
60−120915号が既に提案されている。
〈発明が解決しようとする問題点〉
ところが、上記公知発明ではすぐり装置からすぐり落さ
れた屑藺を、その下方位置のシリンダー型カッターへ確
実に掻込むために、一対の送込みロールやクランクフィ
ンガー、バー状の規制部材などから成る特別な掻込み装
置が不可欠であり、又そのような掻込み装置や、固定刃
と回転刃とから成るシリンダー型カッターを運動作用さ
せるべき駆動機構も、すぐり装置のそれと別個独立に設
置しなければならないので、その屑藺処理装置としての
機構全体が著しく複雑且つ大型化し、保守・点検・整備
・清掃などに不便であるばかりでなく、製品としてのコ
スト高も招来することになり、それにもまして小馬力の
小型収穫機に装備し難い問題がある。
れた屑藺を、その下方位置のシリンダー型カッターへ確
実に掻込むために、一対の送込みロールやクランクフィ
ンガー、バー状の規制部材などから成る特別な掻込み装
置が不可欠であり、又そのような掻込み装置や、固定刃
と回転刃とから成るシリンダー型カッターを運動作用さ
せるべき駆動機構も、すぐり装置のそれと別個独立に設
置しなければならないので、その屑藺処理装置としての
機構全体が著しく複雑且つ大型化し、保守・点検・整備
・清掃などに不便であるばかりでなく、製品としてのコ
スト高も招来することになり、それにもまして小馬力の
小型収穫機に装備し難い問題がある。
く問題点を解決するための手段〉
本発明はこのような問題点の改善を企図しており、その
ための構成上刈取った藺草の穂先部側を受け入れ挟持し
つつ、吊り下げ状態のもとに機体の後方向へ搬送する挟
持搬送機構と、 その挟持中に藺草の株元部側を、無端なすぐりチェンの
すぐり爪により自づと引掛けて、上記挟持搬送方向と交
叉する機体の横方向へ搬送しつつ、その藺草の茎稈に屑
藺のすぐり出し作用を付与するすぐり機構とを備えた藺
草収穫機において、特に、そのすぐり出された屑藺を受
け止めて細かくカットする屑藺個所機構を、上記すぐり
機構のすぐりチェンを循環回走させるスプロケットの回
転軸上へ、その回転軸からの取り出し変換動力により往
復運動されるバリカン形感として組付けたことを第1の
特徴とし、 又、同様な藺草収穫機を前提として、そのすぐり出され
た屑藺を受け止めて細かくカットする屑藺個所機構を、
上記すぐり機構のすぐりチェンを循環回走させるスプロ
ケットの回転軸上へ、その回転軸からの取り出し変換動
力により往復運動されるバリカン形態として組付けると
共に、そのすぐりチェンから屑藺が飛び出すことを規制
すべき搬送ガイドバーの所要数を、そのすぐりチェンの
搬送作用長さに沿う横方向への延在状態として付罵設胃
したことを第2の特徴とするものである。
ための構成上刈取った藺草の穂先部側を受け入れ挟持し
つつ、吊り下げ状態のもとに機体の後方向へ搬送する挟
持搬送機構と、 その挟持中に藺草の株元部側を、無端なすぐりチェンの
すぐり爪により自づと引掛けて、上記挟持搬送方向と交
叉する機体の横方向へ搬送しつつ、その藺草の茎稈に屑
藺のすぐり出し作用を付与するすぐり機構とを備えた藺
草収穫機において、特に、そのすぐり出された屑藺を受
け止めて細かくカットする屑藺個所機構を、上記すぐり
機構のすぐりチェンを循環回走させるスプロケットの回
転軸上へ、その回転軸からの取り出し変換動力により往
復運動されるバリカン形感として組付けたことを第1の
特徴とし、 又、同様な藺草収穫機を前提として、そのすぐり出され
た屑藺を受け止めて細かくカットする屑藺個所機構を、
上記すぐり機構のすぐりチェンを循環回走させるスプロ
ケットの回転軸上へ、その回転軸からの取り出し変換動
力により往復運動されるバリカン形態として組付けると
共に、そのすぐりチェンから屑藺が飛び出すことを規制
すべき搬送ガイドバーの所要数を、そのすぐりチェンの
搬送作用長さに沿う横方向への延在状態として付罵設胃
したことを第2の特徴とするものである。
〈実施例〉
以下、図示の実施例に基いて本発明の具体的構成を詳述
すると、第1〜3図は乗用型藺草収穫機の概略全体を表
わしており、(10)はその収1機の機体(トラックフ
レーム)であって、その前部の中央位置にはエンジン(
11)が搭載されている。(12)は同じく機体(10
)の後部中央個所に固定段重されたトランスミッション
機構であり、中間軸(13)並びに伝動ベルト(14)
などを介して、エンジン(11)に連結されている。
すると、第1〜3図は乗用型藺草収穫機の概略全体を表
わしており、(10)はその収1機の機体(トラックフ
レーム)であって、その前部の中央位置にはエンジン(
11)が搭載されている。(12)は同じく機体(10
)の後部中央個所に固定段重されたトランスミッション
機構であり、中間軸(13)並びに伝動ベルト(14)
などを介して、エンジン(11)に連結されている。
(15)はそのエンジン(11)によって回走駆動され
る左右一対の走行用クローラ−1(16)は機体(10
)から前方へ派出された作業フレームであって、その後
端部が左右一対の枢支横軸(17)により機体(10)
へ連結されており、その前端部側から油圧シリンダー(
18)によって昇降作動されるようになっている。その
ため、運搬車両に対する収穫機自身の禎み降しゃ、圃場
における枕地の乗り越えなどを支障なく行なうことがで
きる。
る左右一対の走行用クローラ−1(16)は機体(10
)から前方へ派出された作業フレームであって、その後
端部が左右一対の枢支横軸(17)により機体(10)
へ連結されており、その前端部側から油圧シリンダー(
18)によって昇降作動されるようになっている。その
ため、運搬車両に対する収穫機自身の禎み降しゃ、圃場
における枕地の乗り越えなどを支障なく行なうことがで
きる。
エンジン(11)の上方位置は全体的な結束床(19)
として遮蔽されていると共に、そのエンジン(11)の
後部に位置するトランスミッション機f1(12)や中
間軸(13)などの上方が、結束床(19)との連続的
な藺草束用MRデツキ(20)として、好ましくは第2
図から示唆されるような側面視の凹溝形態に形作られて
いる。つまり、機体(10)における前部位置の頂面が
、一定高さの藺草結束床(1つ)として機能するように
定められていると共に、これに後続する機体(10)の
頂面が結束床(19)よりも低い積載デツキ(20)と
して形成されており、以って結束床(19)上にて結束
された藺草束<M)を、そのまま自重落下的に積載デツ
キ(20)へ蹴り出して、その一定量を収容・自重し得
るようになっているわけである。
として遮蔽されていると共に、そのエンジン(11)の
後部に位置するトランスミッション機f1(12)や中
間軸(13)などの上方が、結束床(19)との連続的
な藺草束用MRデツキ(20)として、好ましくは第2
図から示唆されるような側面視の凹溝形態に形作られて
いる。つまり、機体(10)における前部位置の頂面が
、一定高さの藺草結束床(1つ)として機能するように
定められていると共に、これに後続する機体(10)の
頂面が結束床(19)よりも低い積載デツキ(20)と
して形成されており、以って結束床(19)上にて結束
された藺草束<M)を、そのまま自重落下的に積載デツ
キ(20)へ蹴り出して、その一定量を収容・自重し得
るようになっているわけである。
(21)はその積載デツキ(20)の直後位置に配列設
置された収穫機の運転台であり、これには図外の日除は
用天蓋が付属的に架構されることもある。
置された収穫機の運転台であり、これには図外の日除は
用天蓋が付属的に架構されることもある。
従って、オペレーターが運転台(21)上から操作子を
延ばして、藺草束(M)の積載状態を正しく安定に手直
しする如く、直視点)食することもできる。
延ばして、藺草束(M)の積載状態を正しく安定に手直
しする如く、直視点)食することもできる。
但し、図例のような運転台(21)を備えた乗用型のみ
に附らず、オペレーターが圃場を歩行し乍ら操縦する型
