JPS6320196Y2 - - Google Patents

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JPS6320196Y2
JPS6320196Y2 JP1981156122U JP15612281U JPS6320196Y2 JP S6320196 Y2 JPS6320196 Y2 JP S6320196Y2 JP 1981156122 U JP1981156122 U JP 1981156122U JP 15612281 U JP15612281 U JP 15612281U JP S6320196 Y2 JPS6320196 Y2 JP S6320196Y2
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JP
Japan
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emergency
signal
decoder
switching
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JP1981156122U
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JPS5861548U (ja
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  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は緊急放送受信装置に関するものであ
る。
近年大規模地震の直前予知技術の水準が向上
し、地震防災対策の強化が行なわれるなど、非常
災害の予報、警報の時代に入り、放送事業者も、
既存の放送電波を利用して各種の緊急警報システ
ムや、自動受信システムを積極的に進めている。
例えば放送局側で非常災害発生時、通常放送番
組信号に優先して特定の緊急警報信号を既存の放
送電波に重畳して送信し、受信側では、消費電力
が少ないチユーナー部及び緊急警報信号検出部の
みに電源が加えられ、消費電力が大きい音声増幅
部の電源が切れた状態になつている場合でも、緊
急警報信号を受信すると自動的に音声増幅部の電
源が入るようにした緊急放送システムが考えられ
ている。
第1図、第2図はこのような緊急放送システム
を構成する送信装置及び受信装置を夫々示すブロ
ツク図である。
即ち第1図は送信装置を示すブロツク図で、緊
急時に通常の放送番組を中断し、緊急警報信号発
生器1にて緊急放送の開始判別用の緊急警報信号
(周波数シフト・キーイング変調信号、例えば予
め定められている“1”、“0”の符号パターンに
対応して、符号“1”の区間では周波数1024Hzの
信号が、符号“0”の区間では周波数640Hzの信
号が64ビツト/秒の速度で2秒間繰返す信号で、
必要によつてはその後も継続する信号)を発生さ
せ、この緊急警報信号を切換えスイツチ2を介し
て放送機3に加え、放送電波に重畳してアンテナ
4から送信する。その後送信装置から緊急情報信
号を放送電波に重畳して送信し、緊急情報信号が
終了すると、緊急放送の終了判別用の緊急警報信
号(周波数シフト・キーイング変調信号、例えば
予め定められている“1”、“0”の符号パターン
に対応して、符号“0”の区間では周波数1024Hz
の信号が、符号“0”の区間では周波数640Hzの
信号が64ビツト/秒の速度で1秒間繰返し、次の
1秒間は休止する信号で、必要によつてはその後
も継続する信号)を放送電波に重畳して送信す
る。
第2図は受信装置を示すブロツク図で、5はア
ンテナ、6はチユーナー部、7は音声増幅部、8
はスピーカー、9はチユーナー部6の検波出力中
に緊急警報信号が含まれているか否かを検出する
検出部例えばデコーダー、10はデコーダー9か
らの制御出力にて開閉制御され音声増幅部7への
電源電圧を供給、遮断する音声増幅部制御用のス
イツチング部(第1のスイツチング部)(例えば
リレースイツチ)、11は電源部、12は電源ス
イツチ、13はスイツチング部10と並列に接続
されたスイツチである。
第2図の受信装置に於いて、先ずスイツチ12
をオン、スイツチ13をオフにすると、チユーナ
ー部6、及びデコーダー9は夫々電源電圧が供給
されて動作状態になるが、音声増幅部7には電源
電圧が供給されない。
従つて通常の放送番組が放送されている場合に
は、チユーナー部6で通常の放送番組信号を受信
してもこの放送番組信号は再生されない。
次にこの状態で送信装置から通常の放送番組信
号に代つて緊急放送の開始判別用緊急警報信号、
緊急情報信号、及び緊急放送の終了判別用緊急警
報信号が順に送信されたとすると、先ずチユーナ
ー部6で緊急放送の開始判別用緊急警報信号を受
信する。そして、チユーナー部6の検波出力中の
緊急放送開始判別用警報信号をデコーダー9で検
出して制御出力を発生し、この制御出力によりつ
てスイツチング部10をオフからオンにする。そ
のため該スイツチング部10を介して音声増幅部
