JPH10150373A - 車両用音響装置 - Google Patents

車両用音響装置

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JPH10150373A
JPH10150373A JP30795496A JP30795496A JPH10150373A JP H10150373 A JPH10150373 A JP H10150373A JP 30795496 A JP30795496 A JP 30795496A JP 30795496 A JP30795496 A JP 30795496A JP H10150373 A JPH10150373 A JP H10150373A
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JP
Japan
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vehicle
level
radio receiver
road traffic
Prior art date
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Pending
Application number
JP30795496A
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English (en)
Inventor
Satoru Obata
哲 小畑
Toshiya Kimura
敏也 木村
Shigeki Imada
茂樹 今田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自車両が交通情報受信可能区域内に入ったこと
を自動的に検知し、それを乗員に報知できる車両用音響
装置を提供する。 【解決手段】車載されたAMラジオ受信機2とそれ以外
の音響装置3、4とを備えた車両用音響装置において、
上記AMラジオ受信機以外の音響装置の動作時に、AM
ラジオ受信機のチューナを局地的に道路交通情報を放送
している所定周波数に合わせ、該放送の受信信号のレベ
ルが受信可能な所定レベルに達しているか否かを判断す
る判断手段7と、上記判断手段の判断結果を表示する表
示手段10と、を備えた車両用音響装置。自車両が交通
情報受信可能区域内に入ったことを自動的に検知し、そ
れを乗員に報知するので、乗員が希望するときには交通
情報を聞き逃すことがなく、かつ交通情報の受信可能区
域外で不要な操作をすることも無くなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラジオ受信機やカ
セットデッキ等の音響装置を搭載した車両において、局
地的にしか受信できないAM1620kHzの交通情報
を、受信可能な区域内に入った際に即座に受信できるよ
うにする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のAM/FMラジオ、カセットデッ
キ、CDデッキなどを備える車両用音響装置において
は、有料道路等で局地的に情報提供されているAM電波
1620kHzの道路交通情報(以下、交通情報と略
記)を受信する場合は、交通情報プリセットスイッチを
ONにすることにより、ソースがどのようなモード(ラ
ジオorカセットorCD)であるかに関わりなく、強
制的にソースをAMラジオに切り換えて周波数1620
kHzを受信する機能を備えたものがある。
【0003】図1は、上記のごとき従来技術による車両
用音響装置の構成例を示すブロック図である。この例で
は、車両用音響装置を制御する制御装置1、AM/FM
ラジオを受信するAM/FMラジオチューナ2、カセッ
トテープ再生装置3、CD(コンパクトディスク)再生
装置4、上記2〜4から出力される音声信号を増幅する
音声信号増幅装置5、1620kHz交通情報プリセッ
トスイッチ6、音声信号増幅装置5の出力を音響情報と
して出力するスピーカ8、アンテナ9等から構成されて
いる。
【0004】この車両用音響装置において交通情報を受
信する場合の動作は、乗員が交通情報プリセットスイッ
チ6をONにすると、そのスイッチON信号が制御装置
1へ入力され、スイッチON信号を受けた制御装置1は
音響装置のその時の状態を問わず優先的にソースをAM
ラジオチューナ2ヘ切り換え、更に周波数を1620k
Hzヘチューニングする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のこの
ような車両用音響装置においては、車両走行中に乗員が
交通情報を受信しようとして上記のような操作をした場
合に、現在の自車両位置が交通情報受信可能区域内であ
るか否かに関わらずAM電波の1620kHzを受信す
る状態になってしまう。しかし、このとき自車両位置が
交通情報受信可能区域内でなければ、交通情報を受信す
ることが出来ず、音響装置はノイズを出力するだけにな
ってしまう。そのため、乗員は、車外の情報(路側の看
