JPH0245417Y2 - - Google Patents

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JPH0245417Y2
JPH0245417Y2 JP1982135228U JP13522882U JPH0245417Y2 JP H0245417 Y2 JPH0245417 Y2 JP H0245417Y2 JP 1982135228 U JP1982135228 U JP 1982135228U JP 13522882 U JP13522882 U JP 13522882U JP H0245417 Y2 JPH0245417 Y2 JP H0245417Y2
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JP1982135228U
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、排煙窓の窓煽り防止装置に関す
る。
建物の排煙窓として、扉を窓枠の下枠に起倒自
在に枢支し、かつ扉と窓枠間に全開したときの扉
を支持するアームを取付けてなる排煙窓があり、
一般に広く知られ、使用されている。しかし、こ
の種の排煙窓は換気のとき等、扉を開放しにして
おくと強風に煽られ、がたつきが激しく、窓ガラ
スを割ることがあつた。また、火災時には室内の
煙や有毒ガスを素早く外部に排出できるよう扉を
急激に室内側または室外側に倒して開けるため、
アーム取付部や窓ガラスを破損することがあつ
た。
そして以上の問題点を解消するものとして例え
ば実公昭57−11103号公報に示される構造がある
が、この構造では扉の傾斜角度が一定である。そ
こでこの考案は緩衝と煽り止めの機能を有すると
ともに扉の傾斜角度を適宜変えて窓の開き量も調
節できる構造を案出したものである。
以下、この考案を図示する一実施例によつて説
明すると、排煙窓1は窓枠2の下枠3に扉4の下
框5を蝶番6等で扉4が自由に起倒し得るように
枢支し、かつ前記窓枠2の竪枠7と扉4の竪框8
間に全開したときの扉4を支持するアーム9を取
付けることによつて構成されている。
窓枠2の竪枠7の内側には保持枠10が取付け
られ、保持枠10の中にはスライダー11、スラ
イダー止め12、およびコイルバネ13が設置さ
れている。
保持枠10は竪枠7の上下方向に長い略箱形に
形成され、その表面部には保持枠10の長手方向
に長い長孔14が、上下両端部には取付片15,
15がそれぞれ形成されている。そして、保持枠
10は取付片15,15を竪枠7の内側に止めね
じにより固着することによつて取付けられてい
る。
スライダー止め12は弾性力を有する金属ある
いは合成樹脂を素材とし、基部12aとスライダ
ー止め部12bとから形成されている。
基部12aの上下両端部にはこの部分を略直角
に折曲げることによつて掛止部16,16が形成
されている。また、基部12aの下端部には取付
片17が形成されている。
スライダー止め部12bには複数個の凹部18
と凸部19がスライダー止め部12bの上下方向
に交互に形成されている。このように形成された
スライダー止め12は取付片17を保持枠10の
長孔14の下部に止めねじ20によつて固着する
ことによつて取付けられ、基部12aの掛止部1
6,16間にコイルバネ13が外れないように取
付けられている。なお、この場合スライダー止め
12を固定する止めねじ20は長孔14に挿通
し、止めねじ20の締付けに際しスライダー止め
12を上下方向に適宜ずらすことによつてスライ
ダー止め12の取付位置を自由に調節できるよう
にする。
スライダー11は保持枠10内をその上下方向
に自由にスライドし、スライダー止め部12bに
おいて、凹部18に係合することにより動きが止
められるものであり、このスライダー11にアー
ム9の基端部が長孔14を通して止めねじ20に
より枢支されている。
このような構成において、窓を開けるため扉4
を内側または外側に押倒すとスライダー11は下
方にスライドし、スライダー止め部12bの凸部
19を圧接する事により速度が弱まり凹部18に
係合して停止する。この場合、扉4を押倒すこと
により生ずる衝激はスライダー止め部12bの凸
部19あるいは凸部19を越えたらコイルバネ1
3によつて弱められる。
そして押倒した扉4はスライダー11が複数あ
る凹部18のいずれかに係合して固定される。又
スライダー止め12の取付片17の固定位置を止
めねじ20により長孔14内により上下に調節す
ることにより扉4の傾斜角度を適当に変えて窓の
開き量を自由に調節することができる。また、ス
ライダー11は凹部18に係合してあるので、強
風によつて扉4が煽られてもがたつきはおこらな
い。
窓を閉めるには、最初のみ、扉4をやや強めに
起せばスライダー11は凹部18より外れ、その
まま鉛直に起すことにより窓は閉められる。
第4図はスライダー11の変形例を示したもの
で、スライダー11先端部の上半分には上下方向
に対して鋭角なテーパ11aが形成され、下半分
には鈍角なテーパ11bが形成されている。
この種のスライダー11を使用すれば、扉4を
