JPS5839947Y2 - 自動車における傘などの収納具 - Google Patents

自動車における傘などの収納具

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Publication number
JPS5839947Y2
JPS5839947Y2 JP7601680U JP7601680U JPS5839947Y2 JP S5839947 Y2 JPS5839947 Y2 JP S5839947Y2 JP 7601680 U JP7601680 U JP 7601680U JP 7601680 U JP7601680 U JP 7601680U JP S5839947 Y2 JPS5839947 Y2 JP S5839947Y2
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JP
Japan
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band
storage device
door
umbrellas
bag
Prior art date
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Expired
Application number
JP7601680U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56175245U (ja
Inventor
諒 篠田
Original Assignee
愛知産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 愛知産業株式会社 filed Critical 愛知産業株式会社
Priority to JP7601680U priority Critical patent/JPS5839947Y2/ja
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  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は自動車の内部に設ける傘などの収納具に関す
るものである。
とくにタクシ−などにおいては雨の日に乗客が持ち込む
傘から滴下する雫によって車内が濡れ次の営業に支障を
きたすため傘を適宜収納し得る収納具が必要である。
従来においてもこの目的の収納具はあったが、これらは
通常、第9図に示すようにドアーの内側面に沿って収納
具を取付けるか、又は第10図に示すように助手席のシ
ートの背面に沿って取付けて使用されていた。
しかしこれらはベルクロファスナ等によって取付けられ
、前者の場合は、収納具に入れた濡れた傘や収納具が、
後部座席に腰掛けた乗客の邪魔になったり、同乗客の身
体に触れて衣服を濡らしたりする欠点があった。
また後者の場合は、同じく傘や収納具が乗客のひざや足
などに触れて不具合であるばかりでなく、自動車に乗降
する際の傘の出入操作がやや困難であった。
本考案はこのような従来の欠点を除去すべく考案された
ものであって、後部シートに腰掛けた者の邪魔にならな
いばかりでなく、傘や収納具が身体に触れることもなく
、また扉を開けた状態で傘を収納具に入れたり出したり
することができて便利であり、かつ扉の開閉に支障を来
さず、さらに収納具の着脱が容易であって、特に業務用
の自動車に使用して営業上のサービス向上を可能にする
傘などの収納具を提供するのを目的とするものである。
次に図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
図中、1は本考案の傘などの収納具であって、上部が開
放された下すぼみの円錐筒状の袋体2の下端部は扁平状
に閉塞しである。
また上部の開口部3はほぼ楕円形状となり、その上端周
縁部には弾性を有する中空ビニールリングが密閉されて
いる。
なお袋体2は防水性を付与し、かつ水の洩らない構造と
なっている。
また袋体2の上端部の扉側にはバンド40基端部が固着
され、その先端部には掛止金具5が回動可能に設けられ
ている。
なお該掛止金具5は、第6図に示すように小径の金属棒
によりコ字形に曲折した2個の金具の前部下端及び後部
下端が、それぞれ横棒により連結されて一体となってお
り、しかも後部の横棒6は下方へ円弧状に湾曲しており
、該湾曲部に対して、前記バンド4の前端部がループ状
に折返えされて遊嵌されている。
また袋体2の上部のバンド4の側方(助手席側)には、
バンド70基端部が固着され、その先端部には孔8が貫
設されている。
なお該バンド70基端部と先端部の間は、ゴムを内蔵し
伸縮性を有する伸!バンドとなっている。
また袋体2の下端部にはバンド90基端部が固着され、
その先端部には枠金具10が遊嵌され、さらに該枠金具
10には係止金具11が遊嵌されている。
なお該バンド90基端部と先端部の間は、ゴムを内蔵し
伸縮性を有する伸縮バンドとなってX、Yる。
本例の収納具1を自動車内部へ装着するには、第2図及
び第5図に示すように、まず収納具1を助手席シート1
2の背面側において、扉13に接近させて位置させ、袋
体2のバンド4の掛止金具5の前部を、扉13のガラス
14の内側部と防水用水切ゴムとの間隙に挿入して掛止
金具5を扉13の展張上端縁に掛止する。
この場合、扉のロックノブ15がある場所であったら、
該ロックノブ15を掛止金具5の中央に突出させれば、
ドアロックの操作を妨害することがない。
次に助手席シート12上部のヘッドレスト16を一旦域
り外したのち、その脚部17に収納具1のバンド7先端
の孔8を挿入し、再びヘッドレスト16をシート12に
装着する。
次に袋体2下部のバンド9先端の係止金具11を助手席
シート12下部のフレーム18の適宜の端縁に引っ掛け
て係止する。
こうすれば収納具1は、助手席シート12の背面と扉1
3とによって形成される車室隅角部に装着される。
この部分は通常、死角となる個所であって、後部座席1
9に腰掛けた者にも触れることが少ない。
従って収納具1に濡れた傘などを入れても、通常後部座
席の者が濡れない。
また扉を開けた場合は、第4図に示すように収納具10
袋体2は扉と共に外方へ向って若干移動するが、伸縮性
を有するバンド7及びバンド9が伸びるので、扉13の
開閉には差支えがない。
しかも扉13を開けると第4図に示すようにバンド4が
斜めになるが、掛止金具5の後部の横棒6が円弧状に湾
曲しているので、バンド4は無理なく滑って第6図に−
