JPH0515815Y2 - - Google Patents

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JPH0515815Y2
JPH0515815Y2 JP10306987U JP10306987U JPH0515815Y2 JP H0515815 Y2 JPH0515815 Y2 JP H0515815Y2 JP 10306987 U JP10306987 U JP 10306987U JP 10306987 U JP10306987 U JP 10306987U JP H0515815 Y2 JPH0515815 Y2 JP H0515815Y2
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magnet
runner
divided
curtain
hook
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の分野 この考案は、カーテンを張設するとき、該カー
テンを係止するランナーに関し、さらに詳しくは
このランナーにマグネツトを保持させるマグネツ
ト保持具に関する。
(ロ) 考案の背景 第6図に示す装飾カーテンの場合、リボン1の
係脱によつて左右のカーテン2,2が開閉され
る。
この装飾カーテンの場合、左右のカーテン2,
2はリングランナー3…によつて張設され、この
リングランナー3…はレール4に挿通されている
が、左右のカーテン2,2の対向部分(図中中央
部)のリングランナー3′,3′はクロスに掛けら
れて、カーテン2,2の開閉時に中央部が開かな
いようにしている。
しかし、このようにクロス掛けした場合、必要
あつて、左右のカーテン2,2を全開したい場
合、クロスに掛けたリングランナー3′,3′とカ
ーテン2,2のフツク(図示省略)を外して、カ
ーテン2,2を開放しなければならないので、そ
の操作が大変煩わしい問題点を有していた。
また、従来、マグネツト付きのカーテンランナ
ーは存在したが、これはランナーにマグネツトを
直接固定して形成しているので、第6図に示すよ
うに、既にリングランナー3′をレール4に挿通
している既設のカーテンの場合では、レール4か
らランナー3を取外す必要があるので、ランナー
の交換作業が大変煩わしい問題点を有する。
(ハ) 考案の目的 この考案は、既設のカーテンに対してマグネツ
トランナーとすることのできるカーテンランナー
のマグネツト保持具の提供を目的とする。
(ニ) 考案の構成 この考案は、ランナーのフツク部を嵌着固定す
るフツク固定部と、吸着面を対向ランナー側に向
けてマグネツトを収納するマグネツト収納部と、
上記マグネツト収納部に収納するマグネツトとを
備え、少なくとも前記フツク固定部に左右に分割
する分割体を形成し、上記両分割体を開閉するヒ
ンジで連結し、上記両分割体を固定する係合部を
形成したカーテンランナーのマグネツト保持具で
あることを特徴とする。
(ホ) 考案の作用 この考案のカーテンランナーのマグネツト保持
具は、両分割体を開放して、分割されたフツク固
定部にカーテンランナーのフツク部分を収納し、
また、マグネツト収納部にマグネツトを収納固定
し、その後両分割体を一体に係合部の係合で固定
することで、カーテンランナーにマグネツトを装
着することができ、上述のカーテンランナーはカ
ーテンを張設した既設のランナーであつても、ま
た未設のカーテンランナーであつても、マグネツ
トを装着することができる。
(ヘ) 考案の効果 この考案は、既設のカーテンランナーに対して
マグネツトを後付けすることが容易にでき、マグ
ネツトランナーの有効使用ができる。
しかも、ランナーの固定はマグネツト保持具が
分割体に形成されているため、極めて簡単にで
き、製作も簡単である。
(ト) 考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面はカーテンランナーのマグネツト保持具を
示し、第1図、第2図において、カーテンランナ
ー10はカーテンレールを挿通するリング状をな
し、このリング部11の下部に小さいリング状の
フツク部12を、その軸芯を上部のリング部11
に対し90度交差して連設している。
上述のカーテンランナー10にマグネツトを装
着するマグネツト保持具13は、合成樹脂で左右
の分割体14a,14bに形成され、これらの分
割体14a,14bの上部には、フツク固定部1
5を左右に分割した分割フツク固定部15a,1
5bを形成し、また、下部には、マグネツト収納
