JPH03236714A - イ草の自載式乗用型収穫機 - Google Patents

イ草の自載式乗用型収穫機

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JPH03236714A
JPH03236714A JP30128189A JP30128189A JPH03236714A JP H03236714 A JPH03236714 A JP H03236714A JP 30128189 A JP30128189 A JP 30128189A JP 30128189 A JP30128189 A JP 30128189A JP H03236714 A JPH03236714 A JP H03236714A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はイ草の自載式乗用型収穫機に係り、殊更その刈
取り結束したイ軍束を機体上へ極力多量に積載できるよ
うにすると共に、その積載したままでも機体を前玉がり
の傾斜状態として、安全に且つ安定良く昇降作動させ得
るように工夫したものである。
〈従来の技術〉 オペレーターが運転台上に乗って操縦する乗用型のイ草
収穫機では、その路上走行上軽トラツクなどの運搬車両
に対して、収穫機自身を積み降ししたり、或いは圃場の
出入りを行なうような場合に、その傾斜状態として据え
置いた所諧歩み板に沿い、収穫機自身を登り降りさせる
必要性が生ずる。又、圃場における枕地を乗り越えるよ
うな場合には、その歩み板を使用しないこともあるが、
その収穫機自身を傾斜状態として保たなければならない
ことに変りはない。
このような必要性に鑑み、収穫機自身を前上がりの傾斜
状態として昇揚作動させ得るように構成した乗用型イ草
収穫機については、既に特開昭56−21512号や同
57−118722号、同58−81709号、実開昭
56−24832号、同56−28622号、同57−
127632ところが、上記従来技術は悉く共通の構成
を備えているので、今その特開昭56−21512号を
代表例に挙げて言えば、この公知発明の場合刈取り結束
後のイ草束は、その機体から圃場へ落下放出されるよう
になっているばかりでなく、操縦装置(11)と運転座
席(12)を除く機体の全部(枠体a)が、その中途位
置を横断する軸筒部(b)の支軸(C)を中心として、
所膚シーソー運動するように保たれており、油圧シリン
ダー(6)によって前上がりの傾斜状態に昇揚されるこ
ととなっている。
そのため、枠体(a)の前端部を昇揚させると、必らず
や下降する後端部がクローラ−(10)や圃場面に衝当
するおそれがあり、従って前上がりの傾斜角度や支軸(
C)の配役位置などにつき、設計上の制約を伴なうこと
になる。
又、機体上にはイ草束を積載しない形態であるため、そ
の機体をシーソー運動させたとしても、予期した設計通
りの重量バランスを保つことができ、上記歩み板を危険
なく登り降りさせ得るかも知れないが、機体に刈取り結
束後のイ草束を積載して走行する自蔵式の乗用型収穫機
では、上記公知発明の構成をそのまま通用すると、その
積載重量は実際上大小変化するので、機体の前後重量バ
ランスが不均衡となり、そのイ草束を積載したままで、
上記歩み板に沿い安全に登り降りさせることができない
それだからと言って、積載量を少なく予しめ設計すると
すれば、その作業能率と軽労力の向上を期す本来的な役
目が減殺されることになる。つまり、上記公知発明の構
成ではイ草束を極力多量に積載させる目的までも、併せ
達成することが不可能である。更に、油圧シリンダー(
6)は機体(1)の上面において、開閉連結リンク(d
)(d)を介して枠体(a)と枢着されているため、そ
の意味からも機体(1)の上面を積載台として、ここに
多量のイ草束を積載することが困難である。
しかも、上記公知発明の場合、枠体(a)を前上がりの
傾斜状態として昇揚させた時にも、その刈取り部(2)
の全体が依然として作動する状態にあり、エンジン(E
)から刈取り部(2)への伝動作用が、自づと解除され
るようになっていない。
そのため、甚だ危険と云う問題もある。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明はこのような課題の改良を企図しており、そのた
めにイ草の自載式乗用型収穫機として、機体の前部と後
部とを枢支横軸により連結して、その横軸の軸線廻りに
機体の前部を昇降作動させ得るように定め、 その機体の前部には、分草や引起し、刈取り、結束など
のイ草へ一連の作用を加える作業機構と、その作業機構
への作業動力分配軸とを設置する一方、 同じく機体の後部を、結束後のイ草束を伏倒姿勢のもと
で積載する積載台として形作ると共に、その機体の後部
には上記作業機構の駆動源となるエンジンと、そのエン
