JPH0611243Y2 - 乗用車におけるネット状バインダ - Google Patents
乗用車におけるネット状バインダInfo
- Publication number
- JPH0611243Y2 JPH0611243Y2 JP15609688U JP15609688U JPH0611243Y2 JP H0611243 Y2 JPH0611243 Y2 JP H0611243Y2 JP 15609688 U JP15609688 U JP 15609688U JP 15609688 U JP15609688 U JP 15609688U JP H0611243 Y2 JPH0611243 Y2 JP H0611243Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glove box
- frame
- net
- binder
- passenger cars
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 この考案は、グローブボックスの下部に設けてグローブ
ボックス内に入りきれない、例えばハンドバック，大型
封筒のごとき小荷物を収納でき、また降車時においてそ
れら小荷物の出し忘れを防止できるようにした乗用車に
おけるネット状バインダに関する。
ボックス内に入りきれない、例えばハンドバック，大型
封筒のごとき小荷物を収納でき、また降車時においてそ
れら小荷物の出し忘れを防止できるようにした乗用車に
おけるネット状バインダに関する。
《従来の技術》 一般的な乗用車は助手席側にグローブボックスが備え付
けられ、小物などをここに収納できるようにしている。
けられ、小物などをここに収納できるようにしている。
このグローブボックスに収容され小物類としては、車検
証，自賠責保証書、免許証その他の必要書類や、極く限
られた小荷物類であり、大体がこれらによって内部が満
たされている状態であり、その他のものを入れようとし
た場合には容量不足になりやすい。
証，自賠責保証書、免許証その他の必要書類や、極く限
られた小荷物類であり、大体がこれらによって内部が満
たされている状態であり、その他のものを入れようとし
た場合には容量不足になりやすい。
《考案が解決しようとする課題》 ところで、助手席に乗る人は、荷物を持っている場合が
多い。特に女性の場合にはハンドバックや小荷物類を持
っている場合が多く、ボックス内に入りきれない状態で
は膝においたり、やむを得ず後席の方においたりする場
合が多々ある。
多い。特に女性の場合にはハンドバックや小荷物類を持
っている場合が多く、ボックス内に入りきれない状態で
は膝においたり、やむを得ず後席の方においたりする場
合が多々ある。
また、そうでなくとも例えば大型の封筒に入れた書類、
図面などは適当な収納場所がなく、窓を開けて走行して
いる場合などは風などにより紛失しないかと気にかかる
ものであり、目の届かないところに置いた場合、降車の
際の出し忘れなども生ずる場合がある。
図面などは適当な収納場所がなく、窓を開けて走行して
いる場合などは風などにより紛失しないかと気にかかる
ものであり、目の届かないところに置いた場合、降車の
際の出し忘れなども生ずる場合がある。
この考案は、以上の問題を解決するものであって、小形
のバック、大型封筒，書類、図面などを挾んだ状態に固
定でき、また降車の際に出し忘れのないようにした乗用
車におけるネット状バインダを提供することを目的とす
る。
のバック、大型封筒，書類、図面などを挾んだ状態に固
定でき、また降車の際に出し忘れのないようにした乗用
車におけるネット状バインダを提供することを目的とす
る。
《課題を解決するための手段》 前記目的を達成するため、この考案は、グローブボック
スリッドの下部にあってグローブボックス形状に沿って
両側を回動可能に支持された矩形枠状のフレームと、フ
レームの内側に張設されたネットと、前記フレームを支
持するための軸に取り付けられて、常時フレームをリッ
ド側に付勢するバネからなることを特徴とするものであ
る。
スリッドの下部にあってグローブボックス形状に沿って
両側を回動可能に支持された矩形枠状のフレームと、フ
レームの内側に張設されたネットと、前記フレームを支
持するための軸に取り付けられて、常時フレームをリッ
ド側に付勢するバネからなることを特徴とするものであ
る。
《作用》 以上の構成によれば、手にフレームを持って回動させ、
ネット上に小荷物、封筒類を置き、その状態で手を離せ
ばバインダは回動してグローブボックス側に付勢され、
小荷物、封筒類をグローブボックスとネットの間に挟着
状態に支持する。支持状態では該当する小荷物類は外部
