JPH07257283A - 車両用シート - Google Patents
車両用シートInfo
- Publication number
- JPH07257283A JPH07257283A JP6077845A JP7784594A JPH07257283A JP H07257283 A JPH07257283 A JP H07257283A JP 6077845 A JP6077845 A JP 6077845A JP 7784594 A JP7784594 A JP 7784594A JP H07257283 A JPH07257283 A JP H07257283A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- vehicle
- cover portion
- cover
- end portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シート面を汚れや水濡れから保護し、つねに
清潔に保つことのできる車両用シートを提供することを
目的とする。 【構成】 車両用シート1のシートバック4裏面のバッ
クトリム4bの上端部にシートクッション2と前記シー
トバック4とを覆う長さを有する帯状のカバー部6の一
端部を止着し、前記シートクッション4前端部に、前記
カバー部6の他端部を、係着させる係着手段8a,8b
を設けると共に、前記バックトリム4bに前記カバー部
6の左右両端を開閉自在に取付ける取付手段7を設け
た。
清潔に保つことのできる車両用シートを提供することを
目的とする。 【構成】 車両用シート1のシートバック4裏面のバッ
クトリム4bの上端部にシートクッション2と前記シー
トバック4とを覆う長さを有する帯状のカバー部6の一
端部を止着し、前記シートクッション4前端部に、前記
カバー部6の他端部を、係着させる係着手段8a,8b
を設けると共に、前記バックトリム4bに前記カバー部
6の左右両端を開閉自在に取付ける取付手段7を設け
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用シートに関するも
のである。
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用シートでは車両を例えば海
水浴やスキーなどのレジャーに使用し、乗員の衣類が汚
れた場合や、車両使用時の天候が悪く、乗員の衣類が濡
れているときに、タオルや新聞紙などの被覆手段を用
い、前記車両用シートを覆うことで、シート面の汚れや
水濡れを防止していた。
水浴やスキーなどのレジャーに使用し、乗員の衣類が汚
れた場合や、車両使用時の天候が悪く、乗員の衣類が濡
れているときに、タオルや新聞紙などの被覆手段を用
い、前記車両用シートを覆うことで、シート面の汚れや
水濡れを防止していた。
【0003】また表皮材が防水性の高い素材、例えばビ
ニール素材で作られた車両用シートであれば、この車両
用シートの上に残った水滴や汚れを拭き取ることによ
り、前記車両用シートのシート面を清潔に保つことがで
きた。
ニール素材で作られた車両用シートであれば、この車両
用シートの上に残った水滴や汚れを拭き取ることによ
り、前記車両用シートのシート面を清潔に保つことがで
きた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車両用シートにあっては、乗員の衣類が濡れていた
り、汚れている時に、シート面を保護する手段が前記車
両用シート自体には備わっておらず、上記のようにタオ
ル等を車両内に具備していない場合には、シート面にに
染みを残してしまう。
来の車両用シートにあっては、乗員の衣類が濡れていた
り、汚れている時に、シート面を保護する手段が前記車
両用シート自体には備わっておらず、上記のようにタオ
ル等を車両内に具備していない場合には、シート面にに
染みを残してしまう。
【0005】また防水性の高い表皮材を使った車両用シ
ートにおいても、この車両用シートには染みは残らない
が前記車両用シートのシート面に残った汚れがその後に
乗車する乗員の衣類を汚すという問題があった。
ートにおいても、この車両用シートには染みは残らない
が前記車両用シートのシート面に残った汚れがその後に
乗車する乗員の衣類を汚すという問題があった。
【0006】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、シート面を
汚れや水濡れから保護し、つねに清潔に保つことのでき
る車両用シートを提供することにある。
たものであって、その目的とするところは、シート面を
汚れや水濡れから保護し、つねに清潔に保つことのでき
る車両用シートを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、車両用シートのシートバック裏面のバ
ックトリムの上端部にシートクッションと前記シートバ
ックとを覆う長さを有する帯状のカバー部の一端部を止
着し、前記シートクッション前端部に、前記カバー部の
他端部を、係着させる係着手段を設けると共に、前記バ
ックトリムに前記カバー部の左右両端を開閉自在に取付
ける取付手段を設けたものである。
めに、本発明は、車両用シートのシートバック裏面のバ
ックトリムの上端部にシートクッションと前記シートバ
ックとを覆う長さを有する帯状のカバー部の一端部を止
着し、前記シートクッション前端部に、前記カバー部の
他端部を、係着させる係着手段を設けると共に、前記バ
ックトリムに前記カバー部の左右両端を開閉自在に取付
ける取付手段を設けたものである。
【0008】
【作用】かかる構成により、前記カバー部の他端部と、
前記シートクッション前端部とを、係着手段により係着
させることで、前記シートクッションと前記シートバッ
クのシート面を前記カバー部により覆うことができる。
前記シートクッション前端部とを、係着手段により係着
させることで、前記シートクッションと前記シートバッ
クのシート面を前記カバー部により覆うことができる。
