JPS6344510Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6344510Y2 JPS6344510Y2 JP7432880U JP7432880U JPS6344510Y2 JP S6344510 Y2 JPS6344510 Y2 JP S6344510Y2 JP 7432880 U JP7432880 U JP 7432880U JP 7432880 U JP7432880 U JP 7432880U JP S6344510 Y2 JPS6344510 Y2 JP S6344510Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- outer frame
- inner frame
- engagement
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、天井の開口に取付ける点枠口枠、
特に、点検口枠を構成する外枠と内枠との連結に
関するものである。
特に、点検口枠を構成する外枠と内枠との連結に
関するものである。
従来、点検口枠の外枠の内側に蓋体を取付ける
構造として、実開昭54−84127号公報に開示され
たものがある。
構造として、実開昭54−84127号公報に開示され
たものがある。
このものは、第8図に示すように、外枠31を
形成する側板31aに、上下の孔部の長さを異に
した段付きのスリツト32を設け、このスリツト
32内に、蓋体33に設けた板状の開閉支持金具
34を差し込むことによつて、蓋体33を外枠3
1に対して取付けるようにしている。
形成する側板31aに、上下の孔部の長さを異に
した段付きのスリツト32を設け、このスリツト
32内に、蓋体33に設けた板状の開閉支持金具
34を差し込むことによつて、蓋体33を外枠3
1に対して取付けるようにしている。
しかしながら、上記構造の点検口枠において、
蓋体33を外枠31から取外したり、取外した蓋
体33を外枠31に取付けるためには、スリツト
32の上下の孔部のうち、上方の長い孔部に開閉
支持金具34の抜け止め部35を合わせなければ
ならず、蓋体33の取付け、取外しが面倒である
という問題がある。
蓋体33を外枠31から取外したり、取外した蓋
体33を外枠31に取付けるためには、スリツト
32の上下の孔部のうち、上方の長い孔部に開閉
支持金具34の抜け止め部35を合わせなければ
ならず、蓋体33の取付け、取外しが面倒である
という問題がある。
また、上記構造の点検口枠の場合には、外枠3
1にスリツト32を形成する必要があるので、製
作がしにくいという問題もあつた。
1にスリツト32を形成する必要があるので、製
作がしにくいという問題もあつた。
そこで、この考案は、製作が容易で、しかも枠
に対して蓋体を支持する内枠の取付け、取外しを
簡単に行なうことができる点検口枠を提供しよう
とするものである。
に対して蓋体を支持する内枠の取付け、取外しを
簡単に行なうことができる点検口枠を提供しよう
とするものである。
上記の課題を解決するために、この考案が講じ
た手段は、点検口枠を方形状の外枠1とこの外枠
1の内側に嵌め合わせた方形状の内枠10とによ
つて構成し、前記内枠10の上端に外枠1を構成
する側板の上縁で支持する一対の係合板13を並
列に外向きに設け、前記各係合板13の先端に外
枠1の上縁に対して係合可能な係合鈎片14を設
けたことである。
た手段は、点検口枠を方形状の外枠1とこの外枠
1の内側に嵌め合わせた方形状の内枠10とによ
つて構成し、前記内枠10の上端に外枠1を構成
する側板の上縁で支持する一対の係合板13を並
列に外向きに設け、前記各係合板13の先端に外
枠1の上縁に対して係合可能な係合鈎片14を設
けたことである。
上記の手段によると、外枠1に内枠10を取付
ける場合には、内枠1の係合板13を外枠1の側
板の上縁に載置して支持すればよく、一方、外枠
1から内枠10を取外す場合には、外枠1の側板
の上縁に支持された内枠10の係合板13を中心
に回転させて、この係合板13の先端の係合鈎片
14を一旦外枠1の側板の上縁に引掛けて内枠1
0を外枠1に対して開放させた後、内枠10を押
し上げて、内枠10の係合鈎片14と外枠1の側
