JPS63502245A - 手荷物ケ−ス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 備え、その各シェルが周囲側壁を有し、これら側壁がケースの前壁、背壁、及び 両端壁を形成し、上記２つのシェルが背壁でヒンジによシー緒に結合され、そし て、ケースが閉じられたときケースの縁部を一緒に着脱自在に締結するラッチを 有する如き型式の手荷物ケースに関する。

従来の手荷物ケースにおいては２つのラッチがケースの前壁に備えられている。

しかしこの型式のケースで、ケースの全周囲に亘って延在する金属フレームをも たないものでは、ケースに荷物が過剰に詰込まれた場合、あるいはケースの蓋の 中央部の上に重い荷重が載せられた場合、例えば誰かがケースに腰掛けた場合、 ケースがその端縁部に沿って半開きになシ易い。これは、小さい物品または荷物 がケースから落ちるだけでなく、塵埃や雨水を防ぐ両シェル間の有効な緘封がで きなくなることからも不都合なことである。

従来のケースの成るものでは、そのような半開きを防ぐためケースの両端壁に沿 った中途に副ラツチが備えられている。しかしそのようなラッチは、特に大型の ケースの場合にはラッチの締結及び締結外しのだめにケースの前部から手をとど かせることが難しく、従って使用に不便である。

本出願人は、ラッチをケースの両端壁の前部、あるいは両端壁と前壁との間のコ ーナーに設置することにより、前部に２つのラッチを備える従来のケースの半開 きの防止に関して著しく改良できることを見出した。

そこで本発明は、手荷物ケースであって、２つのシェルを備え、その各シェルが 周囲側壁を有し、これら側壁がケースの前壁、背壁、及び両端壁を形成し、上記 ２つのシェルが背壁でヒンジにより一緒に結合され、そして、ケースが閉じられ たとき再試シェルの縁部を一緒に着脱自在に締結するラッチを有する如き手荷物 ケースにおいて、２つのラッチがケースの再試端壁の前部、あるいは再試端壁と 該前壁との間のコーナーに設置されることを特徴とする手荷物ケースを提供する 。

そのような位置にラッチを設けることによシ、両端壁の半開きは無くなシ、シか もケース前部から容易に手をとどかせることができるので使用に便利である。

ケースに備えるラッチはそれら２つのラッチだけでもよいが、安全性を高め、ま たケースの前壁の半開きを防ぐために、好適には第３のランチがそのケース前壁 に備えられる。簡便にするだめ、その第３のラッチだけをキー操作錠または組合 せ錠を備えるものとし、他の２つのラッチは手動ボルトで錠止するものとしてよ い。

本出願人は、一方のシェルの前壁に沿って例えば金属の補強ストリップを取付け れば、半開き防止のだめに特に効果的であることを見出した。６個のラッチが備 えられる場合、その第３のラッチが補強ス）　ＩＪツゾに固定されよう。また持 運び把手も補強ストリップに固定されよう。補強ストリップはケース前壁の実質 的に全長に亘って延在するが、上記２つのラッチの少しく手前で切れるようにさ れる。

一方のシェルの縁部に沿ってエラストマ材料のストリップが備えられ、両シェル が閉じられたときそれらシェルの間に把持されてシールを形成する。ラッチが半 開きを防ぐ個所に備えられることにより、ケースの全縁部周シにクールを作るこ とができる。ケースを例えば自動車の屋根ラック上に載せ、そして雨中で運転し たときにケースに雨水が入らないようにするため、シールは好適には防塵防水型 のものとされる。

