JP2000153741A - シークレットスペース配設構造 - Google Patents
シークレットスペース配設構造Info
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- JP2000153741A JP2000153741A JP10329851A JP32985198A JP2000153741A JP 2000153741 A JP2000153741 A JP 2000153741A JP 10329851 A JP10329851 A JP 10329851A JP 32985198 A JP32985198 A JP 32985198A JP 2000153741 A JP2000153741 A JP 2000153741A
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- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Abstract
利用可能でしかも車両内部に設定できるシークレットス
ペースの配設構造を提供する。 【解決手段】 フロア1に収納可能なジャバラ状シート
本体10を備え、シート本体10をルーフ2まで伸長さ
せてその上下端をフロア1およびルーフ2に固定するこ
とにより、室内にシークレットスペースSを設定する。
ジャバラ状シート本体10の収納部11の対応位置でル
ーフ2から上方へ展開可能なルーフシート12を備え、
伸長したシート本体10と展開したルーフシート12を
相互に連結する。シート本体10の収納部11内にハン
ディシャワー15を格納し得るとともに、収納部11の
蓋体13にハンディシャワー給水用水タンク16を備え
る。
Description
おいて種々の用途に利用可能なシークレットスペースの
配設構造に関するものである。
トイレあるいはシャワー等の空間を車外に設ける技術が
創案されており、たとえば図12に示すように、乗用車
のサイドドアの外側にカーテン状の遮蔽材で更衣室兼用
トイレとして構成されたシークレットスペースSが知ら
れている。
の側部に化粧室として構成されたシークレットスペース
Sを備えた化粧室付き車両がある。さらに、バックドア
の内側に水タンクを搭載して、このタンクの水をシャワ
ー給水用に用いるものなどが工夫されている。
ば図12に示したもののように、シークレットスペース
Sを車外に設ける場合、その使用条件は天候や季節に左
右され易い。つまり雨天の日や寒い日等には実質的に使
用することができない。また、シークレットスペースS
の主要目的が着替えやトイレ、シャワー等のようにプラ
イバシーを含んでいる場合には、このような目的のため
にある程度堅牢な空間構造が要求される。ところが、こ
のような目的の場合、機能優先の空間となったり、組立
てに手間、時間がかからざるを得ない等の問題が生じ
る。
使用性に優れ、多目的用途に利用可能なシークレットス
ペースの配設構造を提供することを目的とする。
ペースの配設構造は、フロアに収納可能なシート本体を
備え、このシート本体をルーフまで伸長させてその上下
端をフロアおよびルーフに固定することにより、車室内
にシークレットスペースが設定されるようにしたことを
特徴とする。また、本発明のシークレットスペースの配
設構造にあっては、前記シート本体の収納部の対応位置
でルーフから上方へ展開可能なルーフシートを備え、伸
長したシート本体と展開したルーフシートとを相互に連
結するようにしている。また、本発明のシークレットス
ペースの配設構造では、前記シート本体の収納部内にハ
ンディシャワーを格納するとともに、該収納部の蓋体に
ハンディシャワー給水用水タンクを備えるように構成し
得る。なお、シート本体並びにルーフシートは、好まし
くは、共にジャバラ状に伸縮可能に構成される。
段はトランクルームとして使用される車内空間で、必要
に応じて適宜フロアとルーフの間にシークレットスペー
スが設定される。このシークレットスペースは車内で着
替えやトイレ、シャワー等の多目的空間として利用する
ことができるが、シート本体、好ましくはジャバラ状シ
ート本体を伸長させるだけの簡単な作業で容易かつ効率
的に組み立てることができる。
シークレットスペースの配設構造の好適な実施の形態を
説明する。図1は、たとえばワンボックスカー等の乗用
車に本発明のシークレットスペースS(一点鎖線で示さ
れる部分)を適用した例を示している。この例では、図
示のようにシークレットスペースSは、乗用車のトラン
クルームに配設される。
は、図2にも示したようにフロア1に収納可能なシート
本体10を備えている。このシート本体10はルーフ2
まで伸長され、その上下端がフロア1およびルーフ2に
固定されることにより、室内にシークレットスペースS
が設定される。ここで、シート本体10は、フロア1か
ら引き出してルーフ2まで伸長されるようにしており、
そのために、フロア1に折り畳んで収納可能で、且つ、
自由に伸縮できるよう、好ましくはジャバラ状に折り畳
み可能に形成される。
体10の収納部11の対応位置に、該シート本体10の
上方へ展開可能なルーフシート12が配置されている。
これにより、伸長したジャバラ状シート本体10と展開
したルーフシート12とが相互に連結するようになって
いる。このルーフシート12も、好ましくは、シート本
体10と同様、伸縮自在にジャバラ状に形成される。
たように概略箱型状に展開される。シート本体10の形
成材料としては、たとえばビニールシート等の薄手の防