板の上縁との係合を解除すればよく、内枠10の
外枠1に対する取付け、取外しが容易である。
ける場合には、内枠1の係合板13を外枠1の側
板の上縁に載置して支持すればよく、一方、外枠
1から内枠10を取外す場合には、外枠1の側板
の上縁に支持された内枠10の係合板13を中心
に回転させて、この係合板13の先端の係合鈎片
14を一旦外枠1の側板の上縁に引掛けて内枠1
0を外枠1に対して開放させた後、内枠10を押
し上げて、内枠10の係合鈎片14と外枠1の側
板の上縁との係合を解除すればよく、内枠10の
外枠1に対する取付け、取外しが容易である。
また、上記の手段によると、内枠10に係合板
13を設けるだけでよいから、製作が容易であ
る。
13を設けるだけでよいから、製作が容易であ
る。
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
説明する。
第1図及び第2図に示すように、この考案に係
る点検口枠は、方形状の外枠1と、この外枠1の
内側に嵌め合わされた内枠10より成り、前記両
枠間には通常のはめ合いに必要な間隙が形成され
ている。
る点検口枠は、方形状の外枠1と、この外枠1の
内側に嵌め合わされた内枠10より成り、前記両
枠間には通常のはめ合いに必要な間隙が形成され
ている。
上記外枠1は、前後左右の4側板1a,1b,
1c,1dによつて形成されている。また、内枠
10は、前後左右の4側板10a,10b,10
c,10dによつて形成されている。
1c,1dによつて形成されている。また、内枠
10は、前後左右の4側板10a,10b,10
c,10dによつて形成されている。
外枠1の下端外周には天井板載置用のフランジ
2が形成され、一方内枠10の下端外周には側板
に直角に隠蔽用フランジ11が設けられ、上記フ
ランジ11が外枠1と内枠10の間隙を隠蔽(エ
アータイト式)するようになつている。また、フ
ランジ11の先端外周には、内枠10を外枠1に
嵌め合わせた状態において天井板20の下面に当
接する上向きの屈曲部16を形成している。これ
により、内枠10と外枠1との間の密閉効果が非
常によくなる。
2が形成され、一方内枠10の下端外周には側板
に直角に隠蔽用フランジ11が設けられ、上記フ
ランジ11が外枠1と内枠10の間隙を隠蔽(エ
アータイト式)するようになつている。また、フ
ランジ11の先端外周には、内枠10を外枠1に
嵌め合わせた状態において天井板20の下面に当
接する上向きの屈曲部16を形成している。これ
により、内枠10と外枠1との間の密閉効果が非
常によくなる。
前記内枠10の対向する左右の側板10c,1
0dの後端には、一対の係合板13,13が対向
して設けられている。この各係合板13,13
は、上記内枠10の左右の側板10c,10dの
後方側に延びてその下縁が外枠1の後方の枠板1
bの上辺で支持されている。また、係合板13の
後端には外向きにL字形に折曲げた係合鈎片14
が形成され、対向する係合鈎片14,14間の寸
法は、外枠1の対向する左右の側板1c,1d間
の寸法に等しくなつている。この構成により、外
枠1の後方の側板1bの上辺で支持される係合板
13の下辺をすべらせながら、内枠10を下方向
に90゜回動させると、外枠1の対向する左右の側
板1c,1dの上辺に係合鈎片14が嵌り込んで
内枠10が吊り下げ支持される。
0dの後端には、一対の係合板13,13が対向
して設けられている。この各係合板13,13
は、上記内枠10の左右の側板10c,10dの
後方側に延びてその下縁が外枠1の後方の枠板1
bの上辺で支持されている。また、係合板13の
後端には外向きにL字形に折曲げた係合鈎片14
が形成され、対向する係合鈎片14,14間の寸
法は、外枠1の対向する左右の側板1c,1d間
の寸法に等しくなつている。この構成により、外
枠1の後方の側板1bの上辺で支持される係合板
13の下辺をすべらせながら、内枠10を下方向
に90゜回動させると、外枠1の対向する左右の側
板1c,1dの上辺に係合鈎片14が嵌り込んで
内枠10が吊り下げ支持される。
実施例で示す点検口枠は上記の構造から成り、
第2図で示すように、外枠1は、天井20に形成
した開口21の下方より、この開口21に挿入さ