式の藺草収穫機に対しても、本発明を通用できること勿
論である。
に附らず、オペレーターが圃場を歩行し乍ら操縦する型
式の藺草収穫機に対しても、本発明を通用できること勿
論である。
(22)は上記作業フレーム(16)上に支承された作
業動力分配軸であって、収穫機の左右横方向へほぼ水平
状態に延在しており、その左右何れか一方へ偏倚した横
端部位置において 上記中間軸(13)とベルトや傘歯
軍機構などを介し伝動連結されている。そして、その作
業フレーム(16)上へ集中的に配列設置された一連の
作業機構へ、そのエンジン(11)からの駆動力を分配
するようになっている。
業動力分配軸であって、収穫機の左右横方向へほぼ水平
状態に延在しており、その左右何れか一方へ偏倚した横
端部位置において 上記中間軸(13)とベルトや傘歯
軍機構などを介し伝動連結されている。そして、その作
業フレーム(16)上へ集中的に配列設置された一連の
作業機構へ、そのエンジン(11)からの駆動力を分配
するようになっている。
その作業機構としては、藺草の分草機構(A)や引起し
機構(B)、その穂先部側の挟持用送機構(C)、株元
部側の刈取り機構(D)、茎稈のすぐり機構(E)、集
束i船速機構(F)並びに結束機構(G)などから成っ
ており、このほぼ記載順序に藺草へ一連の諸作用が与え
られることとなる。
機構(B)、その穂先部側の挟持用送機構(C)、株元
部側の刈取り機構(D)、茎稈のすぐり機構(E)、集
束i船速機構(F)並びに結束機構(G)などから成っ
ており、このほぼ記載順序に藺草へ一連の諸作用が与え
られることとなる。
即ち、圃場における収穫機の前進走行に伴なって、先づ
藺草は分草機構(A)により、その茎稈群の絡み付き状
態が解きほぐし分草されると共に、引起し機構(B)に
よって順次正しい起立姿勢に引起される0次いで、引起
された藺草の穂先部側が挟持搬送機構(C)により弾力
的に挟持されたままで、後方に向かって吊り上げ搬送さ
れ、その挟持作用の開始と同時か又はその直後において
、その株元部側が刈取り機構(D)によりカットされる
のである。
藺草は分草機構(A)により、その茎稈群の絡み付き状
態が解きほぐし分草されると共に、引起し機構(B)に
よって順次正しい起立姿勢に引起される0次いで、引起
された藺草の穂先部側が挟持搬送機構(C)により弾力
的に挟持されたままで、後方に向かって吊り上げ搬送さ
れ、その挟持作用の開始と同時か又はその直後において
、その株元部側が刈取り機構(D)によりカットされる
のである。
その分草機構(A)や引起し機構(B)、刈取り機構(
D)並びに挟持搬送機構(C)が、第3.7図のような
上方から見た場合において、悉(収fit機の左右何れ
か一方側(図例では前進方向に向かって左側位置)へ偏
倚した横端部位置に配列されていること、言うまでもな
い、 (23)は分草機構(A)の振動分草杆でありて
、側面視の後上り傾斜状態に設置されており、固定分草
杆(24)との結合下部前端位置を支点とし乍ら、偏心
カップリング(25)によってあたかも中張りの縄跳び
振幅運動に似た回動(公転)作用を営なむ。
D)並びに挟持搬送機構(C)が、第3.7図のような
上方から見た場合において、悉(収fit機の左右何れ
か一方側(図例では前進方向に向かって左側位置)へ偏
倚した横端部位置に配列されていること、言うまでもな
い、 (23)は分草機構(A)の振動分草杆でありて
、側面視の後上り傾斜状態に設置されており、固定分草
杆(24)との結合下部前端位置を支点とし乍ら、偏心
カップリング(25)によってあたかも中張りの縄跳び
振幅運動に似た回動(公転)作用を営なむ。
(26)は引起し機構(B)を形作る無端な引起しチェ
ンであり、これには多数の引起し爪(27)が起伏自在
に枢着されていると共に、その上方へ回走する往動時に
引起しチェンケース(28)から突出する如く起立して
、藺草を引起し作用する。又、挟持搬送機構(C)は前
後一対づつの複列型プーリー (29) (30)に緊
張掛架された左右一対の無端なベルト組(31) (3
2)から成り、その向かい合う両ベルト組(31) (
32)によって藺草の茎稈を挟み持つ。刈取り機構(D
)が所謂バリカン刃から具体化されていること、勿論で
ある。
ンであり、これには多数の引起し爪(27)が起伏自在
に枢着されていると共に、その上方へ回走する往動時に
引起しチェンケース(28)から突出する如く起立して
、藺草を引起し作用する。又、挟持搬送機構(C)は前
後一対づつの複列型プーリー (29) (30)に緊
張掛架された左右一対の無端なベルト組(31) (3
2)から成り、その向かい合う両ベルト組(31) (
32)によって藺草の茎稈を挟み持つ。刈取り機構(D
)が所謂バリカン刃から具体化されていること、勿論で
ある。
上記挟持搬送機構(C)が引起し機構(B)の直後に臨
みつつ、藺草の穂先部側を挟持し得る一定高さ位置にあ
って、且つ横方向から見て後上りの傾斜状態に架設され
ていることも、第2.6図から明白な通りであるが、そ
の下方位置には上方から見た状態において、その穂先部
側の挟持搬送方向(収穫機の後方向)とほぼ直角に交叉
する左側又は右側(図例の場合)の横方向(収穫機の幅
員方向)に沿って延在するように、すぐり機ti <E
)が配設されているのである。
みつつ、藺草の穂先部側を挟持し得る一定高さ位置にあ
って、且つ横方向から見て後上りの傾斜状態に架設され
ていることも、第2.6図から明白な通りであるが、そ
の下方位置には上方から見た状態において、その穂先部
側の挟持搬送方向(収穫機の後方向)とほぼ直角に交叉
する左側又は右側(図例の場合)の横方向(収穫機の幅
員方向)に沿って延在するように、すぐり機ti <E
)が配設されているのである。
叩ち、すぐり機構(E)は図例の場合、藺草の中間部を
引掛けつつ横斜め上方に持ち上げ搬送する上段すぐりチ
ェン(33)と、間じく株元部側を引tttけてほぼ横
水平方向へ持ち出し搬送する下段すぐりチェン(34)
との一対から成り、その何れも第1〜7図から示唆され
るように、機体(10)における結束床(19)の前面
相当部(一定高さの前側)へ臨む位置に設置されている
。
引掛けつつ横斜め上方に持ち上げ搬送する上段すぐりチ
ェン(33)と、間じく株元部側を引tttけてほぼ横
水平方向へ持ち出し搬送する下段すぐりチェン(34)
との一対から成り、その何れも第1〜7図から示唆され
るように、機体(10)における結束床(19)の前面
相当部(一定高さの前側)へ臨む位置に設置されている
。
その上下一対の無端なすぐりチェン(33) (34)
は、何れもすぐりチェンケース(35) (36)内へ
各々回転軸(37) (3B)により軸支された左右一
対のスプロケット(39) (40)へ張架されている
と共に、これには多数のすぐり爪(41) (42)が
起伏自在に枢着されている。しかも、そのすぐり爪(4
1) (42)は第4.5.7図の矢印で示すように、
すぐり搬送の作用始点(al) (a2)から作用終点
(bl) (b2)に向かって往動する時、すぐりチェ
ンケース(35) (36)から各々突出するように起
立作用して、藺草の茎稈を引掛けつつ一方向へ搬送し、
逆方向へ復動する時には、すぐりチェンケース(35)
(36)内へ埋没伏倒するようになっている。
は、何れもすぐりチェンケース(35) (36)内へ
各々回転軸(37) (3B)により軸支された左右一
対のスプロケット(39) (40)へ張架されている
と共に、これには多数のすぐり爪(41) (42)が
起伏自在に枢着されている。しかも、そのすぐり爪(4
1) (42)は第4.5.7図の矢印で示すように、
すぐり搬送の作用始点(al) (a2)から作用終点
(bl) (b2)に向かって往動する時、すぐりチェ
ンケース(35) (36)から各々突出するように起
立作用して、藺草の茎稈を引掛けつつ一方向へ搬送し、
逆方向へ復動する時には、すぐりチェンケース(35)
