JPH0561395U - 網戸の窓枠への取付構造 - Google Patents
網戸の窓枠への取付構造Info
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- JPH0561395U JPH0561395U JP241392U JP241392U JPH0561395U JP H0561395 U JPH0561395 U JP H0561395U JP 241392 U JP241392 U JP 241392U JP 241392 U JP241392 U JP 241392U JP H0561395 U JPH0561395 U JP H0561395U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 網戸本体を窓枠に簡便かつ容易に取り付けお
よび取り外すことのできる網戸を提供する。 【構成】 水平部7の前部に垂設した係止部11を有す
る係止金具2をその水平部7を介して上部窓枠1の下端
部に固定し、先端突起部12を有する弾性水平段差部1
3を水平部14から延設した引掛金具6をその水平部1
4において網戸本体4の上枠5頂部に固定し、さらに網
戸本体4の下枠19底部から垂設した係合部20を下部
窓枠21の溝部22に差し込むとともに、前記係止金具
2の係止片部11の内側に引掛金具6の突起部12を係
止させて網戸本体4を窓枠1,21に着脱自在に取り付
ける。
よび取り外すことのできる網戸を提供する。 【構成】 水平部7の前部に垂設した係止部11を有す
る係止金具2をその水平部7を介して上部窓枠1の下端
部に固定し、先端突起部12を有する弾性水平段差部1
3を水平部14から延設した引掛金具6をその水平部1
4において網戸本体4の上枠5頂部に固定し、さらに網
戸本体4の下枠19底部から垂設した係合部20を下部
窓枠21の溝部22に差し込むとともに、前記係止金具
2の係止片部11の内側に引掛金具6の突起部12を係
止させて網戸本体4を窓枠1,21に着脱自在に取り付
ける。
Description
【0001】
この考案は、網戸の窓枠への取付構造に関するものである。さらに詳しくは、 この考案は、網戸本体の窓枠への脱着を自在とし、その取付および取外を簡便か つ容易とすることのできる新しい網戸の取付構造に関するものである。
【0002】
従来より、住宅等の窓部には防虫などのために網戸が取り付けられてきており 、種々の構成および構造を有するものが知られている。この中でも、特に、開き 窓、縦辷り出し窓等には、固定網戸、ロール網戸または内開き網戸が採用されて いる。
【0003】 図3および図4は、各々、窓部に固定網戸を取り付けた状態を示した縦断面図 および横断面図である。 これらの図3および図4に例示したように、網部材(ア)を有する固定網戸( イ)は、上下の窓枠(ウ)(エ)に対してけんどん方式により取付・固定される 。
【0004】 一方、図5および図6は、ロール網戸(オ)について例示したものであるが、 上部窓枠(ウ)に網部材収納ボックス(カ)を、また、両側部の窓枠(キ)には レール(ク)を取り付けた後に、網部材(ア)をレール(ク)内に差し込み、固 定する。 さらに、図7および図8に示したような内開き網戸(ケ)においては、網戸( ケ)本体を開閉自在とする丁番(コ)を側部窓枠(キ)の一方に固定して取り付 ける。この内開き網戸(ケ)の場合には、締り金具(シ)を戸先側に取り付けて もいる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、たとえばこれらの図3〜図8に示した従来の固定網戸(イ)、 ロール網戸(オ)および内開き網戸(ケ)については、どの網戸も窓枠(ウ)( エ)(キ)にしっかりと固定されるために、居住者等が網戸(イ)(オ)(ケ) を容易にかつ自在に取り付けたり、取り外すことができないという欠点がある。 このため、特に冬場や清掃時などに網戸(イ)(オ)(ケ)を取り外すことがで きず、不都合が生じていた。
【0006】 この考案は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、従来の網戸の窓 枠への取付・固定についての欠点を解消し、網戸本体を窓枠に簡便かつ容易に取 り付けおよび取り外すことができ、しかもこれを簡便な構造で実現可能とした、 改善された網戸の取付構造を提供することを目的としている。
【0007】
この考案は、上記の課題を解決するものとして、水平部の前部に垂設した係止 片部を有する係止金具をその水平部を介して上部窓枠の底面部に固定し、先端突 起部を有する弾性水平段差部を水平部から延設した引掛金具をその水平部におい て網戸本体の上枠頂部に固定し、さらに網戸本体の下枠底部から垂設した係合部 を下部窓枠の溝部に差し込むとともに、前記係止金具の係止片部内側に引掛金具 の先端突起部を着脱自在に係止させてなることを特徴とする網戸の窓枠への取付 構造を提供する。