好適には、ケースのベースを形成するシェルの側壁は、その前壁に沿った個所よ シも背壁及び両端壁て沿った個所がよシ深くなるようにされる。このようにする ことによシ、ケースに荷物を詰込むときケースの両端部と背部とにおいてケース 内容物が外へ落ちるのをよシ少なくすることができる。ベースシェルの縁部に取 付けた持運び把手が前壁の中央に位置するようにするため２つのシェルは前壁の ほぼ中心線に沿って合わさるようにされよう。そしてこの場合、２つのラッチは 、前壁と両端壁との間の壁の深さが増大していく個所に設置されよう。好適には ケースの両端壁の前部分がケース前部の方へ内方向に傾斜し、そしてそれら前部 分にラッチが設置される。このような構成は前部からのラッチへの接近をよシ容 易にする。

次に添付図面を参照に本発明の詳細な説明する。

それら図面において、 第１図は、背壁上で直立位置にした本発明によるスーツケースの斜視図、 第２図は第１図のスーツケースの端室面図、第３図は第１図のスーツケースの底 平面図、第４図は第１図の４−４線における拡大断面図、第５図は第１図の５− ５線における拡大断面図、第６図はラッチを拡大示する第１図のスーツケースの 部分端面図、 第７図は第６図と同じであるが、ラッチが開き位置になった所を示す図面、 第８因は第６図の８−８線における断面図、菓９図は第６図の８−８紐における 断面図であるが、ラッチが開き位置になった所を示す図面、第１０図は第６図の １０−１０線における断面図、第１１図は第６図の１ｉ−ｉｉ線における断面図 で、ラッチが開き位置になった所を示す図面、そして、第１２図は第１図のケー スの背壁側から見た斜視図である。

スーツケース１１は、プラスチック材料を成形した２つのシェル１２．！＝１３ で形成される。一方のシェル１２は蓋を構成し、そして頂壁１４と周囲側壁１５ を備える。他方のシェルはベースを揖成し、そして底壁１６と周囲側壁１７を備 える。側壁１５と１７は一緒に、スーツケースの前壁１８、背壁１９、及び両端 壁２０を形成する。

持運び把手２１がベースシェル１３の前壁に装架され、またスーツケースを第１ 図の直立位置に立てるための脚２２が両シェルの背壁１９に成形される。

２つのシェル１２と１３は背壁に沿ってヒンジ２３によシー緒に結合され（第１ １図参照）、これによってそれらシェルは相対的に、ケースの内部に接近できる 開き位置と、ケースの内容物がそれらシェル内に収納される閉じ位置との間で枢 動できる。

ケースが閉じられたときケースの縁部を一緒に固定する３つのラッチ２４，２５ 及び２６が備えられる。

第１図と第２図で分かるように、ベースシェル１３の側壁は、前部におけるより 、背壁と両端壁においてより深くされている。前部においてベースシェル１３の 側壁はケースの全高の半分をちょっと超えた所まで延在し、これに対し端壁と背 壁において側壁の高さはケース全高の約４分の６にされる。端部と背部において 高さをよシ大きくすることによシ、ケースが開けられたときケース内容物が落ち るのを防ぐことができ、そしてベースの側壁の前部をよシ低くすることにょシ、 持運び把手２１をベースシェル１３の縁部に固定でき、しかもケースの前壁の中 心線上に設置することができる。

第６図に見られるように、ケースの両端壁の前部分２７はケース前部の方へ内方 向に傾斜する。その前部分２７に２つのラッチ２４と２５が装架される。別のラ ッチ２６がケースの前壁に沿った中途個所に装架される。それはまだ、ベースの 側壁の深さが前壁から両端壁へと増大していく所の前部分２７の区域である。

第４図はシェル１２と１３の縁部の構造を示す。この縁部においてベースシェル １３は内リップ２９と外リップ３０を形成され、これらの間に開いたチャンネル ３１が設けられる。それら内外リップはチャンネル３１の底部においてベースシ ェルの周囲側壁に結合する。内リップ２９は外リップ３０を超えて突出する。

