JP2001063636A - 傘収納ケース付サイドスポイラー - Google Patents
傘収納ケース付サイドスポイラーInfo
- Publication number
- JP2001063636A JP2001063636A JP28465499A JP28465499A JP2001063636A JP 2001063636 A JP2001063636 A JP 2001063636A JP 28465499 A JP28465499 A JP 28465499A JP 28465499 A JP28465499 A JP 28465499A JP 2001063636 A JP2001063636 A JP 2001063636A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- umbrella
- storage case
- car
- opener
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】従来の自動車には、傘を収納する場所や方法は
考えられていなかった。したがって、雨の日に自動車に
乗り込もうとしたとき、濡れた傘の置き場所に大変困っ
た。また、傘のしずくが座席や床を濡らしてしまい、不
快な思いをすることがよくあった。そこで、車室外に傘
の収納場所を設けることにより、傘を車室内に持ち込ま
なくても済むようにし、便利にしようとした。 【解決する手段】最近の自動車には、側面下部のサイド
シル(1)にサイドスポイラー(2)等と呼ばれるエア
ロパーツを装着したものが増えている。そこで、運転席
または助手席下部のサイドスポイラー(2)の中空部
(3)に、傘収納ケース(4)と蓋(5)およびオープ
ナーを設け傘の収納場所とした。
考えられていなかった。したがって、雨の日に自動車に
乗り込もうとしたとき、濡れた傘の置き場所に大変困っ
た。また、傘のしずくが座席や床を濡らしてしまい、不
快な思いをすることがよくあった。そこで、車室外に傘
の収納場所を設けることにより、傘を車室内に持ち込ま
なくても済むようにし、便利にしようとした。 【解決する手段】最近の自動車には、側面下部のサイド
シル(1)にサイドスポイラー(2)等と呼ばれるエア
ロパーツを装着したものが増えている。そこで、運転席
または助手席下部のサイドスポイラー(2)の中空部
(3)に、傘収納ケース(4)と蓋(5)およびオープ
ナーを設け傘の収納場所とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、乗用車における
傘の収納方法、並びに最近の乗用車に多く装備されるよ
うになったサイドスポイラー等と呼ばれるエアロパーツ
に関するものである。
傘の収納方法、並びに最近の乗用車に多く装備されるよ
うになったサイドスポイラー等と呼ばれるエアロパーツ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の乗用車には、傘を収納する特定の
場所は設けられていなかった。また最近の乗用車には、
サイドスポイラー(メーカーによって名称は異なりサイ
ドシルプロテクター、サイドストーンガード、サイドマ
ッドガード等と呼ばれているが、ここではサイドスポイ
ラーと呼ぶことにする。)等と呼ばれるエアロパーツを
装着したものが多くなった。
場所は設けられていなかった。また最近の乗用車には、
サイドスポイラー(メーカーによって名称は異なりサイ
ドシルプロテクター、サイドストーンガード、サイドマ
ッドガード等と呼ばれているが、ここではサイドスポイ
ラーと呼ぶことにする。)等と呼ばれるエアロパーツを
装着したものが多くなった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらには次のような
欠点があった。 (イ)雨の日、車に乗り込もうとした時、濡れた傘の置
き場所がなく戸惑うことがあった。また、傘の滴で座席
や床の絨毬が濡れてしまい不快な思いをすることがあっ
た。 (ロ)サイドスポイラー等と呼ばれるエアロパーツは、
サイドシルへの飛び石の保護や、空力特性の向上が本来
の目的であるが、その効果はあまり期待できず、むしろ
装飾的要素が強く、高価であるにもかかわらず実用性に
欠けている。本発明はこれらの欠点を除くためになされ
たものである。
欠点があった。 (イ)雨の日、車に乗り込もうとした時、濡れた傘の置
き場所がなく戸惑うことがあった。また、傘の滴で座席
や床の絨毬が濡れてしまい不快な思いをすることがあっ
た。 (ロ)サイドスポイラー等と呼ばれるエアロパーツは、
サイドシルへの飛び石の保護や、空力特性の向上が本来
の目的であるが、その効果はあまり期待できず、むしろ