板、標識等)から自車両位置が1620kHz交通情報
受信可能区域内であるか否かを判断してから交通情報プ
リセットスイッチ6のスイッチをONにしなければなら
ず、煩わしいという問題点があった。また、乗員が車外
の看板等を見落とした場合、自車両が交通情報受信可能
区域内に入ったにも関わらず、乗員がそれに気付かず、
交通情報を受信し損なうおそれもあるという問題があっ
た。
【0006】本発明は、上記のごとき問題を解決するた
めになされたものであり、第1の目的は、自車両が交通
情報受信可能区域内に入ったことを自動的に検知し、そ
れを乗員に報知することのできる車両用音響装置を提供
することであり、第2の目的は自車両が交通情報受信可
能区域内に入ったときに自動的に交通情報を受信するこ
との出来る車両用音響装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、特許請求の範囲に記載するよう
に構成している。すなわち、請求項1に記載の発明にお
いては、AMラジオ受信機以外の音響装置の動作時に、
AMラジオ受信機のチューナを局地的に道路交通情報を
放送している所定周波数に合わせ、該放送の受信信号の
レベルが受信可能な所定レベルに達しているか否かを判
断する判断手段と、上記判断手段の判断結果を表示する
表示手段と、を備えるように構成している。
【0008】上記のように構成したことにより、例えば
カセットデッキまたはCDデッキの動作中に、自車両が
交通情報の受信可能エリアに入ると、表示手段がその旨
を表示するので、乗員は必要があれば交通情報プリセッ
トスイッチ等の操作を行なうことによって交通情報を確
実に受信することが出来る。したがって乗員が希望する
ときには交通情報を聞き逃すことがなく、かつ交通情報
の受信可能区域外で不要な操作をすることも無くなる。
【0009】また、請求項2に記載の発明においては、
上記判断手段と、その判断手段が受信可能であると判断
した場合に音響装置を強制的にAMラジオ受信機に切り
換え、かつ上記道路交通情報を受信してそれを音響情報
として出力させる制御手段と、を備えるように構成して
いる。このように構成したことにより、自車両が交通情
報の受信可能区域内に入ると、自動的に交通情報を受信
して出力するので、操作がより簡単になる。
【0010】また、請求項3に記載の発明においては、
請求項2の発明において、乗員の操作で道路交通情報の
受信を希望する旨の信号が入力(例えば交通情報プリセ
ットスイッチ等を操作して入力)された場合にのみ上記
の強制的な切り換えを行なわせるように構成したもので
ある。このように構成したことにより、乗員が必要とす
る場合にのみ自動的な交通情報の受信を行なうようにす
ることが出来る。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、上記判断
手段の具体的構成を示したものであり、所定周波数の道
路交通情報の放送が受信可能であるか否かを判断する際
に、上記所定周波数の受信信号のレベルが第1のしきい
値以上であり、かつ高調波成分が上記所定周波数にほぼ
一致する他の放送の受信信号のレベルが第2のしきい値
以下である場合に、受信可能であると判断するように構
成したものである。このように構成したことにより、受
信信号に上記所定周波数の高調波成分が含まれていた場
合でも、交通情報の受信が可能か不可能かを正確に判断
することが出来る。
【0012】また、請求項5に記載の発明においては、
乗員の操作で上記道路交通情報の受信を希望する旨の信
号が入力(例えば交通情報プリセットスイッチ等を操作
して入力)された場合には、AMラジオ受信機が上記道
路交通情報以外の放送を受信している場合でも、道路交
通情報の受信信号のレベルが受信可能な所定レベルに達
しているか否かの判断を行なわせるように構成したもの
である。このように構成することにより、AMラジオの
他の放送を受信中でも、簡単に道路交通情報の受信が可
能か否かを判断出来、或いは受信可能な場合には自動的
に道路交通情報の受信に切り換えることが出来る。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明においては、自車両が交
通情報受信可能区域内に入ったことを自動的に検知し、
それを乗員に報知することができるので、乗員が希望す
るときには交通情報を聞き逃すことがなく、かつ交通情
報の受信可能区域外で不要な操作をすることも無くな
る、という効果が得られる。
【0014】請求項2の発明においては、自車両が交通
情報受信可能区域内に入ったときに自動的に交通情報を
受信するので、操作がより簡単になる、という効果が得
られる。
【0015】請求項3の発明においては、乗員が必要と
する場合にのみ上記の自動的な交通情報の受信を行なう
ようにすることが出来る、という効果が得られる。
【0016】請求項4の発明においては、受信信号に交
通情報を放送する所定周波数の高調波成分が含まれてい
た場合でも、交通情報の受信が可能か不可能かを正確に
判断することが出来る、という効果が得られる。