7に電源電圧が供給される。このようにして音声
増幅部7に電源電圧が供給されるので、続いて受
信される緊急情報信号は、チユーナー部6、音声
増幅部7を通つてスピーカー8から放音される。
次に緊急情報信号が終了し、緊急放送の終了判
別用緊急警報信号を受信すると、デコーダー9で
緊急放送終了判別用緊急警報信号を検出して制御
出力を発生し、この制御出力によつてスイツチン
グ部10を再びオフにし、音声増幅部7への電源
電圧を遮断する。従つて緊急放送終了判別用の緊
急警報信号に続いて通常の放送番組信号がチユー
ナー部6で受信されても再生されない。この様に
消費電力の少ないチユーナー部6及びデコーダー
9のみに電源を供給しておけば、消費電力の大き
い音声増幅部7の電源電圧を遮断しておいても、
緊急警報信号を受信すると自動的に音声増幅部7
に電源電圧が供給されるので、多大の電力が無駄
に消費されるのを防ぐことが出来る。
次に通常の放送番組信号を受信する時には、ス
イツチ12及びスイツチ13を共にオンし、チユ
ーナー部6及び音声増幅部7に電源電圧を供給す
ればよい。
然しながら第2図の受信装置であれば、受信装
置への入力電界強度が弱い場合や、受信装置が同
調していない場合にノイズ等によつてデコーダー
9が誤動作する虞れがあつた。
上述の欠点を解消した緊急放送受信装置として
は、第3図に示すような受信装置が考えられる。
第3図の受信装置では、アンテナ5に入力され
る受信入力信号レベル(入力電界強度)に応じた
(略比例した)出力電圧を発生する電圧発生回路、
例えばAGC回路14からの出力電圧によつてオ
ン、オフ制御されるデコーダー制御用のスイツチ
ング部(第2のスイツチング部)15を設けてい
る。そして受信入力信号レベルが所定レベル以下
の場合には、AGC回路14からの出力電圧によ
つてデコーダー制御用のスイツチング部15をオ
フにし、デコーダー9への電源電圧を遮断し、デ
コーダー9を不動作状態にする。
この様に受信装置が同調していない場合や、受
信装置への入力電界強度が弱い場合等受信入力信
号レベルが所定レベル以下の場合、デコーダー9
がノイズ等によつて誤動作する虞れはない。
又アンテナ5に入力される受信入力信号レベル
が所定レベル以上になれば、AGC回路14から
の出力電圧によつてデコーダー制御用のスイツチ
ング部15をオンにし、デコーダー9へ電源電圧
を供給し、デコーダー9を動作させる。
然しながら第3図の受信装置であれば、緊急放
送の受信中に受信装置への入力電界強度が低下す
ると、AGC電圧も下がるため、デコーダー制御
用のスイツチング部15がオフになり、デコーダ
ー9への電源電圧が遮断されてデコーダー9が不
動作状態になつてしまうという不都合があつた。
本考案は斯る点に鑑み、検出部で緊急警報信号
を検出した後は、受信装置への入力電界強度に関
係なく検出部が動作し続けるようにしたもので、
以下本考案の一実施例を第4図に従い説明する。
尚、第4図に於いて、第2図、第3図と同一の部
分については第2図、第3図と同一の図番を用い
ることにする。
第4図の受信装置では音声増幅部制御用のスイ
ツチング部10の出力側に現われる電圧を、制御
電圧供給線路16を介してデコーダー制御用のス
イツチング部15に制御信号として加えるように
構成している。
この様に構成した第4図の受信装置に於いて、
スイツチ12をオン、スイツチ13をオフにした
とき、AGC電圧にてオン、オフ制御されるデコ
ーダー制御用スイツチング部15によりデコーダ
ー9は、受信入力信号レベルが所定レベル以下の
場合不動作状態になり、受信入力信号レベルが所
定レベル以上になると動作するように制御され
る。そして受信入力信号レベルが所定レベル以上
のときに緊急放送の開始判別用緊急警報信号を受
信するとデコーダー9から制御出力を発生し、こ
の制御出力によつて音声増幅部制御用のスイツチ
ング部10がオンとなり、該スイツチング部10
を介して音声増幅部7に電源電圧が供給される。
このとき同時に音声増幅部制御用スイツチング部
10の出力側に現われる電圧がデコーダー制御用
スイツチング部15に供給される。そのためその
後受信入力信号レベルが低くなつてAGC電圧が
下つても、デコーダー制御用スイツチング部15
はオフに反転せずオンの状態に維持されるので、
デコーダー9にはデコーダー制御用スイツチング
部15を介して電源電圧が供給され続けることに
なる。従つてデコーダー9で緊急放送終了判別用
緊急警報信号を検出するまでは、音声増幅部制御
用のスイツチング部10がオン状態を維持し、音
声増幅部7に電源電圧が供給され続けるので、緊
急放送を引続いて受信することが出来る。
その後緊急放送の終了判別用緊急警報信号を受
信すると、デコーダー9で緊急放送終了判別用緊
急警報信号を検出して制御出力を発生し、この制
御出力によつて音声増幅部制御用のスイツチング
部10をオフにし、音声増幅部7への電源電圧を
遮断する。音声増幅部制御用のスイツチング部7
がオフになると、該音声増幅部制御用のスイツチ
ング部10の出力側には電圧が現われなくなるの