から確認することが出来る。
ネット上に小荷物、封筒類を置き、その状態で手を離せ
ばバインダは回動してグローブボックス側に付勢され、
小荷物、封筒類をグローブボックスとネットの間に挟着
状態に支持する。支持状態では該当する小荷物類は外部
から確認することが出来る。
《実施例》 以下、この考案の一実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。
る。
第１図，第２図において、１はインストルメントパネ
ル、２はインストルメントパネル１の助手席側に開閉可
能に装着されたグローブボックスリッドであり、該リッ
ド２の下面側にはグローブボックス３が所定の曲面でダ
ッシュボード４に連続し、このグローブボックス３の表
面側にはネット状バインダ５が設けられている。
ル、２はインストルメントパネル１の助手席側に開閉可
能に装着されたグローブボックスリッドであり、該リッ
ド２の下面側にはグローブボックス３が所定の曲面でダ
ッシュボード４に連続し、このグローブボックス３の表
面側にはネット状バインダ５が設けられている。
このバインダ５は、グローブボックス３の下面の曲面形
状に合わせた曲線を有する矩形枠状のフレーム６と、フ
レーム６の内側に張設された弾性ネット７と、フレーム
６の下部両側にあってダッシュボード４側に固定された
ブラケット８に軸９を介して回動可能に軸支される軸受
部１０を備えている。
状に合わせた曲線を有する矩形枠状のフレーム６と、フ
レーム６の内側に張設された弾性ネット７と、フレーム
６の下部両側にあってダッシュボード４側に固定された
ブラケット８に軸９を介して回動可能に軸支される軸受
部１０を備えている。
そして、前記軸受部１０の両側において、軸９の外周に
は巻バネ１１が介在され、この巻バネ１１の一端はフレ
ーム６の軸受部１０に接触し、他端側はブラケット８側
に接し、この結果前記バインダ５は常時グローブボック
ス３の表面側へと回動付勢し、グローブボックス３の表
面にその周縁であるフレーム６をはりつけるようにして
いる。
は巻バネ１１が介在され、この巻バネ１１の一端はフレ
ーム６の軸受部１０に接触し、他端側はブラケット８側
に接し、この結果前記バインダ５は常時グローブボック
ス３の表面側へと回動付勢し、グローブボックス３の表
面にその周縁であるフレーム６をはりつけるようにして
いる。
したがって、通常状態ではこのバインダ５はグローブボ
ックス３の表面にはりつき、乗降や座席に座ったときの
邪魔な突起としては作用しない。
ックス３の表面にはりつき、乗降や座席に座ったときの
邪魔な突起としては作用しない。
また、例えば第３図に示すようにハンドバック、書類な
どの物品１２をここに保持しようとする場合は、フレー
ム６を持って手前側に引き、これをネット７の上に置
き、手を離せば、バインダ５は前記巻バネ１１のバネ圧
によって再び回動し、グローブボックス３の表面にその
フレーム６を張りつかすように作用し、弾性ネット９を
物品１２の形状に応じて変形させつつその周辺のフレー
ム６をグローブボックス３の表面に密着させる。
どの物品１２をここに保持しようとする場合は、フレー
ム６を持って手前側に引き、これをネット７の上に置
き、手を離せば、バインダ５は前記巻バネ１１のバネ圧
によって再び回動し、グローブボックス３の表面にその
フレーム６を張りつかすように作用し、弾性ネット９を
物品１２の形状に応じて変形させつつその周辺のフレー
ム６をグローブボックス３の表面に密着させる。
以上によって物品１２をその形状によらずグローブボッ
クス３とフレーム６との間に確実に挾持固定することに
なるのである。
クス３とフレーム６との間に確実に挾持固定することに
なるのである。
この場合、物品１２の突出分だけグローブボックス３の
下部空間が狭隘になるが、大きな荷物以外であればさし
たる障害とはならず、助手席に人が座っている場合には
反ってこのバインダ５から荷物の出し入れが行いやすい
ものとなる。
下部空間が狭隘になるが、大きな荷物以外であればさし
たる障害とはならず、助手席に人が座っている場合には
反ってこのバインダ５から荷物の出し入れが行いやすい
ものとなる。
例えば女性の場合には、ちょっとした化粧直しをする時
に後席にハンドバックを置いておく場合に比べてその取
出し易さは言うまでもなく、膝上に乗せておく煩わしさ
もないものとなる。
に後席にハンドバックを置いておく場合に比べてその取
出し易さは言うまでもなく、膝上に乗せておく煩わしさ
もないものとなる。
また、収納状態では弾性ネットを通じて外部から荷物が
見えるので、確認し易く、降車の際の出し忘れ防止にも
役立つことができる。
見えるので、確認し易く、降車の際の出し忘れ防止にも
役立つことができる。
