JPS6348181Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6348181Y2
JPS6348181Y2 JP14624685U JP14624685U JPS6348181Y2 JP S6348181 Y2 JPS6348181 Y2 JP S6348181Y2 JP 14624685 U JP14624685 U JP 14624685U JP 14624685 U JP14624685 U JP 14624685U JP S6348181 Y2 JPS6348181 Y2 JP S6348181Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
side wall
case
hinge
hook
umbrella
Prior art date
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Expired
Application number
JP14624685U
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English (en)
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JPS62120813U (ja
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Landscapes

  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)
  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車用内装に設定されるアンブレラ
ケースに関するものである。
[従来の技術] 従来、自動車用に設定されるアンブレラケース
は、第4図に示す如く、基板1に受け皿状のビニ
ール袋2を適宜な手段で固定し、これを乗用車の
フロントシートの裏面やドアー内側に面フアスナ
ー3等で固定するようにした縦置きタイプのもの
と、又第5図に示す如く、リヤーシートのフロン
ト部へあらかじめフツク状の金具を取り付け、そ
の金具へ固定用板4をはめ込んで使用するという
横置きタイプのものがあつた。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、従来の縦置きタイプのものは、車内で
の傘の収納がやりにくい。又雨水の除去にめんど
うである。又見栄えが悪い等の欠点があつた。そ
して横置きタイプのものは、縦置きに比べ使いや
すい点はあるが、前者と同様に雨水の除去や、固
定部位がリヤー席に限ることから傘19の収納が
やりにくいという問題点があつた。
[問題を解決するための手段] 本考案は上述の問題点を解決するもので、ブロ
ー成形等によつて内部を中空状に形成し、且つ長
手方向に長尺とした横断面略L字型の左側壁5
と、これに対称的な右側壁6と、上蓋7および取
手8とを各々ヒンジ9,9′,9″によつて一体的
に設けると共に前記左側壁5と右側壁6とを適宜
な補強金具11によつて固定してケースを形成さ
せ、またケースの底部には倒れ防止用のスタンド
17を数箇所設けてなるものである。
[実施例] 以下、図面に基づいて本考案の一実施例を第1
図〜第3図に基づき説明する。
L字型の左側壁5と、これと対称的な右側壁6
と上蓋7は、第3図に示すように、ブロー成形等
によつて内部を中空状に形成し、且つ長手方向に
長尺としたもので、左側壁5と右側壁6とはヒン
ジ9により、又、左側壁5と上蓋7とはヒンジ
9′によつて一体的に設けられており、又、上蓋
7の開放端中央部には、内面にフツク14を有す
る取手8がヒンジ9によつて一体的に設けられて
いる。このL字型の左側壁5と右側壁6の内壁下
方の内側コーナー部には水穴10が複数個穿設さ
れている。前記左側壁5と右側壁6は、第1図、
第2図に示すように、その前面と背面のリブ2
0,20′にU字状の補強金具11が固定されて
いる。
又、左側壁5と右側壁6下部の重なり合う端部
には、凹部12と凸部13が形成され、第1図、
第2図のように両側壁を合わせて凹状にした場
合、両者を圧接させることによつてケース底から
の水洩れを防止している。また、左側壁5の上部
と上蓋7および上蓋7と右側壁6の上部との間に
も、同様の凹凸12″,13″および12′,1
3′を設け、上蓋のゆるみやガタつき防止を図れ
るようになつている。
前記右側壁6の中央部上方には、前記取手8の
フツク14を嵌着させる係止部15が設けられ、
上蓋7と右側壁6が固定できるよになつている。
スタンド17は前記左右側壁の底部に数箇所適
宜な手段で固定して設けたもので、これは自動車
の急発進、急ブレーキ等の慣性力によつてアンブ
レラケースが倒れるのを防止するためのものであ
る。上述した本考案のケースは、例えばワゴン車
のリヤー第1シート又は第2シートのフロア面等
に置くものである。
従つて、本考案では傘19を横に向けて収納す
れば、雨水は左右側壁5,6の内壁に設けた水穴
10を通り二重壁の内部空間に留まることにな
る。この水が多量に留まつた時には、左右側壁
5,6の端部に設けた水抜き穴18を開放して除
去するものである。尚、通常はこの水抜き穴18
を適当なゴム栓で閉塞させるのはいうまでもな
い。
[効果] 本考案のアンブレラケースは、二重壁構造によ
つて傘の雨水を壁の内部に収納することができる
ので、いつも乾いた状態で傘を使用することがで
きる。又留まつた雨水は、少量の場合は自動車室
内の温度上昇(50℃〜60℃)によつて自然蒸発す
るが、多量の場合はゴム栓を外して水抜き穴から
外部へ放水することができる。又急発進、急ブレ
ーキ時の慣性力によるアンブレラケースの倒れは
スタンド17によつて防止でき、自動車の空間ス
ペースに充分収納できる構造となつている。
さらに、本考案に係るケースは二重壁構造であ
るがゆえに高い剛性が得られるから長尺物でも成
形時のソリ返りがなく、嵌合部の嵌め合いも良好
であり、又一体構造のため、型費の低減、加工費
の低減、材料費の低減、組立費の低減等大幅にコ
ストダウンができるものであり、特に産業利用性
の大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るアンブレラケースの斜視
図、第2図は第1図のA−A断面図、第3図は本
考案の一体型アンブレラケースの展開状態を示す
縦断側面図、第4図は従来のアンブレラケースの
斜視図、第5図は他のアンブレラケースの斜視
図。 5は左側壁、6は右側壁、7は上蓋、8は取
手、9,9,9はヒンジ、11は補強金具、14
はフツク、15は係止部、14はスライド板、2
0,20′はリブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブロー成形等によつて内部を中空状に形成し、
    且つ長手方向に長尺としたもので、L字型の左側
    壁5とこれと対称的な右側壁6とはヒンジ9′に
    より、左側壁5と上蓋7とはヒンジ9″によつて
    一体的に設け、又、上蓋7の開放端中央部には、
    内面にフツク14を有する取手8をヒンジ9によ
    つて一体的に設け、前記左側壁5と右側壁6との
    前面と背面部のリブ20,20′にはU字状の補
    強金具11を固定してケースを形成させ、前記右
    側壁6の中央上部には前記取手8裏面のフツク1
    4を嵌着させる係止部15を設け、さらに前記ケ
    ースの低面には倒れ防止用のスタンド17を数箇
    所設けてなる自動車用のアンブレラケース。
JP14624685U 1985-09-24 1985-09-24 Expired JPS6348181Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14624685U JPS6348181Y2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24

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JP14624685U JPS6348181Y2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62120813U JPS62120813U (ja) 1987-07-31
JPS6348181Y2 true JPS6348181Y2 (ja) 1988-12-12

Family

ID=31058538

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JP14624685U Expired JPS6348181Y2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24

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JPS62120813U (ja) 1987-07-31

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