蓋シェル１２も同様にその縁部に内リップ３２と外リップ３３を形成され、これ らの間にチャンネル３４が設けられる。それら内外リップはチャンネル３４の底 部において一緒に周囲側壁１５に結合する。内リップ３２は、壁３０を超えるリ ツ７°２９の突出よシ大きい距離だけ外リップ３４を超えて突出する。両シェル のそれら縁部は、蓋シェル１２の内リップ３２がベースシェルの縁部のチャンネ ル３１に整合してその中に嵌合し、そして外リップ３３と３０が相互に整合する ような形状にされる。

ゴムその他のエラストマ材料の中空管状緘封ス）　ＩＪツブ３５は、これの全長 に沿って突出する一体成形の長手方向装架フランジ３６を有する。この装架フラ ンジはチャンネル３４内に圧入嵌合され、そして緘封ストリップの中空管状部分 は蓋シェル１２の内リップ３３の縁部に着座する。

ケースが閉じられたとき、蓋シェル１２の内リップは、ベースシェルの縁部を形 成する内リップと外リップとの間のチャンネル３１の中に入る。緘封ストリップ ３５の中空管状部分は、蓋シェルの外リップ３３の縁部とベースシェルの外リッ プ３０の縁部との間で押潰されて、ケースへの塵埃と雨水の侵入を防ぐシールを 形成する。

ケースを閉じだときでも緘封ストリップ３５が見えることを留意すべきである。

ケースに美的外観を与えるため、そのストリップにシェルとは対照的な着色を行 ってもよい。ケースが閉じられたときストリップが圧縮されるように、ストリッ プはりツゾ３０と３３の間のギャップよシ大きい厚さにされる。このような構成 によシ緘封ストリップは、製作誤差によるリップ３０と３３の間の間隔の変動に 適応できる。例えばストリツ７’ｌ’Ｌペースシェルの外リツ７’３０　トｆｉ シ！ルの外リップ３３との間のギャップよ！ｌ１２ｍｒｎ厚（されよう。

第４図で見られるように、ベースシェル１３の前壁の縁部に沿った内側に金属ス トリップ８５が固定される。このストリップはケースの前壁の実質的に全長に亘 って延在するが、その両コーナーにおいて切れる。

この実施例ではラッチ２４と２５はストリップ８５に結合されず、ストリップ両 端部から少しく離間した所に設けられる。このストリップは平らな中央ウェブ部 分８６と、これの両縁部に沿って延在する補強用の２つの■形すプ８７を有する 。ストリップはその平らなウェブ部分が内リップ２９の内面に対して装架される 。

ス）　ＩＪツゾ８５はケースの前縁部に剛性を与えて半開きを防ぐ役をする。ま たそれは、ケースの中央ラッチ２６と持運び把手２１が取付けられる区域を補強 する。

そのストリップは、ケースが持運びされるときにシェルに掛かる荷重を前壁の全 長に亘って分配する。

第５図は持運び把手２１のケースに取付けられる態様を示す。２つの装架ブラケ ット３８が円筒形スタブ軸３９を備え、これらスタブ軸が把手２１の両端部の孔 ４０に嵌合し、こうして把手はそれらスタブ軸３９周りで枢動できる。把手２１ は、金属コア上に柔軟なプラスチック材料を成形して作られよう。スタブ軸３９ はその金属コアの両端部の孔に嵌合する。各装架ブラケット３８の下側に設けら れる円筒形突起４１が、ベースシェル１３の外リップ３０に形成された孔４２に 嵌合する。ケースの内側から自己タラリングねじ４３が金属ストリップ３５の孔 とベースシェルの内壁２９の孔とに通され、装架ブラケットの円筒形突起４１の ボア内へ差込まれ、これによって把手がベースシェルの外側に、そして金属ス） 　ＩＪツブがベースシェルの内側に固定される。　゛ 中央ラッチ２６は外リップ３０のギャップ４４内に置かれ、そして、金属ストリ ップ３５とベースシェル１３の内壁２９とを貫通する自己タラ２ングねじ４５に よってベースシェルに固定される。