【0017】請求項5の発明においては、AMラジオが
他の放送を受信中でも、簡単に道路交通情報の受信が可
能か否かを判断出来、或いは受信可能な場合には自動的
に道路交通情報の受信に切り換えることが出来る、とい
う効果が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図面に基づいて
説明する。図1は、本発明の一実施の形態を示すブロッ
ク図である。まず構成を説明する。図1の装置は、車両
用音響装置を制御する制御装置1、AM/FMラジオを
受信するAM/FMラジオチューナ2、カセットテープ
再生装置3、CD(コンパクトディスク)再生装置4、
上記2〜4から出力される音声信号を増幅する音声信号
増幅装置5、AM1620kHzの交通情報プリセット
スイッチ6、AM1620kHz受信電波のレベルを検
出して1620kHzの交通情報の受信が可能か否かを
判断する手段である交通情報受信可否検出手段7、その
検出結果が「受信可能」であった場合にその旨を乗員に
報知するインジケータ10、音声を出力するスピーカ
8、AM/FM電波を受信するアンテナ9とから構成さ
れている。
【0019】交通情報受信可否検出手段7は、自車両位
置がAM1620kHz交通情報電波受信可能区域内に
あるか否かを検出し、情報として出力するように構成さ
れており、その出力は制御装置1へ接続されている。な
お、制御装置1および交通情報受信可否検出手段7は、
例えば車載コンピュータを使用することによって実現で
きるが、専用のハードウエアを用いてもよい。
【0020】次に、図1に示す装置の作用について説明
する。車両用音響装置の状態がラジオ音声出力状態以外
の場合(例えばカセットテープ再生装置3またはCD再
生装置4の動作時)には、AM/FMラジオチューナ2
はAM電波の周波数1620kHzを常時受信するよう
になっており、その受信信号は音声信号増幅装置5へは
出力せずに、交通情報受信可否検出手段7へ出力され
る。
【0021】交通情報受信可否検出手段7においては、
AM/FMラジオチューナ2から入力した周波数162
0kHzにおける受信信号の信号レベル(例えば電圧レ
ベル)を検出し、その信号レベルとあらかじめ設定され
ている受信可能/不可能判断基準レベル(しきい値)と
を比較し、AM/FMラジオチューナ2から入力された
1620kHz信号レベルがしきい値を上回った場合は
1620kHz交通情報が受信可能であると判断する。
【0022】交通情報受信可否検出手段7において交通
情報が受信可能であると検出された場合は、その結果の
判定信号を制御装置1へ出力する。それにより制御装置
1はランプ等によって構成されるインジケータ10を点
灯させることにより、乗員ヘ現在AM1620kHz交
通情報が受信可能な状態であることを報知する。また、
交通情報受信可否検出手段7において1620kHz信
号レベルがしきい値を下回った場合は、その検出結果を
制御装置1へ出力し、制御装置1はインジケータ10を
消灯させることにより、乗員ヘ現在AM1620kHz
交通情報が受信不可能な状態であることを報知する。乗
員はインジケータ10が点灯中に1620kHz交通情
報プリセットスイッチ6をONにすることにより交通情
報を受信することができる。
【0023】図2は、上記の動作を示すフローチャート
(第1の実施の形態)であり、制御装置1の制御フロー
を示す。図2において、まず、ステップ100でスター
ト後、ステップ101で、CD再生装置が使用中か否
か、ステップ102で、カセットテープ再生装置が使用
中か否か、を判断し、どちらかが使用中の場合はステッ
プ105でAMラジオチューナをAM1620kHzヘ
チューニングする。そしてステップ106で、1620
kHzの信号レベルから交通情報が受信可能か否かを判
断し、受信可能であると判断した場合はステップ107
でインジケータを点灯させる。受信不能と判断した場合
はステップ108でインジケータを消灯させる。
【0024】また、CD再生装置とカセットテープ再生
装置が共に使用中でない場合は、ステップ103でAM
/FMラジオが使用中か否かを判断し、使用中の場合は
乗員によって設定された周波数の放送を受信して出力
し、使用中でない場合(すなわちCD再生装置とカセッ
トテープ再生装置とAM/FMラジオが全て不使用)に
はフローの先頭に戻る。
【0025】なお、本実施の形態においては、AM/F
Mラジオチューナ2で1620kHzの交通情報を受信
してその受信レベルを判定するので、他の周波数のラジ
オ放送を受信中は、判断処理を行なうことが出来ない。
しかし、他の周波数のラジオ放送を受信中であっても、
交通情報プリセットスイッチ6をONにすることによっ
て上記の判断処理を行なわせるように構成することもで
きる。例えば、交通情報プリセットスイッチ6がONに
されたことを判断するステップを設け、ONにされた場
合には、ステップ103でAM/FMラジオが使用中で
あってもステップ105へ移行するようにフローを設定
すればよい。
【0026】次に、図3は、第2の実施の形態を示すフ