れ、適宜の取付手段によつて固定される。また、
外枠1の内側に嵌め合わせた内枠10は、周知の
係止機構17によつて閉鎖状態に保持される。
第2図で示すように、外枠1は、天井20に形成
した開口21の下方より、この開口21に挿入さ
れ、適宜の取付手段によつて固定される。また、
外枠1の内側に嵌め合わせた内枠10は、周知の
係止機構17によつて閉鎖状態に保持される。
いま、内枠10を閉鎖状態にロツクする係止機
構17を解除して、この内枠10の係合板13を
取付けた反対側の端部を引き下げると、係合板1
3の下縁と外枠1の左右の側板1c,1dの上辺
との衝合位置を中心として内枠10が回動し始め
ると共に、この内枠10の回動によつて係合板1
3の下辺は外枠1の左右の側板1c,1dの上辺
をすべり移動し、上記回動中心が刻々変化する。
構17を解除して、この内枠10の係合板13を
取付けた反対側の端部を引き下げると、係合板1
3の下縁と外枠1の左右の側板1c,1dの上辺
との衝合位置を中心として内枠10が回動し始め
ると共に、この内枠10の回動によつて係合板1
3の下辺は外枠1の左右の側板1c,1dの上辺
をすべり移動し、上記回動中心が刻々変化する。
上記のような操作によつて、内枠10を90゜回
動させると、第4図に示すように、係合鈎片14
が外枠1の対向する左右の側板1c,1dの上辺
に係合して吊り下げ支持され、外枠1に対して内
枠10は開放状態になる。
動させると、第4図に示すように、係合鈎片14
が外枠1の対向する左右の側板1c,1dの上辺
に係合して吊り下げ支持され、外枠1に対して内
枠10は開放状態になる。
開放した内枠10は、係合板13の係合鈎片1
4が外枠1の左右の側板1c,1dの上辺で支持
されているため、前記内枠10の外枠1の左右の
側板1c,1dに沿つて前後方向に任意に移動さ
せることができる。
4が外枠1の左右の側板1c,1dの上辺で支持
されているため、前記内枠10の外枠1の左右の
側板1c,1dに沿つて前後方向に任意に移動さ
せることができる。
開放させた内枠10のフランジ11の上縁と外
枠1の上面との間には、係合鈎片14とこれに係
合する外枠1の左右の側板1c,1dの係合を解
除し得る余裕空間15が形成される。このため、
内枠10を外枠1の中央部に移動させ、かつ引き
上げて係合鈎片14と外枠1の左右の側板1c,
1dの係合を解除したのち、前記内枠10を垂直
直線を中心として回動させてそれぞれの係合鈎片
14を外枠1の内側に通過可能な位置とし、そし
てこの内枠10を引き下げることによつて取外す
ことができる。
枠1の上面との間には、係合鈎片14とこれに係
合する外枠1の左右の側板1c,1dの係合を解
除し得る余裕空間15が形成される。このため、
内枠10を外枠1の中央部に移動させ、かつ引き
上げて係合鈎片14と外枠1の左右の側板1c,
1dの係合を解除したのち、前記内枠10を垂直
直線を中心として回動させてそれぞれの係合鈎片
14を外枠1の内側に通過可能な位置とし、そし
てこの内枠10を引き下げることによつて取外す
ことができる。
なお、係合板13の取付位置は、内枠10の対
向する側板12の端部に限定されない。例えば、
第6図及び第7図に示すように、内枠10の後方
の側板10bの外周に対向して設け、そして各係
合板13の下縁端部に係合鈎片14を設けるよう
にしてもよい。このようにすれば、前記と同様に
内枠10の前方側を引き下げることによつて、こ
の内枠10を開放させることができ、また、内枠
10を取外す際に、この内枠10を引き上げ、そ
して手前に引いて下げることにより取外せるた
め、内枠10を外枠1の左右の側板1c,1dに
沿つて移動させる操作、及び内枠10を回動させ
る操作を省略することができ、取外しが非常に楽
である。
向する側板12の端部に限定されない。例えば、
第6図及び第7図に示すように、内枠10の後方
の側板10bの外周に対向して設け、そして各係
合板13の下縁端部に係合鈎片14を設けるよう
にしてもよい。このようにすれば、前記と同様に
内枠10の前方側を引き下げることによつて、こ
の内枠10を開放させることができ、また、内枠
10を取外す際に、この内枠10を引き上げ、そ
して手前に引いて下げることにより取外せるた
め、内枠10を外枠1の左右の側板1c,1dに
