JP2517587Y2 - 扉ストッパー - Google Patents

扉ストッパー

Info

Publication number
JP2517587Y2
JP2517587Y2 JP1160891U JP1160891U JP2517587Y2 JP 2517587 Y2 JP2517587 Y2 JP 2517587Y2 JP 1160891 U JP1160891 U JP 1160891U JP 1160891 U JP1160891 U JP 1160891U JP 2517587 Y2 JP2517587 Y2 JP 2517587Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
stopper
vertical
opening
vertical rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1160891U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04101486U (ja
Inventor
章則 柴田
Original Assignee
株式会社イトーキクレビオ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社イトーキクレビオ filed Critical 株式会社イトーキクレビオ
Priority to JP1160891U priority Critical patent/JP2517587Y2/ja
Publication of JPH04101486U publication Critical patent/JPH04101486U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2517587Y2 publication Critical patent/JP2517587Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えばドラフトチャン
バーにおける処理室の前面開口部に、上下に摺動して該
開口部を開閉自在に設けた前面扉を開けたときに、この
扉を所定の高さ位置で確実に保持するための扉ストッパ
ーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、この種のドラフトチャンバー等の
前面扉は、例えば図4に示す如く、ドラフトチャンバー
本体1内部の処理室2の前面に、該本体1の前面側から
処理室2内での作業を可能とすべく開口部3を設けてな
り、該開口部3に、上下動することによって開口部3を
開閉する前面扉4を、該開口部3の両側に適宜設けた縦
レール等に摺動可能に取り付けるとともに、該前面扉4
をカウンターウエイト6へワイヤー5等によって関係付
け、このカウンターウエイト6とバランスを保って適宜
高さに開扉可能としてなる。更に、この前面扉4を摺動
可能に取り付けてなる縦レールの所定高さに、ネジ止め
等によりストッパーを取り付けて該ストッパーにて前面
扉4の下端縁を保持することにより、前面扉4が不用意
に降下して開口部3を塞ぐことのないようにしていた。
【0003】しかし、上記のように従来の扉ストッパー
は、ネジ止めにより取り付けるものであることから、そ
の取り付け作業が面倒であり、また、前面扉4を閉める
ときには、その都度このストッパーを取り外さなければ
ならず、前面扉4を頻繁に開閉する場合には、ストッパ
ーの取り付け、取り外しに手間が係り、実用的でなかっ
た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】本考案は上記の点に鑑
み、ドラフトチャンバーにおける処理室の前面扉等の扉
を所定の高さに保持するためのストッパーとして、扉を
開けた状態での保持及びその解除を簡単に行えるととも
に、扉を確実に保持可能で、また、不要時には簡単に収
納可能とした扉ストッパーを提供せんとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係る扉ストッパ
ーは前記の目的を達成するために、扉を、その両側に互
いに内向きに開口して立設した縦レール間に摺動自在に
取り付けるとともに、前記縦レールの側面適所に、上部
に前記扉下端縁を支持する支持部を有するストッパー
を、前記縦レールの開口部の内外に回動して出没自在に
取り付け、且つその先端が該縦レール内面に設けた縦凸
条に係止しうるように構成してなる。
【0006】
【作用】上記のような本考案に係る扉ストッパーは、こ
のストッパーの単または複数個を縦レールの所定の高さ
位置に取り付けておき、扉を開けた状態に保持するとき
には、扉をその下端縁が一旦前記ストッパーの位置より
上方に位置するところまで引き上げ、このストッパーを
縦レール内に回動してその先端を該レール内に設けた縦
凸条に係止した状態とした後、扉を降ろしてストッパー
上部の支持部にて前記扉下端縁を支持することにより、
扉を所定の高さ位置に保持する。また、扉を閉じる場合
には、前記の保持状態から一旦扉を引き上げ、ストッパ
ーを縦レールの開口縁より外側まで回動した後、扉を引
き下げるようにする。
【0007】
【実施例】以下、添付図面の実施例にもとづき本考案を
更に詳細に説明する。
【0008】図1は本考案に係るドラフトチャンバーの
1実施例の斜視図であり、該ドラフトチャンバーの本体
1内部の処理室2の前面に開口部3を設け、該開口部3
の両側には、互いに内向きに開口した縦レール7を立設
し、該縦レール7に通常はガラス扉である前面扉4を上
下に摺動自在に取り付けることにより、前面開口部3を
該前面扉4にて開閉自在としてなる。そして、前記縦レ
ール7の所定高さ位置にストッパー10が取り付けられ
ている。
【0009】前記縦レール7は、合成樹脂等により平断
面略コ字型に形成され、その内面には、前面扉4の側端
部を摺動自在に支持するとともにスライダーとしても作
用する縦凸条71、72等を形成してなり、この縦レー
ル7は図2に示す如く、ドラフトチャンバー本体1の前
面開口部3の内縁部にネジ止め等により取り付けられて
いる。前記縦レール7の手前の開口部3内縁には略L型
のストッパー取り付け金具11がネジ止め等により固定
されており、該取り付け金具11には蝶番12の一方の
固定片13がネジ止め固定され、蝶番12の他方の回動
片14を前記縦レール7の開口部から内外へ回動して出
没自在として取り付けられるとともに、この回動片14
の側面には、扉支持部として上面にクッションゴム17
が取り付けられ、その一側から上方に当たり片16が立
設された受け金具15がネジ止め固着されている。そし
て、前記回動片14の先端は、図3に示すように、この
回動片14を縦レール7の開口部から内方へ回動した時
に、その先端が縦レール7内面に設けた縦凸条71へ係
止するように設定されている。
【0010】しかして、ドラフトチャンバー本体1の前
面扉4を開けるときには、この前面扉4を、一旦その下
端縁が前記ストッパー10を取り付けた位置より上方に
位置するところまで引き上げておき、この状態で蝶番1
2の回動片14を、縦レール7の開口部から内方へ回動
してその先端を縦レール7内面の縦凸条71へ係止させ
た後、前面扉4の下端縁を受け金具15上面のクッショ
ンゴム17部分に当接させてこれを支持することによ
り、前面扉4は所定の高さ位置に保持される。また、前
面扉4を閉じるときには、一旦この前面扉4を上方に引
き上げ、ストッパー10における蝶番12の回動片14
を縦レール7の外方へ前面扉4の上下動の邪魔にならな
い位置まで回動した後、前面扉4を引き下げることによ
り、処理室2の前面開口部3を閉じる。
【0011】尚、上記の扉ストッパー10は、前面扉4
の両側における同高さ位置に一対にして設けるのがよい
が、前面扉4の一側のみに設けるだけでもよい。また、
このストッパー10を必要に応じて縦レール7の上下方
向に複数個取り付けるようにしてもよい。また、この扉
ストッパーは、上記実施例に係るドラフトチャンバーの
前面扉のみでなく、同様にスライド開閉する構造の扉の
ストッパーとして広く適用しうることはもちろんであ
る。
【0012】
【考案の効果】上記のような本考案に係る扉ストッパー
によれば、扉を開けた状態で所定位置に保持するための
ストッパーとして、扉の保持、及びその解除を極めて簡
単な操作で行うことができ、また、不要な場合にもその
都度ストッパーを取り外すといった面倒な手間がいら
ず、特に、頻繁に開閉する扉の場合には、極めて有用で
ある。また、本考案に係るストッパーは、扉を保持する
ときには、扉を摺動自在に取り付けてなる縦レール内面
に設けられたスライダーとしての縦凸条を利用してこれ
に係止させるようにしたことから、扉下端縁を保持した
状態のストッパーが不用意に外れて扉が突然降下するよ
うなことがなく安全に扉を開いた状態に保持することが
でき、また、前記の如くストッパーを扉を保持状態に固
定するのに縦レール内面に設けたスライダーとしての縦
凸状を利用してなるから、ストッパーを係止するための
特別な部材を必要とせず、その構造を簡単とし、ひいて
は、ストッパーの製造コストを低減しうる。更に、この
ストッパーは、既存の扉に対してもその構造を変更する
ことなく取り付けることができ、また、このようにスト
ッパーの取り付けに際して扉の構造の変更を要しないこ
とから、必要に応じてその数を増減させることも簡単に
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る扉ストッパーを取り付けたドラフ
トチャンバーの斜視図
【図2】前記ストッパーを取り付けたドラフトチャンバ
ーの要部の拡大斜視図
【図3】同じく要部の平面図
【図4】ドラフトチャンバーの側断面図
【符号の説明】
1 ドラフトチャンバー本体 2 処理室 3 開口部 4 前面扉 5 ワイヤ 6 カウンターウエイ
ト 7 縦レール 10 ストッパー 11 取り付け金具 12 蝶番 13 固定片 14 回動片 15 受け金具 16 当たり片 17 クッションゴム 71 縦凸条 72 縦凸条