ローチャートであり、制御装置1の制御フローを示す。
図3において、まず、ステップ200でスタート後、ス
テップ201で、CD再生装置が使用中か否か、ステッ
プ202で、カセットテープ再生装置が使用中か否か、
を判断し、どちらかが使用中の場合はステップ205で
AMラジオチューナをAM1620kHzヘチューニン
グする。そしてステップ206で、1620kHzの信
号レベルから交通情報が受信可能か否かを判断し、受信
可能であると判断した場合はステップ207で音響装置
のソースをAMラジオチューナへ切り換え、ステップ2
08でAM1620kHzの交通情報をスピーカから音
声出力する。また、受信不能と判断した場合はフローの
先頭に戻る。
【0027】また、CD再生装置とカセットテープ再生
装置が共に使用中でない場合は、ステップ203でAM
/FMラジオが使用中か否かを判断し、使用中の場合は
乗員によって設定された周波数の放送を受信して出力
し、使用中でない場合(すなわちCD再生装置とカセッ
トテープ再生装置とAM/FMラジオが全て不使用)に
はフローの先頭に戻る。
【0028】上記のように、この実施の形態において
は、CD再生装置またはカセットテープ再生装置を使用
中に、AM1620kHzの交通情報が受信可能状態に
なると、自動的にその交通情報に切り換えて音響情報を
出力するようになっている。
【0029】なお、図3のフローには1620kHz交
通情報プリセットスイッチ6の操作部分は含まれていな
いが、プリセットスイッチ6が操作されたか否かを判断
するステップを設け、プリセットスイッチ6が操作され
た場合にのみ、ステップ207、208を実行するよう
にすればよい。上記の判断ステップは、ステップ201
の前、ステップ205の前、若しくはステップ207の
前などに設けることが出来る。
【0030】或いは、プリセットスイッチ6の操作に関
わりなく、AM1620kHzの交通情報が受信可能に
なったときは必ずその交通情報を音声信号として出力す
るようにすることも出来る。そのためには上記のごとき
プリセットスイッチ6の判断ステップを設けず、プリセ
ットスイッチ6の操作に関わりなく、図3のフローを実
行するように構成すればよい。
【0031】また、前記第1の実施の形態と同様に、本
実施の形態においても、AM/FMラジオチューナ2で
1620kHzの交通情報を受信してその受信レベルを
判定するので、他の周波数のラジオ放送を受信中は、判
断処理を行なうことが出来ない。しかし、他の周波数の
ラジオ放送を受信中であっても、交通情報プリセットス
イッチ6をONにすることによって上記の判断処理を行
なわせるように構成することもできる。例えば、交通情
報プリセットスイッチ6がONにされたことを判断する
ステップを設け、ONにされた場合には、ステップ20
3でAM/FMラジオが使用中であってもステップ20
5へ移行するようにフローを設定すればよい。この場合
には、ステップ206で受信可能と判断されると、ステ
ップ207、ステップ208で、自動的に交通情報を受
信してスピーカ8から音響出力することになる。
【0032】次に、図4は、本発明の第3の実施の形態
を示すフローチャートであり、交通情報受信可否検出手
段7の受信可否判断のフローを示す。一般にラジオ電波
には高調波成分が含まれており、整数nとするとAM1
620kHz受信時には周波数1620kHzの1/n
の周波数(例えば810kHzのFEN放送)に含まれ
ている高調波成分である1620kHzの信号すなわち
FEN放送が、1620kHzチューニング時に誤って
受信されてしまうことがある。このような場合、前記第
1、第2の実施の形態においては1620kHzの信号
レベルのみによって交通情報の受信の可否を判断してい
るため、1620kHzにおいて受信中の情報が162
0kHz交通情報であるのか、810kHzのFEN放
送の情報であるのかの区別ができない。本実施の形態
は、上記のような問題に対しての対策を実施したもので
ある。
【0033】図4において、まず、ステップ301で
は、AM1620kHzの受信レベルを検出する。次に
ステップ302では、検出した1620kHz信号レベ
ルとあらかじめ設定されている受信可能/不可能判断基
準レベル(第1しきい値)とを比較し、信号レベルが第
1しきい値を上回った場合には、ステップ304で81
0kHzの受信レベルを検出する。
【0034】次にステップ305では810kHz信号
レベルとあらかじめ設定されている第2しきい値とを比
較する。810kHz信号レベルがこの第2しきい値を
下回った場合には、ステップ307で、受信信号は高調
波成分ではなく1620kHzの信号であり、したがっ
て交通情報の受信が可能であると判断し、ステップ30
8で、その判断結果を制御装置1へ検出信号として出力
する。
【0035】一方、ステップ302で信号レベルが第1
しきい値を下回った場合には、ステップ303で交通情
報受信不可能状態であると判断し、ステップ308でそ
の結果を出力する。また、ステップ305で810kH
