JPH0433940Y2 - - Google Patents

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JPH0433940Y2
JPH0433940Y2 JP1987124263U JP12426387U JPH0433940Y2 JP H0433940 Y2 JPH0433940 Y2 JP H0433940Y2 JP 1987124263 U JP1987124263 U JP 1987124263U JP 12426387 U JP12426387 U JP 12426387U JP H0433940 Y2 JPH0433940 Y2 JP H0433940Y2
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、空調機器としての吸込口に使用され
るフイルターの着脱構造に関する。
〔従来の技術〕
空調機器としての吸込口は、室内の天井や壁等
に開口部を開設し、この開口部に装着される。開
口部はダクトに対向して設けられ、吸込口はこの
ダクトに接続される。
そして、室内の汚れた空気を吸込口を介して、
ダクトに吸込むときに、吸込口にフイルターを介
在させて、吸込空気の汚れをフイルターに付着さ
せ、空気の清浄化を図つている。
このフイルターに付着する汚れが多くなつてく
ると、遂には、フイルターが目詰まりして通気性
能が低下し、浄化作用も弱まる。そこで、再々、
新しいフイルターと交換する必要が生ずる。
このフイルターの交換は、従来、次のような方
法によつている。
第3図は、従来例における吸込口の側面断面図
であり、フイルターの着脱構造を示す。
吸込口20は、天井面1の開口部1aに臨んだ
ダクト2に吸込口本体23aを挿入し、外枠21
bを天井面1に係合させ、外枠本体21aがダク
ト2にビス止めされている。
更に、外枠体21には、蝶番22を介して内枠
体23が開閉自由に取付けられている。
この内枠体23には、表面側に羽根8が並設さ
れ裏面側には、フイルター10が着脱自由に設け
られている。
すなわち、フイルター10は、断面コ状のガイ
ド枠9に内嵌された状態で、矢印B方向に自在に
スライドできるようになつており、ガイド枠9に
収納されているときは、その端部を、ピンを支点
に回動可能なフツク状のストツパー24に係止さ
れている。
上記のような構造を有する吸込口において、フ
イルター10を着脱するときは、先づ、内枠体2
3を開き、次いでストツパー24を回動させてフ
イルター10の係止を解除し、フイルター10を
ガイド枠9からスライドさせて、抜き取る。
フイルター10を取付けるときは、上記と逆の
手順による。
尚、内枠体23を全閉したとき、図示しないロ
ツク機構によつて、内枠体23を外枠体21にロ
ツクするようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
処が、上記従来の吸込口にあつては、内枠体2
1が外枠体23に蝶番22もしくはヒンジで連結
された開閉式となつており、フイルター10を
再々交換するに際し、蝶番22に作用する荷重に
よつて、内枠体23と外枠体21との嵌合構造が
狂つてくるという問題があつた。
そして、内枠体23を外枠体21に閉じたとき
に、外枠体21と内枠体23との間に隙間が徐々
に狭まつて意匠上の美観を損ない、遂には、内枠
体23が外枠体21に当接するに至り、内枠体2
3の全閉が不可能になるという問題があつた。
また、開閉式の構造の場合、全閉状態を維持す
るために、別にロツク機構を要し、その操作も煩
雑だつた。
また、大型サイズの吸込口の場合、蝶番、ヒン
ジ等による開閉式の構造では、その荷重を支えら
れないという欠点があつた。
本考案は、上記の問題点に鑑みなされたもので
その目的とするところは、フイルターの着脱が容
易に行なえ、しかも、内枠体からフイルターを
再々取出し取換える操作を行つても、内枠体と外
枠体との嵌合構造に支障を来たさないフイルター
の着脱構造を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案では、天
井面等の開口部に取付けた外枠体に、並列状の複
数羽根とこの羽根の裏側に着脱可能に着装したフ
イルターとを備えた内枠体を嵌合してなる吸込口
において、前記外枠体に係合孔を穿設し、この係
合孔を貫挿し、前記内枠体を前記外枠体に着脱可
能に装着するための係合部を備えた所要長さの係
合部材を前記内枠体に突設したことを特徴とす
る。
〔作用〕
本考案では、外枠体に穿設した係合孔に、内枠
体に突設した係合部材が貫挿された状態のまま、
内枠体を外枠体に着脱でき、フイルターの交換が
でき、内枠体と外枠体との嵌合構造には、無理な
変形荷重が作用しない。
〔実施例〕
以下、本考案の特徴を図面に示す実施例に基い
て具体的に説明する。尚、従来例と同一部分は同
一符番を付している。
第1図に、本考案の一実施例の側面断面図を示
す。天井面1には開口部1aが開設され、この開
口部1aに臨む状態にダクト2が配設されてい
る。
そして、このダクト2に外枠本体3aと外枠3
bとからなる外枠体3を接続している。即ち、ダ
クト2に外枠本体3aを挿入させ、外枠3bが天
井面1に係止された状態で、外枠本体3aをビス
4等によつてダクト2に固定している。外枠3b
の対向する一両側の内側には、夫々ブラケツト5
を固着している。ここで、対向する一両側とは、
後述するフイルターの着脱方向と直交する向きの
両側のことである。また、ブラケツト5には、
夫々、係合孔6を穿設している。
また、前記外枠体3とは別体に、内枠体7を設
けている。該内枠体7は、吸込口本体7aと内枠
7bとで構成している。吸込口本体7aには、内
枠7bの側に複数の羽根8を並設しており、この
羽根8の裏側には、断面コ状のガイド枠9に係合
