JPS6348245A - 新規光学活性エステル化合物を含有する液晶組成物 - Google Patents

新規光学活性エステル化合物を含有する液晶組成物

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JPS6348245A
JPS6348245A JP61190055A JP19005586A JPS6348245A JP S6348245 A JPS6348245 A JP S6348245A JP 61190055 A JP61190055 A JP 61190055A JP 19005586 A JP19005586 A JP 19005586A JP S6348245 A JPS6348245 A JP S6348245A
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JP61190055A
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Kiyobumi Takeuchi
清文 竹内
Makoto Sasaki
誠 佐々木
Haruyoshi Takatsu
晴義 高津
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Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電気光学的表示材料として有用な新規光学活性
エステル化合物に関する。
〔従来の技術〕
時分割駆動方式の液晶表示セルは近年次第に大型化され
コンピュータ一端末、テレビなどのディスプレーとして
需要を拡大しつつある。これに伴い高時分割駆動性の優
れた液晶材料の要求が一段と強まっている。高時分割化
すると一般的に環境温度の変化によってクロストーク現
象が発生し易く力る。環境温度変化によるクロストーク
現象の発生を防止するための方法として、従来よシ、(
1)液晶表示装置に温度補償回路を設ける方法、(2)
分子配向が右ねじれとなるカイラル物質と左ねじれとな
るカイラル物質の両物質を液晶材料に添加することKよ
シ液晶材料のしきい値電圧の温゛度依存性を小な゛らし
める方法、などが知られている。しかし、(1)の方法
では装置が高価格になシ、(2)の方法では、十分な効
果を得るためには多量の添加が必要とたるが、添加量が
増えると応答速度が遅くなるので添加量には限界があシ
、従って十分な効果は得られない。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
従って、本発明が解決しようとする問題点は、高時分割
駆動において環境温度の変化によるクロストーク現象を
有効に防止することにある。
本発明が解決しようとするもう一つの問題点は、各種の
実用的ネマチック液晶組成物に少量添加するだけで該組
成物におけるしきい値電圧の温度依存性を充分に小なら
しめ得る新規化合物を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上記問題点を解決するためにで表わされる新
規な光学活性化合物を提供する。
本発明に係る(I)の化合物は次の製造方法に従って製
造することができる。
第1段階−4−(1−メチルアルキルオキシ)安息香酸
にハロゲン化剤を反応させて、酸ハロゲン化物(式@)
)を製造する。
第2段階−第1段階で製造された式(III)の化合物
にピリジンの如き溶媒中で式(n)の如きフェノール誘
導体と反応させて式(I)の化合物を製造する。
欺くして製造される式(I)の代表的な化合物の転移湯
度および旋光度を第1表に掲げる。
第  1  表 第1表中、Cは結晶性、Chはコレステリック相、■は
等方性液体相を童味する。
式(I)の化合物は現在汎用されている多くのネマチッ
ク液晶組成物に少量添加することによって該組成物のし
きい値電圧の温度依存性を充分に小さくすることができ
る。第1図はネマチック液晶材料として現在使用されて
いる混合液晶囚と、該混合液晶(Alに式(I’)の化
合物/16.1を0.49重量%添加して得られるカイ
ラルネマチック液晶組成物の夫々のしきい値電圧の温度
依存性を示したものである。このカイラルネマチック液
晶組成物は100μmのピッチを有する。
尚、混合液晶(刀は 13重重量の 9重量%の 16重量%の 10重重景の 2重量%の 7重量%の 5重量%の 5重景%の 4重量%の 9重量%の 4重量%の 4重量%の 8重量%の 及び 7重景%の から成るものである。
これらのことから、式(Ilの化合物はネマチック液晶
組成物に少量添加することによって該組成物のしきい値
電圧の温度依存性を小さくする効果があることが理解で
きる。
実施例1 の化合物α5g(0,002モル)に塩化チオニル10
プを加え、1時間加熱還流した後、過剰の塩化チオニル
を減圧留去する。残渣に5m−ヘキシル−2−(4’−
ヒドロキシフェニル)ピリミジン0.!l(0,002
モル)とピリジン10mを加え、50℃で1時間反応さ
せた。反応終了後、塩酸酸性下でエーテル抽出、水洗、
乾燥した後、溶媒を減圧留去し、残渣をエタノールから
再結晶精製して、下記化合物[1,489(0,001
モル)を得た。
収  率  50% 転移温度  51℃(C−+Ch ) 70℃(ChaI) 〔α〕背=−3,18 〔発明の効果〕 本発明に係る光学活性化合物は、現在汎用されているネ
マチック液晶組成物に少量添加することによって該組成
物のしきい値電圧の温度依存性を小さくすることのでき
る化合物である。従って、本発明に係る化合物は高時分
割駆動において環境温度の変化によるクロストーク現象
の発生を有効に防止し得る液晶材料の調整に有効である
【図面の簡単な説明】
第1図はネマチック液晶材料として現在汎用されている
混合液晶(Alに本発明の光学活性化合物置1を肌49
重量%添加して得られるカイラルネマチック液晶組成物
のしきい値電圧の温度依存性を示した図表である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、Rは炭素原子数2〜8の直鎖状アルキル基を表
    わし、R′は炭素原子数1〜20の直鎖状アルキル基を
    表わし、▲数式、化学式、表等があります▼は、▲数式
    、化学式、表等があります▼又はトランス−1,4−シ
    クロヘキサン環を表わし、nは0又は1を表わし、■は
    不斉炭素原子を表わす。〕 で、表わされる化合物。
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