JPH0218764Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0218764Y2 JPH0218764Y2 JP6029184U JP6029184U JPH0218764Y2 JP H0218764 Y2 JPH0218764 Y2 JP H0218764Y2 JP 6029184 U JP6029184 U JP 6029184U JP 6029184 U JP6029184 U JP 6029184U JP H0218764 Y2 JPH0218764 Y2 JP H0218764Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- umbrella storage
- umbrella
- cylindrical body
- storage case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 1
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N iron(III) oxide Inorganic materials O=[Fe]O[Fe]=O JEIPFZHSYJVQDO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《考案の技術分野》
この考案は自動車用ドアに係り、さらに詳細に
は傘収納ケースをドアの内側下部に収納可能に設
けた傘収納ケース付自動車用ドアに関する。
は傘収納ケースをドアの内側下部に収納可能に設
けた傘収納ケース付自動車用ドアに関する。
《従来技術とその問題点》
一般に雨天時自動車内に傘を持ち込んだ場合、
濡れた傘はその水滴でシートやフロワーカーペツ
トを濡らし、乗員に不快感を起させる為、その処
遇が非常に煩らわしいものであつた。特にフロワ
ーカーペツトには傘の水滴の大部分が溜り、浸透
して車体フロワー部分に錆を生じさせ耐久性を悪
化させる等の欠点があつた。そこでビニール製の
傘収納袋を常時グローブボツクスやシートの下部
に用意しておき、必要に応じて取出してその袋の
内に濡れた傘を入れるようにしているが、これも
傘を入れた袋の置き場所が面倒であると共に、不
使用時の保管場所にも困る等の欠点があつた。
濡れた傘はその水滴でシートやフロワーカーペツ
トを濡らし、乗員に不快感を起させる為、その処
遇が非常に煩らわしいものであつた。特にフロワ
ーカーペツトには傘の水滴の大部分が溜り、浸透
して車体フロワー部分に錆を生じさせ耐久性を悪
化させる等の欠点があつた。そこでビニール製の
傘収納袋を常時グローブボツクスやシートの下部
に用意しておき、必要に応じて取出してその袋の
内に濡れた傘を入れるようにしているが、これも
傘を入れた袋の置き場所が面倒であると共に、不
使用時の保管場所にも困る等の欠点があつた。
《考案の目的》
この考案は、上述の欠点を解消し、通常は自動
車のドアの内側下部に収納しておき、必要に応じ
て引出し使用可能な、しかもその取扱いが極めて
簡単で、収納時は通常の自動車の内側と何ら変わ
ることがない外観的にも優れた傘収納ケース付自
動車用ドアを提供することを目的とするものであ
る。
車のドアの内側下部に収納しておき、必要に応じ
て引出し使用可能な、しかもその取扱いが極めて
簡単で、収納時は通常の自動車の内側と何ら変わ
ることがない外観的にも優れた傘収納ケース付自
動車用ドアを提供することを目的とするものであ
る。
《考案の構成》
この考案は、中空回転筒状体と、該筒状体を軸
支する支持部材と、前記筒状体に連通して一端を
固着し、他方端に係止具を設けた傘収納袋と、前
記筒体に連通して設けた排水パイプとより成る傘
収納ケース具をドアの内側下部に収納可能に取付
けると共にドア内側上部に傘収納袋保持具を設け
たことを特徴とする傘収納ケース付自動車用ドア
である。
支する支持部材と、前記筒状体に連通して一端を
固着し、他方端に係止具を設けた傘収納袋と、前
記筒体に連通して設けた排水パイプとより成る傘
収納ケース具をドアの内側下部に収納可能に取付
けると共にドア内側上部に傘収納袋保持具を設け
たことを特徴とする傘収納ケース付自動車用ドア
である。
《実施例の説明》
以下、本考案に係る傘収納ケース付自動車用ド
アの一実施例を第１図乃至第４図を参照して説明
する。
アの一実施例を第１図乃至第４図を参照して説明
する。