(36)内へ埋没伏倒するようになっている。
そして、両すぐりチェン(33) (34)の作用始点
(al) (a2)は、第2.6図の側面図から明白な
ように、上記穂先部側の挟持搬送機構(C)から言わば
垂れ下る起立姿勢の藺草へ臨む位置にあり、その藺草の
後方へ向かう吊り上げ搬送作用に際会して、その中間部
や株元部側がやがて自動的に上下一対のすぐりチェン(
33) (34)へ引11)かるように対応されている
。
(al) (a2)は、第2.6図の側面図から明白な
ように、上記穂先部側の挟持搬送機構(C)から言わば
垂れ下る起立姿勢の藺草へ臨む位置にあり、その藺草の
後方へ向かう吊り上げ搬送作用に際会して、その中間部
や株元部側がやがて自動的に上下一対のすぐりチェン(
33) (34)へ引11)かるように対応されている
。
又、第4.5図の前方から見た場合には、下段すぐりチ
ェン(34)が藺草の株元部側をほぼ横水平方向へ持ち
出す如く、実質上止しい水平設置状態に延在されており
、これに対して上段すぐりチェン(33)は両図のよう
に、その水平状態の下段すぐりチェン(34)と一定角
度(α)に交叉する所rf横上りの傾斜設置状態として
、その作用終点(bl)へ行くに連れて徐々に高くなる
ように延在されている。この構成によって、藺草の株元
部側を最終的にほぼ結束床(19)の高さ位置まで持ち
上げ変向させる趣旨である。
ェン(34)が藺草の株元部側をほぼ横水平方向へ持ち
出す如く、実質上止しい水平設置状態に延在されており
、これに対して上段すぐりチェン(33)は両図のよう
に、その水平状態の下段すぐりチェン(34)と一定角
度(α)に交叉する所rf横上りの傾斜設置状態として
、その作用終点(bl)へ行くに連れて徐々に高くなる
ように延在されている。この構成によって、藺草の株元
部側を最終的にほぼ結束床(19)の高さ位置まで持ち
上げ変向させる趣旨である。
更に、第2.6図から示唆されるように、両すぐりチェ
ン(33) (34)は横方向から見た時、その下段す
ぐりチェン(34)のすぐり爪(42)が前方を正しく
直視する指向状態にあり、他方上段すぐりチェン(33
)のすぐり爪(41)は斜め前上方を指向する状態にあ
って、その両指向線が互いに一定角度(β)を保って交
叉していると共に、下段すぐりチェン(34)の作用始
点(a2)が前方位置として、これよりも後方に上段す
ぐりチェン(33)の作用始点(al)が位置するよう
に関係設定されている。
ン(33) (34)は横方向から見た時、その下段す
ぐりチェン(34)のすぐり爪(42)が前方を正しく
直視する指向状態にあり、他方上段すぐりチェン(33
)のすぐり爪(41)は斜め前上方を指向する状態にあ
って、その両指向線が互いに一定角度(β)を保って交
叉していると共に、下段すぐりチェン(34)の作用始
点(a2)が前方位置として、これよりも後方に上段す
ぐりチェン(33)の作用始点(al)が位置するよう
に関係設定されている。
しかも、第3.7図の平面図から明白な通り、上段すぐ
りチェン(33)はその作用終点(bl)へ行く程、徐
々に前方へ張り出す傾斜設置状態にあり、これに対して
下段すぐりチェン(34)は全体的な所謂横一線の状態
に延在し、これによって両すぐりチェン(33) (3
4)が一定角度(T)をなして交叉していると共に、そ
の両件用終点(bl) (b2)が上下位置関係に隔た
りつつも、上方から見て相互のほぼ同一位置に合致して
いる。
りチェン(33)はその作用終点(bl)へ行く程、徐
々に前方へ張り出す傾斜設置状態にあり、これに対して
下段すぐりチェン(34)は全体的な所謂横一線の状態
に延在し、これによって両すぐりチェン(33) (3
4)が一定角度(T)をなして交叉していると共に、そ
の両件用終点(bl) (b2)が上下位置関係に隔た
りつつも、上方から見て相互のほぼ同一位置に合致して
いる。
すぐり機構(E)は上記のように構成されているため、
藺草がその穂先部側から挟持搬送機構(C)により吊り
上げられて、後方へ挟持搬送される作用中に、その藺草
の株元部側と中間部は第5〜7図のように、順次下段す
ぐりチェン(34)のすぐり爪(42)と、上段すぐり
チェン(33)のすぐり爪(41)に自づと引掛かり、
その挟持搬送方向とほぼ直角に交叉する関係の横方向へ
持ち出し搬送される過程において、その中間部から株元
部側に向かってすぐり爪(41) (42)により梳ら
れることになると一挙同時に、そのすぐり搬送作用に伴
なって、株元部側が下段すぐりチェン(34)から上段
すぐりチェン(33)へ順次受け継がれる如く、はぼ結
束床(19)の高さ位置まで持ち上げられ、藺草はその
引起し当初と挟持搬送の起立姿勢から、最終的に伏倒姿
勢へ変向されることとなる。
藺草がその穂先部側から挟持搬送機構(C)により吊り
上げられて、後方へ挟持搬送される作用中に、その藺草
の株元部側と中間部は第5〜7図のように、順次下段す
ぐりチェン(34)のすぐり爪(42)と、上段すぐり
チェン(33)のすぐり爪(41)に自づと引掛かり、
その挟持搬送方向とほぼ直角に交叉する関係の横方向へ
持ち出し搬送される過程において、その中間部から株元
部側に向かってすぐり爪(41) (42)により梳ら
れることになると一挙同時に、そのすぐり搬送作用に伴
なって、株元部側が下段すぐりチェン(34)から上段
すぐりチェン(33)へ順次受け継がれる如く、はぼ結
束床(19)の高さ位置まで持ち上げられ、藺草はその
引起し当初と挟持搬送の起立姿勢から、最終的に伏倒姿
勢へ変向されることとなる。
つまり、藺草は挟持搬送機構(C)による聰先部側の挟
持位置を言わば可動支点として、その収fljfiの後
方へ向かう搬送作用中に、株元部側かすぐり機構(E)
により第5.7図のようなあたかも扇の輪郭軌跡(L−
L)を堝きつつ円弧運動して、はぼ結束床(19)の高
さ位置まで持ち上げられ、その茎稈に対する梳り作用を
受け乍ら最終的な横倒し姿勢に方向変換されるわけであ
る。
持位置を言わば可動支点として、その収fljfiの後
方へ向かう搬送作用中に、株元部側かすぐり機構(E)
により第5.7図のようなあたかも扇の輪郭軌跡(L−
L)を堝きつつ円弧運動して、はぼ結束床(19)の高
さ位置まで持ち上げられ、その茎稈に対する梳り作用を
受け乍ら最終的な横倒し姿勢に方向変換されるわけであ
る。
その結果、藺草の絡み付きなどがすぐり爪(41)(4
2)の通り抜けにより、整然と分別されることになると
同時に、その中に浮遊混在している短小な屑藺(W)も
すぐり出し選別されるのである。株元部側の挟持搬送機
構(C)から不慮に抜は落ちる正規長さの藺草があると
すれば、これも屑藺(W)と同様にすぐり落されること
になる。
2)の通り抜けにより、整然と分別されることになると
同時に、その中に浮遊混在している短小な屑藺(W)も
すぐり出し選別されるのである。株元部側の挟持搬送機
構(C)から不慮に抜は落ちる正規長さの藺草があると
すれば、これも屑藺(W)と同様にすぐり落されること
になる。
(J)はそのすぐり出された屑藺(W)を確実に受け止
めて、細かくカットする層間個所機構の総称であり、第
1.5図から示唆されるように、藺草の株元部側が円弧
運動する上記輪郭軌跡(L−L)へ、その外側位置から
臨むよう、特に下段すぐりチェン(34)のチェンケー
ス(36)に次の通り組付けられている。
めて、細かくカットする層間個所機構の総称であり、第
1.5図から示唆されるように、藺草の株元部側が円弧
運動する上記輪郭軌跡(L−L)へ、その外側位置から
臨むよう、特に下段すぐりチェン(34)のチェンケー
ス(36)に次の通り組付けられている。
即ち、その屑藺(W)の個所機構(J)を拡大抽出した
第8〜10図において、(43)は下段すぐりチェン(
34)の作用終点(b2)に位置しつつ、そのすぐりチ
ェンケース(36)の上下両面へ、溶接やリベットなど
により固定設置された上下一対の台枠であり、横方向か