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉を、その両側に互いに内向きに開口し
    て立設した縦レール間に摺動自在に取り付けるととも
    に、前記縦レールの側面適所に、上部に前記扉下端縁を
    支持する支持部を有するストッパーを、前記縦レールの
    開口部の内外に回動して出没自在に取り付け、且つその
    先端が該縦レール内面に設けた縦凸条に係止しうるよう
    に構成してなる扉ストッパー。
JP1160891U 1991-02-08 1991-02-08 扉ストッパー Expired - Lifetime JP2517587Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1160891U JP2517587Y2 (ja) 1991-02-08 1991-02-08 扉ストッパー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1160891U JP2517587Y2 (ja) 1991-02-08 1991-02-08 扉ストッパー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04101486U JPH04101486U (ja) 1992-09-02
JP2517587Y2 true JP2517587Y2 (ja) 1996-11-20

Family

ID=31745165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1160891U Expired - Lifetime JP2517587Y2 (ja) 1991-02-08 1991-02-08 扉ストッパー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2517587Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04101486U (ja) 1992-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4848498A (en) Combined door and tool tray in tractor engine housing
US3002218A (en) Folding door mounting
JP2517587Y2 (ja) 扉ストッパー
US3206794A (en) Supporting means for folding doors
JPH0343342Y2 (ja)
US1925244A (en) Automatic window lock
JP2537622Y2 (ja) 網戸の外れ止め装置
JPS5911667Y2 (ja) 傾斜ないし垂直レ−ル途中におけるカ−テン保持装置
JPH0245417Y2 (ja)
JP2588728Y2 (ja) フロアーキャビネット
JPS6317837Y2 (ja)
KR100194717B1 (ko) 차량용 도어 윈도우 레귤레이터와 글래스의 연결구조
JPS634779Y2 (ja)
JP2729099B2 (ja) ガイドローラ取付装置
JP2586456Y2 (ja) 外倒し窓の開閉装置
JPS6117175Y2 (ja)
JPS5923178Y2 (ja) 開き窓の開閉固定装置
KR19980062215A (ko) 승합차의 도어개폐 스토퍼장치
JPS62288276A (ja) 旋回扉を備えたスライドドア
US5238275A (en) Multi-level window sash lock
JPS585835Y2 (ja) 住宅用窓シヤツタ−の中柱固定構造
JPH082370Y2 (ja) 排煙窓
JPH026225Y2 (ja)
JPH07615Y2 (ja) 引戸の吊りレール構造
JPH0613964Y2 (ja) サル受けの取付構造

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960709