してスライド可能なフイルター10を配設してい
る。
前記吸込口本体7aの外側であつて、前記フイ
ルター10の着脱方向と直交向きの内枠体7に
は、所要長さを有する係合部材11,11を突設
している。該係合部材11は、例えば線材で成形
しており、前記外枠体3の係合孔6に係合するフ
ツク状の係合部11a,11aを夫々外向きに形
成している。この係合部11a,11aの離間距
離は、自然状態においては、前記係合孔6,6の
ピツチ間距離よりも大きくなるように構成してい
る。従つて、両係合部材11,11を係合孔6,
6に貫挿したときは、同係合部材11,11は、
共に外向きに付勢された状態となつている。係合
部材11,11の先端部には、外向きに折曲した
形状のフツク11bを形成し、このフツク11b
を前記係合孔6に引掛けて前記吸込口本体7aを
吊下げられるようになつている。
ここで、係合部材11,11の所要の長さと
は、該係合部材11のフツク11bを係合孔6に
引掛けた状態において、フイルター10の取出し
位置が外枠体3の外に位置できるような長さのこ
とである。
尚、吸込口が壁面装着の場合は、内枠体7を外
枠体3から完全に取外せばよい。
内枠7bは、前記外枠体3の開口部に挿入でき
るサイズになつており、内枠7bと外枠3bとが
同一面となるように、内枠7bは図示しない部材
によつて係止される。係合部材11,11を係合
孔6,6に貫挿した状態で内枠体7を外枠体3に
押し込むとき係合部材11,11は共に外向きに
付勢された状態で進み、遂には外向きに突出した
係合部11a,11aが係合孔6,6に係合し、
内枠体7が外枠体3に装着される。
内枠体7が外枠体3に着装されているとき、内
枠体7を支える支持力は、係合部材11,11が
スプリング力により、外向きに付勢している力に
よつて保護される、係合部11aと係合孔6との
係合力によつている。
いま、支持力をFとし、内枠体7の自重をWと
すれば、F>Wであれば内枠体7を支持できる。
しかし、内枠体7を外枠体3から外すときは、
内枠体7を引下げなければならないので、内枠体
7を引下げる力をPとすればP+W>Fであれば
内枠体7を外枠体3から取外すことができる。
かかるPの力によつて、係合部11a,11a
が係合孔6,6との係合を解除できるように、係
合部11a,11aの形状、及び、係合部材1
1,11の外向きの付勢力を決定している。そし
て、内枠体7の自重Wが大となつても、内枠体7
を取外すに要する力Pは一定にすることが可能で
ある。
次いで、前述の構造を有する本実施例の着脱方
法について説明する。
第2図に示すように、先ず、外枠体3をダクト
2に差し込み、ビス4で止着する。(同図イ)次
に、フイルター10をサイド枠9をスライドさせ
てセットする。(同図ロ)、その後、内枠体7の両
側に突設した係合部材11,11,11,11を
矢印A方向に絞り、係合部材11の先端のフツク
11bを係合孔6に差し入れる(同図ハ) そして、内枠体7を外枠体3の向きに押し込む
と、係合部11aが外向きに付勢された状態で係
合孔6に係合し、内枠体7が外枠体3に嵌合され
る。
フイルター10を取外すときは、上記と逆の手
順による。
尚、本実施例においては、内枠体7を外枠体3
から取外すことも可能で、従つて、本実施例にお
いては、フイルター10の交換もしくは洗滌が容
易に行えるだけでなく、従来の固定構造の内枠体
と異なり、内枠体7の洗滌も容易である。
また、内枠体7のサイズが大きくなつても、従
来の蝶番構造と異なり、係合部材11等の支持部
材に無理な荷重がかからないため、大型サイズの
吸込口にも充分適用できる。
〔考案の効果〕
以上、説明したように、本考案によれば、内枠
体に所要長さの係合部材を突設し、この係合部材
を外枠体に穿設した係合孔に係合させ、しかも、
係合部材に前記係合孔に係合する係合部を形成し
たので、内枠体と外枠体との着脱が容易となつて
フイルターの着脱が極めて容易となり、フイルタ
ーの洗滌及び交換等のメンテナンスが容易とな
る。
しかも、内枠が外枠に当接して嵌合構造が狂う
心配もなく、意匠や機能が長期に亘つて損われる
ことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の側面断面図、第2
図は、同取付け要領図、第3図は従来例における
吸込口の側面断面図である。 1……天井面、1a……開口部、2……ダク
ト、3……外枠体、3a……外枠本体、3b……
外枠、4……ビス、5……ブラケツト、6……係
合孔、7……内枠体、7a……吸込口本体、7b
……内枠、8……羽根、9……ガイド枠、10…
…フイルター、11……係合部材、11a……係
合部、11b……フツク。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 天井面等の開口部に取付けた外枠体に、並列状
    の複数羽根と、この羽根の裏側に着脱可能に着装
    したフイルターとを備えた内枠体を嵌合してなる
    吸込口において、 前記外枠体に係合孔を穿設し、この係合孔を貫
    挿し、前記内枠体を前記外枠体に着脱可能に接着
    するための係合部を備えた所要長さの係合部材を
    前記内枠体に突設したことを特徴とする吸込口用
    フイルターの着脱構造。
JP1987124263U 1987-08-13 1987-08-13 Expired JPH0433940Y2 (ja)

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JP4591160B2 (ja) * 2005-04-01 2010-12-01 パナソニック株式会社 換気扇取付装置

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