なお、実施例ではフレームの内側に張設されるネットを
弾性ネットで構成してあるが、必ずしも弾性を有するも
のでなくとも可能であることは言うまでもない。
弾性ネットで構成してあるが、必ずしも弾性を有するも
のでなくとも可能であることは言うまでもない。
《考案の効果》 以上実施例によって詳細に説明したように、この考案に
よる乗用車におけるネット状バインダにあっては、手に
フレームを持って回動させ、ネット上に小荷物、封筒類
を置き、その状態で手を離せばバインダは回動してグロ
ーブボックス側に付勢され、小荷物、封筒類をグローブ
ボックスとネットの間に挟着状態に保持するようになっ
ているので、トランクなどに置くまでもない手荷物、封
筒、書類、図面などの収納に便利である。
よる乗用車におけるネット状バインダにあっては、手に
フレームを持って回動させ、ネット上に小荷物、封筒類
を置き、その状態で手を離せばバインダは回動してグロ
ーブボックス側に付勢され、小荷物、封筒類をグローブ
ボックスとネットの間に挟着状態に保持するようになっ
ているので、トランクなどに置くまでもない手荷物、封
筒、書類、図面などの収納に便利である。
また、収納状態では外部から見えるので、確認もでき、
降車の際の出し忘れなども防止できる。
降車の際の出し忘れなども防止できる。
第１図はこの考案にかかるネット状バインダをグローブ
ボックスに配置した状態を示す斜視図、第２図は同断面
図、第３図はバインダを手前側に引いた状態を示す斜視
図である。 １……インストルメントパネル ２……グローブボックスリッド ３……グローブボックス ４……ダッシュボード ５……バインダ ６……フレーム ７……弾性ネット ９……軸 １０……軸受部 １１……巻バネ
ボックスに配置した状態を示す斜視図、第２図は同断面
図、第３図はバインダを手前側に引いた状態を示す斜視
図である。 １……インストルメントパネル ２……グローブボックスリッド ３……グローブボックス ４……ダッシュボード ５……バインダ ６……フレーム ７……弾性ネット ９……軸 １０……軸受部 １１……巻バネ
Claims (1)
- 【請求項１】グローブボックスリッドの下部にあって、
グローブボックス形状に沿って両側を回動可能に支持さ
れた矩形枠状のフレームと、フレームの内側に張設され
たネットと、前記フレームを支持するための軸に取り付
けられて、常時フレームをリッド側に付勢するバネから
なることを特徴とする乗用車におけるネット状バイン
ダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15609688U JPH0611243Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 乗用車におけるネット状バインダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15609688U JPH0611243Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 乗用車におけるネット状バインダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0276551U JPH0276551U (ja) | 1990-06-12 |
| JPH0611243Y2 true JPH0611243Y2 (ja) | 1994-03-23 |
Family
ID=31434318
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15609688U Expired - Lifetime JPH0611243Y2 (ja) | 1988-11-30 | 1988-11-30 | 乗用車におけるネット状バインダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0611243Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100897696B1 (ko) * | 2008-05-02 | 2009-05-15 | 지엠대우오토앤테크놀로지주식회사 | 차량용 다용도 수납함 |
-
1988
- 1988-11-30 JP JP15609688U patent/JPH0611243Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0276551U (ja) | 1990-06-12 |
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