JP2899523B2 - カーテンウォールの水密構造 - Google Patents

カーテンウォールの水密構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のカーテンウォー
ルユニットで構成されるユニット式カーテンウォールに
おける水密構造に関する。
【0002】
【背景技術】近年、工場生産された複数のカーテンウォ
ールユニットを組み合わせるユニット式カーテンウォー
ルが広く利用され、一般的な垂直壁面だけでなく、湾曲
した壁面やトップライト等の様々な箇所にも利用される
ようになった。ところで、垂直壁面に用いられるカーテ
ンウォールにおいては、各ユニット周囲に合成樹脂製の
シール材を取り付けて他のユニット周囲のシール材に密
接させて目地部分の水密性を確保する乾式シール工法が
知られている。この乾式シール工法は、レインバリア用
のシール材とウインドバリア用のシール材との2重の止
水線を形成し、仮にレインバリアのシール材を越えて雨
水が浸入しても、レインバリアおよびウインドバリア間
の空間からカーテンウォールユニットの室外側に排水す
ることで水密性能を確保するものである。
【0003】しかしながら、カーテンウォールユニット
が垂直面に設けられていれば、ユニットの室外側に排水
された雨水は、重力によって落下して確実に排水される
が、湾曲面やトップライト等にカーテンウォールユニッ
トが設けられている場合、特に水平面あるいは水平に近
い角度で設けられるユニットからはそのユニットのレイ
ンバリアおよびウインドバリア間に浸入した雨水を排水
することが難しいため、十分な水密性能が得られないと
いう問題があった。このため、トップライト等に用いら
れるカーテンウォールでは、専ら各ユニット間の目地部
分にコーキング材を充填する湿式シール工法が用いられ
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、湿式シ
ール工法は、現場で充填作業を行わなければならず、特
に湾曲面やトップライト等の施工がしにくい場所で作業
する場合には、非常に施工性が悪いという問題があっ
た。また、湿式シール材は経時劣化が進行しやすいた
め、定期的な補修作業が必要となる問題もあった。さら
に、湿式シールでは水密性能が作業者の技量に左右され
ることが多く、作業者が不完全な施工を行うとシール材
が破損したり、隙間が生じて漏水が発生するという問題
もあった。
【0005】本発明の目的は、乾式シール工法を用いて
湾曲面やトップライト等においても各カーテンウォール
ユニット間の水密性を十分に確保できるカーテンウォー
ルの水密構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、縦枠および横
枠で形成された枠体にパネルを取り付けてなるカーテン
ウォールユニットを複数配置して構成されるカーテンウ
ォールの水密構造であって、上下に隣接する各カーテン
ウォールユニット(2)が互いに一定角度傾けられて配
置されてカーテンウォールの壁面が上下方向に湾曲され
るとともに、上下に隣接する各カーテンウォールユニッ
トの一方の横枠に略T字状または略L字状に形成されて
その室外側端縁に2次シール材が取り付けられた嵌合シ
ール部を設け、隣接する他のカーテンウォールユニット
の他方の横枠の凹部内部に前記嵌合シール部を嵌挿させ
前記2次シール材を凹部の室外側内面に密着させ、か
つ左右に隣接する各カーテンウォールユニットの縦枠に
跨って取り付けられる縦樋シール材を、カーテンウォー
ルの前記縦枠方向の全長に渡って連続して設け、前記嵌
合シール部とその室外側に配置される1次シール材との
間の空間で横樋部を形成し、前記縦樋シール材とその室
外側に配置される1次シール材との間の空間で縦樋部を
形成し、前記横樋部を前記縦樋部に連通させたことを特
徴とするものである。
【0007】
【作用】このような本発明においては、各カーテンウォ
ールユニットの横枠間あるいは縦枠間のシール材部分か
ら浸入した雨水は、それぞれ横樋部および縦樋部に流れ
る。横樋部に流れ込んだ雨水は、横樋部が縦樋部に連通
されているので縦樋部に流れ、縦樋シール材に沿ってカ
ーテンウォール下端部まで流れて排水される。これによ
り、カーテンウォールユニット毎に雨水を排水するので
はなく、各カーテンウォールユニットを通して配置され
た縦樋部を介して排水しているので、仮にトップライト
等に配置されるカーテンウォールユニットにおいても、
浸入した雨水はそのユニット外に確実に排水され、乾式
シール工法の採用が可能となり、十分な水密性能が得ら
れる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1に示すように、本実施例が適用されるカー