部16を左右に分割した分割マグネツト収納部1
6a,16bを形成している。
上述のフツク固定部15は前述のカーテンラン
ナー10のフツク部12を嵌着して固定する部位
であつて、該フツク部12の厚みを半裁する位置
で分割した外周面形状が入る凹状に、各分割フツ
ク固定部15a,15bが形成され、中間部には
孔17a,17bが形成され、これらの孔17
a,17bは分割フツク固定部15a,15bが
一体に接合されて、フツク固定部15を形成した
とき、カーテンランナー10のフツク部12にカ
ーテン側のフツク(図示省略)を係止するために
形成している。
前述のマグネツト収納部16はマグネツト18
を収納する部位であつて、該マグネツト18の厚
みを半裁する位置で分割した外側面形状が入る凹
状に、各分割マグネツト収納部16a,16bが
形成され、一方の分割マグネツト収納部16aの
中央部にはマグネツト18を固定する軸19が他
方の分割マグネツト収納部16bに向けて突設
し、この軸19と対向する側の分割マグネツト収
納部16bには、該軸19の先端と嵌合する孔2
0が形成され、さらに、マグネツト18の中央部
には上述の軸19を挿通する孔18aが形成され
ていて、この孔18aが軸19に挿通された後、
軸19の外端が若干押し広げられることで、マグ
ネツト18は片側の分割マグネツト収納部16a
に固定され、分割体14a,14bを開閉しても
外れることはない。
また、対向する孔20は軸19の外端が押し広
げられても入る大きさに形成されている。
また、上述の分割マグネツト収納部16a,1
6bの対向ランナー側に対応する部分は開放さ
れ、この開放部分にはマグネツト18の吸着面1
8bを露出している。
なお、上述の対向ランナー側とは、左右のカー
テンを張設したときの一方の先頭ランナーと対向
する他方の先頭ランナーに対応し、第6図ではリ
ングランナー3′,3′に対応する。
上述のように形成された分割体14a,14b
は分割フツク固定部15a,15bの一側がヒン
ジ21で開閉可能に連結され、さらに分割マグネ
ツト収納部16a,16bに、両分割体14a,
14bを一体に固定する係合爪22と、係合孔2
3とが形成されている。
上述の係合爪22は一方の分割マグネツト収納
部16aの内側上下に連設された舌片24,24
の上下外側遊端側に形成され、また、係合孔23
は他方の分割マグネツト収納部16bの上下の壁
面25a,25aを貫通して形成している。
このように構成したマグネツト保持具13は分
割体14a,14bを開放した状態で、予め、マ
グネツト18を軸19に固定している。
すなわち、マグネツト18の孔18aを一方の
分割マグネツト収納部16aの軸19に挿通し、
この軸19の外端を押し広げることでマグネツト
18の抜け止めを行なう。
この状態で次にカーテンランナー10に取付け
る。
すなわち、カーテンランナー10のフツク部1
2を、フツク固定部15を形成する一方の分割フ
ツク固定部15aに収納し、その後、両分割体1
4a,14bを接合して、それぞれの係合爪22
と係合孔23とを係合して固定することで、カー
テンランナー10に対するマグネツト保持具13
の装着が終了する。
このようにマグネツト18を取付けるには、カ
ーテンランナー10は既設のランナー10である
も、また未設のランナー10であるも、何れも容
易に可能である。
また、カーテン側のフツクは、フツク固定部1
5の孔17a,17b越しにカーテンランナー1
0のフツク部12に係止する。
そして、このようにカーテンランナー10にマ
グネツト保持具13を装着したランナー10を、
第3図に示すように、先頭ランナー10′として
使用すると、第4図に示すように、マグネツト1
8の吸着面18b同士が吸着することで、両カー
テン26,26の開放を阻止することができる。
また、必要が生じて、両カーテン26,26を
開放するときは、先頭ランナー10′の吸着を外
すことで可能となる。
第5図は両分割体14a,14bを固定する係
合手段の他の例を示し、上下の舌片24,24に
それぞれ形成した係合爪22,22は、該舌片2
4,24の端縁より外方に突出し、かつ内側に向
けて設けられ、これら係合爪24,24は対向す
る分割マグネツト収納部16bの対向壁面25b
の上下位置を貫通して形成された係合孔23に係
合される。
また、上述の上下の係合爪22、係合孔23の
上下位置にも、係合爪27,27、係合孔28,
28を形成している。
上述の係合爪27は分割マグネツト収納部16
bの上下位置に連設された鍔部29,29に一体
形成され、また、他方の係合孔は他方の分割マグ
ネツト収納部16aの上下位置に連設された鍔部