z信号レベルが第2しきい値を上回った場合には、ステ
ップ306で810kHz高調波成分を受信しているも
のと判断し、ステップ308でその結果を出力する。
【0036】上記の第2しきい値のレベルは次のように
して設定する。例えば、FEN放送810kHzの信号
に含まれる高調波成分1620kHzのレベルは、基本
波(810kHz)のレベルに応じて変わる。この高調
波成分の1620kHzレベルが上記の第1しきい値を
上回らないような基本波のレベルを第2しきい値とす
る。
【0037】上記のように、本実施の形態においては、
受信信号に高調波成分の1620kHz信号が含まれて
いた場合でも、交通情報の受信が可能か不可能かを正確
に判断することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すブロック図。
【図2】本発明の第1の実施の形態における制御処理を
示すフローチャート。
【図3】本発明の第2の実施の形態における制御処理を
示すフローチャート。
【図4】本発明の第3の実施の形態における交通情報受
信可否検出手段の受信可否判断の処理を示すフローチャ
ート。
【図5】従来技術による車両用音響装置の構成例を示す
ブロック図。
【符号の説明】
1…制御装置 2…AM/FMラ
ジオチューナ 3…カセットテープ再生装置 4…CD再生装置 5…音声信号増幅装置 6…交通情報プリ
セットスイッチ 7…交通情報受信可否検出手段 8…スピーカ 9…アンテナ 10…インジケータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車載されたAMラジオ受信機とそれ以外の
    音響装置とを備えた車両用音響装置において、 上記AMラジオ受信機以外の音響装置の動作時に、AM
    ラジオ受信機のチューナを局地的に道路交通情報を放送
    している所定周波数に合わせ、該放送の受信信号のレベ
    ルが受信可能な所定レベルに達しているか否かを判断す
    る判断手段と、 上記判断手段の判断結果を表示する表示手段と、を備え
    たことを特徴とする車両用音響装置。
  2. 【請求項2】車載されたAMラジオ受信機とそれ以外の
    音響装置とを備えた車両用音響装置において、 上記AMラジオ受信機以外の音響装置の動作時に、AM
    ラジオ受信機のチューナを局地的に道路交通情報を放送
    している所定周波数に合わせ、該放送の受信信号のレベ
    ルが受信可能な所定レベルに達しているか否かを判断す
    る判断手段と、 上記判断手段が受信可能であると判断した場合に音響装
    置を強制的にAMラジオ受信機に切り換え、かつ上記道
    路交通情報を受信してそれを音響情報として出力させる
    制御手段と、を備えたことを特徴とする車両用音響装
    置。
  3. 【請求項3】乗員の操作で上記道路交通情報の受信を希
    望する旨の信号を入力する信号入力手段を備え、 上記制御手段は、上記道路交通情報の受信を希望する旨
    の信号が入力された場合にのみ上記の強制的な切り換え
    を行なうことを特徴とする請求項2に記載の車両用音響
    装置。
  4. 【請求項4】上記判断手段は、上記所定周波数の道路交
    通情報の放送が受信可能であるか否かを判断する際に、
    上記所定周波数の受信信号のレベルが第1のしきい値以
    上であり、かつ高調波成分が上記所定周波数にほぼ一致
    する他の放送の受信信号のレベルが第2のしきい値以下
    である場合に、受信可能であると判断する、ことを特徴
    とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の車両用音
    響装置。
  5. 【請求項5】上記判断手段は、乗員の操作で上記道路交
    通情報の受信を希望する旨の信号が入力された場合に
    は、上記AMラジオ受信機が上記道路交通情報以外の放
    送を受信している場合でも、上記AMラジオ受信機のチ
    ューナを道路交通情報を放送している所定周波数に合わ
    せ、該放送の受信信号のレベルが受信可能な所定レベル
    に達しているか否かの判断を行なう、ことを特徴とする
    請求項1乃至請求項4の何れかに記載の車両用音響装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007129629A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Fuji Heavy Ind Ltd 電波受信装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007129629A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Fuji Heavy Ind Ltd 電波受信装置

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