テンウォール1は、上下方向に壁面が湾曲するように上
下方向に配置される各カーテンウォールユニット2が、
互いに一定角度毎傾けられて配置され、全体として半円
状の曲面を構成するように配置されている。
【0009】図2,3に示すように、カーテンウォール
ユニット2は、それぞれ縦枠5,6、横枠7,8により
四角枠状に組み立てられたフレーム9にガラス10等の
パネルを取り付けて形成されている。
【0010】各カーテンウォールユニット2の外周面の
室外側には、図2〜4に示されるように、1本のL字形
EPDM(エチレンプロピレンターポリマー)製の1次
シール材11(レインバリア)が四周連続して取り付け
られている。このシール材11は、各カーテンウォール
ユニット2を設置した際に、隣接する他のカーテンウォ
ールユニット2に取り付けられたシール材11と室内外
方向に重なって密着されて水密性を確保している。
【0011】横方向に隣接配置される各カーテンウォー
ルユニット2の縦枠5,6間には、図2,3に示すよう
に、断面略コ字状に形成されたEPDM製の縦樋シール
材12が、縦枠5,6に跨って配置されている。このシ
ール材12は、カーテンウォール1の上端から下端まで
連続した1本の長いゴム材(EPDM)により形成さ
れ、各縦枠5,6に嵌合密着されることで水密性を確保
している。そして、1次シール材11、縦樋シール材1
2および各縦枠5,6で囲まれた空間によって縦樋部1
3が形成されている。
【0012】一方、縦方向に隣接配置される各カーテン
ウォールユニット2の下側の横枠8には、図4に示すよ
うに下面に向かって開口する凹部15が形成されてい
る。また、各カーテンウォールユニット2の上側の横枠
7には、上面に向かって開口する凹部16が形成され、
この凹部16の底面には前記横枠8の凹部15内まで延
長された嵌合シール部としての略T字状の突条片17が
立設されている。この突条片17は、上下のカーテンウ
ォールユニット2の傾斜角度に合わせて凹部16底面に
対して傾斜して設けられている。また、突条片17の上
端部の室外側および室内側の端縁には、それぞれEPD
M製の2次シール材(レインバリア)18および3次シ
ール材(ウインドバリア)19が突条片17に沿って取
り付けられ、これらの各シール材18,19を凹部15
の室外側内面および室内側内面にそれぞれ密着させるこ
とで水密性が確保されている。
【0013】なお、前記突条片17は、凹部16底面の
室内側に偏って設けられ、凹部16の上端から底面まで
の高さ寸法L1と、凹部16の室外側内面から突条片1
7までの奥行き寸法L2とがほぼ同じで十分大きくなる
ように設定されている。そして、1次シール材11およ
び突条片17で囲まれた空間により横樋部20が構成さ
れ、その両端は、図2に示すように縦樋部13に開口さ
れている。この横樋部20の両端には、L字形に折曲さ
れてその一面が突条片17の端面にビス止めされ、横枠
7の室内側に位置された他の一面には、縦枠5,6間に
おいてシール材12を保持するための凹部が形成された
アルミ押出形材からなるブラケット21が設けられ、こ
のブラケット21により突条片17の室内側の部分に縦
樋部13側から雨水が浸入しないようにされている。
【0014】また、図2〜4に示すように、横枠7,8
の両端部における突条片17および凹部15間には、C
R(クロロプレンゴム)スポンジ製のジョイントパッキ
ン22が挿入されている。このジョイントパッキン22
により突条片17および凹部15間に縦樋部13側から
雨水が浸入しないようにされている。
【0015】カーテンウォール1の上端部には、図5に
示すように、ほぼ水平に配置されたカーテンウォールユ
ニット2の横枠7に対向してユニット上端受け枠30が
配置されている。ユニット上端受け枠30は、カーテン
ウォールユニット2の横枠8と同様に、1次シール材3
1が取り付けられているとともに、ユニット2の突条片
17が挿入される凹部32が形成され、横枠7、上端受
け枠30の両端部分における凹部32および突条片17
間にはジョイントパッキン22が嵌挿されている。ま
た、突条片17の両端面にはブラケット21が取り付け
られ、縦樋シール材12の上端部は受け枠30部分まで
延長配置されている。そして、1次シール材11,31
および突条片17間の空間において突条片17を底面と
する横樋部20が構成されている。
【0016】また、カーテンウォール1の下端部には、
図6に示すように、カーテンウォールユニット2の横枠
8に対向してユニット下端受け枠40が配置されてい
る。ユニット下端受け枠40は、カーテンウォールユニ
ット2の横枠7と同様に、1次シール材41が取り付け
られているとともに、横枠8の凹部15に挿入される突
条片42が凹部43の底面から立設されている。また、
横枠8、下端受け枠40の両端部分における突条片42
