JPH0317466Y2 - - Google Patents

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JPH0317466Y2
JPH0317466Y2 JP1981004907U JP490781U JPH0317466Y2 JP H0317466 Y2 JPH0317466 Y2 JP H0317466Y2 JP 1981004907 U JP1981004907 U JP 1981004907U JP 490781 U JP490781 U JP 490781U JP H0317466 Y2 JPH0317466 Y2 JP H0317466Y2
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JP
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sweep
signal
traffic information
level
circuit
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JP1981004907U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ラジオ受信機等の掃引再開回路に関
するものであり、特に受信信号のレベルが低下し
たときに、自動的に掃引を再開するように構成し
たものである。
手動にて例えばスイツチを操作することに応答
して掃引を開始し、受信信号を検出したとき掃引
を停止する構成とした自動選局ラジオ受信機は既
に周知である。一方、放送受信中に於いて受信信
号のレベルが低下したときに自動的に掃引を再開
する構成とすれば、手動による掃引開始操作の手
間が省けて好都合である。ところで、手動操作に
よる掃引中に於いては、既に掃引は開始されてい
るので、受信信号のレベル低下に応答する掃引再
開信号を改めて発生させる必要がない。それどこ
ろか、掃引中に於ける掃引再開信号の発生は誤動
作の原因になる可能性がある。即ち、掃引中に掃
引再開信号が発生したとき、掃引再開信号発生直
前の周波数と非常に隣接して良好な受信を呈する
放送周波数があつた場合、掃引再開信号の発生タ
イミングと掃引速度との関係からこの放送周波数
で掃引を停止することができず、次の放送周波数
まで掃引してしまうという問題が発生する。それ
故、本考案は掃引状態にない場合に於いて受信信
号レベルが低下したときに、掃引再開信号が発生
するように工夫したものである。
以下、図面に示す実施例に基いて詳細に説明す
る。この実施例は、西独に於いて実施されている
交通情報システム用のラジオ受信機に対して本考
案にかかる掃引再開回路を付加したものである。
交通情報システムの概要は次の通りである。西
独の放送局に於いて、通常は音楽等の通常プログ
ラムを放送しているが、ある時刻になると、交通
情報を放送する局が存在する。従つて、例えばカ
ーラジオにてある放送を聞いている場合、ドライ
バーとしてはこの放送局が交通情報放送局である
か否か、即ち現在は音楽等を聞いているが、ある
時刻になれば交通情報を聞くことが出来るか否か
を知り得れば便利である。それ故、交通情報放送
局は、識別信号として57KHzのパイロツト信号
(SK信号と称される)を常時(通常のプログラム
を放送しているときも)送信するものとし、受信
機側にてこのSK信号を検出して例えばランプを
点灯する構成と為し、以つて交通情報放送局の識
別を可能としている。一方、現在の西独の交通情
報システムに於いては、57KHzのSK信号を125Hz
の信号で振幅変調した信号(DK信号と称され
る)を、交通情報の送信時にのみ同時に送信して
いる。このDK信号は例えば下記の通り利用され
る。即ち、受信機を交通情報放送局に同調させて
おき、通常はテーププレーヤからの再生音をスピ
ーカに印加してテープ再生音を聞く状態となし交
通情報の放送が開始されたときこれと同時に送信
されるDK信号を検出してラジオ受信音即ち交通
情報音がテープ再生音に替つてスピーカに印加さ
れるよう信号経路の切換えを行い、以つてテープ
再生音に対して交通情報音を割り込ませることが
出来る。また、テープ再生音は小さい音量にて再
生していても、交通情報音は大きな音量にて明確
に受信すべく、DK信号を利用して音量の増大を
行うことも出来る。
さて、図に於いて、1は高周波増幅回路、2は
局部発振回路、3は混合回路、4は中間周波増
幅・検波回路であり、この回路4よりステレオコ
ンポジツト信号が出力される。5はマルチプレツ