ら見た場合内向きに張り出し屈曲するリップ付きのチャ
ンネル溝型を呈していると共に、その上下一対の言わば
背中同志が向かい合っている。
第8〜10図において、(43)は下段すぐりチェン(
34)の作用終点(b2)に位置しつつ、そのすぐりチ
ェンケース(36)の上下両面へ、溶接やリベットなど
により固定設置された上下一対の台枠であり、横方向か
ら見た場合内向きに張り出し屈曲するリップ付きのチャ
ンネル溝型を呈していると共に、その上下一対の言わば
背中同志が向かい合っている。
他方、下段すぐりチェン(34)を循環回走させるべき
スプロケット(40)の回転軸(38)は、その上下一
対の台枠(43)を貫通するように延長されており、そ
の中途部において両台枠(43)に保持されたベアリン
グ(44)により、回転自在に軸受けされている。
スプロケット(40)の回転軸(38)は、その上下一
対の台枠(43)を貫通するように延長されており、そ
の中途部において両台枠(43)に保持されたベアリン
グ(44)により、回転自在に軸受けされている。
(45)はそのヘアリング(44)のケースであり、台
枠(43)の中空内部へ一体連続的に曲成されているか
、又はその台枠(43)の取付座部へ別途に固定設置さ
れている。その場合、図例ではスプロケット(40)と
その回転軸(38)とをキー(46)により、相互一体
に回転するよう結合しているが、その一体回転可能であ
る限り、例えばスプラインや角軸による嵌合形態、その
他の手段を採用しても勿論良い、(47)はその回転軸
(38)に套嵌されたディスタンスカラー、(48)は
ベアリング(44)の止め輪である。
枠(43)の中空内部へ一体連続的に曲成されているか
、又はその台枠(43)の取付座部へ別途に固定設置さ
れている。その場合、図例ではスプロケット(40)と
その回転軸(38)とをキー(46)により、相互一体
に回転するよう結合しているが、その一体回転可能であ
る限り、例えばスプラインや角軸による嵌合形態、その
他の手段を採用しても勿論良い、(47)はその回転軸
(38)に套嵌されたディスタンスカラー、(48)は
ベアリング(44)の止め輪である。
又、(50)は上記回転軸(38)の両端部へ上下方向
から套嵌され、且つ串差しビン(51)により一体回転
し得るよう固定された一対のクランクアームであって、
その偏心位置から垂立する係合ピン(52)が台枠(4
3)から外部へ導出されている。 (53)はその台枠
(43)へ施蓋状態として、リベット(54)などによ
り固定された上下一対の張り出し座板であり、これがす
ぐりチェンケース(36)から前方へ一定の長さくd)
分だけ張り出す前半部には、鋸歯型の固定受刃(55)
が連続一体的に刻設されている。(56)はその固定受
刃(55)の背部段面と相俟って、前後方向に沿うスラ
イドガイド凹溝(57)を構成するガイド板であり、上
記座板(53)へ重合された状態のもとで、可動刃(5
8)の押え金(59)と−緒に座板(53)へ、リベッ
ト(60)などにより固定されている。
から套嵌され、且つ串差しビン(51)により一体回転
し得るよう固定された一対のクランクアームであって、
その偏心位置から垂立する係合ピン(52)が台枠(4
3)から外部へ導出されている。 (53)はその台枠
(43)へ施蓋状態として、リベット(54)などによ
り固定された上下一対の張り出し座板であり、これがす
ぐりチェンケース(36)から前方へ一定の長さくd)
分だけ張り出す前半部には、鋸歯型の固定受刃(55)
が連続一体的に刻設されている。(56)はその固定受
刃(55)の背部段面と相俟って、前後方向に沿うスラ
イドガイド凹溝(57)を構成するガイド板であり、上
記座板(53)へ重合された状態のもとで、可動刃(5
8)の押え金(59)と−緒に座板(53)へ、リベッ
ト(60)などにより固定されている。
(61)はそのガイド凹溝(57)内を前後方向へ直線
的に往復運動するスライド板であり、その前部位置には
固定受刃(55)と摺れ合い作用して、所謂バリカンを
形作る可動刃(58)が、やはりリベット(62)など
によって固定一体化されていると共に、同じくスライド
板(61)の後部位置には上記クランクアーム(50)
の係合ピン(52)を受け入れるべき、左右横方向に沿
う細長い開口形状の係合長孔(63)が貫通形成されて
いる。
的に往復運動するスライド板であり、その前部位置には
固定受刃(55)と摺れ合い作用して、所謂バリカンを
形作る可動刃(58)が、やはりリベット(62)など
によって固定一体化されていると共に、同じくスライド
板(61)の後部位置には上記クランクアーム(50)
の係合ピン(52)を受け入れるべき、左右横方向に沿
う細長い開口形状の係合長孔(63)が貫通形成されて
いる。
つまり、下段すぐりチェン(34)を循環回走させるス
ブロケツ) (40)の回転と連帯して、その回転軸(
38)上のクランクアーム(50)がクランク運動し、
そのクランクアーム(50)の係合ピン(52)とスラ
イド板(61)の受け入れ長孔(63)との係合作用を
介して、可動刃(5B)が固定受刃(55)と摺れ合う
往復直線運動を行なうように構成されているわけである
。
ブロケツ) (40)の回転と連帯して、その回転軸(
38)上のクランクアーム(50)がクランク運動し、
そのクランクアーム(50)の係合ピン(52)とスラ
イド板(61)の受け入れ長孔(63)との係合作用を
介して、可動刃(5B)が固定受刃(55)と摺れ合う
往復直線運動を行なうように構成されているわけである
。
この点につき、図例の場合下段すぐりチェン(34)は
上記した通り、前方から見て実質上止しい水平設置状態
にあり、そのチェンケース(36)を直交状に貫通する
回転軸(38)の上下両端部に、これからの取り出し変
換動力によってスライド作用する一対の屑藺個所機構(
J)が設置されているため、第1O図から明白なように
上記すぐり出された屑藺(W)は、実質上その両回動刃
(58)の上下間隔高さくh)と相応する長さ寸法の短
小なものとして、自動的に細かくカットされることにな
り、その2基によりカット洩れも無くせることとなる。
上記した通り、前方から見て実質上止しい水平設置状態
にあり、そのチェンケース(36)を直交状に貫通する
回転軸(38)の上下両端部に、これからの取り出し変
換動力によってスライド作用する一対の屑藺個所機構(
J)が設置されているため、第1O図から明白なように
上記すぐり出された屑藺(W)は、実質上その両回動刃
(58)の上下間隔高さくh)と相応する長さ寸法の短
小なものとして、自動的に細かくカットされることにな
り、その2基によりカット洩れも無くせることとなる。
但し、その両個所機構(J)の何れか一方を省略して、
残る他方の1基のみを設置してもさしつかえない、要す
れば、前方から見た場合において、下段すぐりチェン(
34)により言わば起立姿勢のもとで、正規な藺草と一
緒にほぼ横水平方向へ持ち出し搬送される屑藺(W)を
、これと交叉する設置姿勢にあるバリカンの可動刃(5
8)と固定受刃(55)によって、横方向から確実に受
け止めつつ、そのすぐりチェン(34)の回走に連れて
往復運動する可動刃(58)により、その固定受刃(5
5)との相互摺れ合い作用のもとで、細かく挟み切るこ
とができれば、同一効果を達成し得るからである。
残る他方の1基のみを設置してもさしつかえない、要す
れば、前方から見た場合において、下段すぐりチェン(
34)により言わば起立姿勢のもとで、正規な藺草と一
緒にほぼ横水平方向へ持ち出し搬送される屑藺(W)を
、これと交叉する設置姿勢にあるバリカンの可動刃(5
8)と固定受刃(55)によって、横方向から確実に受
け止めつつ、そのすぐりチェン(34)の回走に連れて
往復運動する可動刃(58)により、その固定受刃(5
5)との相互摺れ合い作用のもとで、細かく挟み切るこ
とができれば、同一効果を達成し得るからである。
更に厳密なことを言えば、藺草の株元部側は第5図の正