沿つて移動させる操作、及び内枠10を回動させ
る操作を省略することができ、取外しが非常に楽
である。
この考案によれば、以上のように、外枠1を構
成する側板の上辺で支持される係合板13を内枠
10に設け、この係合板13の先端に外枠1の側
板に係合する係合鈎片14を設けたので、内枠1
0を開放状態で安定良く支持することができると
共に、内枠10の外枠1に対する取付け、取外し
を簡単に行なうことができるという効果がある。
成する側板の上辺で支持される係合板13を内枠
10に設け、この係合板13の先端に外枠1の側
板に係合する係合鈎片14を設けたので、内枠1
0を開放状態で安定良く支持することができると
共に、内枠10の外枠1に対する取付け、取外し
を簡単に行なうことができるという効果がある。
また、この考案によれば、従来例のように、外
枠1にスリツトを穿ける必要がないので、製作し
やすいという効果もある。
枠1にスリツトを穿ける必要がないので、製作し
やすいという効果もある。
第1図は、この考案に係る点検口枠の一実施例
を示す平面図、第2図は同上の縦断正面図、第3
図は同上要部の拡大断面図、第4図は第3図の作
動状態を示す断面図、第5図は第4図の斜視図、
第6図は同上点検口枠の他の実施例を示す平面
図、第7図は同上の要部拡大断面図、第8図は従
来例の部分斜視図である。 1……外枠、1a,1b,1c,1d……側
板、10……内枠、10a,10b,10c,1
0d……側板、13……係合板、14……係合鈎
片、2……天井板載置用フランジ、11……隠蔽
フランジ、16……屈曲部、20……天井。
を示す平面図、第2図は同上の縦断正面図、第3
図は同上要部の拡大断面図、第4図は第3図の作
動状態を示す断面図、第5図は第4図の斜視図、
第6図は同上点検口枠の他の実施例を示す平面
図、第7図は同上の要部拡大断面図、第8図は従
来例の部分斜視図である。 1……外枠、1a,1b,1c,1d……側
板、10……内枠、10a,10b,10c,1
0d……側板、13……係合板、14……係合鈎
片、2……天井板載置用フランジ、11……隠蔽
フランジ、16……屈曲部、20……天井。
Claims (1)
- 方形状の外枠1とこの外枠1の内側に嵌め合わ
せた方形状の内枠10とから成り、前記内枠10
の上端に外枠1を構成する側板の上縁で支持され
る一対の係合板13を並列に外向きに設け、前記
各係合板13の先端に外枠1の上縁に対して係合
可能な係合鈎片14を設けたことを特徴とする点
検口枠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7432880U JPS6344510Y2 (ja) | 1980-05-26 | 1980-05-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7432880U JPS6344510Y2 (ja) | 1980-05-26 | 1980-05-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56174642U JPS56174642U (ja) | 1981-12-23 |
JPS6344510Y2 true JPS6344510Y2 (ja) | 1988-11-18 |
Family
ID=29437048
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7432880U Expired JPS6344510Y2 (ja) | 1980-05-26 | 1980-05-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6344510Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-26 JP JP7432880U patent/JPS6344510Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56174642U (ja) | 1981-12-23 |
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