JPH061884Y2 - ルーフラック - Google Patents

ルーフラック

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Publication number
JPH061884Y2
JPH061884Y2 JP1990070497U JP7049790U JPH061884Y2 JP H061884 Y2 JPH061884 Y2 JP H061884Y2 JP 1990070497 U JP1990070497 U JP 1990070497U JP 7049790 U JP7049790 U JP 7049790U JP H061884 Y2 JPH061884 Y2 JP H061884Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
roof rack
hollow
umbrella
vehicle
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990070497U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0428142U (ja
Inventor
淳一 宮坂
Original Assignee
日産自動車販売株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日産自動車販売株式会社 filed Critical 日産自動車販売株式会社
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Publication of JPH0428142U publication Critical patent/JPH0428142U/ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 本考案は、車両ルーフに取り付けられるルーフラック
(ルーフキャリアなども含む)の架設材に中空材を用
い、この中空部分を傘や釣竿などの長尺物の収納部とし
たルーフラックの改良に関するものである。
【従来の技術】
車の運転に際して、雨天などに備えて雨傘を準備し、ま
た使用後、濡れた雨傘を上手く処理することが要求とさ
れている。 このような要求のもと、従来、雨傘用の細長い袋状のケ
ースなどが市販され、このケースに傘を入れて車両室内
に持ち込んだり、あるいは車両のドア内側などにU溝状
傘用ポケットを設け、このポケットに傘を挟み込んだ
り、さらにはドア内部に傘収納用のポケット穴を設け、
このポケット穴に傘を差し込んだりしている。
【考案が解決しようとする課題】 ところが、上記従来の袋状ケースの場合は、特別使い勝
手が良いわけでもなく、室内への持込みにより邪魔にな
る他、体裁的にも劣る。一方、上記U溝状傘用ポケット
やポケット穴にあっては、この単なる袋状ケースに比べ
れば、使い勝手がかなり改善されるものの、これらは、
車の製造時に作り付けられることが原則であって、市販
車での改造設置は極めて難しいという難点がある。ま
た、これらのポケットやポケット穴の場合でも、結局、
濡れた雨傘が室内に持ち込まれるため、室内周辺を濡ら
したり、あるいは室内湿度に影響を与え、特に雨天時で
内外の温度差が大きいときには、ウインドガラス内面へ
霧状の水滴を付着させる原因となり、危険でもある。 本考案は、このような従来の実情に鑑みてなされたもの
である。
【課題を解決するための手段】
かゝる本考案の特徴とする点は、車両ルーフの巾方向に
掛け渡して固定されるルーフラックの架設材に中空材を
用い、当該中空材の長さ方向の中空部分を長尺物などの
収納部とすると共に、当該中空材の前記車両の左右の外
側方向に向いた少なくとも一方の端面に内部の中空部分
に開いた開口部を設け、該開口部を出入口としたルーフ
ラックにある。
【作用】
このルーフラックでは、収納部に傘や釣竿などの長尺物
が収納されるため、濡れた雨傘などにあっても、室内に
持ち込まれることはない。また、収納部がルーフラック
の架設材中空部からなるため、特別の構成が不要で、体
裁がよく、また単に出し入れするのみであるため、良好
な使い勝手が得られる。
【実施例】
第1図は本考案に係るルーフラックの一実施例を示した
ものである。 図において、1は車両のルーフで、2,2は前後一対の
ルーフラックである。 このルーフラック2は、一般のものと同様、車両ルーフ
1の巾方向(車両の前後方向と直交する方向)に掛け渡
される骨材としての架設材3とこの架設材3の両端にあ
って、車両ルーフ1の両縁部に固定される固定脚部4,
4からなる。 そして、本考案では、上記架設材3として、角型筒状の
中空材を用いている。なお、この中空材は、円筒状や楕
円状などのパイプ材でもよく、また、一体品に限らず、
例えば2分割部材(2個のコ字型枠材、または半円や半
楕円型枠材など)を突き合わせて中空としたものでもよ
い。 この中空材3の上記車両1の左右の外側方向に向いた少
なくとも一方には、例えば第2図に示したように、開口
部3aを設け、この開口部3aを出入口として、その内
部を収納部Rとしてある。そして、この開口部3aに
は、図示(第2図)のように蝶番機構5などにより装着
された開閉キャップ6が設けてある。 したがって、図示の如く、直線状の柄を有する雨傘L
や釣竿Lなどのような長尺物Lを、この開口部3aか
ら入れれば、簡単に収納することができる。収納後は開
閉キャップ6で蓋すればよい。 なお、ここで、長尺物Lとしては、上記雨傘Lや釣竿
に限らず、例えばウインドサーフィンのブームカー
トリッジ、キャンピングテントの支柱など、長尺のもの
はすべて含まれる。また、収納物としては、この長尺物
Lが収納し易く好ましいが、特にこれに限定されるもの
ではない。 この開閉キャップ6には、好ましくは簡単に開かないよ
うに通常のロック機構、例えば凹凸などの噛み合いや圧
着などによりロックされる手段を設けるとよい。また、
この開閉キャップ6は、上記蝶番機構5などにより連設
接続されているものの他、収納部Rの開口部3aから完
全に分離する、ネジ込み方式や嵌め込み方式のキャップ
であってもよい。 また、第3図に示したように、雨傘Lの柄7部分を、
丁度上記開口部3aに装着される形状の柄とした専用傘
を用意しておいてもよい。この専用傘では、柄7が開口
部3aのキャップを兼用することになる。 さらに、第4図に示したように、上記開口部3aに、別
部材などからなる偏平扇型などの拡径開口部9とこれに
対応した開閉キャップ10を設け、この拡径開口部9に
より、通常の湾曲型の柄8を有する雨傘Lにも対応さ
せることが可能である。 また、収納部Rの開口部3aとは反対側の内部には、例
えば第5図に示したように、当接板12と弾性スプリン
グ13とからなり、当該当接板12の押圧により、ロッ
クトとロック解除が繰り返される方式の一方向押圧型オ
ン/オフロック機構11を設けておくとよい。このロッ
ク機構11によると、長尺物Lの収納時、当該長尺物L
の先端で当接板12を所望部分まで押圧すると、ロック
され、長尺物Lはガタ付くことなく安定して保持され
る。一方、長尺物Lの取出時には、再度もう少々押圧す
ると、ロックが解除されて、長尺物Lがスプリング13
により押し戻され、スムーズに取り出せるようになって
いる。
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように本考案に係るルーフラッ
クによれば、次のような優れた効果が得られる。 (1)ルーフラックの架設材に中空材と用い、この中空材
を、車両の左右の外側方向に向いた開口部を出入口とす
る収納部として利用するものであるため、収納部のため
の、特別な構成やスペースが全く不要で、経済性がよ
く、ルーフラックの多機能化を図る一方、体裁的にも何
ら問題ない。 (2)また、上記収納部がルーフラックと兼用で車両室外
にあるため、長尺物、特に濡れた雨傘などが車両室内に
持ち込まれることがなくなり、室内を濡らしたり、室内
の湿度が上昇して、水滴発生などの悪影響が未然に防止
される。 (3)また、通常の乗用車などの場合(背高のワゴンやト
ラックなどを除く)、車両ルーフ位置は手頃な高さにあ
り、使用時、極度にしゃがんだり、背伸びしたりするこ
ともないため、極めて良好な使い勝手が得られる。 (4)また、専用傘を用意し、その柄を当該収納部の開口
部キャップとして兼用する場合には、常設装備となるた
め、傘携帯の有無に気を使うことがなく、快適なドライ
ブライフが楽しめ、さらに傘の忘れも装着の有無から一
見して判断することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るルーフラックを車両に取り付けた
状態を示した斜視図、第2図〜第4図は本考案のルーフ
ラックの開口部と長尺物との関係を示した各一部欠截斜
視図、第5図は本考案のルーフラックの開口部とは反対
側の内部に設けた一方向押圧型ロック機構の概略示した
側面図である。 図中、 2・・・・ルーフラック、 3・・・・架設材(中空材)、 4・・・・固定脚部、 6・・・・開閉キャップ、 7,8・・柄、 9・・・・偏平扇型の拡径開口部、 11・・・ロック機構、