および凹部15間にはジョイントパッキン22が嵌挿さ
れている。下端受け枠40の突条片42の両端面にはブ
ラケット21が取り付けられ、縦樋シール材12の下端
部は下端受け枠40部分まで延長配置されている。
【0017】各ユニット下端受け枠40間には、図示し
ない受け樋が配置され、前記縦樋部13を流れてきた雨
水が受け樋で受けとめられて左右の受け枠40の凹部4
3に流れるようにされている。そして、受け枠40の両
端近くには、突条片42の基端部、凹部43の室内側内
面、受け枠40の底面を貫通する排水穴45,46,4
7がそれぞれ形成され、凹部43に流れ込んだ雨水をカ
ーテンウォール1の外部に排水できるように構成されて
いる。
【0018】なお、各1次シール材11,31,41の
一部は、外気導入のために切り欠かれ、各横樋部20お
よびこれに連通される縦樋部13は外気と等圧な空間と
されている。また、各カーテンウォールユニット2は、
図3,4に示すように、そのコーナー部分の横枠7,8
が、建物の躯体に取り付けられたブラケット23,24
にボルト止めされることで躯体側に取り付けられてい
る。さらに、カーテンウォール1を構成する各カーテン
ウォールユニット2は、すべて同一構造のものが用いら
れており、縦枠5,6間および横枠7,8間の各目地の
水密構造は、前記図3,4のものと同一であるため、説
明を省略する。つまりカーテンウォールユニット2は、
その配置位置で傾斜角度が異なるが、上下に隣接するカ
ーテンウォールユニット2同士の相対傾斜角度はどの位
置でも一定であるため、横枠7,8部分は、目地の開口
方向が異なるだけで同一構造とされている。
【0019】このような本実施例においては、ユニット
下端受け枠40から順次カーテンウォールユニット2を
取り付け、さらにユニット上端受け枠30を取り付けた
後、縦樋シール材12をカーテンウォール1の上端から
下端まで取り付けてカーテンウォール1を構成する。雨
水が横目地つまり1次シール材11,31,41部分か
ら浸入すると、横樋部20を通して縦樋部13に流れ込
む。縦樋部13に流れた雨水は、カーテンウォール1の
上端から下端まで連続された縦樋シール材12に沿って
流れ落ち、ユニット下端受け枠40間の受け樋から受け
枠40内に流れ、各排水穴45,46,47を通してカ
ーテンウォール1の外部に一括して排水される。
【0020】このような本実施例によれば、カーテンウ
ォール1の横目地および縦目地の水密構造を異ならせ、
縦目地部分にカーテンウォール1の上端から下端まで連
続する1本の縦樋シール材12を設けて連続する縦樋部
13を形成し、横目地部分に設けた横樋部20をこの縦
樋部13に連通したので、各1次シール材11,31,
41から横樋部20や縦樋部13に浸入した雨水を、横
樋部20から縦樋部13に集めてカーテンウォール1の
下端受け枠40部分から外部に一括して排水することが
できる。このため、従来の乾式シール工法のカーテンウ
ォールのように、各カーテンウォールユニット毎に雨水
を排水するものではないため、トップライトや湾曲面等
のほぼ水平な箇所に各カーテンウォールユニット2が設
けられる場合でも、湿式シールを用いることなく湿式シ
ールに比べて品質管理がしっかりと行われた工場成型品
の乾式シール材11,12,18,19,31,41を
用いることができる。従って、各目地部分の水密性能を
高水準で長期間保つことができ、かつ現場作業を簡略化
できて施工性を大幅に向上することができる。
【0021】また、本実施例は、直接目地部分に雨水が
降り込むために水密性能の確保が難しいトップライトな
どでも適用できるため、トップライト部分に比べて水密
性能の確保が容易な通常の垂直面や湾曲面等を構成する
カーテンウォールにも十分適用することができる。この
ため、本実施例の水密構造は、カーテンウォールの配置
位置等にかかわらず、どのようなカーテンウォールでも
共通して利用でき、カーテンウォールユニット2の生産
効率や施工効率を向上することができる。
【0022】さらに、前記実施例では、突条片17が設
けられる横枠7の凹部16の深さ寸法L1と、凹部16
の室外側内面から突条片17までの奥行き寸法L2とを
比較的大きく形成したので横樋部20の容積を大きくで
き、かつ図4に示すカーテンウォール1の垂直面部分に
配置される場合であっても、また図5に示すカーテンウ
ォール1の上端部に配置される場合であってもシール材
18が横樋部20の上端部側に位置するように構成して
いるので、横樋部20に流入した雨水がシール材18部
分まで達して室内側に漏水することを確実に防止するこ
とができる。
【0023】また、EPDM製の縦樋シール材12を用
いているので、カーテンウォール1が湾曲している場合
でもその曲面に合わせてシール材12を容易に曲げるこ
