JP3930232B2 - 空気調和機の窓据付装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は窓取付型の一体式空気調和機の据付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりこの種の空気調和機は図7及び図8に示すように、外壁aの木製窓縁部bの内側に金属製の窓サッシcが取り付けられている。そしてこの窓サッシcに空気調和機を据え付けるため据付枠dを使用している。この据付枠dは窓の高さに応じて上下寸法が調節できるように空気調和機を取り付ける本体枠eとこの本体枠eに摺動可能に結合したスライド枠fで構成され、窓の高さに合わせてスライド枠fを引き伸ばしながらドライバーとネジgにて本体枠eとスライド枠fを固定した後、前記窓サッシcの縁hを前記据付枠dの上面と下面に設けたフランジ部iで挟みドライバとネジjにて固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この据付枠を建物の鴨居又は木製窓縁部bや敷居又は木製窓縁部bへ取付る作業は難しく、特に窓の高さに合わせてスライド枠fを引き伸ばしながらネジgにて本体枠eとスライド枠fを固定する作業を一人で行った場合には本体枠eとスライド枠fを押さえながら片手でドライバーを使用してネジ止めをしなければならず難しい作業であり、据付作業に時間がかかる問題が有った。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明はこの点に着目し上記欠点を解決する為、空気調和機を据付ける種々の窓サッシの上下高さによって縦方向の寸法を本体枠からスライド枠を引き伸ばす事で調節する据付枠に於いて、前記据付枠底面の横桟に穴と支軸を設け、前記横桟底面の室外側端にフランジを垂下し更に穴を貫通すると共に前記支軸よりも室外側下方に位置するフランジ押え片と、支軸よりも室内側上方に位置する押圧片とからなるサッシ固定装置を備え、このサッシ固定装置は支軸を挟んで回動自在に設けられており、前記押圧片に空気調和機が載置されることで支軸を中心としてサッシ固定装置が回動し、前記フランジ押え片が室外側に回動することでフランジとフランジ押え片の間に窓サッシの端部を挟持して固定するようにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下この発明の実施の形態を図面をもとに説明すれば、1は建物の外壁で開口の木製窓縁部2の内側に金属製の窓サッシ3が取り付けられている。
前記窓サッシ3の鴨居部4はガラス戸(図示せず)を導き雨水の侵入を抑える上レール5や端部6が垂下され、敷居部7は下レール8や端部9が立ち上げられている。
【0006】
10は窓取付用の一体型空気調和機11を据付ける据付枠で、空気調和機11を取付ける本体枠12と窓の高さに応じてこの本体枠12より摺動自在に結合したスライド枠13で構成されている。
前記本体枠12はアルミ押出し成形品で構成され、上下に2本の横桟12aと左右に2本の縦桟12bによってたて長方形に組立られている。
【0007】
前記スライド枠13は上側に1本の横桟13aと左右に2本の縦桟13bをコの字形に組立て、この縦桟13bを前記本体枠12の縦桟12b内に上方からスライドして収納されている。
前記本体枠12の縦桟12bの上部にはスライド枠固定部14を左右2セット設けている。
【0008】
前記スライド枠固定部14は本体枠12の縦桟12b前後に備えた穴15を貫通してこの縦桟12bとスライド枠13の縦桟13bとの隙間Aに、高さ寸法Bがこの隙間Aより稍大きい板バネ状のストッパ部16を挿入し、このストッパ部16の前側の一端にストッパ部16と略垂直なハンドル17を設けている。
このハンドル17は長さ約5cm直径約2mmのロット棒で、回転させ本体枠12設けた突起状の係止部18を乗り越えれば、前記隙間Aと高さ寸法Bの関係により、前記ストッパ部16が捻れてアルミ製の縦桟12b・13bに食い込みスライド枠13が本体枠12に固定されるものである。
【0009】
また前記ハンドル17を係止部18を乗り越えて元に戻せば、前記ストッパ部16が解除されて、簡単にスライド枠13は本体枠12内をスライドできるようになる。
【0010】
前記スライド枠13の横桟13aの上面19後ろ側にはフランジ20を立ち上げ、また前記上面19の左右には穴21とサッシ固定装置22が設けられている。
前記サッシ固定装置22は穴21中央に備えた支軸23から上後方にフランジ押え片24を、支軸23から下前方に押圧片25を支軸23を挟んで一体に且つ回動自在に設けられている。
【0011】
また前記押圧片25の中央には4mmネジが貫通する約直径4.5mmのネジ上穴26が設けられ、このネジ上穴26に対向する横桟13aに4mmネジが螺合可能な約直径3.5mmのネジ下穴27が設けられ、ドライバーを使用せずに直接手でネジ止めができる化粧ネジ28を下方から前記ネジ上穴26を貫通してネジ下穴27にネジ止めする事で、支軸23を中心として押圧片25とフランジ押え片24が回動してフランジ20とフランジ押え片24の間に前記窓サッシ3の端部6を挟持して固定するものである。
【0012】
前記化粧ネジ28は直接手でネジ止めができるように4mmネジの頭に樹脂材料で摘みが一体に取り付けられたもので、摘みの直径は約15mmのものである。
【0013】
前記本体枠12の横桟12aの底面29後ろ側にはフランジ30を垂下し、また前記底面29の左右には穴31とサッシ固定装置32が設けられている。
前記サッシ固定装置32は穴31中央に備えた支軸33から下後方にフランジ押え片34を、支軸33から上前方に押圧片35を支軸33を挟んで一体に且つ回動自在に設けられている。