30,30に貫通して形成されている。
なお、他の構成は第1図、第2図に示した第1
の実施例と同一であるため、同一の構成部分に同
一の符号を付して、その詳細を省略する。
このように構成すると両分割体14a,14b
の固定がより強固となる。
この考案の構成と、上述の実施例との対応にお
いて、 この考案のマグネツト固定手段は、実施例の軸
19、孔20に対応し、 また、係合部は、係合爪22,27、係合孔2
3,28に対応するも、この考案は上述の実施例
の構成のみに限定されるものではない。
例えば、分割フツク固定部15a,15bの孔
17a,17bは、これに固定されるカーテンラ
ンナー10のフツク部12と一致する位置に形成
しているが、この孔17a,17bを独立させて
他の位置に形成して、カーテン側のフツクをこれ
に係止してもよい。
また、分割体14a,14bはフツク固定部1
5のみとし、マグネツト収納部16はマグネツト
18を収納して、その後は開閉不可にするもよ
く、また、他の固定構造で固定するもよい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図はマ
グネツト保持具の分解斜視図、第2図はその組立
斜視図、第3図はカーテンの張設例を示す正面
図、第4図はマグネツト保持具の吸着状態を示す
斜視図、第5図はマグネツト保持具の他の例を示
す分解斜視図、第6図は従来のカーテン張設を示
す正面図である。 10……カーテンランナー、12……フツク
部、13……マグネツト保持具、14a,14b
……分割体、15……フツク固定部、15a,1
5b……分割フツク固定部、16……マグネツト
収納部、16a,16b……分割マグネツト収納
部、18……マグネツト、19……軸、20……
孔、21……ヒンジ、22,27……係合爪、2
3,28……係合孔。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ランナーのフツク部を嵌着固定するフツク固
    定部と、 吸着面を対向ランナー側に向けてマグネツトを
    収納固定するマグネツト収納部と、 上記マグネツト収納部に収納するマグネツトと
    を備え、 少なくとも前記フツク固定部を左右に分割する
    分割体を形成し、 上記両分割体を開閉するヒンジで連結し、上記
    両分割体を固定する係合部を形成したカーテン
    ランナーのマグネツト保持具。 2 前記フツク固定部とマグネツト収納部のそれ
    ぞれを左右に分割すると共に、各部の左右で対
    応する分割同士を一体に連設して、左右の分割
    体を形成し、 上記両分割体を開閉するヒンジで連結し、上記
    両分割体を固定する係合部を形成した実用新案
    登録請求の範囲第1項記載のカーテンランナー
    のマグネツト保持具。
JP10306987U 1987-07-04 1987-07-04 Expired - Lifetime JPH0515815Y2 (ja)

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JP10306987U JPH0515815Y2 (ja) 1987-07-04 1987-07-04

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JP10306987U JPH0515815Y2 (ja) 1987-07-04 1987-07-04

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JPS647882U JPS647882U (ja) 1989-01-17
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JP10306987U Expired - Lifetime JPH0515815Y2 (ja) 1987-07-04 1987-07-04

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JP6092651B2 (ja) * 2013-02-19 2017-03-08 株式会社日中製作所 カーテンランナーのユニットベース及び先導カーテンランナー

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JPS647882U (ja) 1989-01-17

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