JP2662642B2 - 自動車 - Google Patents
自動車Info
- Publication number
- JP2662642B2 JP2662642B2 JP6148728A JP14872894A JP2662642B2 JP 2662642 B2 JP2662642 B2 JP 2662642B2 JP 6148728 A JP6148728 A JP 6148728A JP 14872894 A JP14872894 A JP 14872894A JP 2662642 B2 JP2662642 B2 JP 2662642B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover plate
- plate
- edge
- top plate
- instrument panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インストルメントパネ
ルの天板部または後部座席の後方天板部に形成された窪
み部分に置いた載置物(携帯品その他の小物類)を覆う
被覆板を装着した自動車に関する。
ルの天板部または後部座席の後方天板部に形成された窪
み部分に置いた載置物(携帯品その他の小物類)を覆う
被覆板を装着した自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ドライバーや同乗者の各種携帯品
その他の小物類の収納には、自動車のインストルメント
パネル(ダッシュボード)の前面、座席の周囲、ドアの
内側等に装備された函型または袋状の収納部が主として
使用されている。また、これらの小物類を置くのには、
インストルメントパネルの天板部や後部座席の後方天板
部も利用されている。
その他の小物類の収納には、自動車のインストルメント
パネル(ダッシュボード)の前面、座席の周囲、ドアの
内側等に装備された函型または袋状の収納部が主として
使用されている。また、これらの小物類を置くのには、
インストルメントパネルの天板部や後部座席の後方天板
部も利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特に、助手席
対向部のインストルメントパネル前面は、そこに助手席
同乗者の安全のためのエアバッグの収納部を設置するよ
うな場合には、上記小物類のための収納部を確保するス
ペースが無くなる。また、インストルメントパネルの天
板部や後部座席の後方天板部に置いた上記小物類は、自
動車の走行中の振動や傾斜によって、その天板部上を移
動するとか滑落してしまうことがある。
対向部のインストルメントパネル前面は、そこに助手席
同乗者の安全のためのエアバッグの収納部を設置するよ
うな場合には、上記小物類のための収納部を確保するス
ペースが無くなる。また、インストルメントパネルの天
板部や後部座席の後方天板部に置いた上記小物類は、自
動車の走行中の振動や傾斜によって、その天板部上を移
動するとか滑落してしまうことがある。
【0004】本発明の目的は、インストルメントパネル
の天板部または後部座席の後方天板部の窪み部分に被覆
板を取り付け、そこに置いた携帯品その他の小物類を、
その被覆板で覆うことにより、インストルメントパネル
前面に収納部を装備するスペースを確保できない不利を
改善し、さらに、その小物類が自動車の走行中の振動や
傾斜によっても天板部上を移動するとか滑落することの
ないようにし、特に、該被覆板をインストルメントパネ
ルの天板部に装着しているときにおいては、それが助手
席同乗者に対する緩衝体としても役立つようにすること
にある。
の天板部または後部座席の後方天板部の窪み部分に被覆
板を取り付け、そこに置いた携帯品その他の小物類を、
その被覆板で覆うことにより、インストルメントパネル
前面に収納部を装備するスペースを確保できない不利を
改善し、さらに、その小物類が自動車の走行中の振動や
傾斜によっても天板部上を移動するとか滑落することの
ないようにし、特に、該被覆板をインストルメントパネ
ルの天板部に装着しているときにおいては、それが助手
席同乗者に対する緩衝体としても役立つようにすること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明自動車は、皮革,
合成皮革または布地等の柔軟性材料製の被覆板aの基端