クス回路であり、コンポジツト信号よりL,Rチ
ヤンネル信号を作成する。6L,6RはL,Rチ
ヤンネル用の磁気ヘツド、7はイコライザ増幅回
路、8は低周波増幅回路、9L,9RはL,Rチ
ヤンネル用スピーカである。10は自動選局制御
回路で、あり、例えば掃引開始スイツチS1の閉成
に応答して鋸歯状波電圧を出力する。この鋸歯状
波電圧はチユーニング電圧として可変容量ダイオ
ードを含む高周波増幅回路1・局部発振回路2に
印加され、以つて受信周波数の掃引が行われる。
局部発振回路2が位相同期ループにて構成されて
いる場合には、自動選局制御回路10の構成を、
掃引開始スイツチS1の閉成に応答して掃引パルス
が発生される構成とすれば良い。
ところで、中間周波増幅・検波回路4とマルチ
プレツクス回路5との間にはSKデコーダ11
(例えば東京三洋電機(株)社製IC.LA2100を利用す
ることができる)が挿入されている。このSKデ
コーダ11はSK信号を検出して交通情報放送局
の表示用ランプPLを点灯する機能及びSK信号の
検波出力即ちDK信号を出力する機能を有する。
一方、SKデコーダ11の出力にて制御される
DKデコーダ12(例えば東京三洋電機(株)社製
IC・LA2211を利用することが出来る)は、SK信
号のレベル低下を検出して警報音を発生させる機
能及びDK信号を検出して信号経路を切換え且つ
音量を増大する機能を有する。尚、DKデコーダ
12はスイツチS21を閉成して駆動電源+Bが印
加されたときにのみ駆動される。スイツチS21
スイツチS22と連動している。このスイツチS22
掃引を通常の放送局の受信時に停止させるか、ま
たは交通情報放送局の受信時に停止させるかの選
択スイツチである。以下、各機能を更に詳述す
る。
今、SKデコーダ11にてSK信号が検出されて
いるとすれば、端子SK′は零レベルとなり、ラン
プPLが点灯し、交通情報放送局の表示が為され
る。そしてこのとき交通情報放送局が通常のプロ
グラムを送信しているとすれば、第2入力端子
TAPE.INに入力されるテープ再生音が第1出力
端子OUT1より出力され、スピーカ9L,9Rに
印加される。さて、実際に交通情報が送信される
ようになるとこれと同時に送信されるDK信号が
端子DK′より端子DKに入入され、DKデコーダ
12内でこれが検出されると、、信号経路が切換
えられ、第1入力端子FM.INに入力さされるラ
ジオ受信音即ち交通情報音が第1出力端子OUT1
より出力されるようになる。尚、このとき可変抵
抗器VR1,VR2が最小レベルになつていても、明
瞭に交通情報を聞くことが出来るように第2出力
端子OUT2からも交通情報音が出力され、音量増
大が達成される。交通情報は敢えてステレオで聞
く必要がないので第2出力端子OUT2からはモノ
ラル信号L+Rが出力される。
ところで、ある交通情報放送局はその局の放送
地域範囲内(電波の届く範囲内)に関する交通情
報を送信する訳であるが、電波が弱くなつた場合
即ち、カーラジオが他の局の放送地域範囲内に近
づいた場合には、この地域の交通情報を聞くべく
この他局に対して受信機を同調状態に設定すべく
受信局の切換えを行う必要がある。そこで、受信
中のSK信号の受信レベルが低下したときには、
警報音をスピーカに印加し、受信局の切換えを促
すべく警報を発することが行われる。即ち、SK
信号の受信レベルが低下すると、SKデコーダ1
1の端子SK′は零レベルからHレベルに移行し、
以つてランプPLは消灯する。一方、DKデコーダ
12の端子SKの入力レベルが上昇することによ
り、DKデコーダ12内の警報音発生回路13が
作動し、警報音が第1及び第2出力端子OUT1
OUT2より出力される。
さて、本考案の特徴はSK信号レベルが低下し
たときに、警報音を発生させるだけでなく他の交
通情報放送局を受信すべく、掃引を自動的に再開
させる構成としたものである。そして、聴取者自
身がランプPLの消灯を確認して掃引開始スイツ
チS1を閉成した場合には、この操作を優先して自
動再開を阻止し、誤動作を防止したものである。
即ち、遅延回路14は掃引開始スイツチS1が操作
されてから一定期間(例えば受信バンド全域を掃
引するに要する時間)だけその出力がHレベルと
なる回路である。この回路14は例えば急速充
電・低速放電回路を利用すれば良い。ところで、
聴取者自身がランプPLの消灯を確認して掃引開
始スイツチS1を閉成した場合に、この操作を優先
して自動再開を阻止する理由は、自動再開を優先
させておくと、例えば、聴取者の操作直後に良好
な受信を呈する放送周波数があつた場合、聴取者
が掃引開始の操作をしたにも拘わらず、掃引動作
が停止してしまい、聴取者に違和感を与える虞が