ジンから上記動力分配軸への伝動用中間軸とを設置し、 且つ、その中間軸を上記枢支横軸よりも一定の間隔距離
だけ後側に位置する配列状態として、その枢支横軸並び
に動力分配軸との悉く平行に横架させると共に、 上記中間軸とエンジンの出力軸とを無端な第1伝動ベル
トによって、同じく中間軸と動力分配軸とを無端な第2
伝動ベルトによって、各々連繋させたことを特徴とする
ものである。
〈実施例〉 以下、図示の実施例に基いて本発明の具体的構成を詳述
すると、その収穫機の全体を表わした第1〜3図におい
て、(11)はその収穫機における機体の総称であり、
その前部位置のほぼ中央個所にはエンジン(12)が固
定状態に搭載されている。(13)は同じく後部位置の
ほぼ中央個所に固定設置されたトランスミッションであ
り、中間軸(14)と伝動ベルト(15)などを介して
エンジン(12)に連結されている。
(16)はそのエンジン(12)によって回走駆動され
る左右一対の走行用クローラ−1(17)は油圧シリン
ダーであって、これにより後述するイ草の分草機構(A
)や引起し機構(B)、挟持搬送機構(C)、刈取り機
構(D)、すぐり選別機構(E)、集束搬送機構(F)
並びに結束機構(G)から威る一連の作業機構を走行上
、その前端部側から機体(11)に対する作業フレーム
(18)の枢支横軸(19)を回動中心として、昇降作
動させ得るようになっている。
つまり、機体(11)の前部位置をなす作業フレーム(
18)と機体(11)の後部位置とは、水平な枢支横軸
(19)を介して連結されており、油圧シリンダー(1
7)の進退作動によって作業フレーム(18)が、その
枢支横軸(19)の軸線廻りに第4図のような削土がり
の傾斜状態として、昇揚されるようになっているわけで
ある。その場合、第1.2図から明白なように、枢支横
軸(19)と上記中間軸(14)とは平行に横架されて
おり、しかもその枢支横軸(19)よりも中間軸(14
)の方が後側に位置するものとして、その前後相互間に
は一定の間隔距離(X)が保たれている。
エンジン(12)の上方位置は全体的にイ草の結束床(
20)として遮蔽されていると共に、そのエンジン(1
2)の後部に位置する中間軸(14)やトランスミッシ
ョン(13)などの上方が、結束床(20)との連続的
なイ草束(M)の積載台(21)として、好ましくは第
1図から示唆されるような側面視の凹溝形態に形作られ
ている。
つまり、機体(11)における前部位置の上面が、圃場
から一定高さのイ草結束床(20)として機能するよう
に定められており、そのほぼ中央一部がエンジン(12
)の遮蔽用カバーを兼ねていると共に、同じく機体(1
1)における後部位置の上面が、結束床(20)よりも
低いイ草束用積載台(21)として形成されているわけ
である。尚、結束床(20〉はイ草の結束場所を意味す
るものであり、従ってその全体的に均一なフラット面に
限らず、起伏面から威る形態をも含み、このことは積載
台(21)についても同様である。
(22)は結束床(20)と積載台(21)との境界段
部であって、後部がりの傾斜面を呈しており、作業中に
はこの段部(22)を介して、結束床(20)と積載台
(21)が相互の連続面を形作ることにより、結束床(
20)にて結束されたイ草束(M)を、その自重落下的
に積載台(21〉上へ取り出せるようになっている。 
(23)はイ草束(M)の株元部側に対面する積載台(
21)の起立側壁面であり、これには例えば第1図の鎖
線で示す如き別な開閉ドアー若しくは延長閉塞板(24
)を付設するか、又はその起立側壁面(23)自身を背
高く延長させることによって、イ草束(M)の積載量を
増加できるように定めることが望ましい。
他方、積載台(21)におけるイ草束(M)の穂先部側
に臨む側壁面は、これも若干背高く起立延長させるか、
又はその開放させた側壁面に穂先部側の支持枕となるバ
ー材を架設することにより、イ草束(M>を下方から安
定良く支持して、その穂先部側からの垂れ下がりを防ぐ
ことが良い、もっとも、その左右両側壁面の何れか一方
又は双方を開放状態に放任して、イ草束(M)の長さ変
化に対応させるようにしてもさしつかえない、更に、積
載台(21)の底壁面(25)は、これをイ草束(M)
の株元部側において低くなる横丁がり傾斜面として、こ
れにより積み降し作業の容易化や、積載状態の水平安定
化などを図ることが有利である。
(26)は機体(11)から後方へ一体的に派出された
運転台であって、言うまでもなく操縦ボックス(27)
やシー) (2B)を備えており、日除は用の屋根が付
属的に立設されることもある。つまり、運転台(26)
の直前位置がイ草束(M)の積載台(21)として配設
されているわけであり、従ってオペレーターが運転台(
26)に乗って収穫機を操縦し乍ら、イ草束(M)の積