【0009】また、前記カバー部の未使用時には前記カ
バー部の他端部を前記カバー部の一端部と前記バックト
リム間に折り込み、前記取付手段を閉じることにより、
前記カバー部をバックトリム表面に一体に収納すること
ができる。
バー部の他端部を前記カバー部の一端部と前記バックト
リム間に折り込み、前記取付手段を閉じることにより、
前記カバー部をバックトリム表面に一体に収納すること
ができる。
【0010】
【実施例】以下本発明に係わる車両用シートについて図
面に基づき説明する。図1は本発明に係わる車両用シー
トの斜視図であり、図2は前記車両用シートのファスナ
ーを開けた状態での斜視図であるが、これらの図におい
て車両用シート1はシートクッション2と、このシート
クッション2にディバイス3により接続されたシートバ
ック4と、このシートバック4上端部に形成された挿入
穴4aにステー5aを挿入したヘッドレスト5から構成
されている。
面に基づき説明する。図1は本発明に係わる車両用シー
トの斜視図であり、図2は前記車両用シートのファスナ
ーを開けた状態での斜視図であるが、これらの図におい
て車両用シート1はシートクッション2と、このシート
クッション2にディバイス3により接続されたシートバ
ック4と、このシートバック4上端部に形成された挿入
穴4aにステー5aを挿入したヘッドレスト5から構成
されている。
【0011】前記シートバック4の裏面はバックトリム
4bにより構成されており、このバックトリム4b上端
部にカバー部6の一端部が止着させてある。
4bにより構成されており、このバックトリム4b上端
部にカバー部6の一端部が止着させてある。
【0012】前記カバー部6は前記シートクッション2
と前記シートバック4とを被覆する長さを有する帯状の
ものであり、裏面はビニール等の防水性の素材で構成さ
れていて防水面6aになっている。
と前記シートバック4とを被覆する長さを有する帯状の
ものであり、裏面はビニール等の防水性の素材で構成さ
れていて防水面6aになっている。
【0013】さらに、前記カバー部6の左右両端部に
は、取付手段であるファスナー7の一側部7aを縫着さ
せており、これらファスナー7の他側部7bはバックト
リム4b両側部に縫着させてある。このため、前記ファ
スナー7を締めた時には、図1に示すように前記カバー
部6の前記バックトリム4b下端部よりはみ出す部分を
前記カバー部6の一端部と前記バックトリム4b間に折
り込むようにして、前記カバー部6をバックトリム4b
表面に一体になるように収納することができる。
は、取付手段であるファスナー7の一側部7aを縫着さ
せており、これらファスナー7の他側部7bはバックト
リム4b両側部に縫着させてある。このため、前記ファ
スナー7を締めた時には、図1に示すように前記カバー
部6の前記バックトリム4b下端部よりはみ出す部分を
前記カバー部6の一端部と前記バックトリム4b間に折
り込むようにして、前記カバー部6をバックトリム4b
表面に一体になるように収納することができる。
【0014】また、前記カバー部6の他端部には、係着
手段である面ファスナー8aが縫着させてあり、この面
ファスナー8aに対応する面ファスナー8bが前記シー
トクッション2前端部に縫着させてある。
手段である面ファスナー8aが縫着させてあり、この面
ファスナー8aに対応する面ファスナー8bが前記シー
トクッション2前端部に縫着させてある。
【0015】次ぎに上記のように構成された実施例の動
作について説明する。乗員の衣類が汚れていたり、濡れ
ているときに図3および図4に示すように、まず、シー
トバック4からヘッドレスト5を抜き取り、バックトリ
ム4bとカバー部6とに設けた、ファスナー7を開き、
カバー部6の他端部を抜き出す。さらにこのカバー部6
をシートバック4前側にもっていき、シートバック4お
よびシートクッション2に被せ、前記カバー部6の面フ
ァスナー8aをシートクッション2前端部の面ファスナ
ー8bと係着させる。この時、図4に示すようにシート
バック4とシートクッション2のシート面はカバー部6
の防水面6aにより被覆される。このため、衣類が汚れ
ていたり、濡れている状態で車両用シート1に座っても
この車両用シート1のシート面を汚すことがない。
作について説明する。乗員の衣類が汚れていたり、濡れ
ているときに図3および図4に示すように、まず、シー
トバック4からヘッドレスト5を抜き取り、バックトリ
ム4bとカバー部6とに設けた、ファスナー7を開き、
カバー部6の他端部を抜き出す。さらにこのカバー部6
をシートバック4前側にもっていき、シートバック4お
よびシートクッション2に被せ、前記カバー部6の面フ
ァスナー8aをシートクッション2前端部の面ファスナ
ー8bと係着させる。この時、図4に示すようにシート
バック4とシートクッション2のシート面はカバー部6
の防水面6aにより被覆される。このため、衣類が汚れ
ていたり、濡れている状態で車両用シート1に座っても
この車両用シート1のシート面を汚すことがない。
【0016】また、前記カバー部6は未使用時にはバッ
クトリム4b表面に一体に収納されているため、外観上
の体裁を損なうこともない。
クトリム4b表面に一体に収納されているため、外観上
の体裁を損なうこともない。
【0017】なお、上記実施例では係着手段として、一
対の面ファスナー8a,8bをカバー部6の他端部とシ
ートクッション2前端部に縫着させたが、カバー部6の
他端部とシートクッション2前端部とをホック止め、ま
たはボタン止めにしてもよい。
対の面ファスナー8a,8bをカバー部6の他端部とシ
ートクッション2前端部に縫着させたが、カバー部6の
他端部とシートクッション2前端部とをホック止め、ま
たはボタン止めにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、車両用
シートのシートバック裏面のバックトリムの上端中央部
に、前記シートクッションと前記シートバックとを覆う
長さを有する帯状のカバー部の一端部を止着させ、前記
カバー部の他端部と、前記シートクッション前端部と