装飾的要素が強く、高価であるにもかかわらず実用性に
欠けている。本発明はこれらの欠点を除くためになされ
たものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】サイドシル(1)に取り
付けられているサイドスポイラー(2)の中空部(3)
を傘収納用ケースとして利用することによりサイドスポ
イラー(2)に実用性を付加し、濡れた傘の置き場所を
車室外に設けることにより、傘の滴が車室内を濡らすこ
とを防ぎ、雨の日の不快感を除いた。本発明は以上のよ
うな構成よりなるサイドスポイラーである。
付けられているサイドスポイラー(2)の中空部(3)
を傘収納用ケースとして利用することによりサイドスポ
イラー(2)に実用性を付加し、濡れた傘の置き場所を
車室外に設けることにより、傘の滴が車室内を濡らすこ
とを防ぎ、雨の日の不快感を除いた。本発明は以上のよ
うな構成よりなるサイドスポイラーである。
【0005】
【発明の実施の形態】雨の日の乗車時、ドアーを開き運
転席に着座し オープナー(6)を操作し蓋(5)を開
く。傘を収納ケース(4)に収納し 蓋(5)を閉めド
アーを閉め発進する。降車時には、停車後ドアーを開け
オープナー(6)を操作し蓋(5)を開け、傘収納ケ
ース(4)から傘を取り出し 蓋(5)を閉め車外に出
てドアーを閉める。
転席に着座し オープナー(6)を操作し蓋(5)を開
く。傘を収納ケース(4)に収納し 蓋(5)を閉めド
アーを閉め発進する。降車時には、停車後ドアーを開け
オープナー(6)を操作し蓋(5)を開け、傘収納ケ
ース(4)から傘を取り出し 蓋(5)を閉め車外に出
てドアーを閉める。
【0006】
【実施例】以下 本発明の実施例について説明する。 (イ)オープナー(6)はドアーの内側(車室内)に設
けることにより、車外からは開くことができず、盗難等
を防止することができる。 (ロ)蓋(5)は電動開閉式とすることも可能であり、
さらに便利である。 (ハ)助手席側や後部座席部のサイドスポイラー(2)
の中空部(3)は工具類等の収納ケースとして利用する
ことも可能である。 (ニ)RV車など側面下部にサイドステップ(足かけ
板)を装着したものにおいては、サイドステップの上部
または下部に傘収納ケースをとりつければよい。 (ホ)サイドシル(1)自体を補強改造し、中空部に収
納ケースを設ければ、サイドシル(1)を傘収納ケース
として利用することもできる。
けることにより、車外からは開くことができず、盗難等
を防止することができる。 (ロ)蓋(5)は電動開閉式とすることも可能であり、
さらに便利である。 (ハ)助手席側や後部座席部のサイドスポイラー(2)
の中空部(3)は工具類等の収納ケースとして利用する
ことも可能である。 (ニ)RV車など側面下部にサイドステップ(足かけ
板)を装着したものにおいては、サイドステップの上部
または下部に傘収納ケースをとりつければよい。 (ホ)サイドシル(1)自体を補強改造し、中空部に収
納ケースを設ければ、サイドシル(1)を傘収納ケース
として利用することもできる。
【0007】
【発明の効果】激しい雨の中、車まで大急ぎでたどりつ
きドアーを開けたが、びしょ濡れの傘の置き場所を見つ
けられず困惑した経験は誰にもあるのではないでしょう
か。そんな時、多分多くの人が最終的には、助手席の床
に傘を放り込むことになると思う。しかし、その時ハン
ドルが邪魔になるため、濡れた傘をシートの上を経由し
て入れなければならず、傘の滴がシートを濡らしてしま
う。また最近の乗用車はシート等の内装が高級な布張り
になっているものが多いため、一度濡らすとなかなか乾
かず、不快な思いをすることが多かった。また、スポー
ツタイプの乗用車の場合は、車室スペースが小さくセン
ターコンソールが大きいため、傘の収納スペースは殆ど
確保できない。傘を無造作に置いた場合は、運転操作に
支障をきたす恐れもある。本発明は、サイドスポイラー
(2)を有効に利用することにより、これらの不便さや
危険性をすべて解消することができる。また、装飾的要
素の強いサイドスポイラー(2)に実用性を付加したこ
とによりエアロパーツの需要を喚起することができる。
きドアーを開けたが、びしょ濡れの傘の置き場所を見つ
けられず困惑した経験は誰にもあるのではないでしょう
か。そんな時、多分多くの人が最終的には、助手席の床
に傘を放り込むことになると思う。しかし、その時ハン
ドルが邪魔になるため、濡れた傘をシートの上を経由し
て入れなければならず、傘の滴がシートを濡らしてしま
う。また最近の乗用車はシート等の内装が高級な布張り
になっているものが多いため、一度濡らすとなかなか乾
かず、不快な思いをすることが多かった。また、スポー
ツタイプの乗用車の場合は、車室スペースが小さくセン