押倒したときスライダー11はスライダー止め部
12bの凸部19にスムーズに当接して減速しつ
つ比較的スムーズに通過できる。また、扉4が倒
してあるとき、扉4の下方向より強風に煽られて
もスライダー11の鋭角なテーパ11aが凹部1
8の内側面に確実に掛止されているので、扉4は
上方に煽られてもがたつかない。
この考案は以上の構成からなり、扉を押倒して
開けた際に生ずる衝撃を弱めるとともに煽り止め
をなすことができ、さらにスライダー止めにはコ
イルバネが取付てあり、かつ保持枠の長手方向に
長い長孔に対してスライダー止めの取付位置を調
節できるので緩衝と煽り止め機能を有するととも
に扉の傾斜角度、すなわち窓の開き量を自由に調
節できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は排煙窓の断面図、第2図は第1図にお
けるイ部拡大図、第3図は第2図におけるA−A
線断面図、第4図はスライダーの変形例を示した
保持枠の一部断面図である。 1……排煙窓、2……窓枠、3……下枠、4…
…扉、5……下框、6……蝶番、7……竪枠、8
……竪框、9……アーム、10……保持枠、11
……スライダー、12……スライダー止め、13
……コイルバネ、14……長孔、15……取付
片、16……掛止部、17……取付片、18……
凹部、1……凸部、20……止めねじ、12a…
…基部、12b……スライダー止め部、11a,
11b……テーパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 窓枠2の下枠3に扉4を起倒自在に枢支すると
    ともに窓枠2と扉4間に倒したときの前記扉4を
    保持し得るアーム9を取付けてなる排煙窓におい
    て、窓枠2の竪枠7の内側に、上下に長い略箱形
    とし、その表面部に長手方向に長い長孔14を形
    成した保持枠10を設けてあり、弾力性を有する
    凹凸部を形成したスライダー止め部12bと基部
    12aの上下端に掛止部16,16を有し、この
    掛止部16,16間にコイルバネ13を取付けて
    なるスライダー止め12を前記長孔14部に取付
    位置調節自在に取付けることにより前記保持枠1
    0内に設置し、前記スライダー止め部12bに係
    合するスライダー11を保持枠10内に設け、そ
    のスライダー11にアーム9の基端部が長孔14
    を通して枢着してあることを特徴とする排煙窓の
    窓煽り防止装置。
JP13522882U 1982-09-06 1982-09-06 排煙窓の窓煽り防止装置 Granted JPS5940465U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13522882U JPS5940465U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 排煙窓の窓煽り防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13522882U JPS5940465U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 排煙窓の窓煽り防止装置

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Publication Number Publication Date
JPS5940465U JPS5940465U (ja) 1984-03-15
JPH0245417Y2 true JPH0245417Y2 (ja) 1990-11-30

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ID=30304441

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13522882U Granted JPS5940465U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 排煙窓の窓煽り防止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5420096B1 (ja) * 2013-04-12 2014-02-19 細見工業株式会社 開閉装置、及び、展示ケース

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711103U (ja) * 1980-06-24 1982-01-20

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711103U (ja) * 1980-06-24 1982-01-20

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JPS5940465U (ja) 1984-03-15

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