載量などを支障なく直視することができ、又積載状態を
手直しすることもできる。
(29)は機体(11〉の前端部付近に位置しつつ、上
記中間軸(14)とほぼ平行な左右横方向に亘る延在状
態として、作業フレーム(18)上に支持された作業動
力分配軸であり、その左右何れか一方側へ偏倚した端部
位置において、中間軸(14)を介しつつエンジン(1
2)と伝動連結されている。
つまり、第1.2図から示唆されるように、その動力分
配軸(29)とエンジン(12)の出力軸(30)並び
に中間軸(14)は、悉く平行な横架状態にあり、その
エンジン出力軸(30)と中間軸(14)との前後相互
間には、比較的に短かい無端な第1伝動ベルト(31)
が攪き掛けられていると共に、同じく中間軸(14)と
動力分配軸(29)との相互間には、その第1伝動ベル
ト (31)よりも長い無端な第2伝動ベルト(32)
が撞き掛けられている。 (33)はその伝動ベルト(
32)のテンションローラーである。
そのため、エンジン(12)から次に詳述する各種作業
機構(A)(B)(C)(D)(E)(F)(G)へ、
その駆動力が分配されることになる。
イ草に一連の作用を加える諸機構(A)〜(G)が機体
(11)上に搭載された単一のエンジン(12)によっ
て、悉く駆動されるようになっているわけである。
その一連の作業機構(A)〜(G)は、本発明の場合第
1〜3図から明白なように、機体(11)の前部をなす
作業フレーム〈18〉上へ集中的に配列設置されており
、これによってイ草に対する一連の作業工程を著しく短
縮化し、高能率に処理できるようにすると共に、その収
穫機自身を全体的に小型コンパクト化しつつも、機体(
11)の後部位置に配設した上記積載台(21)を極力
に広く確保して、そのイ草束(M)の積載量を著しく増
加できるようになっているのである。
即ち、上記一連の作業機構(A)〜(G)をその工程順
序に従って詳述すると、先づイ草を分草作用する分草機
構(A)は、収穫機を上方から見た状態において、機体
(11)の前部に位置する上記結束床(20)の左右何
れか一方側(図では収穫機の前進方向に向かって左側位
置)へ偏倚した端部に配設されている。 (34)はそ
の分草機構(A)を形作る固定分草杆であって、機体(
11)の前方へ水平状に長く突出しており、これとの結
合下部前端位置を支点とし乍ら、偏心軸(35〉によっ
てあたかも中張りの縄跳び振幅運動に似た回動(公転運
動)作用を営なむ可撓な振動分草杆(36)が、第1図
の側面図から示唆される通り、水平面と交叉する一定角
度の後上り傾斜状態に立設されている。
そのため、収穫機の前進に連れて、圃場に密生繁茂して
いるイ草の茎稈群へ−早く分は入ることができ、その茎
稈群の絡み付きをも上記運動作用により、確実に解きほ
ぐすことができる。しかも、その振動分草杆(36)は
自転運動しないよう、偏心軸(35)の軸受筒(37)
内へ支持連結されているので、その可撓性の材質から威
ることとも相俟って、イ草の茎稈に傷付きを与えたり、
該茎稈と絡み付くような心配もない、 (38)は同じ
く偏心軸(35)へ上方からエンジン(12)の動力を
伝える伝動軸、(39)は分草矢である。
分草されたイ草は、その直後引起し機構(B)によって
、正しい起立姿勢に引起される。つまり、引起し機構(
B)は分草機構(A)の直後位置に臨んでおり、従って
第2.3図から明白なように、これも機体(11)の前
部に位置しつつ、その−刃側(同しく左側)へ偏倚した
横端部に配設されていることになる。
〈40)はその引起し機m (B)を形作る引起しチェ
ノケース、 (41)は同じく橋、(42)はそのチェ
ノケース(40)に付属された引起しガイド杆であり、
何れも上記振動分草杆(36〉の設置角度より大きな急
角度の後上り傾斜状態に立設されている。(S)はその
チェノケース(40)とガイド杆(42)との正しく向
かい合う左右相互間に関口区威された引起し通路であり
、この通路(S)を無端な引起しチェノ(43)が、循
環回走するようになっている。
そして、そのチェノ(43)には多数の引起し爪(44
〉が一定間隔おきに、且つ起伏自在に枢着されており、
その爪(44)が引起し通路(S)を上昇する往動時に
おいてのみ、該通路(S)内への横断状態に起立して、
イ草を梳りつつ引起すことになり、逆に下降する復動時
には、チェノケース(40)内への埋没状態に伏倒する
。 (45)はその伏倒状態にある引起し爪(44)を
清掃する回転クリーナーであり、チェノケース(40)
の上端部近傍に付属設置されている。 (46)は同じ
くチェノケース(40)の上端部に架設されたギヤボッ
クスである。
その場合、第1図の側面図から明白なように、上記振動
分草杆(36)と引起し通路(S)は、その中途高さ位
置においてX字型に交叉する関係の設置状態にあり、従
って分草後のイ草はそのまま円滑に、且つその所要数が