で、デコーダー制御用のスイツチング部15は再
びAGC電圧のみによつてオン、オフ制御される
ようになる。
この様に第4図の受信装置では、一旦デコーダ
ー9で緊急警報信号を検出した後は、デコーダー
制御用スイツチング部15がAGC電圧によつて
制御されなくなり、緊急放送の終了判別用緊急警
報信号を受信するまでAGC電圧に関係なくデコ
ーダー9が動作し続けるので、フエーデイング現
象の様に電界強度が大きく変化しても緊急放送を
受信し続けることが出来る。
尚、第4図の実施例では、受信入力信号レベル
に応じた出力電圧を発生する電圧発生回路として
AGC回路を用いた例について説明したが、斯る
実施例に限らず、受信入力信号レベルに応じた出
力電圧を発生する電圧発生回路としてシグナルイ
ンジケーター駆動用電圧発生回路を用いてもよ
い。
尚、又第4図の実施例では、デコーダー9で緊
急警報信号を検出した後、受信入力信号レベルに
関係なくデコーダー9を動作させるために、音声
増幅部制御用のスイツチング部10の出力側に現
われる電圧をデコーダー制御用のスイツチング部
15に制御信号として加えるように構成している
が、本考案は、デコーダー9で緊急警報信号を検
出した後、受信入力信号レベルに関係なくデコー
ダー9が動作するようにデコーダー制御用のスイ
ツチング部15を制御する回路であればよく、第
4図の実施例に限定されるものではない。
以上の様に本考案に係る緊急放送受信装置に依
れば、緊急警報信号の有無を検出する検出部で緊
急警報信号を検出した後は、受信入力信号レベル
に関係なく検出部が動作し続けるようにしたの
で、途中でフエーデイング現象等により受信装置
への入力電界強度が低下した場合でも緊急放送を
確実に受信し続けることが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は緊急放送システムを構成する送信装置
を示すブロツク図、第2図、第3図は従来の緊急
放送受信装置を示すブロツク図、第4図は本考案
に係る緊急放送受信装置を示すブロツク図であ
る。 6……チユーナー部、7……音声増幅部、9…
…デコーダー(検出部)、10……音声増幅部制
御用スイツチング部(第1のスイツチング部)、
11……電源部、14……AGC回路(電圧発生
部)、15……デコーダー制御用スイツチング部
(第2のスイツチング部)、16……制御電圧供給
線路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通常放送と同一の搬送波を使用し通常放送番組
    信号に優先して送信される緊急警報信号及び緊急
    情報信号を受信するために、チユーナ部と、音声
    増幅部と、前記チユーナー部の出力に前記緊急警
    報信号が含まれているか否かを検出する検出部
    と、該検出部の出力にて開閉制御される第1のス
    イツチング部とを備え、前記検出部で前記緊急警
    報信号を検出したとき前記第1のスイツチング部
    を介して前記音声増幅部へ電源電圧を供給すると
    ともに、受信入力信号レベルに応じた出力電圧を
    発生する電圧発生部の出力電圧にて制御され、受
    信入力信号レベルが所定レベル以下のとき前記検
    出部の動作を停止させる第2のスイツチング部を
    設けてなる緊急放送受信装置であつて、前記検出
    部で前記緊急警報信号を検出した後は、前記受信
    入力信号レベルに関係なく前記検出部が動作する
    ように前記第2のスイツチング部を制御する手段
    を設けてなる緊急放送受信装置。
JP15612281U 1981-10-19 1981-10-19 緊急放送受信装置 Granted JPS5861548U (ja)

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JP15612281U JPS5861548U (ja) 1981-10-19 1981-10-19 緊急放送受信装置

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JP15612281U JPS5861548U (ja) 1981-10-19 1981-10-19 緊急放送受信装置

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Publication Number Publication Date
JPS5861548U JPS5861548U (ja) 1983-04-25
JPS6320196Y2 true JPS6320196Y2 (ja) 1988-06-06

Family

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JP15612281U Granted JPS5861548U (ja) 1981-10-19 1981-10-19 緊急放送受信装置

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