示すように斜めに位置し、扉13を閉じると再び横棒6
の中心寄に復帰する。
上記した説明によって明らかなように扉13を開けると
袋体2は自動的に車外側へ向って若干傾斜するため扉1
3を開けて自動車に乗る場合に、傘を収納具1に入れて
から乗ることができ、さらにまた車から降りる場合は、
扉13を開けて外へ出てから傘を取り出すことができる
ので、雨の日でも車の乗降を容易に行うことができる。
また収納具を必要としない場合には、容易に取り外して
車のトランクの中などに収納することができる。
次に第7図および第8図に基づいて本考案の第2実施例
について説明する。
本例においては、バンド4及び掛止金具5は同じである
が、バンド7とバンド9の先端金具がやや異なっている
すなわちバンド7の先端には枠金具20が遊嵌されてお
り、さらに該金具20には係止金具21が回動自在に連
結されており、助手席シート12のヘッドレスト16の
脚部17に嵌挿したリング22に係止金具21を係止す
るのである。
またバンド9の先端にはバンド7と同様に枠金具20が
遊嵌され、さらに係止金具21が回動自在に連結されて
おり、助手席シート12下部のフレーム18に枠金具2
3の付いた掛止金具24を掛止し、該枠金具23に係止
金具21を係止するものである。
なお本考案の収納具1に収納するものは、傘に限らず長
形状の巻物類でもよく、さらには夏期の遠出の際などに
おけるエンジン冷却用などの非常補給水を入れて運搬す
ることもできる。
またバンド7先端に孔8を設ける代りに掛止金具を設け
て、ヘッドレス16の脚部17に直接掛止するようにし
てもよい。
またバンド4.7.9に対して、自動車の型式に適応し
て長さを調節し得るような手段を付設する技術も予測さ
れる。
すなわち、本考案は、収納具の袋体の上部に設けたバン
ドの先端に掛止金具を設けて扉の窓に掛止することがで
き、また同じく袋体の上部に設けた伸縮性のバンドの先
端に設けた孔又は掛止金具なとの係止装置を、ヘッドレ
ストの脚部に係止すると共に、袋体の下部に設けた伸縮
性のバンドの先端に設けた係止金具なとの係止装置を、
助手席シートの下部のフレームなどに係止して収納具を
容易に着脱可能に装着することができる。
また収納具を自動車内の死角である隅角部に装着するこ
とができるので、濡れた傘や収納具が後部座席に腰掛け
た者に触れない利点がある。
また本考案による収納具は扉の開閉に支障を来たすこと
がないばかりでなく、扉を開けた場合には、−伸縮性の
バンドが伸びて、袋体は扉と共に外部へ移動し、人が自
動車に乗降する際に収納具に傘を入れたり出したりする
ことができるので、雨の日でも自動車の乗降が容易にで
きる。
また袋体内に溜った水は外部へ洩らないので車内を濡ら
すことがない。
従って、とくにタクシ−においては次の営業に支障を来
たすことがな(きわめて好都合である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の各実施例を示し、第1図は本考案の傘な
どの収納具の斜視図、第2図は収納具を自動車内に装着
した状態の斜視図、第3図は同じく車中に装着した収納
具の平面図、第4図は扉を開けた状態の平面図、第5図
は車中に装着した状態の収納具上部の1部破断斜視図、
第6図は掛止金具の斜視図、第7図は第2実施例におけ
る袋体の上部とヘッドレストの一部の斜視図、第8図は
同じく袋体の下部と掛止金具との斜視図、第9図は従来
における収納具を扉の内側に接着した状態の正面図、第
10図は同じ〈従来における収納具を助手席シートの裏
側に接着した状態の斜視図である。 1・・・・・・収納具、2・・・・・・袋体、4・・・
・・・バンド、5・・・・・・掛止金具、7・・・・・
・バンド、8・・・・・・孔、9・・・・・・バンド、
11・・・・・・係止金具、21・・・・・・係止金具
、24・・・・・・掛止金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扉の内側面と前部席シートの背面とによって形成される
    隅角部に装着すべく、上面が開放され下部が閉塞された
    ほぼ円錐筒状の袋体の上部の扉側にバンドの基端部を固
    着するとともに該バンドの先端に掛止金具などの掛止装
    置を設け、同じ(袋体の上部の前部席シートの背面側に
    伸縮バンドの基端部を固着するとともに該伸縮バンドの
    先端に孔又は掛止金具なとの係止装置を設け、さらに袋
    体の下部に伸縮バンドの基端部を固着するとともに該伸
    縮バンドの先端に前部席下部フレーム等に係止可能の係
    止金具なとの係止装置を設けてなるを特徴とする自動車
    における傘などの収納具。
JP7601680U 1980-05-29 1980-05-29 自動車における傘などの収納具 Expired JPS5839947Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7601680U JPS5839947Y2 (ja) 1980-05-29 1980-05-29 自動車における傘などの収納具

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JP7601680U JPS5839947Y2 (ja) 1980-05-29 1980-05-29 自動車における傘などの収納具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56175245U JPS56175245U (ja) 1981-12-24
JPS5839947Y2 true JPS5839947Y2 (ja) 1983-09-08

Family

ID=29438673

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JP7601680U Expired JPS5839947Y2 (ja) 1980-05-29 1980-05-29 自動車における傘などの収納具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6345817B1 (ja) * 2017-01-19 2018-06-20 前田 敏治 自動車用傘収納装置

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JPS56175245U (ja) 1981-12-24

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