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両ルーフの巾方向に掛け渡して固定され
    るルーフラックの架設材に中空材を用い、当該中空材の
    長さ方向の中空部分を長尺物などの収納部とすると共
    に、当該中空材の前記車両の左右の外側方向に向いた少
    なくとも一方の端面に内部の中空部分に開いた開口部を
    設け、該開口部を出入口としたことを特徴とするルーフ
    ラック。
  2. 【請求項2】前記中空材の開口部に開閉キャップを設け
    たことを特徴とする請求項1記載のルーフラック。
  3. 【請求項3】前記収納部に、その開口部に着脱自在に装
    着される柄を有する傘を収納させてなることを特徴とす
    る請求項1記載のルーフラック。
JP1990070497U 1990-07-02 1990-07-02 ルーフラック Expired - Lifetime JPH061884Y2 (ja)

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JP1990070497U JPH061884Y2 (ja) 1990-07-02 1990-07-02 ルーフラック

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JP1990070497U JPH061884Y2 (ja) 1990-07-02 1990-07-02 ルーフラック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0428142U JPH0428142U (ja) 1992-03-05
JPH061884Y2 true JPH061884Y2 (ja) 1994-01-19

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ID=31606708

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JP1990070497U Expired - Lifetime JPH061884Y2 (ja) 1990-07-02 1990-07-02 ルーフラック

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012061965A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Sadayuki Amiya 自動車用日除

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57187250U (ja) * 1981-05-25 1982-11-27
JPS60106854U (ja) * 1983-12-27 1985-07-20 株式会社 田中製作所 自動車用ル−フキヤリアのステ−装置
JPS624447U (ja) * 1985-06-25 1987-01-12
JPS626017U (ja) * 1985-06-27 1987-01-14

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JPH0428142U (ja) 1992-03-05

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