水材料或いは防水加工を施した布製などのシートが選ば
れる。また、シークレットスペースSの機能上、不透明
材料を用いるとよい。また、シート本体10の特に長さ
は、好適には、シークレットスペースSを配設すべき車
両の大きさに合わせて、シート本体10をルーフ2まで
伸長させるとき図3のように弛みなくほぼピンと張った
状態で展開するように設定される。
ばシート本体10よりも一回り大きい面積を有する方形
もしくは矩形或いは丸形など、袋状シート本体の形状に
合わせた凹陥部により構成される。シート本体10の下
端は収納部11の底部に固着され、またその上端は自由
に上下動可能である。シート本体10は図示のように収
納部11内に折り畳んでコンパクトに収納される。
る蓋体13が取り付けられている。蓋体13は枢軸14
のまわりに回動可能に支持されており(図4参照)、シ
ート本体10が収納された収納部11の凹陥部を塞ぐこ
とによりフロア1のフロア面を構成するようになってい
る。また特に図4に示すように、収納部11内にハンデ
ィシャワー15その他の備品が格納され得るとともに、
収納部11の蓋体13にはハンディシャワー15のため
の給水用水タンク16が備えられている。
対応するルーフ2に配置されるが、図5に示すように上
方に向かって扇状に展開するように構成される。ルーフ
2には、フロアの収納部11とほぼ同形状の開口17が
開設されており、上記扇状の一端側は、この開口17を
閉塞する蓋体18に固着されている。蓋体18は枢軸1
9のまわりに回動可能に支持されており、図5において
時計方向(矢印F)に回動させることで蓋体18を前方
に展開させることができる。また、ルーフシート12の
先端側は、室内に開放された開口端として構成され、開
口17の内側に固定されている。
照)によって開閉される。ルーフシート12は、スライ
ドドア20の外側に設けられるが、収納時には図7
(B)に示すように蓋体18とスライドドア20との間
にコンパクトに収納可能である。
21が付設されており、スライドドア20を開けること
で、図5に示すように防水シート21が垂下されるよう
になっている。防水シート21は、シート本体10より
も一回り小さい面積を有する方形もしくは矩形のカーテ
ン状に垂下される。この防水シート21を設けること
で、ハンディシャワー15の使用中にジャバラ状シート
本体10とルーフシート12の連結部から水が漏れるの
を防ぐことができる。
に示されるように、方形もしくは矩形のフレーム22が
付設されている。また、開口17の周囲には、フレーム
22とほぼ同形状の固定枠体23が固着されている。ま
た、たとえば図6に示すように固定枠体23に弾性爪2
4を設けるとともに、フレーム22には該弾性爪24と
係合する係合穴25が形成される。このように構成する
ことにより、ジャバラ状シート本体10とルーフシート
12とを相互に連結する場合、弾性爪24と係合穴25
を係合させることによってシート本体10をルーフ2に
固定することができる。
ルーフシート12は普段の不使用時にはそれぞれ所定の
収納部に収納されている。そして、それらの収納部に蓋
体13および蓋体18を被せることで、通常のトランク
ルームが構成される。
を設定するための概略手順を示している。まず、図7
(A)のように開口17を塞いでいるスライドドア20
をスライドさせることで、図7(B)に示されるように
開口17を介してルーフシート12が露呈する。また、
このようにスライドドア20を開けることで、防水シー
ト21が垂下される。
のまわり回動させることにより、ルーフシート12をル
ーフ2上部に展開させる。一方、収納部11を塞いでい
る蓋体13を図9のように枢軸14のまわり回動させる
ことにより、収納部11内のシート本体10が露呈す
る。
んでシート本体10をルーフ2まで伸長させる。この場
合、図示のようにシークレットスペースSの使用者自身
がシート本体10の中に入って、シート本体10の伸長
作業を行うものとする。そしてシート本体10を伸長さ
せながら、フレーム22をルーフ2側の固定枠体23に
固定し、これによりシート本体10とルーフシート12
とを相互に連結することができる。
ーフ2側の固定枠体23に固定する場合、図11に例示
するようにワンタッチ式のロック機構26を設けるとよ
い。このロック機構26によれば、展開したシート本体
10を簡単かつ的確にルーフ2に固定することができ
る。
使用される車内空間で、図1のようにフロア1とルーフ
2との間にシークレットスペースSが設定される。上述
したように、本発明によれば、ジャバラ状シート本体1
0を伸長させるだけの簡単な作業で容易かつ効率的に組
み立てることができ、取扱いが極めて容易である。ま
た、実使用において車内で着替えやトイレ、シャワー等
の多目的空間として利用することができるため、その使
用条件が天候や季節に左右されることがなく、使い勝手
に優れている。
シート本体10をルーフ2から取り外して収納部11に
収納し、これを蓋体13で塞ぎ、また、ルーフシート1
2を下ろして蓋体18で塞ぐとともに、スライドドア2
0で開口17を閉めることにより、トランクルームを元
通りの状態にすることができる。この収納作業も手間が
かからず、簡単に行うことができる。
の種の車両において車内空間を有効に利用して、多機能
性を有するシークレットスペースを簡単に設定すること
ができる。従って、実使用に際して季節の寒暖や天候不
順などに左右されることなく、使い勝手、使用性に優れ
たシークレットスペースを実現することができる等の利
点を有している。
