JPH06264565A - 屋根部分のカーテンウォールにおける方立の継目部分の漏水防止構造。 - Google Patents

屋根部分のカーテンウォールにおける方立の継目部分の漏水防止構造。

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JPH06264565A
JPH06264565A JP7499093A JP7499093A JPH06264565A JP H06264565 A JPH06264565 A JP H06264565A JP 7499093 A JP7499093 A JP 7499093A JP 7499093 A JP7499093 A JP 7499093A JP H06264565 A JPH06264565 A JP H06264565A
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Shoji Niki
昇治 仁木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 継目部分の漏水を防止する。 【構成】 V字形をした樋部を有する樋方立の下流側を
板厚分だけ小さくした嵌合部を設け、他の樋方立の上流
側の樋部に嵌合部を嵌合して接続し、上面両端にガラス
板の下面を保持する水密材を有する水平部材と、ガラス
板の上面をシールする水密材を押える押え板を水平部材
に固定した両側の支持用方立を、間隔をおいて樋方立の
内面両側の支持片に固定し、両樋方立間の水平部材部分
をシール材で密閉した屋根部分のカーテンウォールにお
ける方立の継目部分の漏水防止構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋根部分のカーテンウ
ォールにおける方立の継目部分の漏水防止構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】屋根部分のカーテンウォールは図5に示
すように方立Aと無目Bとを組合せてガラス板Cを保持
するようになっている。この方立Aは何本かを継いで使
用するものであり、継目は図6に示すように、窓合せ部
分にシール材Dを設けて漏水を防止するようになってい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の手段におい
ては、外部進入水(雨水、結露水)を方立で受けて排水
を行っていた。前記手段は継目部をシール施工に頼らざ
るを得ないため、シール材が劣化、破断した時点で外部
からの進入水は内部へ入ってくるという欠点があった。
そこで、本発明は方立を互いに嵌め合うことにより進入
水の内部への漏洩を防止させようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するために、V字形をした樋部を有する樋方立の下流側
を板厚部分だけ小さくした嵌合部を設け、他の樋方立の
上流側の樋部に嵌合部を嵌合して接続し、上面両側にガ
ラス板の下面を保持する水密材を有する水平部材と、ガ
ラス板の上面をシールする水密材を押える押え板を水平
部材に固定した両側の支持用方立を、間隔をおいて樋方
立に固定し、両樋方立間の水平部材部分をシール材で密
閉した屋根部分のカーテンウォールにおける方立の継目
部分の漏水防止構造を構成する。
【0005】又、樋方立の樋部の内面両側に支持片を突
設し、この支持片に支持用方立の水平部材の下面に突設
した結合片を固定した屋根部分のカーテンウォールにお
ける方立の継目部分の漏水防止構造を構成する。
【0006】
【作用】本発明は前記のように構成しているもので、支
持用方立に設けた各種水密材及びシール材により水密を
保持し、支持用方立から侵入した雨水及び結露は樋方立
の樋部によって流下させる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図4に基づいて詳
細に説明する。方立Aは樋方立1と支持用方立2で構成
している。方立Aは図1に示すように断面V字形に形成
した樋部3の内面両側に垂直な支持片4,4´を突設
し、外面両側に下向きに垂直な取付片5,5´を突設し
ている。そして、下流側の端部に位置した両支持片4,
4´及び取付片5,5´を図3に鎖線で示すように切欠
いて削除し、切欠いた先の端部をプレス加工にて板厚分
だけ小さくして嵌合部6(図4参照)を形成する。
【0008】尚、嵌合部6を形成する際には図3に示す
ように溝部7をノコ溝加工で形成してプレス加工の際に
充分に対処できるようにし、嵌合部6を形成した後には
図4に示すようにポリウルフマイド等にてシール盛8を
行う。そして、嵌合部6の先端外側にシール材9を取付
けて樋部3との間をシールするようになっている。
【0009】一方、支持用方立2は水平部材10の両側
下面にL字形をした結合片11,11´を設けて前記支
持片4,4´に複数個のビス12,…12´,…で固定
するようになっている。水平部材10の両端上面にはリ
ップ付溝形で形成したガラス板13を支持する水密材1
4,14´を夫々取付ける水密材取付部15,15´を
設け、中央にガラス板13の表面より上に突出した支持
面16を有する支持片17を突設し、下面両端でガラス
板13の上面を水密に保持する水密材18,18´を押
える押え板19を設け、この押え板19の中央に設けた