ラッチ２４の詳細が第６図から第１１図までに示される。

金属装架プレート５０が自己タラぎングねじ５１によってベースシェルの内壁２ ９に固定される。外壁３０にはラッチ２４を嵌込むだめのギャップが設けられて いる。プレート５０の一方の縁部が折曲げられて直立部分５２を形成し、そして この部分の頂部が丸められて軸受スリーブ５３を作る。ラッチ部材５４が２つの Ｕ形すンク５５によって装架プレートに結合される。即ちこの結合は、その各リ ンクの一方の脚５６が軸受スリーブ５３内に挿入され、そして他方の脚５７が部 材５４の下側のウェブ５８の孔に挿入されて行われる。そこでＵ形すンク５５は 軸受スリーブ４３の軸心周９で枢動でき、そしてラッチ部材５４はそのリンク５ ５上でウェブ５８の孔の軸心周シで枢動できる。

装架プレート５０の直立部分５２から曲げられる２つのストップ５９が、挿入さ れた後のＵ形すンク５５の落下を防ぐ。

Ｕ形すンク５５の、ラッチ部材５４のウェブ５８に挿入される脚５７上にキャッ チ６０が枢動自在に装架される。装架プレート５０の直立部分５２の反対側の縁 部は上方へ、次いで外方へ曲げられ、これによって装架プレート５０のベース面 から上方へ離間したりツブ６１を形成する。ラッチ２４が閉じられたときキャッ チ６０のフック状部分６２がリップ６１の下側に係合してラッチを閉じ位置に保 つ。

ばね７０が先ず７１の所で１つのＵ形すンク５５の脚５６の周シにコイル状に巻 かれ、それから７２の所でその同じリンクの脚５７の周りにコイル状に巻かれる 。そのばねの一方の端部７３は装架ブラケット５０の直立部分５２に対して当て られ、他方の端部７４はキャッチ６０に対して当てられる。こうしてリンク５５ は第８図及び第９図で見て軸受スリーブ５３周シで時計方向に回わるように偏倚 され、そしてキャッチ６０はＵ形すンクの脚５７周りで反時計方向に回るように 偏倚される。

キャッチ６０は、ラッチ部材５４の下側に係合する突起７５を有する。キャッチ ６０が反時計方向に偏倚されているので、突起７５はラッチ部材５４をリンク５ ５の脚５７周シで反時計方向に回す。このリンク５５に対するラッチ部材５４の 反時計方向の運動は、それらリンクのベース部分７６がプレートの下側のストッ プ面７７に係合することによシ限定される。軸受スリーブ５３周シのリンク５５ の運動は、リンクのベース部分７６が装架ブラケットの直立部分５２の部分７８ に係合することによシ限定される。こうしてラッチ２４は外されると第７図及び 第９図の位置をとる。

ラッチを閉じ位置に固定するためボルト８０が備えられる。この端部がＤ形の長 形のボルト８０は、ラッチ部材５４の上面に設けられる同じく端部がＤ形のよシ 長い長形の凹部８１の中に摺動自在に嵌合する。そのボルトの下側から突出する フック８２が凹部８１の床の孔８３に貫通する。そのフックの両側部のスロット にはねクリップ８４が係合してボルト８０を凹部８１内に保持する。クリップ８ ４はその端部にリッジ８５を有し、このリッジは、ボルト８０の摺動行程のいず れかの端部で、プレート５４の下側の２つの凹部８６と８７のいずれかに係合し てボルトをその端部位置に保持し、ボルトが不測に動くのを防ぐ。ラッチの上側 に隆起したりリッジ部分８８が形成され、グリップとされる。

