JPS6347086Y2 - - Google Patents

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JPS6347086Y2
JPS6347086Y2 JP1983143558U JP14355883U JPS6347086Y2 JP S6347086 Y2 JPS6347086 Y2 JP S6347086Y2 JP 1983143558 U JP1983143558 U JP 1983143558U JP 14355883 U JP14355883 U JP 14355883U JP S6347086 Y2 JPS6347086 Y2 JP S6347086Y2
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JP
Japan
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station
output
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stations
reception
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JP1983143558U
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JPS6052739U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は受信機に関し、特に交通情報等の特
定の情報を予め定められた特定の周波数で送出す
る局を受信可能な受信機に関するものである。
最近、郵政省より正式に認可されたいわゆる路
側通信方式があり、これは、AMバンドである
531〜1629KHzの上側の1620または1629KHzを用
いて、一般道路や高速道路等でドライバに対し交
通情報等運転に必要な情報を送出するシステムで
ある。このように周波数がAMバンドの上限であ
ること、またサービスエリアが高速道路の場合イ
ンタチエンジ付近やトンネルの入口付近であり、
一般道路の場合アンテナ設置してある交差点の近
くの50〜100m位であることから、ドライバは放
送地域に近ずくと道路近傍に設けられている標識
によつてその周波数の受信をなすべく同調操作を
なす必要がある。
この場合同調ツマミをまわして同調をなす方法
と、予めプリセツトされている上記特定周波数の
プリセツト釦を押して同調をなす方法とがある。
前者の方法では、放送電波が微弱であることもあ
つて運転中に同調操作をなすことは困難であると
共に危険性が高い。後者の方法では、プリセツト
釦が必要となる欠点があると共にプリセツト釦を
操作しても充分な電界強度に突入するまでは情報
がスピーカから導出されない状態で待機する必要
がある。
この考案の目的は特定周波数の交通情報が放送
されている地域へ進入した場合この周波数の電波
を自動的に検出して特定周波数の局を受信可能と
した受信機を提供することである。
本考案による受信機は、通常放送局の他に特定
情報を送出する特定周波数局をも受信可能に構成
された受信機であつて、通常放送局の1つを受信
している時にその受信復調出力レベルが所定時間
以上所定値以下である場合に特定周波数局の受信
状態に設定する手段と、この特定周波数局の受信
IF出力が所定閾値以下の時に通常放送局の1つ
の受信状態へ復帰せしめる手段と、特定周波数局
の受信IF出力が所定閾値よりも大なる時にこの
特定周波数局の受信状態を維持する手段とを含む
ことを特徴とする。
以下に、本考案につき図面を用いて説明する。
図は本考案の実施例のブロツク図であり、アン
テナ受信信号はフロントエンド1へ入力されIF
(中間周波)信号となつてIFアンプ2へ入力され
る。この増幅出力は検波器3において復調されミ
ユート回路4を介してオーデイオアンプ5へ供給
され、図示せぬスピーカへ印加されるようになつ
ている。
チユーニング電圧発生回路6が設けられてお
り、プリセツト局メモリ7からの出力に応じてチ
ユーニング電圧を発生しフロントエンド1のチユ
ーニング設定をなす。また、1620、1629KHzのい
わゆる路側局のメモリをなすメモリ8の出力に応
じてチユーニング電圧を発生してフロントエンド
1のチユーニング設定をも可能としている。これ
等メモリ7,8の読出の制御をなすべくコントロ
ーラ9があり、キーボード10におけるプリセツ
トスイツチの選択的操作によりメモリ7,8内の
1つの周波数データが読み出される。
また、IF信号のレベルを判別する判別器11
と、検波出力のレベルを検出する検出器12が設
けられており、これ等判別器11と検出器12と
の出力がコントローラ9へ入力されている。この
コントローラ9によりミユート回路4がオンオフ
制御される。
電源スイツチS1があり、端子aを介してアン
プ5へ電源+Bが印加され、端子bを介してアン
プ5を除く他の回路ユニツトに電源+Bが印加さ
れている。端子aとbとの間にはダイオードDと
スイツチS2とが並列に接続されている。尚、端
子cは電源オフを示すものである。
電源スイツチS1が端子aにあつてかつプリセ
ツトメモリ7の出力によつて1つのAM局が受信
されていたとする。この受信局の復調出力がレベ
ル検出器12により監視され、このレベルが所定
値以下となつている時間が例えば、数ms〜数百
msのある時間を経過すると、これをコントロー
ラ9が検知してミユート回路4を動作せしめる。
それと同時に、路側局メモリ8の受信データの1
つを読出しチユーニング電圧発生器6へこのデー
タを送つて路側局のチユーニング設定がなされ
る。
この時の受信IFレベルがレベル判別器11に
より監視されこれが所定閾値よりも大であれば、
コントローラ9はこの受信周波数の受信状態を維
持するようにシステムの制御をなすと同時に、ミ
ユート動作を解除して特定局の受信が可能となる
のである。
逆に、受信IFレベルが当該閾値以下であれば、
コントローラ9は今まで受信状態となつていたプ
リセツト局の1つに自動的に復帰するように制御
する。そして、同様にミユート動作が解除され
る。
以上の動作は、ミユートをかけている数十ms
の間に行なうことができかつ今まで受信していた
AM局の番組の無音部分にていわゆる時分割的に
行なえるので、路側局の有無のチエツクは聴感に
対して何等支障を及ぼすことはない。
尚、路側局は2局あるので、1つの無音部分で
