JP3028787U - 自動車用防水シートカバー - Google Patents
自動車用防水シートカバーInfo
- Publication number
- JP3028787U JP3028787U JP1996002444U JP244496U JP3028787U JP 3028787 U JP3028787 U JP 3028787U JP 1996002444 U JP1996002444 U JP 1996002444U JP 244496 U JP244496 U JP 244496U JP 3028787 U JP3028787 U JP 3028787U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- cover
- pouch
- waterproof sheet
- automobile
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 雨に濡れた衣服やウエットスーツや水着のま
ま自動車に乗り込む際に、一時的に使用される自動車用
防水シートにおいて、非使用時の収納に困ることがな
く、使用に際しては、迅速にシートに装着できるように
し、しかも、使用後の濡れたままの防水シートカバーを
元の状態に収納しても、水が滲みだして、シートや車室
などを汚すことがないようにする。 【解決手段】 自動車のヘッドレストに着脱自在に装着
されるヘッドレストカバー5の背面側に、防水性シート
から成る上面の開口した袋本体4aと、防水性シートか
ら成り且つスライドファスナー6により袋本体の口を開
閉することが可能な蓋体4bとから成るポーチ4を一体
に連設し、当該ポーチ4には、自動車シート1の座席部
1aと背もたれ部1bとにわたって敷設することが可能
で且つ上端縁が袋本体の内面に縫着された防水シートカ
バー3を収納する。
ま自動車に乗り込む際に、一時的に使用される自動車用
防水シートにおいて、非使用時の収納に困ることがな
く、使用に際しては、迅速にシートに装着できるように
し、しかも、使用後の濡れたままの防水シートカバーを
元の状態に収納しても、水が滲みだして、シートや車室
などを汚すことがないようにする。 【解決手段】 自動車のヘッドレストに着脱自在に装着
されるヘッドレストカバー5の背面側に、防水性シート
から成る上面の開口した袋本体4aと、防水性シートか
ら成り且つスライドファスナー6により袋本体の口を開
閉することが可能な蓋体4bとから成るポーチ4を一体
に連設し、当該ポーチ4には、自動車シート1の座席部
1aと背もたれ部1bとにわたって敷設することが可能
で且つ上端縁が袋本体の内面に縫着された防水シートカ
バー3を収納する。
Description
【0001】
本考案は、例えば、雨に濡れた衣服のまま自動車に乗り込んで別の場所に移動 したり、ウエットスーツや水着のままで、自動車に乗り込んで近距離移動する場 合、シートやシートカバーの上に一時的に敷設して使用される自動車用防水シー トカバーに関する。
【0002】
この種の防水シートカバーは、毛皮やレース等で作製されたシートカバーと異 なり、一時的に使用されるものであるから、非使用時の収納や使用時の装着作業 に不便なことが多い。
【0003】 即ち、従来では、非使用時、防水シートカバーを、折り畳んで、ナイロン等の 袋に収納していたので、必要なときにすぐ取り出せるように、袋を、常時、足元 に置いておくと、大半の時間、邪魔になり、かといって、袋を車室後部のトラン クやラッゲージスペースに積んでおくと、防水シートカバーが必要になったとき 、迅速に装着することができないという不便さがあった。
【0004】
本考案は、上記の点に留意してなされたものであって、その目的とするところ は、非使用時の収納場所に困ることがなく、且つ、使用に際しては、迅速に装着 でき、しかも、使用後の濡れたままの防水シートカバーを元の状態に収納しても 、水が滲みだして、シートや車室などを汚す心配がない自動車用防水シートカバ ーを提供することにある。
【0005】
上記の課題を解決するために、本考案では、例えば、雨に濡れた衣服のまま自 動車に乗り込んで別の場所に移動したり、ウエットスーツや水着のままで、自動 車に乗り込んで近距離移動する場合、シートやシートカバーの上に一時的に敷設 して使用される防水シートカバーに、防水性のポーチを一体に連設し、当該ポー チに防水シートカバーを収納するようにしている。そして、この防水性ポーチを 、ヘッドレスト、シート、ヘッドレストカバー、シートカバーの何れか一つに装 着しておき、必要なときには、防水シートカバーをポーチから引き出して、自動 車シートの座席部と背もたれ部とにわたって敷設し、使用後は、再び元の状態に 収納できるようにしている。前記ポーチをヘッドレストやシートに直接的に装着 してもよいが、ヘッドレストに着脱自在に装着されるヘッドレストカバーやシー トに着脱自在に装着されるシートカバーにポーチを一体化しておき、ヘッドレス トカバーやシートカバーを介して間接的にヘッドレストやシートに装着するよう に構成することが望ましい。
【0006】