あるためである。
換言すれば、本願は聴取者の意思に基づく操作
を優先させることにより、聴取者へ違和感を与え
るのを防止するようにしたものである。従つてス
イツチS21が閉成状態にあり、掃引開始スイツチ
S1の操作に基く掃引中ではなく、且つSK信号レ
ベルが低下したときゲート回路15の出力がHレ
ベルとなり、モノマルチバイブレータ16がトリ
ガされる。それ故、モノマルチバイブレータ16
より出力されるパルスがダイオードD2を介して
自動選局制御回路10に印加され、自動的に掃引
が再開される。尚、ダイオードD1はモノマルチ
バイブレータ16の出力に基く遅延回路14の誤
動作防止用であり、ダイオードD2はスイツチS1
の閉成時のモノマルチバイブレータ16の保護用
である。
掃引再開後に、新たなSK信号がSKデコーダ1
1により検出されると、端子SK′の出力が零レベ
ルとなり、以つてインバータ17の出力がHレベ
ルとなる。このHレベル出力が自動選局制御回路
10に印加され掃引が停止される。
尚、スイツチS21,S22が開放位置にあり、この
状態に於いてスイツチS1を閉成して掃引を開始し
た場合には、通常の放送局の受信時に於いて中間
周波増幅・検波回路4より出力される所定レベル
以上の中間周波信号が自動選局制御回路10に印
加され掃引が停止される。
以上述べた本考案に依れば、受信信号のレベル
が低下すると自動的に掃引が再開されるので、手
動にて掃引再開操作をする手間がない。そして手
動操作による掃引中に於いては、受信信号レベル
の低下に基く掃引再開は阻止されるので、掃引動
作に誤動作が生じることはない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る掃引再開回路を有するラジ
オ受信機のブロツクダイヤグラムである。 14は遅延回路、15はゲート回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作時に於いて掃引開始指示信号を出力する掃
    引開始スイツチと、受信信号のレベル低下を示す
    信号及び前記掃引開始スイツチの操作後所定期間
    だけ発生される掃引状態を示す信号とを入力信号
    とし、前記掃引状態を示す信号が存在しないとき
    にのみ前記受信信号のレベル低下を示す信号を掃
    引開始指示信号として出力する構成としたゲート
    回路とを設けたことを特徴とするラジオ受信機等
    の掃引再開回路。
JP1981004907U 1981-01-17 1981-01-17 Expired JPH0317466Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981004907U JPH0317466Y2 (ja) 1981-01-17 1981-01-17

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JP1981004907U JPH0317466Y2 (ja) 1981-01-17 1981-01-17

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JPS57117830U JPS57117830U (ja) 1982-07-21
JPH0317466Y2 true JPH0317466Y2 (ja) 1991-04-12

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ID=29803301

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPH039389Y2 (ja) * 1986-04-09 1991-03-08
JP2571247B2 (ja) * 1988-01-07 1997-01-16 パイオニア株式会社 ラジオデータ受信機における受信周波数選択方法
JP2571249B2 (ja) * 1988-01-07 1997-01-16 パイオニア株式会社 ラジオデータ受信機における受信周波数選択方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5577243A (en) * 1978-12-05 1980-06-10 Clarion Co Ltd Channel selection control system for frequency synthesizer receiver

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