引起し爪(44)により、順次に正しく引起されること
になる。尚、引起しチェノ(43)を掛架する上下一対
のスプロケットは図示省略しであるが、これもエンジン
(12)により回転駆動されること勿論である。
起立姿勢に引起されたイ草は、引続き第5図に示すよう
に、その穂先部側が挟持搬送機構(C)によって挟持さ
れたままで、機体(11)の後方に向かい吊り上げ搬送
されるようになっている。つまり、その挟持搬送機構(
C)は引起し機構(B)の直後位置に臨むよう架設され
ており、やはり機体(11)の一方側(左側)へ偏倚し
た横端部位置にある。
(47)はその挟持搬送機構(C)を形作る挟持搬送帯
の総称であり、これは第2.7図の平面図から明白なよ
うに、上記引起し通路(S)へ後方から正しく臨みつつ
、機体(11〉の実質上前後方向に沿って延在している
。しかも、第1.5図の側面図から示唆されるように、
引起されたイ草の穂先部側と対応する一定高さ位置にお
いて、水平面と一定角度(α)に交叉する後上りの傾斜
設置状態に支架されている。(L〉はその挟持搬送作用
長さ、(a)  (b)は同じく作用始点と作用終点の
各位置を示している。
この挟持搬送帯(47)を第8〜12図に抽出して一層
具体的に言えば、これは左右何れか一方側(左側)の無
端な複列型Vベルト組(48)と、残る他方側(右側〉
の無端な複列型Vベルト組(49)との一対から威ると
共に、その両Vベルト組(48) (49)が少なくと
も前後一対づつの複列型Vプーリー(50) (51)
に、各々循環回走できるように張架されている。そして
、その他方側(右側)のVベルト組(49)は所要数の
複列型中間■プーリー(52)によって、上方から見た
場合に機体(11〉の内側から外側への凸曲面状に張り
出し付勢されており、これに一方側(左側)のVベルト
組(48)が弾圧的に密着されているので、イ草の穂先
部側はその相互間に挟持されたままで、その所躍垂れ下
がり起立姿勢のもとに後方へ吊り上げ搬送されることと
なる。
その場合に、好ましくは第9.10図の符号(H)で示
す如く、両複列型Vベルト組(48) (49)の相互
挟持面には一定の段差が与えられており、これによって
イ草の茎稈を意図的に屈曲させ乍ら搬送するようになっ
ている。挟持されるイ草の量に多少の変化がある時に、
団子状の多量なイ草により両Vベルト組(48) (4
9)の相互間隙が拡大し、以って少量なイ草が脱落した
り、或いは位置ズレしてしまうこと等を防ぐ趣旨である
この点、図示の実施例では上記段差(H)を与えるにつ
き、複列型中間Vプーリー(52)におけるベルト組掛
架面の隣り合う相互間に、その直径寸法の大小変化を付
与しているが、上記趣旨を連成できるならば、例えばベ
ルト自身の断面形状を互いに咬み合う屈曲形態に定める
ことも可能と言える。
(53)はラグ(54)付きの無端な引込みベルトであ
って、ゴムなどの弾性材から威り、第8.11図から明
白なように、上記挟持搬送帯(47)のほぼ前半部に相
応する作用長さを有するものとして、該搬送帯(47)
の直下位置に平行するよう延在されており、しかも上記
他方側(右側)の複列型Vベルト組(49)と一体内に
循環回走するように、共通のプーリー支軸(55)によ
って結合されている。
つまり、挟持搬送帯(47)が引込みベルト (53)
付きの所諧ユニット体として、挟持搬送機構(C)を形
作っているわけであり、これもエンジン(12)によっ
て回走駆動される。 (56)はその搬送帯〈47)の
プーリー駆動支軸、(57)は同じく支持フレームであ
り、これに内蔵されたテンションバネ(58)によって
、左右一対の上記複列型Vベルト組(48) (49)
に対し、その長手の前後方向に沿って働くテンション作
用が各々付与されている。 (59)はギヤボックス、
(60)は伝動軸である。
上記挟持搬送機構(C)の引込みベルト (53)は起
立姿勢のイ草を、その引起し通路(S)から挟持搬送帯
(47)へ確実に受は渡しガイド作用するものであり、
従いその作用始点(d)が挟持搬送帯(47)の搬送作
用始点(a)よりも、若干前方位置にある。そして、イ
草の穂先部側が上記挟持搬送帯(47)により挟持され
ると同時か、又はその直後に刈取り機構(D)の刈刃(
6I)によって、そのイ草の株元部側が安定良くカット
されるように関係設定されている。
従って、刈取り機構(D)も上方から見た時、機体(1
1)の−前側(左側)へ偏倚した端部位置に存在してい
ることになる。上記後方への吊り上げ搬送中に、短小な
屑イ草が自動選別的に落下投棄されるのである0図示の
実施例では刈取り機構(D)の刈刃(61〉として、引
起し通路(S)の後方位置に臨み乍ら、その通路(S)
を横断する如き左右横方向へ往復運動されるバリカン形
態を表わしているが、例えばロータリー式やその他の機