第１図において、１は通常の車両用ドアと同様
にロツク手段２、ウインドレギユレータ３、ドア
開閉機構４、肘掛け５等を設けて形成したドアで
あつて、その内側下部前方に傘収納ケース具Ａが
ドア内部収納可能に、また内側上部後方に傘収納
袋保持具Ｂが設けられている。前記の傘収納ケー
ス具Ａは、第２図に示す如く合成樹脂材で内部を
空洞に形成し、その周面の一部に連通孔６を設け
た中空回転筒状体７と、該筒状体７の連通孔６に
一端を固着し濡れた傘の水滴を前記筒状体７内部
に流すようにし、且つ他端に係止具８を設けた縦
長のビニール等の防水性材質により成る傘収納袋
９と、前記筒状体７を回転可能に軸支すると共に
ドアの内側パネルの一部を形成する如く設けた支
持部材１０及び筒状体７の空洞軸部材を介して筒
状体７内部の水滴をドア外に排水するよう連通さ
れた可撓性の排水パイプ１１より構成されてお
り、前記傘収納袋９は、筒状体７の周面にコイル
バネ１７によつて自動的に巻回（第２図ロ参照）
されるようになつている。なお、図中１２は排水
パイプ１１の捩れを防止するためのカプラであ
る。また、１３はカバーで、巻回された傘収納袋
９が必要以上に巻回されないようになつている。
そしてこの傘収納ケース具Ａの支持部材１０を第
３図イ，ロに示す如く、ドア１の内側パネル１４
の切欠部に一端を蝶番等の連結具（図示せず）を
介して連結し、ドア内部の空間に収納されるよう
になつている（第３図イを参照）。また排水パイ
プ１１の排水側端部はドアの下部パネル１５を貫
通して固定され、フロワーパネル１６のドア下部
外側に水滴を落下排水するようになつている。
にロツク手段２、ウインドレギユレータ３、ドア
開閉機構４、肘掛け５等を設けて形成したドアで
あつて、その内側下部前方に傘収納ケース具Ａが
ドア内部収納可能に、また内側上部後方に傘収納
袋保持具Ｂが設けられている。前記の傘収納ケー
ス具Ａは、第２図に示す如く合成樹脂材で内部を
空洞に形成し、その周面の一部に連通孔６を設け
た中空回転筒状体７と、該筒状体７の連通孔６に
一端を固着し濡れた傘の水滴を前記筒状体７内部
に流すようにし、且つ他端に係止具８を設けた縦
長のビニール等の防水性材質により成る傘収納袋
９と、前記筒状体７を回転可能に軸支すると共に
ドアの内側パネルの一部を形成する如く設けた支
持部材１０及び筒状体７の空洞軸部材を介して筒
状体７内部の水滴をドア外に排水するよう連通さ
れた可撓性の排水パイプ１１より構成されてお
り、前記傘収納袋９は、筒状体７の周面にコイル
バネ１７によつて自動的に巻回（第２図ロ参照）
されるようになつている。なお、図中１２は排水
パイプ１１の捩れを防止するためのカプラであ
る。また、１３はカバーで、巻回された傘収納袋
９が必要以上に巻回されないようになつている。
そしてこの傘収納ケース具Ａの支持部材１０を第
３図イ，ロに示す如く、ドア１の内側パネル１４
の切欠部に一端を蝶番等の連結具（図示せず）を
介して連結し、ドア内部の空間に収納されるよう
になつている（第３図イを参照）。また排水パイ
プ１１の排水側端部はドアの下部パネル１５を貫
通して固定され、フロワーパネル１６のドア下部
外側に水滴を落下排水するようになつている。
しかして本考案の傘収納ケース付自動車用ドア
は、常時第１図及び第３図イに示す如く傘収納ケ
ース具Ａを収納した状態では何ら通常の自動車用
ドアと変わりなく、雨天時傘収納ケース具Ａを使
用する場合には、第３図ロ及び第４図に示す如く
パネルの一部を兼用形成する支持部材１０を手前
に倒すことにより該ケース具Ａを引き出し、更に
回転筒状体７に巻回されている傘収納袋９を引き
出してドア内側上部の傘収納袋保持具Ｂに先端の
係止具８を係止させ、この引き出された傘収納袋
９内に濡れた傘Ｃを入れることができる。そして
この濡れた傘の水滴は傘収納袋９から回転筒状体
７内部に流れ、更に空洞軸部材を経て排水パイプ
１１に沿つて流れドア内部より車体のフロワーパ
ネル１６のドア下部外側に落下し外部に排水され
る。
は、常時第１図及び第３図イに示す如く傘収納ケ
ース具Ａを収納した状態では何ら通常の自動車用
ドアと変わりなく、雨天時傘収納ケース具Ａを使
用する場合には、第３図ロ及び第４図に示す如く
パネルの一部を兼用形成する支持部材１０を手前
に倒すことにより該ケース具Ａを引き出し、更に
回転筒状体７に巻回されている傘収納袋９を引き
出してドア内側上部の傘収納袋保持具Ｂに先端の
係止具８を係止させ、この引き出された傘収納袋
９内に濡れた傘Ｃを入れることができる。そして