辺縁部1を、インストルメントパネルbの天板部2また
は後部座席の後方天板部に形成された窪み部分3の上側
に、ベルベットファスナー等の雌雄一対の係止片4,
4′で取外し自在に蝶着するとともに、該被覆板aの遊
端辺縁部6を上記窪み部分3の下側において天板部の対
応部分に対し同じくベルベットファスナー等の雌雄一対
の係止片5,5′で開閉自在に止着し、かつ、上記被覆
板aと同じ皮革,合成皮革または布地等の柔軟性材料製
の抑え片a′を上記被覆板aに重合し、抑え片a′の基
端辺縁部7を被覆板aに縫着するとともに、遊端辺縁部
8と被覆板aの対応部分とにベルベットファスナー等の
雌雄一対の係止片9,9′を縫着し、これによって抑え
片a′の遊端辺縁部8を被覆板aに止着できるようにし
てなる。
合成皮革または布地等の柔軟性材料製の被覆板aの基端
辺縁部1を、インストルメントパネルbの天板部2また
は後部座席の後方天板部に形成された窪み部分3の上側
に、ベルベットファスナー等の雌雄一対の係止片4,
4′で取外し自在に蝶着するとともに、該被覆板aの遊
端辺縁部6を上記窪み部分3の下側において天板部の対
応部分に対し同じくベルベットファスナー等の雌雄一対
の係止片5,5′で開閉自在に止着し、かつ、上記被覆
板aと同じ皮革,合成皮革または布地等の柔軟性材料製
の抑え片a′を上記被覆板aに重合し、抑え片a′の基
端辺縁部7を被覆板aに縫着するとともに、遊端辺縁部
8と被覆板aの対応部分とにベルベットファスナー等の
雌雄一対の係止片9,9′を縫着し、これによって抑え
片a′の遊端辺縁部8を被覆板aに止着できるようにし
てなる。
【0006】なお、被覆板aおよび抑え片a′の上記蝶
着および止着手段としては、スナップボタンまたはフッ
ク等の雌雄一対の係止片の他、一対の永久磁石を採用す
ることも可能であり、さらにその場合、天板部が導磁性
材料で製作されているときにおいては、被覆板a側にだ
け永久磁石を取り付けておいてもよい。
着および止着手段としては、スナップボタンまたはフッ
ク等の雌雄一対の係止片の他、一対の永久磁石を採用す
ることも可能であり、さらにその場合、天板部が導磁性
材料で製作されているときにおいては、被覆板a側にだ
け永久磁石を取り付けておいてもよい。
【0007】
【作用】被覆板をインストルメントパネルの天板部や後
部座席の後方天板部の窪み部分に対して装着しているの
で、これによって、携帯品その他の小物類を簡単に覆っ
ておくことができ、インストルメントパネル前面に収納
部を備えていない場合等の不便を解消できる。カード,
伝票のようなシート状の物は、抑え片で被覆板に抑えて
おくと便利である。被覆板をインストルメントパネルの
天板部に装着しているときにおいては、急ブレーキをか
けたときや追突されたときにそれが助手席同乗者に対す
る緩衝体として役立つ。被覆板を着脱自在としていると
きは、当然のことながら、必要に応じて天板部に装着使
用すればよく体裁等を気にする場合には取り外せばよ
い。
部座席の後方天板部の窪み部分に対して装着しているの
で、これによって、携帯品その他の小物類を簡単に覆っ
ておくことができ、インストルメントパネル前面に収納
部を備えていない場合等の不便を解消できる。カード,
伝票のようなシート状の物は、抑え片で被覆板に抑えて
おくと便利である。被覆板をインストルメントパネルの
天板部に装着しているときにおいては、急ブレーキをか
けたときや追突されたときにそれが助手席同乗者に対す
る緩衝体として役立つ。被覆板を着脱自在としていると
きは、当然のことながら、必要に応じて天板部に装着使
用すればよく体裁等を気にする場合には取り外せばよ
い。
【0008】
【実施例】以下図示の実施例について説明する。aは、
皮革,合成皮革または布地等の柔軟性材料であって、好
ましくは少なくとも表面を光沢面としていないものを適
宜縁取りして製作した丸角方形の被覆板である。この被
覆板aは、その基端辺縁部(上辺縁部)1を自動車のイ
ンストルメントパネルbの天板部2に蝶着し、該天板部
2の窪み部分3を開閉自在に覆っているものである。
皮革,合成皮革または布地等の柔軟性材料であって、好
ましくは少なくとも表面を光沢面としていないものを適
宜縁取りして製作した丸角方形の被覆板である。この被
覆板aは、その基端辺縁部(上辺縁部)1を自動車のイ
ンストルメントパネルbの天板部2に蝶着し、該天板部
2の窪み部分3を開閉自在に覆っているものである。