【0008】
この考案においては、係止片部を垂設した係止金具を上部窓枠に固定し、先端 部に突起部を有する水平段差部を水平部から延設した引掛金具をその水平部にお いて網戸本体の上枠頂部に固定する。また、網戸本体の下枠底部には下部窓枠表 面部の溝部に差し込む係合部を設けておく。
【0009】 このような網戸と窓枠との関係において、この考案の取付構造では、下部窓枠 の溝部に網戸本体の下枠底部に設けた係合部を差し込み、次いで、網戸本体の上 枠頂部に固定した引掛金具の先端突起部を、その水平段差部の弾性を利用して下 方に押しながら上部窓枠に固定した係止金具の係止片部の内側へと差し込む。差 し込まれた引掛金具の先端突起部は、水平段差部の弾反力によってしっかりと係 止片部に係合する。
【0010】 窓枠から網戸を取外す場合には、前記水平段差部を下方に押して係合を解除す る。 このため、この考案によって、窓枠への着脱が自在で、かつ容易な網戸が実現 される。
【0011】
以下、図面に沿って実施例を示し、この考案の網戸の窓枠への取付構造につい てさらに詳しく説明する。 図1は、この考案の網戸の窓枠への取付構造の一実施例を示した縦断面図であ る。
【0012】 たとえばこの図1に示したように、この考案の網戸の窓枠への取付構造におい ては、上部窓枠(1)の底面部に係止金具(2)を固定するとともに、網部材( 3)を有する網戸本体(4)の上枠(5)の頂部には、この係止金具(2)と着 脱自在に係合する引掛金具(6)を固定する。これらの係止金具(2)および引 掛金具(6)を例示したものが図2である。
【0013】 この図2に例示したように、係止金具(2)は、図1に示した上部窓枠(1) の底面に当接する水平部(7)を有しており、この水平部(7)には、上部窓枠 (1)への固定用のビス等の穴(8)を設けている。水平部(7)の前後部には 、垂直片部(9)と垂直片部(10)を設けている。下方へ垂設された後部垂直 片部(9)は、後述する網戸本体(4)の図1に示した矢印(R1 )方向の回動 を制限するものであり、上方へと垂設された前部垂直片部(10)は、その側面 部を上部窓枠(1)の下端部表面に当接させて、係止金具(2)の安定かつ確実 な上部窓枠(1)への固定が得られるようにするためのものである。また、この 垂直片部(10)の下端部には、引掛金具(6)との係合用の係止片部(11) を下方へ延設している。
【0014】 一方、引掛金具(6)には、上記した係止金具(2)の係止片部(11)と着 脱自在に係合し、係止される突起部(12)を先端部に有する弾性水平段差部( 13)を設けており、これを水平部(14)から延設している。水平部(14) は、図1に示したように、その底面を網戸本体(4)の上枠(5)頂部に当接さ せ、引掛金具(6)を固定するためのものである。この水平部(14)には、固 定用ビス等のための穴(15)を設けている。水平段差部(13)は上下動でき 、弾反力を有してもいる。またこの例においては、水平段差部(13)に取っ手 部(16)を設けており、係止金具(2)の係止片部(11)と引掛金具(6) の突起部(12)の係合およびその解除に際して、この取っ手部(16)を介し て、水平段差部(13)を下方に押しつけるか、または押しつけを止めることが できるようにしてもいる。
【0015】 以上のような係止金具(2)および引掛金具(6)は、各々、図1に示したよ うなビス等の適宜な接合部材(17)(18)により上部窓枠(1)と網戸本体 (4)の上枠(5)に固定される。これらの金具(2)(6)の材質については 特に制限はなく、金属、合金等の適宜なものとすることができる。 また、図1に示したように、この考案の網戸の窓枠への取付構造においては、 網戸本体(4)の下枠(19)の底面部に係合部(20)を垂設するとともに、 下部窓枠(21)の表面部に溝部(22)を形成してもいる。
【0016】 たとえば以上の構成を有するこの考案の網戸の窓枠への取付構造において、網 戸本体(4)を上下の窓枠(1)(21)に取り付ける場合には、まず、網戸本 体(4)の下枠(19)底面部に設けた係合部(20)を下部窓枠(21)表面 部の溝部(22)に挿入する。次いで、ここを中心として図1中に示した矢印( R1 )方向に網戸本体(4)をたとえば引掛金具(6)に設けた取っ手部(16 )等を介して回動させる。そして、水平段差部(13)の弾性と弾反力を利用し 、引掛金具(6)の突起部(12)を取っ手部(16)を下方に押しつつ係止金 具(2)の係止片部(11)の内側に係合させる。係止金具(2)は、その後部 に上記したような垂直片部(9)を有していることから、網戸本体(4)の上枠 (5)の矢印(R1 )方向の回動を面接触により制限する。このようにして、簡 便かつ容易に、しかも安定して網戸本体(4)を窓枠(1)(21)に取り付け ることができる。