1620KHzの局をチエツクし次の無音部分で1629K
Hzの局をチエツクするようにする。または、1つ
の無音部分で1度に2つの局のチエツクを行なつ
ても良い。いずれにせよ、数秒間に1度の割合で
路側局の有無のチエツクがなされれば実用上は十
分である。例えば、高速道路で100Km/hの速度
で運転している場合、3秒間で走る距離は83mで
あり路側局の放送区間は2Kmの単位で行なわれ
ているから、前記の速度でも74秒間の聴取が可能
である。
路側局を受信すれば、レベル検出器12の出力
をコントローラ9は最早受付る必要はないがその
代りに、レベル判別器11の出力が閾値より低下
すればコントローラ9はこれを検出して以前に受
信していたAMバンドの1つの局へチユーニング
を復帰させるようになつている。
放送受信可能区間または時間が十分長くその内
容が単純で短いメツセージの繰返しであれば、1
度聞けばその区間での放送は聞く必要がなくなる
から、この場合にはキーボード10内の所定のス
イツチを操作して所定期間レベル判定器11の出
力をコントローラ9が無視するようにし、以前の
AMバンドの1つを受信するように復帰する。
受信状態にない場合は、電源スイツチS1は端
子bにあるようにしておく。よつてアンプ5には
電源が印加されていないので、スピーカ音は出力
されない。他の回路ユニツトには電源が印加され
ているので、路側局の受信待機状態にあることに
なる。このとき、コントローラ9はメモリ8を読
出し制御して2つの特定局を1秒ぐらいの周期で
チユーニングを繰返えしつつIFレベル判別器1
1の出力を監視する。そして、このレベルが閾値
より大であればその特定局のチユーニング設定が
なされる。この時特定局の受信を示す表示等をも
つてユーザへの告知をなすようにすれば、ユーザ
はこれを受けてスイツチS2を操作してスピーカ
から交通情報が聞けることになる。
特定局の区間を通過すれば、スイツチS2をオ
フとして再び上記待機動作となる。
テーププレーヤを含む車載用音響機器の場合
は、テーププレーヤの再生中アンプ5を除く他の
ユニツトに電源+Bを供給しておけば、上述した
待機状態となり、特定局の有無のチエツクが可能
である。
叙上の如く、本考案によれば特定局の有無のチ
エツクが常になされているので、その電波があれ
ば自動的にその局のチユーニングがなされよつ
て、安全性が良好であると共に特定局を聞き漏す
ことがない。また、局のチエツクは時分割でなさ
れているので、聴感上まつたく支障はない。更に
は、路側局の周波数は全国共通で前記の2波に限
られており、よつてメーカ側であらかじめメモリ
にこの2つの周波数データをセツトしておけば、
選局釦を追加する必要がない。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例のブロツク図である。 主要部分の符号の説明、4……ミユート回路、
6……チユーニング電圧発生回路、7,8……周
波数データメモリ、9……コントローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通常放送局の他に特定情報を送出する特定周波
    数局をも受信可能に構成された受信機であつて、
    前記通常放送局の1つを受信している時にその受
    信復調出力レベルが所定時間以上所定値以下であ
    る場合に前記特定周波数局の受信状態に設定する
    手段と、この特定周波数局の受信IF出力が所定
    閾値以下の時に前記通常放送局の1つの受信状態
    へ復帰せしめる手段と、前記特定周波数局の受信
    IF出力が前記所定閾値よりも大なる時にこの特
    定周波数局の受信状態を維持する手段とを含むこ
    とを特徴とする受信機。
JP14355883U 1983-09-16 1983-09-16 受信機 Granted JPS6052739U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14355883U JPS6052739U (ja) 1983-09-16 1983-09-16 受信機

Applications Claiming Priority (1)

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JP14355883U JPS6052739U (ja) 1983-09-16 1983-09-16 受信機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6052739U JPS6052739U (ja) 1985-04-13
JPS6347086Y2 true JPS6347086Y2 (ja) 1988-12-06

Family

ID=30320410

Family Applications (1)

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JP14355883U Granted JPS6052739U (ja) 1983-09-16 1983-09-16 受信機

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60132426A (ja) * 1983-12-21 1985-07-15 Fujitsu Ten Ltd 電子同調式カ−ラジオの同調方式
JP2627284B2 (ja) * 1987-11-10 1997-07-02 三洋電機株式会社 Rds受信機
JP2806475B2 (ja) * 1987-11-19 1998-09-30 三洋電機株式会社 ラジオ受信機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57101417A (en) * 1980-12-16 1982-06-24 Mitsubishi Electric Corp Receiver
JPS5892123A (ja) * 1981-11-27 1983-06-01 Mitsubishi Electric Corp 車載用ラジオ受信機

Patent Citations (2)

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JPS6052739U (ja) 1985-04-13

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