JPH0210224Y2 - - Google Patents

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JPH0210224Y2
JPH0210224Y2 JP1984119485U JP11948584U JPH0210224Y2 JP H0210224 Y2 JPH0210224 Y2 JP H0210224Y2 JP 1984119485 U JP1984119485 U JP 1984119485U JP 11948584 U JP11948584 U JP 11948584U JP H0210224 Y2 JPH0210224 Y2 JP H0210224Y2
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JP
Japan
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frame
roof frame
roof
gutter member
bay window
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JP1984119485U
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JPS6132481U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) この考案は、一般住宅や高層建物に取付けられ
るユニツト出窓の取付装置の分野に利用される。
(従来技術) 一般サツシ、特にその屋根ひさし部の雨仕舞構
造としては実公昭59−21256号に示すようにひさ
し部の基端部と建物躯体との間に、室内外方向に
適当間隔を設けて二重にシール材を充填するよう
にしており、出窓の屋根枠にもこのシール構造が
採用されている。
このシール構造であると室外側のシール材が外
気にさらされて劣下しシール機能を果たさなくな
つても、室内側のシール材によつてシール機能の
延命を計ることが一応できるが、しかしこの室内
側シール材にあつても長年の使用により劣化現象
をきたしたり、建物躯体自体の歪みや振動などに
よつてシール材と建物躯体との間に間隙が発生し
雨水の侵透の原因となつている。
(考案が解決しようとする問題点) 以上のようにシール材によて二重または三重に
シールしても結局経年使用によりシール材の劣下
を避けることができない。
したがつてこの考案は、シール材を使用しない
でも良好な雨仕舞を果たすことのできるようにす
ることが解決課題である。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、この考案は、建
物躯体1から室外側に張出して取付けられる出窓
用屋根枠において、該屋根枠の基部2aと建物躯
体1との間に建物躯体外壁1aに沿つて水平に伸
びる樋部材3が内蔵されると共に、屋根枠2の中
空内部4に、その一端部5aが前記樋部材3に連
通連結され、他端部5bが屋根枠先端部側に延び
て該屋根枠2に穿設した排水孔6に通ずる排水管
5が配設されてなる構成を採用するものである。
(作用) 長年の使用により出窓用屋根枠2の基部2aと
建物躯体1との間に充填されるシール材7が劣化
してシール機能を果たさなくなり、この部分より
雨水が内部に侵透してもその下方に内蔵した樋部
材3によつて侵透雨水を受け止め、これに連通す
る排水管5を通つて排水孔6より外部に排出され
る。
(実施例) 第1図及び第2図において、8は出窓用窓枠
で、該窓枠内に格子模様の窓障子9が取付けられ
ている。そして出窓用窓枠8の上部に前述の出窓
用屋根枠2が、下部に出窓用窓受台10がそれぞ
れ取付けられ、これら窓枠8、屋根枠2及び窓受
台10のそれぞれの基部が建物躯体1に図示しな
いが取付金物を介したりボルト止めによつて止着
されている。
第3図において、出窓用屋根枠2はアルミ押出
型材やアルミ板の曲げ加工あるいはこれらをボル
ト11で結合して中空枠状に形成され、その基端
板2aと建物躯体1の外壁面1aとの間にシール
(コーキング)材7が充填され、その下方におい
て断面略U字状の樋部材3が建物躯体1の内部に
その一縁部3aが埋設状態になつて(図示しない
が該樋部材3は建物躯体1内の取付金具やアンカ
ー金物にボルトあるいは溶接止めされるようにし
てもよい)。また他縁部3bが建物躯体1の外壁
面1aに沿つて水平に露出するようにして取付け
られ、なお両者の境界部にシール材12が充填さ
れる。この樋部材3の長手方向適当間隔に貫通孔
13を設け、この貫通孔13の下方に接続管14
を溶接やねじ止めなどによつて固着し、該接続管
14を介して、一端部5aが樋部材3に連通連結
され、他端部5bが屋根枠先端部側に延びるビニ
ールパイプなどの排水管5が中空部4に配設さ
れ、他端部5bは屋根枠2の鼻かくし枠部2bに
設けた排水孔6に通じている。なお屋根枠2の中
空内部4には図示しないが発泡ポリウレタンなど
の断熱材が充填される。図中15は天板で、その
基端部はボルト16によつて建物躯体1に固着さ
れ、他端部側は屋根枠2の底板2c,2dにビス
17によつて固着され、かつ出窓用窓枠8の上枠
8aが天板15にボルト18によつて固着され
る。19は外観上の体裁を良好にするために接着
剤などにより天板15に固着した化粧板でなる。
(効果) この考案によれば、経年使用により建物躯体と
出窓用屋根枠との間のシール材のシール機能が失
われて雨水が両者間に侵透してもその下方に設置
した樋部材によつて雨水を確実に受け止め、これ
に連通する排水管を通つて外部に排水することが
でき、シール機能の喪失、あるいは建物躯体の歪
曲、ひびわれ如何によらず確実に長期にわたつて
雨仕舞機能を発揮させることができる。
また一般に出窓用屋根枠の中空内部には断熱材
や補強桟が設けられるが、この考案によれば出窓
用屋根枠の中空内部に排水管を配設し、該排水管
を通して雨水を外部に排出するようになつている
ため、該屋根枠には排水管が配設されるだけの中
空部が存在すればよく、出窓用屋根材に内蔵され
る断熱材や補強材に影響されることなく排水する
ことができる。
更に出窓用屋根枠の底面は一般に開放され、開
放部分に天板等が直接に取付けられるようになつ
ているが、この考案によれば、出窓用屋根枠内の
排水管を通して排水するようになつているため、
出窓用屋根枠の設置条件に制約されることがな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は出窓の外観正面図、第2図は同外観側
面図、第3図はこの考案の一実施例を示す縦断側
面図である。 1……建物躯体、1a……建物躯体の外壁、2
……出窓用屋根枠、2a……出窓用屋根枠の基
部、3……樋部材、4……屋根枠の中空内部、5
……排水管、5a……排水管の一端部、5b……
排水管の他端部、6……排水孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 建物躯体から室外側に張出して取付けられる出
    窓用屋根枠において、該屋根枠の基部と建物躯体
    との間に建物躯体外壁に沿つて水平に伸びる樋部
    材が内蔵されると共に、屋根枠の中空内部に、そ
    の一端部が前記樋部材に連通連結され、他端部が
    屋根枠先端部側に延びて該屋根枠に穿設した排水
    孔に通ずる排水管が配設されてなる出窓用屋根枠
    の雨仕舞装置。
JP11948584U 1984-07-31 1984-07-31 出窓用屋根枠の雨仕舞装置 Granted JPS6132481U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11948584U JPS6132481U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 出窓用屋根枠の雨仕舞装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11948584U JPS6132481U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 出窓用屋根枠の雨仕舞装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6132481U JPS6132481U (ja) 1986-02-27
JPH0210224Y2 true JPH0210224Y2 (ja) 1990-03-14

Family

ID=30678354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11948584U Granted JPS6132481U (ja) 1984-07-31 1984-07-31 出窓用屋根枠の雨仕舞装置

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JP (1) JPS6132481U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5428330U (ja) * 1977-07-27 1979-02-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5428330U (ja) * 1977-07-27 1979-02-24

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Publication number Publication date
JPS6132481U (ja) 1986-02-27

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