【0014】
前記押圧片35には約20kgの空気調和機11が載置されることで支軸33を中心として押圧片35とフランジ押え片34が回動してフランジ30とフランジ押え片34の間に前記窓サッシ3の端部9を挟持して固定するものである。
尚前記押圧片35と横桟12aの間には渦巻きバネ36が備えられ据付け時にフランジ30とフランジ押え片34の間に端部9をセットする事を容易にしているものである。
【0015】
37は蛇腹板で前記スライド枠13の伸縮に伴って伸縮し空気調和機11上方の据付枠10に開口ができる事を防止している。
【0016】
据付作業について説明すれば、本体枠12の底面29のフランジ30を敷居部7の端部9の室外側側面に合わせ、スライド枠13を本体枠12から引き出して上方に徐々にスライドさせスライド枠13上面19に備えたフランジ20を鴨居部4の端部6の室外側側面に合わせながら押し上げれば、スライド枠13は本体枠12から好適な寸法で引き出される。そして左右のハンドル17を回転し係止部18に係止すれば、スライド枠13の縮み方向の動きは阻止される。
【0017】
次にスライド枠13の横桟13aに備えるサッシ固定装置22の押圧片25のネジ上穴26に化粧ネジ28を貫通して横桟13aのネジ下穴27にネジ止めすれば図5矢印のように押圧片25とフランジ押え片24が回動しフランジ20とフランジ押え片24の間に窓サッシ3の端部6が挟持され固定される。
【0018】
次に空気調和機11を本体枠12の横桟12aに備えたサッシ固定装置32の押圧部35の上に載置すれば、図6矢印のように押圧片35とフランジ押え片34が回動しフランジ30とフランジ押え片34の間に窓サッシ3の端部9が挟持され固定される。
【0019】
また据付枠10を取り外すには、空気調和機11を取り除けばバネ36の作用によって押圧片35が据付け時とは反対方向に持ち上がり、端部9が開放される。そして上側のサッシ固定装置22の化粧ネジ28を左右2個外せば押圧片25が据付け時とは反対側に下がり窓サッシ3の端部6が開放される。次に左右のスライド枠固定装置14のハンドル17をそれぞれ係止部18から解除すれば簡単にスライド枠13を本体枠12に収納できるものである。
このように据付作業や取外し作業が極めて簡単になり据付作業に要する時間も少なくなるものである。
【0020】
【発明の効果】
以上のようにこの発明によれば、据付作業が極めて簡単になり据付作業に要する時間も少なくなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明一実施例の斜視図。
【図2】同図1の拡大A−A断面図。
【図3】同図2のB−B断面図。
【図4】同要部の拡大正面図。
【図5】同要部の拡大断面図。
【図6】同要部の拡大断面図。
【図7】従来例の斜視図。
【図8】同側面の断面図。
【符号の説明】
3 窓サッシ
10 据付枠
12 本体枠
13 スライド枠
24 フランジ押え片
25 押圧片
28 化粧ネジ
34 フランジ押え片
35 押圧片
Claims (1)
- 空気調和機を据付ける種々の窓サッシの上下高さによって縦方向の寸法を本体枠からスライド枠を引き伸ばす事で調節する据付枠に於いて、前記据付枠底面の横桟に穴と支軸を設け、前記横桟底面の室外側端にフランジを垂下し更に穴を貫通すると共に前記支軸よりも室外側下方に位置するフランジ押え片と、支軸よりも室内側上方に位置する押圧片とからなるサッシ固定装置を備え、このサッシ固定装置は支軸を挟んで回動自在に設けられており、前記押圧片に空気調和機が載置されることで支軸を中心としてサッシ固定装置が回動し、前記フランジ押え片が室外側に回動することでフランジとフランジ押え片の間に窓サッシの端部を挟持して固定する事を特徴とする空気調和機の窓据付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000201994A JP3930232B2 (ja) | 2000-07-04 | 2000-07-04 | 空気調和機の窓据付装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000201994A JP3930232B2 (ja) | 2000-07-04 | 2000-07-04 | 空気調和機の窓据付装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2002022259A JP2002022259A (ja) | 2002-01-23 |
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JP (1) | JP3930232B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102235738A (zh) * | 2010-05-04 | 2011-11-09 | 苏州德胜住宅研究院有限公司 | 一种木质房屋用空调外机固定架 |
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2000
- 2000-07-04 JP JP2000201994A patent/JP3930232B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN102235738A (zh) * | 2010-05-04 | 2011-11-09 | 苏州德胜住宅研究院有限公司 | 一种木质房屋用空调外机固定架 |
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