シール材溝20を支持片17に取付け、シール材溝20
にシール材21を嵌合するようになっている。
【0010】尚、樋方立1はT字形をした骨組22の複
数個所に溶接にて固定したU字形をした支持部材23に
取付片5,5´により固定する。
【0011】前記の樋方立1を結合するに際して、図2
に示すように、一方の嵌合部6を他方の樋部3に嵌合し
てシール材9で両者を密着させるように取付ける。
【0012】一方、両側の支持用方立2,2は前記嵌合
部6の垂直方向において位置をずらせて樋方立1の支持
片4,4´に間隔をおいて固定する。支持用方立2,2
は夫々両端に工場にて水平部材10の上面に水密材2
4,24を固着しており、施工の際に現場で両水密材2
4,24を接続するようにシール材25を固着する。
【0013】その後、水密材取付部15,15´の水密
材14,14´上にガラス板13,13を夫々載置し、
ガラス板13,13上に水密材18,18´を載置し、
その上から押え板19で押えてシール材溝20を支持片
17に取付け、その後にシール材溝20にシール材21
を嵌合する。尚、図中Bは無目である。
【0014】前記の状態において確実に水密を保持する
ようになっているが、万一支持用方立2,2の接続部分
から雨水等が侵入した際には、樋方立1に落下し、樋部
3を伝って流下する。
【0015】
【発明の効果】本発明は前記のような構成、作用を有す
るもので、支持用方立から侵入した雨水及び結露は樋方
立の樋部により下流に流下させる。樋方立の継目部は嵌
合部を樋部に嵌合することにより構成しているので、漏
水の恐れがなく、更に逆流して漏水するようなこともな
いものである。シール材が劣化、破断した場合、再シー
ルできない工事においては効果のある漏水防止構造であ
る。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る屋根部分のカーテンウォールにお
ける方立の継目部分の漏水防止構造の一実施例の断面
図。
【図2】その側面図。
【図3】樋方立の成形前の斜視図。
【図4】樋方立の嵌合部を成形した後の斜視図。
【図5】従来の屋根部分の斜視図。
【図6】従来の方立の継目で図5のJ部分を示す側面
図。
【符号の説明】
A 方立 B 無目 1 樋方立 2 支持用方立 3 樋部 4 支持片 4´ 支持片 5 取付片 5´ 取付片 6 嵌合部 7 溝部 8 シール盛 9 シール材 10 水平部材 11 結合片 11´ 結合片 12 ビス 12´ ビス 13 ガラス板 14 水密材 14´ 水密材 15 水密材取付部 15´ 水密材取付部 16 支持面 17 支持片 18 水密材 18´ 水密材 19 押え板 20 シール溝 21 シール材 22 骨組 23 支持部材 24 水密材 25 シール材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 V字形をした樋部を有する樋方立の下流
    側を板厚部分だけ小さくした嵌合部を設け、他の樋方立
    の上流側の樋部に嵌合部を嵌合して接続し、上面両側に
    ガラス板の下面を保持する水密材を有する水平部材と、
    ガラス板の上面をシールする水密材を押える押え板を水
    平部材に固定した両側の支持用方立を、間隔をおいて樋
    方立に固定し、両樋方立間の水平部材部分をシール材で
    密閉した屋根部分のカーテンウォールにおける方立の継
    目部分の漏水防止構造。
  2. 【請求項2】 樋方立の樋部の内面両側に支持片を突設
    し、この支持片に支持用方立の水平部材の下面に突設し
    た結合片を固定した請求項1記載の屋根部分のカーテン
    ウォールにおける方立の継目部分の漏水防止構造。
JP07499093A 1993-03-10 1993-03-10 屋根部分のカーテンウォールにおける方立の継目部分の漏水防止構造。 Expired - Fee Related JP3338111B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018031206A (ja) * 2016-08-25 2018-03-01 ジャパンパイル株式会社 杭頭接合部
JP2022025740A (ja) * 2020-07-30 2022-02-10 株式会社アルミックイマイ トップライトにおける方立部材のシールレスジョイント工法および同シールレスジョイント構造
JP2022105682A (ja) * 2020-07-30 2022-07-14 株式会社アルミックイマイ トップライトにおける方立部材のシールレスジョイント工法および同シールレスジョイント構造

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JP2022025740A (ja) * 2020-07-30 2022-02-10 株式会社アルミックイマイ トップライトにおける方立部材のシールレスジョイント工法および同シールレスジョイント構造
JP2022105682A (ja) * 2020-07-30 2022-07-14 株式会社アルミックイマイ トップライトにおける方立部材のシールレスジョイント工法および同シールレスジョイント構造

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