を、係着させる係着手段を設けており、前記カバー部の
他端部と、前記シートクッション前端部とを、係着手段
により係着させることで、前記シートクッションと前記
シートバックのシート面を前記カバー部により覆うこと
ができるため、簡単な操作でシート面を汚れや水濡れか
ら保護でき、つねに清潔に保つことができる。
シートのシートバック裏面のバックトリムの上端中央部
に、前記シートクッションと前記シートバックとを覆う
長さを有する帯状のカバー部の一端部を止着させ、前記
カバー部の他端部と、前記シートクッション前端部と
を、係着させる係着手段を設けており、前記カバー部の
他端部と、前記シートクッション前端部とを、係着手段
により係着させることで、前記シートクッションと前記
シートバックのシート面を前記カバー部により覆うこと
ができるため、簡単な操作でシート面を汚れや水濡れか
ら保護でき、つねに清潔に保つことができる。
【0019】また、前記バックトリムに前記カバー部の
左右両端を開閉自在に取付ける取付手段を設けたため、
前記カバー部の未使用時には前記カバー部の他端部を前
記カバー部の一端部と前記バックトリム間に折り込み、
前記ファスナーを閉じることにより、前記カバー部をバ
ックトリム表面に一体に収納することができ、外観上の
体裁を損なうこともない。
左右両端を開閉自在に取付ける取付手段を設けたため、
前記カバー部の未使用時には前記カバー部の他端部を前
記カバー部の一端部と前記バックトリム間に折り込み、
前記ファスナーを閉じることにより、前記カバー部をバ
ックトリム表面に一体に収納することができ、外観上の
体裁を損なうこともない。
【図1】本発明に係わる車両用シートの斜視図である。
【図2】同車両用シートのファスナーを開けた状態の斜
視図である。
視図である。
【図3】同車両用シートのカバー部の使用状態を説明す
る斜視図である。
る斜視図である。
【図4】同車両用シートのカバー部の装着状態の斜視図
である。
である。
1 車両用シート 2 シートクッション 4 シートバック 4b バックトリム 6 カバー部 7 ファスナー(取付手段) 8a,8b 面ファスナー(係着手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 車両用シートのシートバック裏面のバッ
クトリムの上端部にシートクッションと前記シートバッ
クとを覆う長さを有する帯状のカバー部の一端部を止着
し、前記シートクッション前端部に、前記カバー部の他
端部を、係着させる係着手段を設けると共に、前記バッ
クトリムに前記カバー部の左右両端を開閉自在に取付け
る取付手段を設けたことを特徴とする車両用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6077845A JPH07257283A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 車両用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6077845A JPH07257283A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 車両用シート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07257283A true JPH07257283A (ja) | 1995-10-09 |
Family
ID=13645397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6077845A Pending JPH07257283A (ja) | 1994-03-25 | 1994-03-25 | 車両用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07257283A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007130389A (ja) * | 2005-11-14 | 2007-05-31 | Osada Res Inst Ltd | 歯科用安頭台のヘッドカバー |
KR200476296Y1 (ko) * | 2013-12-27 | 2015-02-13 | 현대다이모스(주) | 압축 펄프 시트 |
JP2020117045A (ja) * | 2019-01-23 | 2020-08-06 | フジ・チーテック株式会社 | 屋外用シートカバー |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3113654B2 (ja) * | 1998-08-01 | 2000-12-04 | 財団法人工業技術研究院 | ポリウレタン合成皮革の製造方法 |
-
1994
- 1994-03-25 JP JP6077845A patent/JPH07257283A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3113654B2 (ja) * | 1998-08-01 | 2000-12-04 | 財団法人工業技術研究院 | ポリウレタン合成皮革の製造方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007130389A (ja) * | 2005-11-14 | 2007-05-31 | Osada Res Inst Ltd | 歯科用安頭台のヘッドカバー |
KR200476296Y1 (ko) * | 2013-12-27 | 2015-02-13 | 현대다이모스(주) | 압축 펄프 시트 |
JP2020117045A (ja) * | 2019-01-23 | 2020-08-06 | フジ・チーテック株式会社 | 屋外用シートカバー |
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