【0017】 一方、網戸本体(4)を窓枠(1)(21)から取り外す場合には、引掛金具 (6)の取っ手部(16)を下方に押して、引掛金具(6)の突起部(12)と 係止金具(2)の係止片部(11)の係合を解除し、図中の矢印(R2 )方向へ 回動させた後に、網戸本体(4)を持ち上げ、下枠(19)底面部の係合部(2 0)を下部窓枠(21)に設けた溝部(22)から取り出す。 このように、この考案の網戸の窓枠への取付構造においては、網戸本体(4) を窓枠(1)(21)に対して着脱自在としているため、網戸本体(4)の取付 および取外が簡便かつ容易となる。たとえば冬場や清掃時など、必要に応じて網 戸本体(4)を容易に取り外すことができる。
【0018】 もちろんこの考案は、以上の例によって限定されるものではない。窓部および 窓枠の構成および構造、係止金具および引掛金具の大きさ、形状および材質等の 細部については様々な態様が可能であることはいうまでもない。
【0019】
以上詳しく説明した通り、この考案によって、網戸本体の窓枠への脱着を自在 とし、しかもその取付および取外を簡便かつ容易とすることのできる網戸が提供 される。
【図1】この考案の網戸の窓枠への取付構造の一実施例
を示した縦断面図である。
を示した縦断面図である。
【図2】この考案に用いることのできる係止金具と引掛
金具の一例を示した斜視図である。
金具の一例を示した斜視図である。
【図3】従来の固定網戸をその取付状態とともに示した
縦断面図である。
縦断面図である。
【図4】従来の固定網戸をその取付状態とともに示した
横断面図である。
横断面図である。
【図5】従来のロール網戸をその取付状態とともに示し
た縦断面図である。
た縦断面図である。
【図6】従来のロール網戸をその取付状態とともに示し
た横断面図である。
た横断面図である。
【図7】従来の内開き網戸をその取付状態とともに示し
た縦断面図である。
た縦断面図である。
【図8】従来の内開き網戸をその取付状態とともに示し
た横断面図である。
た横断面図である。
1 上部窓枠 2 係止金具 3 網部材 4 網戸本体 5 上枠 6 引掛金具 7 水平部 8 穴 9,10 垂直片部 11 係止片部 12 突起部 13 水平段差部 14 水平部 15 穴 16 取っ手部 17,18 ビス 19 下枠 20 係合部 21 下部窓枠 22 溝部
Claims (1)
- 【請求項1】 水平部の前部に垂設した係止片部を有す
る係止金具をその水平部を介して上部窓枠の底面部に固
定し、先端突起部を有する弾性水平段差部を水平部から
延設した引掛金具をその水平部において網戸本体の上枠
頂部に固定し、さらに網戸本体の下枠底部から垂設した
係合部を下部窓枠の溝部に差し込むとともに、前記係止
金具の係止部内側に引掛金具の先端突起部を着脱自在に
係止させてなることを特徴とする網戸の窓枠への取付構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP241392U JPH0561395U (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 網戸の窓枠への取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP241392U JPH0561395U (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 網戸の窓枠への取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0561395U true JPH0561395U (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=11528564
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP241392U Pending JPH0561395U (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 網戸の窓枠への取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0561395U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109236164A (zh) * | 2018-11-12 | 2019-01-18 | 山东华建铝业科技有限公司 | 一种内平开窗用固定纱窗 |
-
1992
- 1992-01-27 JP JP241392U patent/JPH0561395U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109236164A (zh) * | 2018-11-12 | 2019-01-18 | 山东华建铝业科技有限公司 | 一种内平开窗用固定纱窗 |
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