この濡れた傘の水滴は傘収納袋９から回転筒状体
７内部に流れ、更に空洞軸部材を経て排水パイプ
１１に沿つて流れドア内部より車体のフロワーパ
ネル１６のドア下部外側に落下し外部に排水され
る。
《考案の効果》
以上の構成より成る本考案では、自動車のドア
内側一部に傘収納袋等を備えた傘収納ケース具を
収納可能に設けた為、収納時は何ら通常の自動車
用ドアと変ることがなく外観的に優れ、又使用に
際しては単に前記傘収納袋を引き出すことのみに
よつて濡れた傘を収納できるのでその取扱いが極
めて簡単である等の効果を有し産業上の利用価値
は非常に高いものである。
内側一部に傘収納袋等を備えた傘収納ケース具を
収納可能に設けた為、収納時は何ら通常の自動車
用ドアと変ることがなく外観的に優れ、又使用に
際しては単に前記傘収納袋を引き出すことのみに
よつて濡れた傘を収納できるのでその取扱いが極
めて簡単である等の効果を有し産業上の利用価値
は非常に高いものである。
第１図乃至第４図は、本考案の傘収納ケース付
自動車用ドアの一実施例を示したもので、第１図
は傘収納ケース具を収納した状態の説明図、第２
図イは傘収納ケース具の斜視図、第２図ロは中空
回転筒状体の片側を示す部分側面図、第３図イは
傘収納ケース具を収納した状態のドア部簡略縦断
面図、同図ロは傘収納ケース具を引き出した状態
のドア部簡略縦断面図、第４図は傘収納ケース具
使用例の説明図である。 Ａ…傘収納ケース具、Ｂ…傘収納袋保持具、Ｃ
…傘、１…ドア、７…中空回転筒状体、９…傘収
納袋、１０…支持部材、１１…排水パイプ。
自動車用ドアの一実施例を示したもので、第１図
は傘収納ケース具を収納した状態の説明図、第２
図イは傘収納ケース具の斜視図、第２図ロは中空
回転筒状体の片側を示す部分側面図、第３図イは
傘収納ケース具を収納した状態のドア部簡略縦断
面図、同図ロは傘収納ケース具を引き出した状態
のドア部簡略縦断面図、第４図は傘収納ケース具
使用例の説明図である。 Ａ…傘収納ケース具、Ｂ…傘収納袋保持具、Ｃ
…傘、１…ドア、７…中空回転筒状体、９…傘収
納袋、１０…支持部材、１１…排水パイプ。
Claims (1)
- 中空回転筒状体と、該筒状体を軸支する支持部
材と、前記筒状体に連通して一端を固着し他方端
に係止具を設けた傘収納袋と、前記筒状体に連通
して設けた排水パイプとより成る傘収納ケース具
をドアの内側下部に収納可能に取付けると共にド
アの内側上部に傘収納袋保持具を設けたことを特
徴とする傘収納ケース付自動車用ドア。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6029184U JPS60171766U (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | 傘収納ケ−ス付自動車用ドア |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6029184U JPS60171766U (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | 傘収納ケ−ス付自動車用ドア |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60171766U JPS60171766U (ja) | 1985-11-14 |
| JPH0218764Y2 true JPH0218764Y2 (ja) | 1990-05-24 |
Family
ID=30587496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6029184U Granted JPS60171766U (ja) | 1984-04-24 | 1984-04-24 | 傘収納ケ−ス付自動車用ドア |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60171766U (ja) |
-
1984
- 1984-04-24 JP JP6029184U patent/JPS60171766U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60171766U (ja) | 1985-11-14 |
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