とができて各縦枠5,6に容易に取り付けることがで
き、現場作業性を損なうことがない。
【0024】なお、本発明は、前記実施例に限定される
ものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良等は本発明に含まれるものである。例えば、前
記実施例では、図1に示す半円状の湾曲面を構成するカ
ーテンウォール1に本発明の水密構造を適用していた
が、建物の垂直面やトップライト等の水平面を構成する
カーテンウォールや、図1のカーテンウォール1を対称
的に配置してほぼ円筒状に構成されたカーテンウォール
等の種々のカーテンウォールに適用してもよい。この
際、ほぼ円筒状のカーテンウォールを構成する場合に
は、その上端部等において両横枠7,8に凹部15が形
成された連結カーテンウォールユニットを用いれば、他
の部分は前記実施例と同一のカーテンウォールユニット
2が採用できる。
【0025】さらに、カーテンウォールユニット2の縦
枠5,6、横枠7,8の構成は、前記実施例に限らず、
適宜設定すればよい。例えば、横枠7,8の突条片17
の傾斜角度は、隣接配置されるカーテンウォール1の傾
斜角度等に合わせて適宜設定すればよい。また、嵌合シ
ール部としては、前記突条片17に限らず、略L字形の
ものなど横樋部20を構成可能な適宜な構成のものが利
用できる。
【0026】さらに、各シール材11,12,18,1
9,31,41の形状や材質、排水穴45,46,47
の形成位置、形成数等は実施にあたって適宜設定すれば
よく、本発明は各種のユニット式カーテンウォールに広
く適用することができる。
【0027】
【発明の効果】このような本発明のカーテンウォールの
水密構造によれば、湾曲面やトップライト等に配置され
ることで各カーテンウォールユニットがどのような向き
に配置されていても、各カーテンウォールユニットの目
地部分に浸入した雨水を縦樋部を通してカーテンウォー
ルの下端部等から確実に排水することができる。これに
より、1次シール材からの雨水の浸入を許容する乾式シ
ール工法を採用することができ、湿式シールに比べて高
い水密性能を長期間維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用したカーテンウォール
を示す概略図である。
【図2】同上実施例のカーテンウォールの目地部分を示
す斜視図である。
【図3】同上実施例のカーテンウォールの縦目地部分を
示す横断面図である。
【図4】同上実施例のカーテンウォールの垂直壁面部の
横目地部分を示す縦断面図である。
【図5】同上実施例のカーテンウォールの上端部を示す
縦断面図である。
【図6】同上実施例のカーテンウォールの下端部を示す
縦断面図である。
【符号の説明】 1 カーテンウォール 2 カーテンウォールユニット 5,6 縦枠 7,8 横枠 9 枠体であるフレーム 10 パネルであるガラス 11 1次シール材 12 縦樋シール材 13 縦樋部 15,16 凹部 17 嵌合シール部である突条片 20 横樋部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦枠(5),(6)および横枠(7),
    (8)で形成された枠体(9)にパネル(10)を取り
    付けてなるカーテンウォールユニット(2)を複数配置
    して構成されるカーテンウォールの水密構造であって、上下に隣接する各カーテンウォールユニット(2)が互
    いに一定角度傾けられて配置されてカーテンウォールの
    壁面が上下方向に湾曲されるとともに、 カーテンウォールユニット(2)の一方の横枠(7)に
    は、略T字状または略L字状に形成されてその室外側端
    縁に2次シール材(18)が取り付けられ、かつ縦方向
    に隣接する他のカーテンウォールユニットの他方の横枠
    (8)の凹部(15)に嵌挿されて前記2次シール材
    (18)が凹部(15)の室外側内面に密着されてその
    室外側に配置されるシール材(11)との間に横樋部
    (20)を形成する嵌合シール部(17)が設けられ、 横方向に隣接する各カーテンウォールユニット(2)の
    縦枠(5),(6)には、カーテンウォール(1)の前
    記縦枠(5),(6)に沿った方向の全長に渡って連続
    しかつ各縦枠(5),(6)に跨って取り付けられてそ
    の室外側に配置されるシール材(11)との間に縦樋部
    (13)を形成する縦樋シール材(12)が設けられる
    とともに、前記横樋部(20)は前記縦樋部(13)に
    連通されていることを特徴とするカーテンウォールの水
    密構造。
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