装架プレート５０からブラケット９０が打出し成形されている。ラッチが閉じ位 置にあるときボルト８０は第６図及び第１０図の位置に摺動できる。ボルトのフ ック８２がブラケット９０の下側に係合して、キャッチ６０が外されたときにラ ッチが外れるのを防止する。ばねクリップ８４のリブ８５は凹部８７に係合して 、ボルトが錠止位置から不測に動（のを防ぐ。しかしボルトは、グリップリッジ 部分８８に手を当ててボルトを押すことにより第７図に示される錠外し位置へ動 かすことができる。この位置においてフック８２はブラケット９０の下側から放 れ、従ってキャッチ６０が外されればラッチを外すことができる。そこではねク リップのリブ８５が凹部８６に係合してボルトを錠外し位置に保持する。

ラッチ部材５４は、Ｕ形すンクの反対側の縁部の全長に延在するフック状部分９ １を有する。ベースシェル１３のラッチ２４が設置される区域は外リップ３０を 無くされるが、その代りに内リップから、直立突起９２が延出し、そして、ケー スが閉じられたとき、その直立突起の面に対して蓋シェル１２の緘封ストリップ ３５が押付けられる。ラッチ設置区域ではベースシェルの縁部に蓋シェル１２の 内リップ３２を受入れるチャンネル３１が無いから、その内リップは緘封ストリ ップ３５を超えて突出しないように切下げられる。

蓋の縁部モールディングの背後にラッチのフック部分９１を受ける凹部９３が形 成される。

ラッチ２４の締結を行う場合、第６図に示される位置から下記のようなプロセス が行われる。ケースの２つのシェル１２と１３が合わせられ、そしてラッチ部材 ５４がはね７０の力に抗して時計方向に回されて）ツク部分９１を凹部９３内に 係合させる。それからラッチ部材のリンク５５側の端部がケースの方へ押付けら れる。この場合リンク５５はばねの力に抗して反時計方向に枢動し、そしてこの 枢動するリンクのトグル作用によってラッチ部材５４は２つのシェルを相互方向 にきつく引張る。ラッチ部材５４が装架ブラケット５０に接近すると、キャッチ ６０のフック部分６２の、傾斜した先行縁部９４がリップ６１に係合し、これに よってキャッチ６０はばね７０の力に抗して脚５７の軸心周りで時計方向に回さ れ、従ってフック部分はりツブ６１を通過できる。フック部分６２がリッツ６１ を通過してしまうと、ばね７０の力がキャッチ６０を反時計方向に戻し、そこで フック部分６２がリッツ６１の下側に係合してラッチを閉じ位置に保持する。

この操作の初めにおいて、もしボルト８０が錠止位置にあれば、即ちリブ８５が 凹部８６内にあれば、ブラケット９０がボルトのフック部分８２の傾斜した先行 面９５に係合してボルトを錠外し位置へと動かす。

ラッチ２４が閉じられると、ボルト８０を第６図と第１０図に示される錠止位置 へ摺動させることによりランチは固定される。

ラッチを外すときには最初にボルト８０が錠外し位置に摺動させられる。それか らキャッチ６０がばね７０の力に抗して時計方向に回される。このためにキャッ チ６０にリブ９６が備えられている。このリブはキャッチの長さに沿って軸方向 に延在し、そしてラッチ部材５４の縁部の切欠き部分９７内に突出する。リブ９ ６をランチ部材５４の主体部の方へ押すとキャッチが時計方向に回されてフック 部分６２をリッツ６１から外し、そこでラッチ部材はケースから離れて第８図の 鎖線位置へ枢動することができる。

ラッチ部材５４が非対称形であることを留意すべきである。そのような形状にさ れていることによって、ベースシェルの側壁の深さが前壁から両端壁へと増大し ていく区域の両ケースシェルの傾斜する縁部に装架ブラケット５０とフック部分 ９１とが整合でき、それと共に、ラッチ部材５４の両側縁部がケースの底壁妬対 して垂直になることができる。

ラッチ２５はラッチ２４の鏡像になるが、その他の点では全て同じである。中央 ランチ２６も同様な構造にきれるが、異々る点として中央ラッチ２６は摺動ボル ト８０の代シに回転キー操作キャッチを有し、このキャッチがブラケット９０に 相当するブラケットの下側に係合してラッチを閉じ位置に錠止する。