シークレットスペースの適用例を示す斜視図である。
ス設定時の正面図および側面図である。
スを構成するジャバラ状シートの展開状態を示す斜視図
である。
体の収納部の斜視図である。
連結部まわりを示す断面図である。
連結部の固定構造例を示す斜視図および側面である。
スを設定するための概略手順を示すである。
スを設定するための概略手順を示すである。
スを設定するための概略手順を示すである。
ースを設定するための概略手順を示すである。
ースを設定するための概略手順を示すである。
を示す斜視図である。
の例を示す斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 フロアに収納可能なシート本体を備え、
このシート本体をルーフまで伸長させてその上下端をル
ーフおよびフロアに固定することにより、車室内にシー
クレットスペースが設定されるようにしたことを特徴と
するシークレットスペース配設構造。 - 【請求項2】 前記シート本体がジャバラ状に折り畳み
可能に構成されて伸縮自在であることを特徴とする、請
求項1に記載のシークレットスペース配設構造。 - 【請求項3】 前記シート本体の収納部の対応位置でル
ーフから上方へ展開可能なルーフシートを備え、伸長し
たシート本体と展開したルーフシートとを相互に連結す
るようにしたことを特徴とする、請求項1又は2に記載
のシークレットスペース配設構造。 - 【請求項4】 前記シート本体の収納部内にハンディシ
ャワーが格納されるとともに、該収納部の蓋体に上記ハ
ンディシャワー給水用水タンクを備えることを特徴とす
る、請求項1又は2に記載のシークレットスペース配設
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32985198A JP3924708B2 (ja) | 1998-11-19 | 1998-11-19 | シークレットスペース配設構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32985198A JP3924708B2 (ja) | 1998-11-19 | 1998-11-19 | シークレットスペース配設構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000153741A true JP2000153741A (ja) | 2000-06-06 |
JP3924708B2 JP3924708B2 (ja) | 2007-06-06 |
Family
ID=18225950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32985198A Expired - Fee Related JP3924708B2 (ja) | 1998-11-19 | 1998-11-19 | シークレットスペース配設構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3924708B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004030993A1 (en) * | 2002-10-02 | 2004-04-15 | James Michael Shippen | Hygiene apparatus and vehicle incorporating the same |
JP2006306354A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Shinichi Okamoto | 屋根部を上下できる乗り物のシートの収納方法 |
JP2022084027A (ja) * | 2019-03-11 | 2022-06-06 | ストーリーテラー オーバーランド, エルエルシー | Rv後付けシステム |
KR102648045B1 (ko) * | 2023-12-18 | 2024-03-14 | 이은주 | 샤워실 물 튀김 방지 및 사생활 보호 기능을 갖는 팝업루프 캠핑카 |
-
1998
- 1998-11-19 JP JP32985198A patent/JP3924708B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004030993A1 (en) * | 2002-10-02 | 2004-04-15 | James Michael Shippen | Hygiene apparatus and vehicle incorporating the same |
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JP7378512B2 (ja) | 2019-03-11 | 2023-11-13 | ストーリーテラー オーバーランド, エルエルシー | Rv後付けシステム |
KR102648045B1 (ko) * | 2023-12-18 | 2024-03-14 | 이은주 | 샤워실 물 튀김 방지 및 사생활 보호 기능을 갖는 팝업루프 캠핑카 |
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---|---|
JP3924708B2 (ja) | 2007-06-06 |
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