構を採用しても良い。
上記挟持搬送機構(C)をなす挟持搬送帯(47)の下
方位置には、平面から見た状態において、その挟持搬送
方向く機体のほぼ前後方向)とほぼ直角に交叉する左側
又は右側(図の場合)の横方向に沿って延在するすぐり
選別機構(E)が配役されており、これによって穂先部
側の挟持搬送中に、そのイ草を中間部から株元部側に向
かって梳り作用すると共に、該株元部をほぼ結束床(2
0)の高さまで持ち上げ変向させて、その過程で短小な
屑イ草を再度選んですぐり落すようになっている。
即ち、イ草のすぐり選別機構(E)は$1〜3図から明
白なように、その全体として機体(11)における結束
床(20)の前面相当部(一定高さの前側)へ臨む位置
にあり、且つ上記挟持搬送方向と交叉する左右横方向へ
の延在状態として設置されている。そして、これを−層
具体的に説明すると、そのすぐり選別機構(E)はイ草
の中間部を引掛けつつ横斜め上方に持ち上げる上段すぐ
り搬送帯(62)と、同じく株元部側を引掛けてほぼ横
水平方向へ持ち出す下段すぐり搬送帯(63)との一対
がら威り、その両者の何れも第1.5回の側面図から示
唆されるように、そのすぐり搬送作用始点(e)(f)
が上記挟持搬送帯(47)から垂れ下がる起立姿勢のイ
草へ臨む位置にあり、そのイ草の後方に向かう挟持搬送
作用に際会して、その中間部や株元部側がやがて自動的
に上下一対のすぐり搬送帯(62) (63)へ引掛か
るようになっている。
その上下一対のすぐり搬送帯(62) (63)は、何
れもすぐりチェノケース(64) (65)と、その内
部を循環回走する無端なすぐりチェノ(66) (67
)との組立体であり、そのチェノ(66) (67)に
は一定間隔おきに多数のすぐり爪(68) (69)が
、上記引起し爪(44)と同じように起伏自在として枢
着されている。っまり、そのすぐり爪(68) (69
)が第6.7図の矢印で示すように、イ草のすぐり搬送
作用終点(g)(h)に向かって往動する時、初めてチ
ェノケース(84) (65)から各々突出するように
起立して、イ草を引掛は得るようになっており、逆方向
へ復動する時にはチェノケース(64) (65)内へ
埋没伏倒するのである。
その場合、特に第3.6図示の前方から見た状態では、
下段すぐり搬送帯(63)がイ草の株元部側をほぼ横水
平方向へ持ち出す如く、実質上圧しい水平設置状態に延
在されており、これに対して上段すぐり搬送帯(62)
は両図から明白なように、その水平状態の下段すぐり搬
送帯(63)と一定角度(β)に交叉する言わば横上り
の傾斜設置状態として、そのすぐり搬送作用終点(g)
へ行くに連れて徐々に斉くなるように延在されている。
これによって、イ草の株元部側を最終的にほぼ結束床(
20)の高さまで持ち上げ変向させる趣旨である。従い
、この趣旨を達成できる限りでは、図示実施例の下段す
ぐり搬送帯(63)を省略してもさしつかえない、尚、
そのすぐりチェノ(66) (67)にもテンション作
用が与えられているが、その機構は図示省略しである。
又、第1.5図から示唆されるように、上下−対のすぐ
り搬送帯(62) (63)は側面から見た時、その下
段すぐり搬送帯(63)のすぐり爪(69)が、前方を
正しく直視する指向状態にあり、他方上段すぐり搬送帯
(62)のすぐり爪(68)は、斜め前上方を指向する
状態にあって、その指向線が互いに一定角度(y)を保
って交叉していると共に、下段すぐり搬送帯(63)の
作用始点(f)が前方位置として、これよりも後方に上
段すぐり搬送帯(62)の作用始点(6)が位置するよ
うに関係設定されている。
しかも、第2.7図の平面図から明白なように、上段す
ぐり搬送帯(62)はその作用終点(g)へ行く程、徐
々に前方へ張り出す傾斜設置状態にあり、これに対して
下段すぐり搬送帯(63)は全体的な言わば横一線状態
に延在し、これによって両搬送帯(62) (63)が
一定角度(θ)をなして交叉していると共に、その作用
終点(g)(h)が上下位置関係を保ち乍らも、平面か
ら見て相互のほぼ同等位置に合致している。
すぐり選別機構(E)は上記のように構成されているた
め、イ草が挟持搬送帯(47)により穂先部側から吊り
上げられて、後方へ挟持搬送される作用中に、そのイ草
の株元部側と中間部は第5〜7図のように、順次下段す
ぐり搬送帯(63〉のすぐり爪(69〉と、上段すぐり
搬送帯(62)のすぐり爪(68)に自づと引掛かり、
その挟持搬送方向と交叉する関係の横方向へ持ち出し搬
送される過程において、その中間部から株元部側に向か
ってすぐり爪(68) (69)により梳られることに
なると一挙同時に、そのすぐり搬送に伴なって、株元部
側が下段すぐり搬送帯(63)から上段すぐり搬送帯(
62)へ、順次乗り換えられる如くほぼ結束床(20)
の高さまで持ち上げられ、イ草は引起し当初と挟持搬送