本考案は、自動車のヘッドレスト、シート、ヘッドレストカバー、シートカバ ーの何れか一つに対して装着される防水性のポーチに、自動車シートの座席部と 背もたれ部とにわたって敷設することが可能で且つ一端側が前記ポーチの内面に 固着された防水シートカバーを収納するという形態によって実施できる。
【0007】 また、本考案は、自動車のヘッドレストに着脱自在に装着されるヘッドレスト カバーの背面側に、防水性シートから成る上面の開口した袋本体と、防水性シー トから成り且つスライドファスナーにより袋本体の口を開閉することが可能な蓋 体とから成るポーチを一体に連設し、当該ポーチに、自動車シートの座席部と背 もたれ部とにわたって敷設することが可能で且つ上端縁が前記袋本体の内面に縫 着された防水シートカバーを収納したり、自動車シートの座席部に敷設されるシ ートカバーの前面側に、防水性シートから成り且つスライドファスナーにより開 閉可能なポーチを着脱自在に装着し、当該ポーチに、自動車シートの座席部と背 もたれ部とにわたって敷設することが可能で且つ下端縁が前記ポーチの内面に縫 着された防水シートカバーを収納するという形態によって実施できる。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1〜図3は、本考案に係 る自動車用防水シートカバーの一例を示す。図において、1は、座席部1aと背 もたれ部1bとから成る自動車のシート、2は背もたれ部1bの上端に設けられ たヘッドレストである。
【0009】 上記の自動車用防水シートカバーは、座席部1aと背もたれ部1bとにわたっ て敷設することが可能な防水シートカバー3に、当該防水シートカバー3を収納 するための防水性シートより成るポーチ4を一体に連設し、当該ポーチ4をヘッ ドレストカバー5に一体に連設して構成したものである。5aはヘッドレストカ バー5をヘッドレスト2に固定するための紐、3aは防水シートカバー3の上下 方向の中程を背もたれ部1bの下端部に固定するためのベルトであり、ベルト3 a先端部には面ファスナー3bが付設されている。
【0010】 前記ポーチ4は、防水性シートより成る上面の開口した袋本体4aと、スライ ドファスナー6により袋本体4aの口を開閉することが可能な防水性シートより 成る蓋体4bとで構成され、ヘッドレストカバー5の背面側に縫着されている。 そして、袋本体4aの内面に、前記防水シートカバー3の上端縁が縫着されてい る。
【0011】 上記の構成によれば、防水シートカバー3の非使用時には、当該防水シートカ バー3を収納したポーチ4がヘッドレストカバー5の背面側に位置するため、何 ら邪魔になることがない。
【0012】 雨に濡れた衣服のまま自動車に乗り込んで別の場所に移動したり、ウエットス ーツや水着のままで、自動車に乗り込んで近距離移動する場合には、ポーチ4を 開けて、内部の防水シートカバー3を引き出し、図2に示すように、上方から下 方へと展開して、図3に示すように、座席部1aと背もたれ部1bとにわたって 敷設することにより、シート1やシート1に敷設される毛皮やレース等で構成さ れたシートカバー(図示せず)が濡れたり、汚れたりするのを防止することがで きる。
【0013】 そして、使用後は、防水シートカバー3を下から上へと丸めるように折り畳ん で、元のように、ポーチ4に収納することができる。この場合、本考案では、ポ ーチ4を、例えば、内面にゴムや軟質樹脂をコーティングした防水性の布地や、 透湿性と防水性を同時に確保できる(水蒸気は通すが、水滴は通さない)ように ラミネート加工された布のような防水性シートで作製してあるので、使用後、防 水シートカバー3を濡れたまま、元の状態に収納しても、水が滲みだして、シー ト1や車室を汚す恐れがなく、好都合である。
【0014】 尚、防水シートカバー3の材料としては、ナイロン等、防水性に富み、且つ、 薄くて強度があり、折り畳んでも、容易にシワにならないような材料であること が望ましい。
【0015】 図4の(A),(B)は、本考案の他の実施例を示す。この実施例は、自動車 シート1の座席部1aと背もたれ部1bとにわたって敷設することが可能な防水 シートカバー3に、当該防水シートカバー3を収納するための防水性のポーチ4 を一体に連設し、当該ポーチ4を、座席部1aに敷設される別のシートカバー( 毛皮やレースなどによって構成された防水性のないシートカバー)7の前面部に 、適当な固定手段により、着脱可能な状態に固定した点に特徴がある。
【0016】 固定手段としては、シートカバー7に設けたリングやリング状の紐から成る取 付け部に、ポーチ4に連設された紐を結び付けたり、ポーチ4とシートカバー7 の対向面に面ファスナーを設ける等、シートカバー7の材質等に応じて、任意の 手段を採用できる。
【0017】 前記防水シートカバー3の下端縁はポーチ4の内面に縫着してある。防水シー トカバー3の上端側は、袋状部3cに形成され、この袋状部3cをヘッドレスト 2に被せて、下方へのずり落ちを防止できるように構成してある。この実施例で は、防水シートカバー3の上下方向の中程を背もたれ部1bの下端部に固定する ためのベルトを省略してあるが、図1〜図3の実施例と同じように、面ファスナ ー3b付きのベルト3aを設けてもよい。ポーチ4の口はスライドファスナー6 によって開閉するように構成してある。