ターコンソールが大きいため、傘の収納スペースは殆ど
確保できない。傘を無造作に置いた場合は、運転操作に
支障をきたす恐れもある。本発明は、サイドスポイラー
(2)を有効に利用することにより、これらの不便さや
危険性をすべて解消することができる。また、装飾的要
素の強いサイドスポイラー(2)に実用性を付加したこ
とによりエアロパーツの需要を喚起することができる。
【図1】 乗用車の側面図である。
【図2】 サイドスポイラーを装着した乗用車の側面図
である。
である。
【図3】 図1のa線の断面図である。
【図4】 図2のb線の断面図である。
【図5】 サイドスポイラーの斜視図である。
【図6】 本発明の使用中の斜視図である。
【図7】 図6のc線の断面図である。
1 サイドシル 2 サイドスポイラー
3 中空部 4 傘収納ケース 5 蓋 6 オープナー
7 傘
3 中空部 4 傘収納ケース 5 蓋 6 オープナー
7 傘
Claims (1)
- 【請求項1】 乗用車の側面下部のサイドシル(1)に
取り付けられているサイドスポイラー(2)の中空部
(3)に、傘収納ケース(4)と蓋(5)及びオープナ
ー(6)を設けたもの。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28465499A JP2001063636A (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 傘収納ケース付サイドスポイラー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28465499A JP2001063636A (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 傘収納ケース付サイドスポイラー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001063636A true JP2001063636A (ja) | 2001-03-13 |
Family
ID=17681269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28465499A Pending JP2001063636A (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 傘収納ケース付サイドスポイラー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001063636A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007106279A (ja) * | 2005-10-14 | 2007-04-26 | Mitsubishi Motors Corp | 車体の収納構造 |
EP2045137A2 (en) * | 2007-10-05 | 2009-04-08 | C.R.F. Società Consortile Per Azioni | Cover for a structural sill portion of a vehicle |
KR102071711B1 (ko) * | 2018-11-02 | 2020-01-30 | 송진규 | 자동차 장착용 우산 보관함 |
-
1999
- 1999-08-30 JP JP28465499A patent/JP2001063636A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007106279A (ja) * | 2005-10-14 | 2007-04-26 | Mitsubishi Motors Corp | 車体の収納構造 |
EP2045137A2 (en) * | 2007-10-05 | 2009-04-08 | C.R.F. Società Consortile Per Azioni | Cover for a structural sill portion of a vehicle |
EP2045137A3 (en) * | 2007-10-05 | 2010-11-17 | C.R.F. Società Consortile Per Azioni | Cover for a structural sill portion of a vehicle |
KR102071711B1 (ko) * | 2018-11-02 | 2020-01-30 | 송진규 | 자동차 장착용 우산 보관함 |
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