の起立姿勢から、最終的に伏倒姿勢へと変向されること
となる。
即ち、イ草は挟持搬送帯(47)による穂先部側の挟持
位置を言わば可動支点として、その後方への搬送中に株
元部側がすぐり搬送帯(62) (63)により、あた
かも扇の輪郭軌跡を描きつつ円弧運動して、はぼ結束床
(20)の高さまで持ち上げられ、梳り作用を受は乍ら
最終的な伏倒姿勢に変向されるわけである。その結果、
短小な屑イ草はこの作用中にも投棄され、又イ草の絡み
付きなどもすぐり爪(68) (69)の通り抜けによ
って、整然と分別し合うように矯正されることとなる。
尚、(70)は上記結束床(20)の前面相当部に立設
されたすぐり選別機構(E)用カバー板であり、すぐり
搬送されるイ草の不慮な侵入などを予防する。同様な意
味のカバーにより、挟持搬送機構(C)や結束機構(G
)なども被覆化粧されているが、これらは図示省略しで
ある。 (71)はすぐり選別機構(E)と中間軸(1
4)との伝動用ギヤボックスであり、そのすぐりチェノ
(66) (67)が左右一対づつのスプロケット(図
示省略)を介して、やはりエンジン(12)により回走
駆動されるようになっている。
すぐり選別を受けたイ草の株元部側は、機体(11)の
前部に位置する結束床(20)の残る他方側(右側)へ
臨む上段すぐり搬送帯(62)の作用終点(g〉におい
て、その結束床(20)上に向かい言わば蹴り出される
ことになる。そのイ草は穂先部側において依然挟持中に
あるため、上段すぐり搬送帯(62)のすぐり爪(68
)が回走して、株元部側を搬送する勢力により、その株
元部は上記すぐり作用終点(g)に達するや、すぐり爪
(68)からはずれて後方に向かい振り逼される如く、
結束床(20)上へ蹴り出されることになるわけである
そして、その順次蹴り出されたイ草の株元部は、結束床
(20)上の集束搬送機構(F)に受は継がれて、結束
機構(G)に向かい正しく搬送されることになる。 (
72)はその集束搬送機構(F)を形作る集束搬送帯で
あって、第13.14図に抽出拡大する通り、上記挟持
搬送機構(C)の引込みベルト(53)と同様なラグ(
73)を一定間隔おきに備えた左右一対の無端な弾性ベ
ルトから威り、集束ガイド(74)やパッカー(75)
と相俟って、イ草の株元部を順次に後方へ搬送する。
従い、この集束搬送機構(F)の搬送帯(72)は第2
.7図の平面図から明白なように、上記挟持搬送帯(4
7)などと反対の他方IJ (右aIJ)に位置しつつ
、結束床(20)上の横端部においてイ草の株元部を円
滑に受は入れ得るよう、横軸廻りに回動する駆動支軸(
76)を備えている。その支軸(76)は中間軸(14
)との伝動ケース〈77)などを介して、エンジン(1
2)により駆動され、集束搬送帯(72〉が循環回走さ
れることとなる。
又、その集束搬送帯(72)により結束機構(G)の存
在する後方へ搬送されるイ草の株元部は、その搬送過程
において株元部揃え用刈刃(78)により、自づとカッ
トされるようになっている。その株元部が!!然と揃っ
た状態において、結束機構(G)へ送り込まれるのであ
る。尚、その揃え用刈刃(78)は上記した刈取り機構
(D)の刈刃(61)と同様なバリカン8態であるため
、その詳細を図示省略しであるが、第13.14図から
示唆される如く、集束搬送帯(72)と同様にイ草の株
元部を受は入れ得る起立の設置姿勢にあり、横軸廻りに
作動されること言うまでもない。
上記集束搬送帯(72)は穂先部側の挟持搬送帯(47
)と実質的に平行する如く、機体(11)の前後方向に
沿って延在されており、これによる後方への搬送中にお
いても、イ草の穂先部側は依然として挟持搬送帯(47
)による挟持搬送作用を受けているため、その株元部が
結束機構(G)へ最終的に受は入れられた状態では、イ
草が言わば横一線の整然とした集束伏倒姿勢に保たれる
こととなり、その搬送過程でもイ草の乱れが矯正される
のである。
上記説明から既に明白な遺り、結束機構(G)は結束床
(20)上において、集束搬送帯(72)の直後位置に
臨んでおり、上記穂先部側の挟持搬送機構(C)と左右
の対をなす如く、やはり機体(11)の他方側(右側〉
へ偏倚した端部位置に搭載されている。 (79)はそ
の結束機構(G)を形作る結束機であり、イ草の一定量
が受は入れられるや否や、該結束機(79)が感知ドア
ー(80)の作用によって起動し、その伏倒姿勢のもと
で結束されたイ草束(M)は、直ちに放出アーム(81
)により第7図に示唆する如く、その伏倒姿勢のままで
結束床(2o〉に後続する積載台(21)へ、言わば直
通状に蹴り出し移行されるのである。尚、(82)は結
束機(79)のニードルを示しているが、その結束紐は
図示省略しである。
その場合、イ草は上記すぐり選別機構(E)による変向