面図に基き上記した通り、扇の輪郭軌跡(L−L)を描
きつつ円弧運動するので、その持ち上げ変向過程では藺
草の姿勢が、成る程度傾くことになる。そのため、これ
に付随している屑藺(W)を正しく向かい入れて受け止
めるべく、その姿勢とほぼ直交させる意味から、特に上
記回転軸(38)の上端部側に設置する屑藺個所機構(
J)の固定受刃(55)と可動刃(58)は、その摺れ
合う刃先部を若干下向きの傾斜設置姿勢に保つことが好
適と言える。
面図に基き上記した通り、扇の輪郭軌跡(L−L)を描
きつつ円弧運動するので、その持ち上げ変向過程では藺
草の姿勢が、成る程度傾くことになる。そのため、これ
に付随している屑藺(W)を正しく向かい入れて受け止
めるべく、その姿勢とほぼ直交させる意味から、特に上
記回転軸(38)の上端部側に設置する屑藺個所機構(
J)の固定受刃(55)と可動刃(58)は、その摺れ
合う刃先部を若干下向きの傾斜設置姿勢に保つことが好
適と言える。
又、図例ではその可動刃(58)がスプロケット回転軸
(38)の1回転毎に、第8.9図の矢印(X)で示す
如くl往復のスライド運動を行なうように関係設定され
ており、そのすぐりチェン(34)による搬送作用速度
に比して、可動刃(58)が著しく速く小刻みに運動す
るようになっているので、屑藺(W)をそのまま落下さ
せてしまうような洩れなく、これを悉く確実に自動カッ
トできることとなる。
(38)の1回転毎に、第8.9図の矢印(X)で示す
如くl往復のスライド運動を行なうように関係設定され
ており、そのすぐりチェン(34)による搬送作用速度
に比して、可動刃(58)が著しく速く小刻みに運動す
るようになっているので、屑藺(W)をそのまま落下さ
せてしまうような洩れなく、これを悉く確実に自動カッ
トできることとなる。
尚、(64)は上段すぐりチェン(33)のチェンケー
ス(35)と、下段すぐりチェン(34)のチェンケー
ス(36)との相互間に取付けられた上段フロントカバ
−2(65)はその下段すぐりチェン(34)のチェン
ケース(36)よりも下方位置に取付けられた下段フロ
ントカバーであり、その両力バー(64) (65)に
は上記バリカンを形作る固定受刃(55)と可動刃(5
8)の導出窓(66) (67)が各々開口されている
。
ス(35)と、下段すぐりチェン(34)のチェンケー
ス(36)との相互間に取付けられた上段フロントカバ
−2(65)はその下段すぐりチェン(34)のチェン
ケース(36)よりも下方位置に取付けられた下段フロ
ントカバーであり、その両力バー(64) (65)に
は上記バリカンを形作る固定受刃(55)と可動刃(5
8)の導出窓(66) (67)が各々開口されている
。
更に、(68)は屑藺(W)の前方に向かう飛び出しを
防止する上下一対の搬送ガイドバーであって、第1図か
ら明白なように下段すぐりチェ7(34)のすぐり爪(
42)を挟む如く、そのチェンケース(36)に沿うほ
ぼ水平な延在状態に付属設置されている。
防止する上下一対の搬送ガイドバーであって、第1図か
ら明白なように下段すぐりチェ7(34)のすぐり爪(
42)を挟む如く、そのチェンケース(36)に沿うほ
ぼ水平な延在状態に付属設置されている。
穂先部側の挟持搬送機構(C)から不慮に抜は出す正規
長さの藺草があるとすれば、これも屑藺(W)と同じく
ガイドバー(6日)によって、その前方へ飛び出し落下
することなく、すぐり爪(42)へ確実に引掛かりつつ
横方向へ持ち出し搬送されるようになっている。
長さの藺草があるとすれば、これも屑藺(W)と同じく
ガイドバー(6日)によって、その前方へ飛び出し落下
することなく、すぐり爪(42)へ確実に引掛かりつつ
横方向へ持ち出し搬送されるようになっている。
(69)は上段すぐりチェン(33)のチェンケース(
35)とほぼ平行して、その前面の直下位置にやはり左
右横方向へ延在状態として支架された1本の搬送規制バ
ーであり、これは上記したように下段すぐりチェ7(3
4)から上段すぐりチェ7(33)へ乗り換える如く、
藺草の変向作用が行なわれる時に、その藺草の株元部側
が前方へ勢り出し乱れることを規制すべく機能する。
35)とほぼ平行して、その前面の直下位置にやはり左
右横方向へ延在状態として支架された1本の搬送規制バ
ーであり、これは上記したように下段すぐりチェ7(3
4)から上段すぐりチェ7(33)へ乗り換える如く、
藺草の変向作用が行なわれる時に、その藺草の株元部側
が前方へ勢り出し乱れることを規制すべく機能する。
又、(70)は藺草に付帯する夾雑物の播き出し用無端
ベルトであって、多数のラグ(71)を備えており、上
記すぐり機構(E)と連動して、その上段すぐりチェ7
(33)並びに下段すぐりチェン(34)と同一方向へ
ifi環回走されるようになっている。これもエンジン
(11)から分配さた動力により回走作用されるが、そ
の伝動系統は図示省略しである。
ベルトであって、多数のラグ(71)を備えており、上
記すぐり機構(E)と連動して、その上段すぐりチェ7
(33)並びに下段すぐりチェン(34)と同一方向へ
ifi環回走されるようになっている。これもエンジン
(11)から分配さた動力により回走作用されるが、そ
の伝動系統は図示省略しである。
そして、この掻き出し用ベル) (70)にも、下段す
ぐりチェ7(34)の上記ガイドバー(68)と同様な
上下一対の搬送ガイドバー(72)が、やはりそのラグ
(71)を挟む如く左右横方向に沿い延在されているた
め、細かくカットされた屑藺(W)はその1&落下する
も、このベルト(70)のラグ(71)に自づと引掛か
り、確実に収穫機の横方向へ掻き出し投棄されることに
なる。その収穫機の走行に障害を与えることがないよう
に、配慮されているわけてあ尚、上記ガイドバー(68
) (72)や規制バー(69)は、すべてその基端部
が引起し機f!(B)における引起しチェンケース(2
8)の所定高さ位置へ、ボルトやナツトなどによって固
定されており、残る先端部は所謂自由端部として放任さ
れた状態にある。
ぐりチェ7(34)の上記ガイドバー(68)と同様な
上下一対の搬送ガイドバー(72)が、やはりそのラグ
(71)を挟む如く左右横方向に沿い延在されているた
め、細かくカットされた屑藺(W)はその1&落下する
も、このベルト(70)のラグ(71)に自づと引掛か
り、確実に収穫機の横方向へ掻き出し投棄されることに
なる。その収穫機の走行に障害を与えることがないよう
に、配慮されているわけてあ尚、上記ガイドバー(68
) (72)や規制バー(69)は、すべてその基端部
が引起し機f!(B)における引起しチェンケース(2
8)の所定高さ位置へ、ボルトやナツトなどによって固
定されており、残る先端部は所謂自由端部として放任さ
れた状態にある。
上記すぐり機構(E)により屑藺(W)のすぐり出され
た藺草は、その穂先部側が依然挟持搬送機構(C)によ
る挟持中のもとにおいて、同じく株元部側が上段すぐり
チェン(33)の作用終点(bl)に到達するや否や、
そのすぐり爪(41)からはずれて後方に向かい振り廻
される如く、結束床(19)上へ勢いよく蹴り出される
ことになる。
た藺草は、その穂先部側が依然挟持搬送機構(C)によ
る挟持中のもとにおいて、同じく株元部側が上段すぐり
チェン(33)の作用終点(bl)に到達するや否や、
そのすぐり爪(41)からはずれて後方に向かい振り廻
される如く、結束床(19)上へ勢いよく蹴り出される
ことになる。
そして、その結束床(19)上には第3.7図から明白
な通り、上記挟持搬送機構(C)と左右位置関係の対を
なして向かい合う如く、図例の右側横端部に集束搬送機
構(F)と、その直後に結束機構(G)とが配列設置さ
れているため、上記Ifり出された藺草の株元部は集束
搬送機構(F)を形作るラグ(73)付きの無端ベルト
(74)に受け継がれて、結束機構(G)に向かい正し
く送り込まれることとなる。そのベルト(74)をRT