ラッチ２４と２５は、ケースに荷物が過剰に詰込まれたシ、ケースに大きい荷重 が掛げられたりした場合の、ケース両端部の両シェル縁部の半開きを防止する。

しかもそれらラッチはケース前部から容易に手をとどかせることができる。ラッ チ２４と２５を閉じ位置に固定するのにキー操作錠ではなく摺動ボルトを備え、 キー操作錠は中央ラッチ２６だげに備えるようにしたことによシ、ケースは、従 来の位置の２つのキー操作錠を備えるケースのように半開きになることはなくな る。

緘封ストリップ３５はケースの全周囲に延在する。

それはラッチの区域で中断することはない。ラッチは締結されたとき緘封ストリ ップ３５の外側を横断して延在する。従ってケースが閉じて錠止されたとき、ス トリップ３５はケースを一周する連続的なシールを形成する。

国際調査報告 １ｍ師−１１１８−ＩＡＩＩｋｌＩｉ拳Ａ＋ｔ＊、ＰＣＴ／ＧＢ８６１００６０ ６Ａ、’ｖ’ＮＥＸ　Ｔｏ　ＴＨＥ　ＩＮＴＥＲ３＋人τＩＯＮ入ＬＳＥλＲＣ ＨＲ三ＰＣＲＴ　０ＮＵＳ−Ａ−３９６７７０８０６１０７／７６　Ｎｏｎｅ

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．手荷物ケースであつて、２つのシエルを備え、その各シエルが周囲側壁を有 し、これら側壁がケースの前壁、背壁、及び両端壁を形成し、上記２つのシエル が背壁でヒンジにより一緒に結合され、そして、ケースが閉じられたとき両該シ エルの縁部を一緒に着脱自在に締結するラッチを有する如き手荷物ケースにおい て、２つのラッチがケースの両該端壁の前部、あるいは両該端壁と該前壁との間 のコーナーに設置されることを特徴とする手荷物ケース。
2. ２．請求の範囲第１項の手荷物ケースにおいて、ケースの両該端壁の前部分がケ ースの前部の方へ内方向に傾斜し、そして２つの該ラッチが該前部分に備えられ ることを特徴とする手荷物ケース。
3. ３．請求の範囲第１項または第２項の手荷物ケースにおいて、ケースの該前壁に 第３のラッチが備えられることを特徴とする手荷物ケース。
4. ４．請求の範囲第３項の手荷物ケースにおいて、該第３のラッチがキー操作錠ま たは組合せ錠で錠止され、最初の２つの該ラッチが手動ボルトで錠止されること を特徴とする手荷物ケース。
5. ５．請求の範囲第１項、第２項、第３項、または第４項の手荷物ケースにおいて 、一方の該シエルの前壁に沿つて補強ストリップが固定されることを特徴とする 手荷物ケース。
6. ６．請求の範囲第１項、第２項、第３項、第４項、または第５項の手荷物ケース において、一方の該シエルの縁部に沿つてエラストマストリップが備えられ、ケ ースが閉じられたとき２つの該シエルの間にそのストリップが把持されてシール を形成することを特徴とする手荷物ケース。
7. ７．請求の範囲第６項の手荷物ケースにおいて、該緘封ストリップがケースの全 周囲に延在することを特徴とする手荷物ケース。
8. ８．請求の範囲第７項の手荷物ケースにおいて、該ラッチが閉じられたときそれ らラッチが該緘封ストリップの外側を横断して延在することを特徴とする手荷物 ケース。
9. ９．請求の範囲前記のいずれか１項の手荷物ケースにおいて、一方の該シエルの 該側壁がその前壁においてよりも背壁と両端壁とにおいてより深く、そして該前 壁と両該端壁との間の該壁の深さが大きくなつていく区域に該２つのラッチが設 置されることを特徴とする手荷物ケース。