作用を両前に受けているため、その結束床(20)上で
の伏倒姿勢において、集束搬送帯(72)により集束さ
れ、又結束機(79)により結束されることになるが、
そのイ草の伏倒姿勢としては第1図の側面図や第6図の
正面図から示唆されるように、水平面との厳密な平行状
態のみを意味せず、穂先部側の挟持位置が株元部よりも
若干高くなる傾き状態(吊り下げの垂直面と交叉する角
度が、45度を越えてほぼ90度に達するまでの角度姿
勢〉も含む。
更に、上記結束作用の完了と挟持搬送帯(47)による
挟持作用の解除とは、時間的なタンミングとしてほぼ同
時に実行されるように関係設定されており、そのイ草の
一定量が結束完了するや否や、そのイ草束(M)は直ち
に且つ確実に積載台(21)へ蹴り出されるようになっ
ている。
つまり、これを換言すれば、穂先部側を挟持搬送する挟
持搬送帯(47)の作用速度よりも、株元部側を変向さ
せるすぐり搬送帯(62) (63)の作用速度の方が
、かなり高速に回走駆動されるように定められているわ
けであり、従ってそのすぐり搬送帯(62) (63)
の言わば横送り勢力によっても、屑イ草は機体(11)
の他方側(右側〉に向かって、放出投棄されることにな
り、その選別効果を昂め得ると共に、その高速度な結束
床(20)上に向かう株元部の蹴り出し作用により、上
記株元部揃え用刈刃(7B)で以って、その株元部を自
づと効果的に揃え切ることもできることになる。
〈発明の効果〉 以上のように、本発明に係るイ草の自載式乗用型収穫機
ではその構成上、機体(11)の前部と後部とを枢支横
軸(19)により連結して、その横軸(19)の軸線廻
りに機体(11)の前部を昇降作動させ得るように定め
、 その機体(11)の前部には、分草や引起し、刈取り、
結束などのイ草へ一連の作用を加える作業機構(A)〜
(G)と、その作業機構(A)〜(G)への作業動力分
配軸(29)とを設置する一方、同じく機体(11)の
後部を、結束後のイ草束(M)を伏倒姿勢のもとで積載
する積載台(21〉として形作ると共に、その機体(1
1)の後部には上記作業機構(A)〜(G)の駆動源と
なるエンジン(12)と、そのエンジン(12)から上
記動力分配軸(29)への伝動用中間軸(14)とを設
置し、 且つ、その中間軸(14)を上記枢支横軸(19〉より
も一定の間隔距離(X)だけ後側に位置する配列状態と
して、その枢支横軸(19)並びに動力分配軸(29)
との悉く平行に横架させると共に、上記中間軸(14)
とエンジン(14)の出力軸(30〉とを無端な第1伝
動ベルト (31)によって、同じく中間軸(14)と
動力分配軸(29)とを無端な第2伝動ベルト(32)
によって、各々連繋させであるため、冒頭に述べた従来
技術の課題を確実に改良できる効果がある。
即ち、本発明の場合機体(11)の前部をなす作業フレ
ーム(18)と、同じく機体(11)の後部とが枢支横
軸(19)を介して連結されており、その横軸(19)
の水平な軸線廻りに油圧シリンダー(17)によって、
機体(11)の前部のみが前上がりの傾斜状態として昇
揚作動されるようになっていると共に、残る機体(11
)の後部は言わば固定状態に維持されているため、その
前上がりの傾斜作動状態に保って、刈取り機構(D)の
刈刃(61)によるイ草の刈取り高さを高低調整するこ
とができる。
又、路上運搬車両の荷台に対するイ草収穫機自身の積み
降し、圃場に対するイ草収穫機の出入りや枕地の乗り越
えなども、上記前上がり傾斜角度の大小に制約を受ける
ことなく、円滑・容易に行なえると共に、その際にも機
体(11)の後部に形作られた積載台(21)上へ、結
束後のイ草束(M)を支障なく積載維持できるのであっ
て、その積載状態の安定性にも優れる。
これを逆説的に言えば、イ草束(M)をその伏倒姿勢の
もとに積載する積載台(21〉が、機体(11)の後部
に設けられていると共に、その後部の積載台(21)は
昇降しないように権威されているため、ここに結束後の
イ草束(M)を極力多量に安定良く積載し得るにも拘ら
ず、これとの言わば無関係に別個独立して、機体(11
)の前部を自由に支障なく昇降作動させることができる
わけであり、従って機体(11)の前部を前上がりの傾
斜状態に昇揚させるも、その機体(11)の全体的な重
量バランスを不均衡化してしまうおそれがなく、著しく
安全に且つ安定良く歩み板の登り降りなどを行なわせる
こともできることとなる。
又、分草や引起し、刈取り、結束などのイ草に一連の作
用を加える作業機構(A)〜(G)は、その悉く機体(
11)の前部へ集中的に配列設置されているため、上記
のように機体(11)の前部を昇揚作動させた場合でも
、その作業機構(A)〜(G)によるイ草への一連作用
が位置狂いを全熱起さず、常時安定な連動作用状態に保
たれるのである。
更に、機体(11〉の前部には上記作業機構(A)〜(