M回走させるプーリー(75)は、機体(10)上に固
定立設されたタイミングギヤケース(76)へ、第11
〜13図から明白な如く水平軸線廻りに回転し得るよう
軸支されており、上記した作業動力分配軸(22)との
相互間へ張架された伝動チェン(77)や伝動ギヤ(7
日)などを介して、エンジン(11)により駆動される
ようになっている。
な通り、上記挟持搬送機構(C)と左右位置関係の対を
なして向かい合う如く、図例の右側横端部に集束搬送機
構(F)と、その直後に結束機構(G)とが配列設置さ
れているため、上記Ifり出された藺草の株元部は集束
搬送機構(F)を形作るラグ(73)付きの無端ベルト
(74)に受け継がれて、結束機構(G)に向かい正し
く送り込まれることとなる。そのベルト(74)をRT
M回走させるプーリー(75)は、機体(10)上に固
定立設されたタイミングギヤケース(76)へ、第11
〜13図から明白な如く水平軸線廻りに回転し得るよう
軸支されており、上記した作業動力分配軸(22)との
相互間へ張架された伝動チェン(77)や伝動ギヤ(7
日)などを介して、エンジン(11)により駆動される
ようになっている。
結束機構(G、)もエンジン(11)からの分配動力に
よって駆動されること勿論であり、藺草の一定量が集束
搬送機構(F)から受け入れられるや否や、感知ドアー
(79)の作用によって起動し、その一定量を藺草束(
M)として伏倒姿勢のもとに結束作用する。その結束後
の藺草束(M)は放出アーム(80)によって、その伏
倒姿勢のままで結束床(19)に後続する植栽デツキ(
20)へ、上記した通り自重落下的に蹴り出し収容され
る。(81)はその結束機構(G)を形作るニードル、
(82)はパッカーアーム、(83)はビルガード、(
84)は結束機構(G)のカバーである。
よって駆動されること勿論であり、藺草の一定量が集束
搬送機構(F)から受け入れられるや否や、感知ドアー
(79)の作用によって起動し、その一定量を藺草束(
M)として伏倒姿勢のもとに結束作用する。その結束後
の藺草束(M)は放出アーム(80)によって、その伏
倒姿勢のままで結束床(19)に後続する植栽デツキ(
20)へ、上記した通り自重落下的に蹴り出し収容され
る。(81)はその結束機構(G)を形作るニードル、
(82)はパッカーアーム、(83)はビルガード、(
84)は結束機構(G)のカバーである。
その場合、藺草の一定量に対する結束作用の完了と、そ
の挟持搬送tJ31tl(C)による挟持作用の解除と
は時間的なタイミングとして、相互のほぼ同時に実行さ
れるように関係設定されており、その株元部の結束時に
はその一定量の穂先部側も挟持状態から解除され、その
藺草束(M)として直ちに且つ円滑に積載デツキ(20
)へ移行されるようになっている。
の挟持搬送tJ31tl(C)による挟持作用の解除と
は時間的なタイミングとして、相互のほぼ同時に実行さ
れるように関係設定されており、その株元部の結束時に
はその一定量の穂先部側も挟持状態から解除され、その
藺草束(M)として直ちに且つ円滑に積載デツキ(20
)へ移行されるようになっている。
つまり、これを換言すれば、藺草の穂先部側を挟持搬送
する挟持搬送機構(C)の作用速度よりも、株元部側を
変向姿勢に搬送するすぐり機構(E)の作用速度の方が
、かなり高速に回走駆動するように定められているわけ
であり、従ってそのすぐ、リチェン(33) (34)
の高速な横送り勢力によっても、屑藺(W)は上記ガイ
ドバー(68)とも相俟ち、圃場に落下するまでの時間
的な余裕なく、確実に個所機構(J)のバリカン刃に受
け止められることになると共に、そのすぐり選別された
正規な藺草の株元部側が、上記した扇の輪郭軌跡(L−
L)を描きつつ勢いよく振り廻される如くに円弧運動し
、結束床(19)上の集束搬送機構(F)を経て、結束
機構(G)へ向かわせられることとなる。
する挟持搬送機構(C)の作用速度よりも、株元部側を
変向姿勢に搬送するすぐり機構(E)の作用速度の方が
、かなり高速に回走駆動するように定められているわけ
であり、従ってそのすぐ、リチェン(33) (34)
の高速な横送り勢力によっても、屑藺(W)は上記ガイ
ドバー(68)とも相俟ち、圃場に落下するまでの時間
的な余裕なく、確実に個所機構(J)のバリカン刃に受
け止められることになると共に、そのすぐり選別された
正規な藺草の株元部側が、上記した扇の輪郭軌跡(L−
L)を描きつつ勢いよく振り廻される如くに円弧運動し
、結束床(19)上の集束搬送機構(F)を経て、結束
機構(G)へ向かわせられることとなる。
(K)はその振り廻される如き指向搬送の過程において
、藺草の株元部を整然と揃え切るための株元裁断機構で
あり、従いこれは上記挟持搬送機構(C)による穂先部
側の挟持位置と、刈取り機構(D)による株元部側のカ
ット位置との相互間隔長さをほぼ半径寸法とする円弧運
動の輪郭軌跡(L−L)上へ、正しく臨む位置に配設さ
れており、上記撮り廻される藺草の株元部を後方から安
定良く受け止め得るようになっている。しかも、上記屑
藺個所機構(J)との関係では、その屑藺個所機構(J
)がほぼ水平な平面に設置されているに対し、株元裁断
機構(K)はこれとほぼ直角に交叉する垂直な平面に設
置されているのである。
、藺草の株元部を整然と揃え切るための株元裁断機構で
あり、従いこれは上記挟持搬送機構(C)による穂先部
側の挟持位置と、刈取り機構(D)による株元部側のカ
ット位置との相互間隔長さをほぼ半径寸法とする円弧運
動の輪郭軌跡(L−L)上へ、正しく臨む位置に配設さ
れており、上記撮り廻される藺草の株元部を後方から安
定良く受け止め得るようになっている。しかも、上記屑
藺個所機構(J)との関係では、その屑藺個所機構(J
)がほぼ水平な平面に設置されているに対し、株元裁断
機構(K)はこれとほぼ直角に交叉する垂直な平面に設
置されているのである。
その株元截断機fi(K)は第11〜13図から明白な
ように、やはり固定受刃(85)と、これと摺れ合い作
用する可動刃(86)とから成るバリカン形態であり、
その受刃(85)が上記タイミングギヤケース(76)
へ、ボルト(87)などにより固定されている。可動刃
(86)はそのL字型をなす中途部において、上記ギヤ
ケース(76)へ横軸(88)により揺動し得るよう枢
着されている。 (89)はその可動刃(86)の端部
に開口されたピン受け入れ長孔、(90)はその長孔(
89)と係合するピン(91)を備えたクランクアーム
であって、枢支横軸(88)と平行な回転軸(92)上
に嵌め付は一体化されている。
ように、やはり固定受刃(85)と、これと摺れ合い作
用する可動刃(86)とから成るバリカン形態であり、
その受刃(85)が上記タイミングギヤケース(76)
へ、ボルト(87)などにより固定されている。可動刃
(86)はそのL字型をなす中途部において、上記ギヤ
ケース(76)へ横軸(88)により揺動し得るよう枢
着されている。 (89)はその可動刃(86)の端部
に開口されたピン受け入れ長孔、(90)はその長孔(
89)と係合するピン(91)を備えたクランクアーム
であって、枢支横軸(88)と平行な回転軸(92)上
に嵌め付は一体化されている。
そして、その回転軸(92)上のスプロケット(93)
が、上記集束搬送機構(F)のプーリー(75)を回転
させる伝動チェン(77)と咬み合わされており、その
ためやはりエンジン(11)から分配された駆動力によ
って、可動刃(86)は第12.13図の矢印(Y)で
示す上下方向に往復運動し、固定受刃(85)との摺れ
合い作用により、藺草の株元部を正しく揃え切ることが
できるのである。従って、上記挟持搬送機構(C)によ
る穂先部側の挟持位置が万一ズしたり、或いは抜は出し
てしまったりしたような場合に殊更効果的である。
が、上記集束搬送機構(F)のプーリー(75)を回転
させる伝動チェン(77)と咬み合わされており、その
ためやはりエンジン(11)から分配された駆動力によ