【0018】 上記の構成によれば、防水シートカバー3の使用時には、防水シートカバー3 をポーチ4から引き出して、下から上へと展開し、収納時には、上から下へと折 り畳んで、ポーチ4に収納するので、使用の結果、防水シートカバー3の上面が 泥などで汚れることがあっても、防水シートカバー3上の泥などを、シート1前 方の床面に払い落としてから、防水シートカバー3をポーチ4に収納することが できる。
【0019】 しかも、ポーチ4がシートカバー7に対して着脱自在であるから防水シートカ バー3の清掃や乾燥に際して、シートカバー7をシート1から取り外す必要がな い。防水シートカバー3やポーチ4の材質等、その他の構成や作用は、先の実施 例と同じであるため、説明を省略する。
【0020】
以上説明したように、本考案によれば、非使用時に、防水シートカバーの収納 場所に困ることがなく、防水シートカバーが必要なときには、防水シートカバー をポーチから引き出して、展開することにより、座席部と背もたれ部とにわたっ て敷設することができるので、迅速な装着が可能であり、しかも、ポーチが防水 シートで構成されているので、使用後の濡れたままの防水シートカバーを元の状 態に収納しても、水が滲みだして、シートや車室などを汚す心配がない等の効果 がある。 殊に、請求項2,3に記載の考案によれば、上記の効果に加えて、防水シート カバーの清掃や乾燥に際して、シートカバーをシートから取り外す必要がないと いう効果がある。
【図1】本考案に係る自動車用防水シートカバーの収納
状態を示す斜視図である。
状態を示す斜視図である。
【図2】上記自動車用防水シートカバーの展開途中の状
態を示す斜視図である。
態を示す斜視図である。
【図3】上記自動車用防水シートカバーの使用状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す斜視図である。
3…防水シートカバー、4…ポーチ、5…ヘッドレスト
カバー、7…シートカバー。
カバー、7…シートカバー。
Claims (3)
- 【請求項1】 自動車のヘッドレスト、シート、ヘッド
レストカバー、シートカバーの何れか一つに対して装着
される防水性のポーチに、自動車シートの座席部と背も
たれ部とにわたって敷設することが可能で且つ一端側が
前記ポーチの内面に固着された防水シートカバーを収納
してあることを特徴とする自動車用防水シートカバー。 - 【請求項2】 自動車のヘッドレストに着脱自在に装着
されるヘッドレストカバーの背面側に、防水性シートか
ら成る上面の開口した袋本体と、防水性シートから成り
且つスライドファスナーにより袋本体の口を開閉するこ
とが可能な蓋体とから成るポーチを一体に連設し、当該
ポーチには、自動車シートの座席部と背もたれ部とにわ
たって敷設することが可能で且つ上端縁が前記袋本体の
内面に縫着された防水シートカバーを収納してあること
を特徴とする自動車用防水シートカバー。 - 【請求項3】 自動車シートの座席部に敷設されるシー
トカバーの前面側に、防水性シートから成り且つスライ
ドファスナーにより開閉可能なポーチを着脱自在に装着
し、当該ポーチには、自動車シートの座席部と背もたれ
部とにわたって敷設することが可能で且つ下端縁が前記
ポーチの内面に縫着された防水シートカバーを収納して
あることを特徴とする自動車用防水シートカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996002444U JP3028787U (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 自動車用防水シートカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996002444U JP3028787U (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 自動車用防水シートカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3028787U true JP3028787U (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=43163843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996002444U Expired - Lifetime JP3028787U (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 自動車用防水シートカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3028787U (ja) |
-
1996
- 1996-03-06 JP JP1996002444U patent/JP3028787U/ja not_active Expired - Lifetime
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