【0009】4,4′は、被覆板aの基端辺縁部1と天
板部2の対応部分とに取り付けたベルベットファスナー
等の雌雄一対の係止片で,これによって、被覆板aは天
板部2に蝶着している。5,5′は、被覆板aの遊端辺
縁部6と天板部2の対応部分とに取り付けた同じくベル
ベットファスナー等の雌雄一対の係止片で,これによっ
て、被覆板aの遊端辺縁部(下辺縁部)6を天板部2に
止着できる。
板部2の対応部分とに取り付けたベルベットファスナー
等の雌雄一対の係止片で,これによって、被覆板aは天
板部2に蝶着している。5,5′は、被覆板aの遊端辺
縁部6と天板部2の対応部分とに取り付けた同じくベル
ベットファスナー等の雌雄一対の係止片で,これによっ
て、被覆板aの遊端辺縁部(下辺縁部)6を天板部2に
止着できる。
【0010】a′は、被覆板aと同じ皮革,合成皮革ま
たは布地等の柔軟性材料であって、好ましくは少なくと
も表面を光沢面としていないものを適宜縁取りして製作
した抑え片で、被覆板aに開閉自在に重合している。抑
え片a′は、基端辺縁部(上辺縁部)7を被覆板aに縫
着するとともに、遊端辺縁部(下辺縁部)8と被覆板1
の対応部分とにベルベットファスナー等の雌雄一対の係
止片9,9′を縫着し、これによって、抑え片a′の遊
端辺縁部8を被覆板aに止着できる。
たは布地等の柔軟性材料であって、好ましくは少なくと
も表面を光沢面としていないものを適宜縁取りして製作
した抑え片で、被覆板aに開閉自在に重合している。抑
え片a′は、基端辺縁部(上辺縁部)7を被覆板aに縫
着するとともに、遊端辺縁部(下辺縁部)8と被覆板1
の対応部分とにベルベットファスナー等の雌雄一対の係
止片9,9′を縫着し、これによって、抑え片a′の遊
端辺縁部8を被覆板aに止着できる。
【0011】したがって、携帯品その他の小物類を窪み
部分3に載置(もしくは収容)して被覆板aを閉じ、そ
の遊端辺縁部6を天板部2に係止片5,5′で止着する
ことによって、その小物類が天板部2上を滑動したりあ
るいは滑落したりしないようにでき、また、カード,伝
票のようなシート状の物は、抑え片a′と被覆板aの間
に抑え込んでおくことができるものである。
部分3に載置(もしくは収容)して被覆板aを閉じ、そ
の遊端辺縁部6を天板部2に係止片5,5′で止着する
ことによって、その小物類が天板部2上を滑動したりあ
るいは滑落したりしないようにでき、また、カード,伝
票のようなシート状の物は、抑え片a′と被覆板aの間
に抑え込んでおくことができるものである。
【0012】さらに、被覆体aおよび抑え片a′は、上
記のように皮革,合成皮革または布地等の柔軟性材料製
であって、金属材料を使用していないので、これを天板
部2の助手席に対向する位置に装着しておくと、携帯品
その他の小物類を収納しているかどうかに関係なく、急
ブレーキをかけたときや追突されたときにおいて、助手
席同乗者が前のめりになったり、手をついたりした場合
に緩衝体として機能するので、安全のためにも役立つも
のである。
記のように皮革,合成皮革または布地等の柔軟性材料製
であって、金属材料を使用していないので、これを天板
部2の助手席に対向する位置に装着しておくと、携帯品
その他の小物類を収納しているかどうかに関係なく、急
ブレーキをかけたときや追突されたときにおいて、助手
席同乗者が前のめりになったり、手をついたりした場合
に緩衝体として機能するので、安全のためにも役立つも
のである。
【0013】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明によれば次の効果を奏することができる。インス
トルメントパネルの天板部や後部座席の後方天板部の窪
み部分に対して装着した被覆板により、携帯品その他の
小物類を覆って、その小物類が天板部上を滑動したりあ
るいは滑落したりしないようにでき、特にインストルメ
ントパネル前面に収納部を備えていない場合の不便を解
消できる。カード,伝票のようなシート状の物は、抑え
片で被覆板との間に抑え込んでおくことができるから便
利である。
本発明によれば次の効果を奏することができる。インス
トルメントパネルの天板部や後部座席の後方天板部の窪
み部分に対して装着した被覆板により、携帯品その他の
小物類を覆って、その小物類が天板部上を滑動したりあ
るいは滑落したりしないようにでき、特にインストルメ
ントパネル前面に収納部を備えていない場合の不便を解
