JPS6343320Y2 - - Google Patents

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JPS6343320Y2
JPS6343320Y2 JP1983079580U JP7958083U JPS6343320Y2 JP S6343320 Y2 JPS6343320 Y2 JP S6343320Y2 JP 1983079580 U JP1983079580 U JP 1983079580U JP 7958083 U JP7958083 U JP 7958083U JP S6343320 Y2 JPS6343320 Y2 JP S6343320Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
eave
main body
eaves
cement
fitted
Prior art date
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Expired
Application number
JP1983079580U
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English (en)
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JPS59185337U (ja
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Publication date
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Priority to JP7958083U priority Critical patent/JPS59185337U/ja
Publication of JPS59185337U publication Critical patent/JPS59185337U/ja
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Publication of JPS6343320Y2 publication Critical patent/JPS6343320Y2/ja
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  • Building Awnings And Sunshades (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はコンクリート住宅、プレハブ住宅等
の建物の入口や窓の上部に形成する堅牢で腐蝕せ
ず長期間に亘つて安心して使用できる硬化セメン
ト製よりなる庇装置に関するものである。
従来この種の庇装置は、現場で大工が木製の下
地を作り、その表面にトタン板を張つたり、モル
タル塗り等を施すものであつたから非常に手間が
係ると共に、現場加工や現場作業が不可欠であつ
た。また、最近に至つて、合成樹脂又は鋼板等を
用いて生産したものも散見されているが、これ等
従来のものは、降雨の際に騒音を発生する欠点
と、風雨によつて容易に腐蝕すると共に、太陽熱
によつて庇が熱せられて輻射熱を発生すると云う
欠点もある。
この考案は上述の各欠点を悉く解消せしめたも
のであつて、予め工場でセメントの内部に硝子繊
維又はアスベスト等を混入した硬化セメント製に
よつて長手方向に押し出し成型して庇本体を構成
し、庇本体は内部を中空部とすると共に、背面に
開口部を形成する。また、庇本体は上部の屋根部
に連接して垂直部及び軒天井部を一体に形成す
る。この軒天井部には前方に水切凹溝を設けると
共に後方には水切り穴を各々形成する。また、壁
面に取り付けた数個の固定金具には該庇本体の後
方開口部を嵌合して締付ボルト及び止めビス等を
以て固定したものである。そして、所要寸法に切
断し両側より側蓋を嵌着するものである。従つ
て、この考案によれば、取り付けが簡単で強固に
装着でき、且つ硬化セメント製であるから、堅牢
で不燃性であると共に、太陽光線に対して強く、
且つ風雨の吹き付けによる騒音の発生を未然に防
止する等の効果がある。
次にこの考案の実施例を図面について説明する
と、庇本体1は、例えば、セメントの内部に硝子
繊維又はアスベスト等を混入した硬化セメント製
によつて押し出し成型する。この該庇本体1は、
内部を中空部とすると共に、背面に開口部19を
形成してある。次に該庇本体1は上部の屋根部2
に連接して鼻隠しとなる垂直部3及び軒天井部4
とを一体に形成せしめてある。5は、構造物の壁
面18に固定する金具を示し、6は、庇本体1の
左右両側に嵌着するセメントの内部に硝子繊維又
はアスベスト等を混入して成型した側蓋を示すも
のである。前記屋根部2には、後端縁に所定間隔
を設けて締付ボルト16が入るボルト挿入孔8と
凹弧部7を数ケ所設けてある。また、軒天井部4
には、先端近くで長手方向に向かつた水切凹溝9
を設けると共に、後方には数個の水切り穴10,
10…を穿設してある。更に、軒天井部4の後端
縁近くには、所定間隔を設けて止めビス17が挿
入される螺子挿入孔11を穿設してある。次に固
定金具5は、略コ字型を有し上下の水平支持片1
2,12には各々内螺子孔13,13を刻設する
と共に、垂直片に数個の螺子孔14,14を刻設
してある。また、該側蓋6,6には内面に庇本体
1の中空部に側面より嵌合する嵌着縁枠15,1
5を一体形成してある。
この考案は上記の如き構成からなり、この使用
法を説明すると、硬化セメントで成型された長手
方向の庇本体1を一間又は半間等の適宜な長さに
自由に切断する。これを入口や窓等の寸法に適合
する場所に取り付ける時は、予め窓や入口の上に
数個の固定金具5を締付ボルト16,16を以て
固定する。次に庇本体1の背面の開口部19を嵌
合し、上部からの締付ボルト16と下部からの止
めビス17を以て庇本体1を固定金具5に一体に
固着し、左右両側より側蓋6,6を接着剤等を介