G)への作業動力分配軸(29)も設置されている一方
、機体(11)の後部にはその作業機構(A)〜(G)
の駆動源をなすエンジン(12)と、そのエンジン(1
2)から動力分配軸(29)への伝動用中間軸(14)
とが設置されている。しかも、その中間軸(14)は上
記枢支横軸(19〉よりも、一定の間隔距離(X)だけ
後側に位置する関係配列として、その枢支横軸(19)
並びに上記動力分配軸(29)との悉く平行に横架され
ている。
そして、そのような中間軸(14)とエンジン(12)
の出力軸(30〉とが、無端な第1伝動ベルト(31)
を介して連繋されており、又同じく中間軸(14)と作
業動力分配軸(29)とが、別の無端な第2伝動ベルト
 (32)によって連繋されているため、上記のように
機体(11〉の前部を後部に対して、その枢支横軸(1
9)の廻りに昇揚させた作動時には、第4図から示唆さ
れる如く、上記動力分配軸(29)と中間軸(14〉と
の前後相互間に捲架された無端な第2伝動ベルト(32
〉が弛暖し、そのエンジン(12)から動力分配軸(2
9)への伝動作用が自づと切断されることになる。
蓋し、機体(11)の前部と後部を連結する枢支横軸(
19)よりも、中間軸(14)の方が一定の間隔距離(
X)だけ後側位置へ平行に横架されているからである。
その結果、機体(11)の前部を前上がりの傾斜状態に
作動しつつ、上記歩み板の登り降りなどを行なう場合、
その機体(11)の前部に搭載している一連の作業機構
(A)〜(G)は、悉く作動の停止状態に保たれること
とになり、著しく安全である。このような効果も、冒頭
に述べた従来技術の構成からは到底期待することができ
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における乗用型イ草収穫機の全体概略側
面図、第2.3図は第1図の平面図と正面(前面)図、
第4図は第1図に対応する機体の前上がり傾斜作動状態
を示す概略側面図、第5〜7図は第1〜3図に対応する
配置形態で示す作用説明図、第8〜12図は穂先部側の
挟持搬送機構を抽出したものであり、第8図はその平面
図、第9図は第8図の9−9線断面図、第1O図は第9
図の部分拡大断面図、第11図は同じく挟持搬送機構の
側面図、第12図は第11図の背面(後面)図、第13
図は集束搬送機構と結束機構を抽出した拡大側面図、第
14図は第13図の平面図である。 (A)  ・・・・・分草機構 (B)  ・・・・・引起し機構 (C)  ・・・・・挟持搬送機構 (D)  ・・・・・刈取り機構 1)  ・・・・・すぐり選別機構 (F)  ・・・・・集束搬送機構 (C)  ・・・・・結束機構 (M)  ・・・・・イ草束 (X)  ・・・・・一定間隔距離 (11)・・・・・機体 (12)・・・・・エンジン (14)・・・・・中間軸 (17)・・・・・油圧シリンダー (18)・・・・・作業フレーム (19〉  ・・・・・枢支横軸 (20)・・・・・結束床 (21)  ・ ・ (29)  ・ ・ (30)  ・ ・ (31) (32) ・・・積載台 ・・・作業動力分配軸 ・・・エンジン出力軸 ・・・伝動ベルト 第3図 第70図 第9図 第12図 第13図 負Iフイ図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、機体(11)の前部と後部とを枢支横軸(19)に
    より連結して、その横軸(19)の軸線廻りに機体(1
    1)の前部を昇降作動させ得るように定め、その機体(
    11)の前部には、分草や引起し、刈取り、結束などの
    イ草へ一連の作用を加える作業機構(A)〜(G)と、
    その作業機構(A)〜(G)への作業動力分配軸(29
    )とを設置する一方、同じく機体(11)の後部を、結
    束後のイ草束(M)を伏倒姿勢のもとで積載する積載台
    (21)として形作ると共に、その機体(11)の後部
    には上記作業機構(A)〜(G)の駆動源となるエンジ
    ン(12)と、そのエンジン(12)から上記動力分配
    軸(29)への伝動用中間軸(14)とを設置し、且つ
    、その中間軸(14)を上記枢支横軸(19)よりも一
    定の間隔距離(X)だけ後側に位置する配列状態として
    、その枢支横軸(19)並びに動力分配軸(29)との
    悉く平行に横架させると共に、上記中間軸(14)とエ
    ンジン(14)の出力軸(30)とを無端な第1伝動ベ
    ルト(31)によって、同じく中間軸(14)と動力分
    配軸(29)とを無端な第2伝動ベルト(32)によっ
    て、各々連繋させたことを特徴とするイ草の自載式乗用
    型収穫機。
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