消できる。カード,伝票のようなシート状の物は、抑え
片で被覆板との間に抑え込んでおくことができるから便
利である。
【0014】また、バッグをインストルメントパネルの
天板部に装着しているときにおいては、急ブレーキをか
けたときや追突されたときにそれが助手席同乗者に対す
る緩衝体として役立つ。さらに、被覆板を着脱自在な構
成とすることにより、それは必要に応じて天板部に装着
使用できるから、天板部の体裁等を気にする場合には取
り外しておけばよい。
天板部に装着しているときにおいては、急ブレーキをか
けたときや追突されたときにそれが助手席同乗者に対す
る緩衝体として役立つ。さらに、被覆板を着脱自在な構
成とすることにより、それは必要に応じて天板部に装着
使用できるから、天板部の体裁等を気にする場合には取
り外しておけばよい。
【図1】本発明の実施例を示すもので、被覆板を閉じて
いる状態の斜視図である。
いる状態の斜視図である。
【図2】同上の要部の断面図である。
【図3】同上の開蓋状態の斜視図である。
a 被覆板 a′ 抑え片 b インストルメントパネル 1 基端辺縁部(上辺縁部) 2 天板部 3 窪み部分 4,4′ 係止片 5,5′ 係止片 6 遊端辺縁部(下辺縁部) 7 基端辺縁部(上辺縁部) 8 遊端辺縁部(下辺縁部) 9,9′ 係止片
Claims (1)
- 【請求項1】皮革,合成皮革または布地等の柔軟性材料
製の被覆板の基端辺縁部を、インストルメントパネルの
天板部または後部座席の後方天板部に形成された窪み部
分の上側に、ベルベットファスナー等の雌雄一対の係止
片で取外し自在に蝶着するとともに、該被覆板の遊端辺
縁部を上記窪み部分の下側において天板部の対応部分に
対し同じくベルベットファスナー等の雌雄一対の係止片
で開閉自在に止着し、かつ、上記被覆板と同じ皮革,合
成皮革または布地等の柔軟性材料製の抑え片を上記被覆
板に重合し、抑え片の基端辺縁部を被覆板に縫着すると
ともに、遊端辺縁部と被覆板の対応部分とにベルベット
ファスナー等の雌雄一対の係止片を縫着し、これによっ
て抑え片の遊端辺縁部を被覆板に止着できるようにして
なることを特徴とする自動車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6148728A JP2662642B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 自動車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6148728A JP2662642B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 自動車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07329646A JPH07329646A (ja) | 1995-12-19 |
JP2662642B2 true JP2662642B2 (ja) | 1997-10-15 |
Family
ID=15459288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6148728A Expired - Lifetime JP2662642B2 (ja) | 1994-06-08 | 1994-06-08 | 自動車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2662642B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6244750U (ja) * | 1985-09-09 | 1987-03-18 | ||
JPS6430755U (ja) * | 1987-08-19 | 1989-02-27 | ||
JPH0542926Y2 (ja) * | 1987-10-19 | 1993-10-28 |
-
1994
- 1994-06-08 JP JP6148728A patent/JP2662642B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07329646A (ja) | 1995-12-19 |
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