し嵌着し、庇本体1と壁面18の上下両接合部に
シール材を装着するものである。以上の如くこの
考案によれば、各種の建物に数個の固定金具を取
り付けるだけで、現場に於いて簡単確実に庇本体
を取り付けでき、且つ雨水が当たつても騒音を発
生する憂いがない優れた実用的な効果がある。そ
して、この庇本体をセメントの内部に硝子繊維又
はアスベスト等の材料を混入した硬化セメント製
を以て押し出し成型したものであるから、全体を
著しく堅牢とすると共に、防熱、防音及び防蝕の
効果が高い効果と、工場生産が容易で量産に適
し、且つ、切断が容易で所要寸法の調整が自由自
在にできると云う優れた効果がある。また、庇本
体は内部を中空部として背面に開口部を形成した
ので、固定金具への嵌合が容易な効果と、全体の
重量を軽減すると云う効果がある。更に、庇本体
は上部の屋根部と垂直部及び軒天井部とを一体に
成型してあるので、全体を強靭化せしめると共
に、取り付け作業が極めて容易となる効果があ
る。そして、軒天井部の前方に設けた水切凹溝
は、雨水の浸入流動を確実に遮つて水切り効果を
十分に達成すると共に、押し出し成型であるから
従来のように目地棒を当てて形成する必要がない
効果がある。また、軒天井部の後方に穿設した数
個の水切り穴は、庇本体の内部に浸入した雨水を
確実に排出する効果がある。更に、壁面に取り付
ける数個の固定金具は庇本体の取付位置を容易に
選定でき、締付ボルト又は止めビス等を以て庇本
体を強固に支持固定できると云う効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は全体
の斜面図、第2図は一部欠除した分解斜面図、第
3図は取付状態の断面図、第4図は固定金具の斜
面図、第5図は側蓋の一部欠除した縦断側面図、
第6図は屋根部の締付部分の断面図、第7図は軒
天井部の締付部分の断面図である。 符号、1は庇本体、2は屋根部、3は垂直部、
4は軒天井部、5は固定金具、6は側蓋、7は凹
弧部、9は水切凹溝、10は水切り穴、12は水
平支持片、16は締付ボルト、17は止めビス、
18は壁面である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. セメントの内部に硝子繊維又はアスベストを混
    入した長手方向の庇本体1を成型し、該庇本体1
    には、内部を中空部とすると共に、背面に開口部
    19を形成し、且つ該庇本体1の上部の屋根部2
    に連接して鼻隠しとなる垂直部3及び軒天井部4
    とを一体に形成し、該軒天井部4には、先端縁下
    面に長手方向に向かつた水切凹溝9を形成すると
    共に、後端縁には所定間隔を設けて止ビス17が
    挿入する螺子挿入孔11と水切り穴10,10と
    を穿設し、壁面18に取付した数個の固定金具5
    は略コ字型を有し、上下の水平支持片12,12
    に該庇本体1の開口部19を嵌装して上下の締付
    ボルト16,16と止ビス17,17を以て一体
    に固着し、且つ、該庇本体1の両側面より嵌着縁
    枠15を設けた側壁6,6を嵌着した事を特徴と
    する硬化セメント製よりなる庇装置。
JP7958083U 1983-05-26 1983-05-26 硬化セメント製よりなる庇装置 Granted JPS59185337U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7958083U JPS59185337U (ja) 1983-05-26 1983-05-26 硬化セメント製よりなる庇装置

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JP7958083U JPS59185337U (ja) 1983-05-26 1983-05-26 硬化セメント製よりなる庇装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59185337U JPS59185337U (ja) 1984-12-10
JPS6343320Y2 true JPS6343320Y2 (ja) 1988-11-11

Family

ID=30209579

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JP7958083U Granted JPS59185337U (ja) 1983-05-26 1983-05-26 硬化セメント製よりなる庇装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012077455A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Hajime Furuta ログハウスの外壁を構成するための木質壁材

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49140923U (ja) * 1973-03-29 1974-12-04
JPS5034217U (ja) * 1973-07-23 1975-04-12
JPS51134028U (ja) * 1975-04-19 1976-10-29
JPS53111522U (ja) * 1977-02-10 1978-09-06

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JP2012077455A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Hajime Furuta ログハウスの外壁を構成するための木質壁材

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Publication number Publication date
JPS59185337U (ja) 1984-12-10

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