って、可動刃(86)は第12.13図の矢印(Y)で
示す上下方向に往復運動し、固定受刃(85)との摺れ
合い作用により、藺草の株元部を正しく揃え切ることが
できるのである。従って、上記挟持搬送機構(C)によ
る穂先部側の挟持位置が万一ズしたり、或いは抜は出し
てしまったりしたような場合に殊更効果的である。
特に、その穂先部側から抜は出した正規な長さの藺草は
、もはや屑藺(W)と化してしまう結果になる処、その
ような藺草が万−屑藺個所機構(J)の作用を受けずに
、そのまま株元部側から上記の通り持ち上げ変向される
ことが起っても、その後結束床(19)上の株元裁断機
構(K)により、必らずやカットされることとなる。そ
の意味において、この株元部揃え用の個所機構(K)も
、屑藺(W)を細かくカットする機能を併有するものと
言えるのであり、屑藺個所機構(J)と協働し。
、もはや屑藺(W)と化してしまう結果になる処、その
ような藺草が万−屑藺個所機構(J)の作用を受けずに
、そのまま株元部側から上記の通り持ち上げ変向される
ことが起っても、その後結束床(19)上の株元裁断機
構(K)により、必らずやカットされることとなる。そ
の意味において、この株元部揃え用の個所機構(K)も
、屑藺(W)を細かくカットする機能を併有するものと
言えるのであり、屑藺個所機構(J)と協働し。
で、本発明の目的達成上有機的に作用する。
〈発明の効果〉
以上のように、本発明では刈取った藺草の穂先部側を受
け入れ挟持しつつ、吊り下げ状態のもとに機体(10)
の後方向へ搬送する挟持搬送機構(C)と; その挟持
中に藺草の株元部側を、無端なすぐりチェン(34)の
すぐり爪(42)により自づと引1Jlけて、上記挟持
at送方向と交叉する機体(10)の横方向へ搬送しつ
つ、その藺草の茎稈に屑藺(W)のすぐり出し作用を与
えるすぐり機構(E)とを備えた藺草収穫機において、 特に、そのすぐり出された屑藺(W)を受け止めて細か
くカットする屑藺個所機構(J)を、上記すぐり機構(
E)のすぐりチェン(34)を循環回走させるスプロケ
ット(40)の回転軸(38)上へ、その回転軸(38
)からの取り出し変換動力により往復運動されるバリカ
ン形態として組付けである構成のため、冒頭に述べた従
来技術の諸問題を完全に解消できる効果がある。
け入れ挟持しつつ、吊り下げ状態のもとに機体(10)
の後方向へ搬送する挟持搬送機構(C)と; その挟持
中に藺草の株元部側を、無端なすぐりチェン(34)の
すぐり爪(42)により自づと引1Jlけて、上記挟持
at送方向と交叉する機体(10)の横方向へ搬送しつ
つ、その藺草の茎稈に屑藺(W)のすぐり出し作用を与
えるすぐり機構(E)とを備えた藺草収穫機において、 特に、そのすぐり出された屑藺(W)を受け止めて細か
くカットする屑藺個所機構(J)を、上記すぐり機構(
E)のすぐりチェン(34)を循環回走させるスプロケ
ット(40)の回転軸(38)上へ、その回転軸(38
)からの取り出し変換動力により往復運動されるバリカ
ン形態として組付けである構成のため、冒頭に述べた従
来技術の諸問題を完全に解消できる効果がある。
即ち、本発明の屑藺個所機構(J)は固定受刃(55)
と可動刃(58)との摺れ合い作用するバリカン形態と
して、上記したようにその可動刃(58)がすぐりチェ
ン(34)の回走作用と連動しつつ、そのスプロケ′ン
ト回転軸(38)から取り出された変換動力により、自
づと往復直線運動を行なうようになっているので、屑藺
(W)は解きほぐしすぐり出された状態のもとに、順次
連続的に且つ確実にバリカン刃で受け止められ、洩れな
く自動的に細かくカットされることとなり、その処理効
果に著しく優れる。
と可動刃(58)との摺れ合い作用するバリカン形態と
して、上記したようにその可動刃(58)がすぐりチェ
ン(34)の回走作用と連動しつつ、そのスプロケ′ン
ト回転軸(38)から取り出された変換動力により、自
づと往復直線運動を行なうようになっているので、屑藺
(W)は解きほぐしすぐり出された状態のもとに、順次
連続的に且つ確実にバリカン刃で受け止められ、洩れな
く自動的に細かくカットされることとなり、その処理効
果に著しく優れる。
又、バリカン形態としてその小型扁平な機構のもとに、
すぐり機fl(E)へ容易に組付は設置することができ
、その必要動力としても小馬力で足りると共に、すぐり
チェン(34)を活用した屑藺(W)の掻き込み式と言
えるので、特別な掻込み装置を設ける必要も全熱ない、
その意味から、小型収穫機に対しても一切の支障なく通
用実施できるものである。
すぐり機fl(E)へ容易に組付は設置することができ
、その必要動力としても小馬力で足りると共に、すぐり
チェン(34)を活用した屑藺(W)の掻き込み式と言
えるので、特別な掻込み装置を設ける必要も全熱ない、
その意味から、小型収穫機に対しても一切の支障なく通
用実施できるものである。
更に、上記のような屑藺截11i機構(J)の設置に加
えて、そのすぐりチェン(34)から屑藺(W)が飛び
出し落下する危険を予防する搬送ガイドバー(68)の
所要数も、そのすぐりチェン(34)の世道作用長さに
沿う横方向への延在状態として、付属的に支架させるな
らば、上記屑藺(W)のカット処理効果を一層昂めるこ
とができ、その必要構成としても簡素で足りるため、著
効を奏し得る。
えて、そのすぐりチェン(34)から屑藺(W)が飛び
出し落下する危険を予防する搬送ガイドバー(68)の
所要数も、そのすぐりチェン(34)の世道作用長さに
沿う横方向への延在状態として、付属的に支架させるな
らば、上記屑藺(W)のカット処理効果を一層昂めるこ
とができ、その必要構成としても簡素で足りるため、著
効を奏し得る。
又、図示実施例につき説明した通り、穂先部側から抜は
出して結果的に屑藺(W)と化す正規な長さの藺草を、
これがその株元部側から横倒し姿勢に変向されて、結束
床(19)上の集束搬送機構(F)や結束機構(G)へ
送り込まれる過程において、やはりバリカン刃から成る
株元個所機構(K)により、自づとカットするように構
成するならば、更に一層洩れがない完全な屑藺処理を行
なえることとなり、実益大であると言える。
出して結果的に屑藺(W)と化す正規な長さの藺草を、
これがその株元部側から横倒し姿勢に変向されて、結束
床(19)上の集束搬送機構(F)や結束機構(G)へ
送り込まれる過程において、やはりバリカン刃から成る
株元個所機構(K)により、自づとカットするように構
成するならば、更に一層洩れがない完全な屑藺処理を行
なえることとなり、実益大であると言える。
第1図は本発明に係る藺草収穫機の一部切欠き斜面図、
第2.3図は同じく全体概略の側面図と平面図、第4図
はすぐり機構を抽出して示す拡大正面図、第5〜7図は
作用を説明するために模式化した正面図、側面図並びに
平面図、第8図は屑藺個所機構を抽出して示す拡大斜面
図、第9図は同じく拡大平面図、第10図は第9図の1
0−10線断面図、第11.12図は集束搬送機構と結
束機構並びに株元截vfr機構の配列関係状態を抽出し
て示す拡大平面図と拡大側面図、第13図はその株元個
所機構の駆動系統を示す概略側面図である。 (A) ・・・・・分草機構 (B) ・・・・・引起し機構 (C) ・・・・・挟持搬送機構 (D> ・・・・・刈取り機構 (E) ・・・・・すぐり機構 (F) ・・・・・集束搬送機構 (G) ・・・・・結束機構 (J) ・・・・・屑藺個所機構 (K) ・・・・・株元個所機構 (M) ・・・・・藺草束 (W) ・・・・・屑藺 (10)・・・・・機体 (11)・・・・・エンジン (33)・・・・・上段すぐりチェン (34)・・・・・下段すぐりチェン (35) (36) ・・・すぐりチェンケース(3
7) (38) ・・・回転軸 (39) (40) ・・・スプロケット(41)(
42) ・・・すぐり爪 (43)・・・・・台枠 (50) (90) ・・・クランクアーム(55)
(85) ・・・固定受刃(58) (86)
・・・可動刃 (68) (72) ・ ・ ・ガイドバー手続補正
書 昭和62年3月16日
第2.3図は同じく全体概略の側面図と平面図、第4図
はすぐり機構を抽出して示す拡大正面図、第5〜7図は
作用を説明するために模式化した正面図、側面図並びに
平面図、第8図は屑藺個所機構を抽出して示す拡大斜面
図、第9図は同じく拡大平面図、第10図は第9図の1
0−10線断面図、第11.12図は集束搬送機構と結
束機構並びに株元截vfr機構の配列関係状態を抽出し
て示す拡大平面図と拡大側面図、第13図はその株元個
所機構の駆動系統を示す概略側面図である。 (A) ・・・・・分草機構 (B) ・・・・・引起し機構 (C) ・・・・・挟持搬送機構 (D> ・・・・・刈取り機構 (E) ・・・・・すぐり機構 (F) ・・・・・集束搬送機構 (G) ・・・・・結束機構 (J) ・・・・・屑藺個所機構 (K) ・・・・・株元個所機構 (M) ・・・・・藺草束 (W) ・・・・・屑藺 (10)・・・・・機体 (11)・・・・・エンジン (33)・・・・・上段すぐりチェン (34)・・・・・下段すぐりチェン (35) (36) ・・・すぐりチェンケース(3
7) (38) ・・・回転軸 (39) (40) ・・・スプロケット(41)(
42) ・・・すぐり爪 (43)・・・・・台枠 (50) (90) ・・・クランクアーム(55)
(85) ・・・固定受刃(58) (86)
・・・可動刃 (68) (72) ・ ・ ・ガイドバー手続補正
書 昭和62年3月16日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、刈取った藺草の穂先部側を受け入れ挟持しつつ、吊
り下げ状態のもとに機体(10)の後方向へ搬送する挟
持搬送機構(C)と、 その挟持中に藺草の株元部側を、無端なすぐりチェン(
34)のすぐり爪(42)により自づと引掛けて、上記
挟持搬送方向と交叉する機体(10)の横方向へ搬送し
つつ、その藺草の茎稈に屑藺(W)のすぐり出し作用を
付与するすぐり機構(E)とを備えた藺草収穫機におい
て、 そのすぐり出された屑藺(W)を受け止めて細かくカッ
トする屑藺截断機構(J)を、上記すぐり機構(E)の
すぐりチェン(34)を循環回走させるスプロケット(
40)の回転軸(38)上へ、その回転軸(38)から
の取り出し変換動力により往復運動されるバリカン形態
として組付けたことを特徴とする藺草収穫機における屑
藺の自動処理装置。 2、刈取った藺草の穂先部側を受け入れ挟持しつつ、吊
り下げ状態のもとに機体(10)の後方向へ搬送する挟
持搬送機構(C)と、 その挟持中に藺草の株元部側を、無端なすぐりチェン(
34)のすぐり爪(42)により自づと引掛けて、上記
挟持搬送方向と交叉する機体(10)の横方向へ搬送し
つつ、その藺草の茎稈に屑藺(W)のすぐり出し作用を
付与するすぐり機構(E)とを備えた藺草収穫機におい
て、 そのすぐり出された屑藺(W)を受け止めて細かくカッ
トする屑藺截断機構(J)を、上記すぐり機構(E)の
すぐりチェン(34)を循環回走させるスプロケット(
40)の回転軸(38)上へ、その回転軸(38)から
の取り出し変換動力により往復運動されるバリカン形態
として組付けると共に、 そのすぐりチェン(34)から屑藺(W)が飛び出すこ
とを規制すべき搬送ガイドバー(68)の所要数を、そ
のすぐりチェン(34)の搬送作用長さに沿う横方向へ
の延在状態として付属設置したことを特徴とする藺草収
穫機における屑藺の自動処理装置。 3、スプロケット(40)の回転軸(38)をすぐりチ
ェン(34)のチェンケース(36)へ、その貫通状態
に軸支させると共に、そのチェンケース(36)から導
出する上下両端部へ、一対の屑藺截断機構(J)を組付
けたことを特徴とする特許請求の範囲・第1項又は第2
項記載の藺草収穫機における屑藺の自動処理装置。 4、すぐり機構(E)を、藺草の株元部側をそのすぐり
爪(42)により自づと引掛けて、機体(10)の横方
向へほぼ水平に持ち出し搬送する下段すぐりチェン(3
4)と、 その下段すぐりチェン(34)による搬送過程において
、藺草の株元部側をそのすぐり爪(41)により受け継
ぎ状に引掛けつつ、機体(10)の横斜め上方へ持ち上
げ搬送して、その藺草をほぼ横倒し姿勢に変向させる上
段すぐりチェン(33)との一対として形作ると共に、 その下段すぐりチェン(34)を循環回走させるスプロ
ケット(40)の回転軸(38)上へ、その回転軸(3
8)からの取り出し変換動力により往復運動されるバリ
カン形態の屑藺截断機構(J)を組付けたことを特徴と
する特許請求の範囲・第1項又は第2項記載の藺草収穫
機における屑藺の自動処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19654086A JPS6352812A (ja) | 1986-08-21 | 1986-08-21 | 藺草収穫機における屑藺の自動処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19654086A JPS6352812A (ja) | 1986-08-21 | 1986-08-21 | 藺草収穫機における屑藺の自動処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6352812A true JPS6352812A (ja) | 1988-03-07 |
JPH04603B2 JPH04603B2 (ja) | 1992-01-08 |
Family
ID=16359434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19654086A Granted JPS6352812A (ja) | 1986-08-21 | 1986-08-21 | 藺草収穫機における屑藺の自動処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6352812A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01199515A (ja) * | 1988-02-02 | 1989-08-10 | Kubota Ltd | 藺草ハーベスタ |
JPH01199516A (ja) * | 1988-02-03 | 1989-08-10 | Kubota Ltd | 藺草ハーベスタ |
JPH02145031U (ja) * | 1989-05-12 | 1990-12-10 | ||
JPH0358707A (ja) * | 1990-07-06 | 1991-03-13 | Kubota Corp | 藺草ハーベスタ |
-
1986
- 1986-08-21 JP JP19654086A patent/JPS6352812A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01199515A (ja) * | 1988-02-02 | 1989-08-10 | Kubota Ltd | 藺草ハーベスタ |
JPH01199516A (ja) * | 1988-02-03 | 1989-08-10 | Kubota Ltd | 藺草ハーベスタ |
JPH02145031U (ja) * | 1989-05-12 | 1990-12-10 | ||
JPH0358707A (ja) * | 1990-07-06 | 1991-03-13 | Kubota Corp | 藺草ハーベスタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04603B2 (ja) | 1992-01-08 |
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